新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

10月11日 その2 アメリカにおけるテレウワーキングの一例:

2020-10-11 16:17:12 | コラム
アメリカにおけるテレウワーキングの一例:

アメリカの知人から知らされたことで、かのIntelでは21年7月1日まで全社的に”remote work”となったそうだ。そこから先の割り切り方が如何にもアメリカ的で、「自宅で仕事を捗らせる為には会社(個室、即ちoffice)の器材を始めとしてデスクでも何でも持ち出して良し」となったそうである。言うなれば一頃言われた”small office home office“を会社の負担で実行して良しということのよう。なお、L氏から聞いたところでは「テレウワーキング」は我が国での造語のようで、彼等の間では”remote”乃至は”remote work”が使われているようだ。

このIntelのことを聞かされて「なるほどなー」と感じたので、お知らせする次第。因みに、Intelは数年前に人員を縮小して、全社で約3万人ほどにしたと聞いていた。


立憲民主党・今井雅人衆議院議員

2020-10-11 10:36:50 | コラム
何となく哀れを感じさせた今井雅人代議士:

今井雅人は今回は枝野が仕切る立憲民主党に参加したが、そもそもは民主党だったのだ。しかしながら、維新だの希望の党だの無所属等を彷徨って結局は元の鞘に収まった感が深い。彼のことは以前から安倍政権とその閣僚を責め立てるだけが能事であり、全くそれ以外の能力がない議員だと決めつけていた。しかも、困ったことには、私と同じ大学の30年後の卒業生でその上に同じ学部で同じ学科の出身だったのだ。それだけでも、私はは勝手に彼の存在に恥じ入っているのだ。

本日はフジテレビの朝7時半からのPrimeに登場して、止せば良いのに日本学術会議の問題で、自民党の甘利明氏と橋下徹氏と一戦交えていたのだった。今井雅人として敬称をつけないのは、同じ学校の言わば下級生だから省略したので、他意はない。私は彼は野党とマスコミ連合軍の総指揮官に選ばれて、安倍内閣とその閣僚と自民党を理屈も何もなく非難攻撃する鉄砲玉に任命されただけであって、特段の政見も政策もない人物だと看做していた。要するに「論評に値しない代議士」という見解なのだ。

本日もどう贔屓目に見ても、論戦は彼には不利な方向に展開されたのだが、彼は負けななかった。即ち、学術界議員かどうかは措くとしても「中国の千人計画に10数名の学者が参加しているとの確証がある」との甘利氏の発言や、学術会議が北大の奈良林教授の研究を軍事に拘わったとして拒絶したこと等々の学術会議にとって不利な材料を一切認めずまた反論することもせずに「兎に角、その前に拒否の理由を明らかにして貰わないことには」と言い続けた。当方は、その理由が櫻井よしこさんの記事の通りだったら彼はどうする気なのかと、他人の疝気を頭痛に病んでいた。

この番組の議論からだけ考えれば「如何に温情的に見ても彼と野党とマスコミの連合軍は失態を演じたとしか思えないし、枝野新代表は作戦を誤っただけ」という印象が強く残った。だが、私は橋下徹氏が言う「この件をモヤモヤとした状態のままで残して置くことは、モリカケ桜の件の処理の不手際からしても菅内閣にとっては得策ではないのだから・・・」には賛成である。今井雅人は学歴も海外駐在までした職歴も研究の経験も立派なものだと思えるのに、何故未だに鉄砲玉に甘んじているのかと不思議に思えてならない。だから、何となく哀れを催すと言うのだ。