野球とゴルフ:
プロ野球:
時間差から言っても野球から入っていこう。勿論とまでは言わないが、DeNAに迫ってこられた読売の野球を夕方の6時から見ていた。DeNAのホームゲームだったので、来年のオリンピックの会場となる横浜スタジアムの増築(と言うのかな)の全貌が初めて見えた。私はスタンドの増築よりもこの球場の内部というか、スタンドの下の回廊の辺りの古色蒼然とした感じと薄暗さを何とかすべきだと思っているのだ。
そこで野球だが、結論から先に言えば読売がDeNAに3連敗して0.5ゲーム差までに追い込まれた。だが、これが大好きな英語にすれば“That is not the end of the world.”という事にはなると、遺憾ながら見ている。それは読売は未だ45試合も残っているし、火曜日からの相手はヤクルトとどっちこっちない弱さの中日ドラゴンズとの3連戦であるからだ。調査不足でDeNAは読売と中日以外の何処かと当たるのか知らないが、こっちの方が0.5ゲーム差を追い越すのが辛いかも知れない。
試合の内容だが、読売はあの3連戦の最初の試合を菅野で落とした後は今村や桜井という第一線級とは言えない投手を先発させていたのは山口が故障しているから止むを得なかったと言えそうだが、案外にこの辺りの投手が育っていなかったし、田口が敗戦処理のように使われリリーフには不向きな沢村を出さざるをないような態勢では、折角芸人を辞めさせて使っている宮本和知では駄目だという事かも知れない。DeNAだって平良だの大貫などを使ってきて最後に今永を出しても5回で引っ込めて継投作戦で逃げ切った辺りはラミレス監督の作戦勝ちか。
それに既に指摘した事だが、読売は二塁手と三塁手に適材が育っていないのは矢張り弱点だったようだ。4日夜は二塁に若林(桐蔭学園→法大)と三塁に山本(慶応高校→慶応大学)ではヤワすぎる。私は東京6大学リーグは東都と較べれば程度が下がると評価しているし、ここに採り上げた両名の学歴では余りプロには向いていないとしか思えない。現に、昨夜の直接の敗因は若林の併殺し損ないの一塁への暴投であり、あれを取れなかった岡本も未熟さがあったと見ている。それに山本は打てなすぎるのに3塁に使うのも人材の育成の不十分さがあると断じる。
結局は他球団のFA宣言者を金に飽かして取ってくるので、若手は「いくら努力しても矢張りレギュラーは余所のうちの古手に取られる」と諦め気味なのではないか。だが、意外にも原監督は打率が2割5分にも行かないゲレーロを使っているが一向に打てない。もしかすると使うのは当たり前で、彼には4億円も出しているのだ。だが、彼を引っ込めてもそこを埋められる者がいないのだ。だから何時まで経っても亀井が頼りで、丸に4億5千万を出すしかなかったようだ。
私はこの5連敗で厄落としを終えて、大野雄大以外にこれという投手がいないし(何、松坂がいるってか)高橋周平が負傷休場中の中日はDeNAよりも楽に戦えるだろうと予想している。広島は大瀬良と九里がどうやら立ち直ったが、未だ丸の抜けた跡を埋め切れていないので、ここから先に何処まで読売に迫れるかが分かれ目だと思う。
ゴルフ:
渋野日向子が全英オープンを取るかも知れないと3日目を終わった時点で閃き、本当に勝つならば「一寸勝ち」で負ければ「最終組と大試合の緊張で大崩れ」と予測していた。時差の関係で本当に勝ったと知ったのは5日の朝の事だったが、20歳で昨年の賞金ゼロの女性がそこまでやるとは驚かされた。何となく大坂なおみさんがメージャー大会を連続して取ったのと同じような凄さかと感心している。しかし、彼女が如何なる性格の持ち主かの知識も皆無だったので、勝ったとなった後の各テレビ局の報道で色々と知り得て益々面白い人だと感心した。
何処までが本当か知らないが、報道によれば優勝賞金が幾らかも知らず、コースの下見も検討をもせずに出場したというのは、いくら何でも出来すぎだと思わせられた。言動を聞けばテレビ用語の「天然」であるかのようだが、両親ともに運動選手だったし、子供も頃からソフトボールとゴルフをやって来て実績を残していたものが、最終的にゴルフを取ってプロになったのだそうだ。私の解釈では、他の競技もやっていたのがゴルフで伸びる一因となっていたという事になる。これまでに日本の試合で一寸見ただけでは、実に怖い物なしで伸び伸びとやっているなという印象。
でも、ここから先が大変だと思う。彼女自身の精進努力が必要な事は当たり前として、怖いのは私が常に批判してきたマスコミの持ち上げ過ぎというか持て囃しすぎである。その為に後から後から催し物に出されて練習不足に陥る危険性があるし、CMの契約等も数多くなって色々と束縛される材料が増えてくるだろう。その時にあの「天然振り」で如何に対処していくかが大きな課題となるだろうし、次のトーナメントでおかしな成績になればマスコミの掌返しも怖いと思っていなければなるまい。渋野日向子さんの一層の努力を期待し、マスコミ対策を十分に立てて置いて貰いたい。
プロ野球:
時間差から言っても野球から入っていこう。勿論とまでは言わないが、DeNAに迫ってこられた読売の野球を夕方の6時から見ていた。DeNAのホームゲームだったので、来年のオリンピックの会場となる横浜スタジアムの増築(と言うのかな)の全貌が初めて見えた。私はスタンドの増築よりもこの球場の内部というか、スタンドの下の回廊の辺りの古色蒼然とした感じと薄暗さを何とかすべきだと思っているのだ。
そこで野球だが、結論から先に言えば読売がDeNAに3連敗して0.5ゲーム差までに追い込まれた。だが、これが大好きな英語にすれば“That is not the end of the world.”という事にはなると、遺憾ながら見ている。それは読売は未だ45試合も残っているし、火曜日からの相手はヤクルトとどっちこっちない弱さの中日ドラゴンズとの3連戦であるからだ。調査不足でDeNAは読売と中日以外の何処かと当たるのか知らないが、こっちの方が0.5ゲーム差を追い越すのが辛いかも知れない。
試合の内容だが、読売はあの3連戦の最初の試合を菅野で落とした後は今村や桜井という第一線級とは言えない投手を先発させていたのは山口が故障しているから止むを得なかったと言えそうだが、案外にこの辺りの投手が育っていなかったし、田口が敗戦処理のように使われリリーフには不向きな沢村を出さざるをないような態勢では、折角芸人を辞めさせて使っている宮本和知では駄目だという事かも知れない。DeNAだって平良だの大貫などを使ってきて最後に今永を出しても5回で引っ込めて継投作戦で逃げ切った辺りはラミレス監督の作戦勝ちか。
それに既に指摘した事だが、読売は二塁手と三塁手に適材が育っていないのは矢張り弱点だったようだ。4日夜は二塁に若林(桐蔭学園→法大)と三塁に山本(慶応高校→慶応大学)ではヤワすぎる。私は東京6大学リーグは東都と較べれば程度が下がると評価しているし、ここに採り上げた両名の学歴では余りプロには向いていないとしか思えない。現に、昨夜の直接の敗因は若林の併殺し損ないの一塁への暴投であり、あれを取れなかった岡本も未熟さがあったと見ている。それに山本は打てなすぎるのに3塁に使うのも人材の育成の不十分さがあると断じる。
結局は他球団のFA宣言者を金に飽かして取ってくるので、若手は「いくら努力しても矢張りレギュラーは余所のうちの古手に取られる」と諦め気味なのではないか。だが、意外にも原監督は打率が2割5分にも行かないゲレーロを使っているが一向に打てない。もしかすると使うのは当たり前で、彼には4億円も出しているのだ。だが、彼を引っ込めてもそこを埋められる者がいないのだ。だから何時まで経っても亀井が頼りで、丸に4億5千万を出すしかなかったようだ。
私はこの5連敗で厄落としを終えて、大野雄大以外にこれという投手がいないし(何、松坂がいるってか)高橋周平が負傷休場中の中日はDeNAよりも楽に戦えるだろうと予想している。広島は大瀬良と九里がどうやら立ち直ったが、未だ丸の抜けた跡を埋め切れていないので、ここから先に何処まで読売に迫れるかが分かれ目だと思う。
ゴルフ:
渋野日向子が全英オープンを取るかも知れないと3日目を終わった時点で閃き、本当に勝つならば「一寸勝ち」で負ければ「最終組と大試合の緊張で大崩れ」と予測していた。時差の関係で本当に勝ったと知ったのは5日の朝の事だったが、20歳で昨年の賞金ゼロの女性がそこまでやるとは驚かされた。何となく大坂なおみさんがメージャー大会を連続して取ったのと同じような凄さかと感心している。しかし、彼女が如何なる性格の持ち主かの知識も皆無だったので、勝ったとなった後の各テレビ局の報道で色々と知り得て益々面白い人だと感心した。
何処までが本当か知らないが、報道によれば優勝賞金が幾らかも知らず、コースの下見も検討をもせずに出場したというのは、いくら何でも出来すぎだと思わせられた。言動を聞けばテレビ用語の「天然」であるかのようだが、両親ともに運動選手だったし、子供も頃からソフトボールとゴルフをやって来て実績を残していたものが、最終的にゴルフを取ってプロになったのだそうだ。私の解釈では、他の競技もやっていたのがゴルフで伸びる一因となっていたという事になる。これまでに日本の試合で一寸見ただけでは、実に怖い物なしで伸び伸びとやっているなという印象。
でも、ここから先が大変だと思う。彼女自身の精進努力が必要な事は当たり前として、怖いのは私が常に批判してきたマスコミの持ち上げ過ぎというか持て囃しすぎである。その為に後から後から催し物に出されて練習不足に陥る危険性があるし、CMの契約等も数多くなって色々と束縛される材料が増えてくるだろう。その時にあの「天然振り」で如何に対処していくかが大きな課題となるだろうし、次のトーナメントでおかしな成績になればマスコミの掌返しも怖いと思っていなければなるまい。渋野日向子さんの一層の努力を期待し、マスコミ対策を十分に立てて置いて貰いたい。