新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

2020年9月の新宿区の人口

2020-10-05 13:22:56 | コラム
20年9月も減少傾向が続き345,352人に:

相変わらず東京都内の新型コロナウイルス感染者が目に見えて減っていかない為か、9月にも新宿区人口が846人も減少し、対前月比では△0.24%の345,352人となった。その減少傾向の中でも特に目立ったのが外国人の減少で、対前月比で740人と8月の△628人をも上回って36,984人まで落ち込んだ。その率は△1.96%とだった。外国人が区全体に占める比率も遂に10.7%と前月の11.0%以下に落ち込んだ。この減少振りも記録を取りだして以来最低の数字となった。

この減少は住民登録された者たちの数字であるが、昨年末から続く減少で彼等は何処に消えたのだろう。まさか10月4日現在で感染者が2,825名と区の人口の0.8%を占める23区内最高の感染者数に恐れを為して何処か別の都市にでも引っ越したのだろうか。私には彼等が容易に自国に戻れるほどの余裕もないだろうと見ているし、目立って増えてきたバングラデシュ人を筆頭とするイスラム教徒たちが出国できたとも思えない。一方、日本人も106人の減少で308.368人となり、その減少率はは△0.03%だった。日本人が区全体に占める比率も89.2%となっていた。

因みに、新宿区の新型コロナウイルス感染者の比率を計算すれば、10月4日で2,825名であり区の人口の0.8%で、東京都全体の0.02%に過ぎない。国全体の感染者数が10月4日までで85,755人だから、新宿区は3.3%を占める計算になる。このような数字を在留の外国人どもが割り出して新宿住まいは危険だと解釈したとは思えないが、統計上は外国人は減少している。先ほど通ってきたばかりのイスラム横町には相も変わらず、彼等が多数立ち話をしていた。そこで気になったのが、マスクの値段で¥450に下がっていたこと。尤も、九州では¥280まであると報じられていた。

大久保通りからイスラム横町にかけて気が付いた現象は、またもや日本人相手の店舗が1軒空き家になっていたことと、イスラム横町の少し先にあった伝統ある(はずの)足袋屋の建物が隣接していた韓国系のリサイクルショップと共に取り壊され、大型の駐車場に変わってしまっていたこと。もう一つ新たな変化が生じていた。10月5日の区の広報にも記載されていた通りで、タクシーの運転手さんたちが「新しい道」と呼んでいた諏訪町通りから大久保通りを抜けて職安通りに通じる道路が漸く開通し「つつじ通り」と命名されたこと。これで少しは交通の便が良くなるのかな?

参考資料:新宿区広報 令和2年10月5日号