新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

8月19日 その2 「英語で表現すると」をお詫びして訂正します

2019-08-19 17:36:50 | コラム
先ほどの英語関連のメールには文法的な誤り意外にも誤記ががありました。謹んでお詫びして訂正します。


久しぶりに英語を考えて見た:

「日常会話」などという言い方があるし、我が国ではそういう会話の例を掲げた本が多数出ているようだ。だが、実際にアメリカ人の中に入って話をしてみると、そういう例文集ではついぞ見かけなかったような言い方が多くて戸惑わされるのだ。と言うか、学校では教えていないような言い方が一般的なのだ。

私は会話の本などはほとんど見たこともないが、慣用句や口語体の表現には、アメリカに深く馴染むまでの間には悩まされた経験があった。そこで、何かのご参考になればと願って、これはと思うnative speakerたちが使う表現の例を挙げて行ってみようと思い立った次第。


He is gone for the day.
解説)これは「彼はもう今日は帰宅しました」という意味である。打ち合わせをしようと思って外から電話したら、こう言って不在だと知らされたのだった。「帰宅した」とか「退社した」という日本語に当たる表現がないので困る。

Please look me up, next time you come to this little town.
解説)これで「次回この街に来られた時には、ぜひお立ち寄りください。」をこのように言うのだ。何時だったか,我が事業部の工場がある町のホテルでチェックインをしていた時に、洗濯物を届けに来た業者が私と同じ名字だったので、つい話し込んだところ上記の例文のように言われたのだった。“look me up”では「見上げて下さい」のように聞こえるので少し「???」だった。「立ち寄る」の事だと思い出して何とか切り抜けた。慣用句ではそれぞれの単語の意味とかけ離れたことになってしまうのが怖いという例。

There goes an old saying “out of sight, out of mind”.
解説)これで「『然るもの日々に疎し』という諺がある」という意味になる。そして、“There goes an old saying ~.”が定番なのである。即ち、その後に“seeing is believing”と言えば「百聞は一見にしかずという諺がある」となるのだ。

Please don’t kid yourself.
解説)一寸趣が違った俗な言い方になったが、これは「冗談言わないで下さい」であり「ご冗談でしょう」でもある。“You are kidding me.”でも“Don’t fool yourself.”でも同じ事。“You are joking.”と素直に言う場合もあると思う。

I am feeling a little bit weak, today.
解説)実はは正直なことを言って、私自身が今朝からこういう状態なのだ。「今日は余り調子が良くなくって」という意味になると思い、彼らを真似て使っていた。I am not feeling so strongly, this morning. と言った者もいた記憶がある。同じことのように思える。I am not in a very good shape. でも解って貰えると思う。だが、アメリカ人の中で働いている時にはこういう弱気というか、言い訳めいたことは言うべきではない。それは「役に立たないなら帰れ」と言われる恐れがあると思うから。彼らに弱みを見せてはならないのだ。

A little bird told me that A Company will apply for Chapter 11, soon.
解説)「噂によればA社は間もなく連邦破産法第11条の保護を申請するようだ」となる。これは我が国の民事再生法と同じだ。ここでは a little bird told me が「噂によれば」の意味に使われている。「噂」は rumor だが、素直に“According to a rumor, circulating in the market.”と言うよりも、この格好の方が良いと思うが、如何か。

I believe that he has not grabbed that big number out from the air.
解説)「彼が言う大きな数字は単なる思い付きから言っているのではないと思う」の意味になる。一寸聞いたのでは意味不明だが、ここでの鍵は not grabbed the number out from the air なのだ。こういう表現の仕方はこれまでに何度か採り上げて来たと思う。一種の慣用句だと思うが、「根拠がある」という意味で使っている者に屡々出会った。

I suspect that he changed his Email address without any advance notice to anyone of us.
解説)「彼は我々の誰にも事前の通告なしにメールアドレスを変更したようだ」ということなのだが、ここでの鍵は suspect の使い方だ。これは「疑う」のではなく「そうだったと思っている」と言いたい時に使うのだ。「疑う」には doubt があるが、こっちは素直に疑っていることを言いたい場合に使い分けする方が良いだろう。

Let’s play it by ear.
解説)これは何度でも採り上げて良い表現だと思う。私はこの意味はくだけた言い方をすれば「出たとこ勝負にしようや」辺りで良いだろう。ジーニアス英和には「臨機応変にやる」と出ている。皆で昼食を食べに出掛け「さて、何の料理にしようか」となって、 Let’s play it by year.となるように使われている。元はと言えば音楽用語で「耳で聞いただけで覚えていて諳譜で演奏する」からきた表現だと教えられた。

This guy came into the picture out of the blue, then.
解説)和訳すれば「この男はその時に突然何処からともなく現れて参加したたのだった」とでもすれば良いかと思う。ここでは out of the blue が面白かった。「突然」とはしたが「青天の霹靂」に感じが似ているところに興味を感じた。come into the picture も「我々の集まりに参加した」か「仲間に入ってきた」というような感覚で使われていると受け止めていた。





英語で表現すると

2019-08-19 14:22:08 | コラム
久しぶりに英語の表現を考えて見た:

「日常会話」などという言い方があるし、我が国ではそういう会話の例を掲げた本が多数出ているようだ。だが、実際にアメリカ人の中に入って話をしてみると、そういう例文集ではついぞ見かけなかったような言い方が多くて戸惑わされるのだ。私は会話の本はついぞ見たこともないが、慣用句や口語体の表現には、アメリカに深く馴染む前には悩まされた経験があった。そこで、何かのご参考になればと願って、これは思う用例を挙げて行ってみようと思い立った次第。


He is gone for the day.
解説)これは「彼はもう今日は帰宅しました」という意味である。打ち合わせをしようと思って外から電話したら、こう言って不在だと知らされたのだった。「帰宅した」とか「退社した」という日本語に当たる表現がないので困る。

Please look me up, next time you come to this little town.
解説)これで「次回この街に来られた時には、ぜひお立ち寄りください。」をこのように言うのだ。何時だったか,我が事業部の工場がある町のホテルでチェックインをしていた時に、洗濯物を届けに来た業者が私と同じ名字だったので、つい話し込んだところ上記の例文のように言われたのだった。“look me up”では「見上げて下さい」のように聞こえるので少し「???」だった。「立ち寄る」の事だと思い出して何とか切り抜けた。慣用句ではそれぞれの単語の意味とかけ離れたことになってしまうのが怖いという例。

There goes an old saying “out of sight, out of mind”.
解説)これで「『然るもの日々に疎し』という諺がある」という意味になる。そして、“There goes an old saying ~.”が定番なのである。即ち、その後に“seeing is believing”と言えば「百聞は一見にしかずという諺がある」となるのだ。

Please don’t kid yourself.
解説)一寸趣が違った俗な言い方になったが、これは「冗談言わないで下さい」であり「ご冗談でしょう」でもある。“You are kidding me.”でも“Don’t fool yourself.”でも同じ事。“You are joking.”と素直に言う場合もあると思う。

I am feeling a little bit weak, today.
解説)実はは正直なことを言って、私自身が今朝からこういう状態なのだ。「今日は余り調子が良くなくって」という意味になると思い、彼らを真似て使っていた。I am not feeling so strongly, this morning. と言った者もいた記憶がある。同じことのように思える。I am not in a very good shape. でも解って貰えると思う。だが、アメリカ人の中で働いている時にはこういう弱気というか、言い訳めいたことは言うべきではない。それは「役に立たないなら帰れ」と言われる恐れがあると思うから。彼らに弱みを見せてはならないのだ。

A little bird told me that A Company will be apply for Chapter 11, soon.
解説)「噂によればA社は間もなく連邦破産法第11条の保護を申請するようだ」となる。これは我が国の民事再生法と同じだ。ここでは a little bird told me が「噂によれば」の意味に使われている。「噂」は rumor だが、素直に“According to a rumor, circulating in the market.”と言うよりも、この格好の方が良いと思うが、如何か。

I believe that he has not grabbed that big number out from the air.
解説)「彼が言う大きな数字は単なる思い付きから言っているのではないと思う」の意味になる。一寸聞いたのでは意味不明だが、ここでの鍵は not grabbed the number out from the air なのだ。こういう表現の仕方はこれまでに何度か採り上げて来たと思う。一種の慣用句だと思うが、「根拠がある」という意味で使っている者に屡々出会った。

I suspect that he changed his Email address without any advance notice to anyone of us.
解説)「彼は我々の誰にも事前の通告なしにメールアドレスを変更したようだ」ということなのだが、ここでの鍵は suspect の使い方だ。これは「疑う」のではなく「そうだったと思っている」と言いたい時に使うのだ。「疑う」には doubt があるが、こっちは素直に疑っていることを言いたい場合に使い分けする方が良いだろう。

Let’s play it by ear.
解説)これは何度でも採り上げて良い表現だと思う。私はこの意味はくだけた言い方をすれば「出たとこ勝負にしようや」辺りで良いだろう。ジーニアス英和には「臨機応変にやる」と出ている。皆で昼食を食べに出掛け「さて、何の料理にしようか」となって、 Let’s play it by year.となるように使われている。元はと言えば音楽用語で「耳で聞いただけで覚えていて諳譜で演奏する」からきた表現だと教えられた。

At the very long last, the discussion on changing payment terms boiled down to the heart of the matter.
解説)「最後の最後になってやっと支払い条件の変更の討論が煮詰まって、問題の核心に辿り着いた」という意味だが、ここでは boil down という言い方と heart of the matter が要点だと思う。兎に角、彼らはこういう比喩的な言葉の使い方をする事が多いので要注意である。

This guy came into the picture out of the blue, then.
解説)和訳すれば「この男はその時に突然何処からともなく現れて参加したたのだった」とでもすれば良いかと思う。ここでは out of the blue が面白かった。「突然」とはしたが「青天の霹靂」に感じが似ているところに興味を感じた。come into the picture も「我々の集まりに参加した」か「仲間に入ってきた」というような感覚で使われていると受け止めていた。