新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

読売巨人軍は本当に弱いのか

2018-04-16 14:07:06 | コラム
MLBは矢張り目が高いのか他:

15日は好ましくない天候だったので、家に閉じこもって専らテレビでのスポーツ観戦。色々な種目の中で、少し良かったことは男女のゴルフトーナメントで日本人が勝ったこと辺りか。ずっとこのまま韓国人の出稼ぎゴルファーを退けて欲しいもの。

可哀想だったのが、また広島に負けてしまった読売巨人軍。高橋由伸が駄目なのか、上原をまた使ったコーチの斉藤雅樹がヘボなのか、あるいは両方か、上原を出してきた時にあの走り方を見て「自信がないこと」は明らかだと思った。昨日良くなかったことは球速がなかったのもさることながら、打たれた投球は皆高い球ばかりで、制球力が売り物だったはずの往年の上原の面影はなかった。2度も続けて3点も取られた姿を見れば「矢張りMLBの球団が何処も彼を誘わなかった訳だ」と納得できた。

この球団は本当に弱いのだろうか。既に指摘したように「ビリの球団のホームラン王」は昨日の試合でも9回のここぞという時に当たり損ないのピッチャーゴロ。あそこで一本出ていれば「サヨナラ・ゲーム」になった場面。ホームランだって未だ1本だけではないか。「だから言ったじゃないか」というところだ。

先日は大竹、内海、杉内を整理すべしと言ったが、他にも最早伸びしろが期待できない不良資産の選手が多いと見える。即ち、何度も何故使うのかと批判した役に立たない中井とか、長野とか、格好だけの陽岱鋼、何時まで経っても伸びない宮国等を置いておくのも考え物ではないか。阿部慎之助もとっくに賞味期限切れだ。なりたくて監督になった訳ではない高橋由伸には同情はするが、同情だけでは救われないだろう。GMだかの香取にもっと物申すべきではないか。

DeNAは確かに勢いが良いのは結構だと思う。現状に今永と浜口という昨年良くやった2人の投手が戻ってくればもっと良くなるかと言って、そうは事が簡単だとは思わない。打つ方は水物だし、筒香君には未だに粗さが目立つし、何故阪神で半ば補欠扱いだった大和をショートストップに使うのかも疑問だ。昨年から見ていて、ラミレス監督がセントラルパークでは一番まともな監督に見えるのも不思議だ。彼は何故英語で話すのだろう。球団はチャンとしたスペイン語の通訳を雇った方が「コミュニケーション」とやらが取れるのではないのかな。

夜になってからのフジのボクシングには悲しい出来事があった。それは生涯でたった一度だけ見たプロのボクシングで素晴らしい才能を持った若きボクサーだと思った比嘉大吾が、体重超過で世界タイトルを剥奪された後の試合で無残な棄権で敗れた試合を見せられたのは、残念を通り越して悲しかった。具志堅用高は自分の責任だと言っていたが、あのまま比嘉大吾を埋もれさせてはなるまい。

その後の村田諒太のタイトル防衛戦は安心して見ていられた。相手のランクが6位とあっては楽勝で当然だと思ったが、村田は悠々と8回まで戦い続けて、狙いを定めたかのような右一発のパンチで倒してくれたので、比嘉大吾で滅入った気分を直してくれた。村田は良くやったとは評価するが、年齢がもう30歳を過ぎている辺りが少し気懸かりだ。ボクシングのような過激な競技は30歳を超えてはタイトルを維持するのは苦しいのではないかと思って見ている。

話は変わるが、協会が解任したハリルホジッチ前監督は未だに納得していないようで、日本にやって来てまでも抗議する姿勢を見せているようだ。田嶋会長の記者会見では納得させたような感じに取れたが、どうもそうではないらしい。協会の腕の見せ所は解任だけで終わっていなかったようだが、彼を選んだ辺りから不手際があったようだ。その上に抗議活動までされては余り芳しくない。世界に恥を曝さないように処理して貰いたいもの。

それにつけても、西野監督はどのような最終的顔触れを選んでW杯本番に臨むのだろうか。香川、本田、岡崎、清武、武藤、原口、金崎、内田、長友、長谷部、山口蛍、森重、乾、宇佐見等々となるのだろうか。ハリルホジッチ前監督が育てかけた井手口等々はどうなるのだどうか。実は、私はあの監督ではW杯では全く期待できないと思っていたが、西野監督になれば変わるのだろうか。その見通しは23人に絞られるまで、また解らなくなってしまった気がする。