新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

私は正解だったと信じているハリルホジッチ監督解任

2018-04-12 16:28:29 | コラム
私はBetter late than neverだったと思う:

報道によれば、田嶋会長の報告では解任を了解したはずのハリルホジッチ氏は、今になって猛烈に抵抗し始めており、訴訟も辞さないか構えだとか。協会も面倒な人を選んだもものだし解任したことだと、その不手際を批判したい思いだ。田嶋会長以下の任命責任を唱えるマスメディアが少ないのも意外だが。

更に週刊誌が書き立てているところでは「ハリルホジッチ監督は彼に向かって物申すというか『コミュニケーションを取ろう』とした香川真司等のスター選手を代表から外していった」ようだ。これでは、私が既に指摘し事で「監督ともなれば選手に対して好きか嫌いかということで、起用するかあるいは落とすことがある」という悪い例ではないか。いや、寧ろあってはならない指揮官の振る舞いではないのか。

しかも、現実問題としては「香川、岡崎、本田、等々を外してしまった後の言わば世代交代の如き人事?の後で、代表テイームがどれほど強化されたか」ということではないのか。それのみならず、縦パスを主体としようとした攻撃の戦法への変更がどれほど効果があったという指摘もしたい。こういう諸々の問題を見ていて、私は早くから「監督を替えようよ」との意見を述べてきたのだ。

ハリルホジッチ氏がごてているという報道にもややうんざりの感があるし、協会が如何なる法的手段で対抗するのか、金銭的な解決の値を選ぶのかは知らないが、後腐れのないように処理すべきだろう。田嶋会長が何処の誰を通訳に使われてあの解任の会談をされたのか知らないが、あの内容を十二分に相手に納得させるのは日本語だけでの会談での容易ではないだろう。

それを普段から両者の物の考え方や言葉の選び方を熟知してしている通訳がその任に当たらないことには「コミュニケーションが取れなかった?」かも知れないと、経験上も危惧したくなる。まさか、これまでに試合会場などでハリルホジッチ監督の通訳をしていた人を使ったのではあるまいな。サッカーの通訳が出来るからといって、ハリルホジッチ監氏が感情的になっていただろう解任の申し渡しなどという大変な通訳がスラスラと出来るのかなと思ってしまう。