MLBの投手がまともに勝負して来ないのでは:
本日も何という意図もなく、NHKのBSでLA エンジェルス(流石と言うべきか、NHKは「エンゼルス」などとは表記していなかった)が中部地区で断然とした1位を走っているシカゴホワイトソックスに大敗する様子を見ていた。解説が新井宏昌だったので、バッテイングに関しては聞きやすかった。彼は「大谷はまともに勝負して貰えないので、初球からで手を出していく傾向が見えるようになった」と言っていたが、将にその通りで初球のアウトサイド高めのボール球を振りに行って空振りだったと記憶する。
昨日も指摘したが、エンジェルスには彼以外に怖い打者がいないので、相手テイームの投手は大谷さえ抑えておけば、後は気楽に勝負に出てくる。論より証拠でこの1回には3番打者は見事なホームランを左翼席に叩き込んだ。念の為に申し添えておくと、1と2番打者は凡退していた。後はまた細切れでしか見ていなかったが、ホワイトソックスの投手はついぞ大谷が打てそうな所には投げてこなかったし、大谷にも焦りが見える感があって、ボール球に手を出しては三振に終わったりしていた。
更に細かく観察してみると、大谷と対戦する投手たちはインサイドを速い球、ストライクからボールになる変化球等々で攻め続けて、何とかして崩すか仮令打たれても大事に至らないような投球を続けていると見た。それに加えるに、昨日取り上げた金村義明や山下大輔が指摘していたように、前半のフォームが崩されているし、引っ張るだけの打ち方になってしまっているので、相手投手も攻めやすいのかと見ている。それにベンチにいる大谷の表情が暗いのも「あれでは宜しくないな」と気になった。
私は我が国の新聞やテレビには「やれホームラン王だの、ベーブ・ルース以来の記録だの、MVPだなど」と軽々しく騒ぎ立てるな」言いたい思いで見ている。大谷自身も「ホームラン王のタイトルは欲しい」と語っていたほど意欲がるのだから、雑音でしかないような騒ぎ立てをせずに、ソッとして上げる方が良いと思うのだ。私は繰り返して「マスコミの過剰な騒ぎ立てと褒めあげが、過去において碌な結果を生んでいなかったではないか」と指摘した。相手にする他球団だって、評判の人気者を何とか打たせまいと抑えにかかるだろう。
タイガースの新人で一時は新人王どころがホームラン王にでもなりそうな勢いだった佐藤輝明は、持ち上げすぎか持ち上げられ過ぎが祟ったのか、インサイド攻めにバッテイングを崩されて二軍落ちしたではないか。彼と大谷を同日に論じる訳にはいかないが、凄いところを見せて目立ちすぎると、標的にされやすいのではないかと危惧している。エンジェルスには大谷の引っ張りだけになった打ち方の改善を忠告できるだけのコーチはいるのだろうか。アメリカのコーチは「ご指導を」と申告しない限り、救いの手を差し伸べないと聞いているが。
大谷翔平君、奮起せよ。
本日も何という意図もなく、NHKのBSでLA エンジェルス(流石と言うべきか、NHKは「エンゼルス」などとは表記していなかった)が中部地区で断然とした1位を走っているシカゴホワイトソックスに大敗する様子を見ていた。解説が新井宏昌だったので、バッテイングに関しては聞きやすかった。彼は「大谷はまともに勝負して貰えないので、初球からで手を出していく傾向が見えるようになった」と言っていたが、将にその通りで初球のアウトサイド高めのボール球を振りに行って空振りだったと記憶する。
昨日も指摘したが、エンジェルスには彼以外に怖い打者がいないので、相手テイームの投手は大谷さえ抑えておけば、後は気楽に勝負に出てくる。論より証拠でこの1回には3番打者は見事なホームランを左翼席に叩き込んだ。念の為に申し添えておくと、1と2番打者は凡退していた。後はまた細切れでしか見ていなかったが、ホワイトソックスの投手はついぞ大谷が打てそうな所には投げてこなかったし、大谷にも焦りが見える感があって、ボール球に手を出しては三振に終わったりしていた。
更に細かく観察してみると、大谷と対戦する投手たちはインサイドを速い球、ストライクからボールになる変化球等々で攻め続けて、何とかして崩すか仮令打たれても大事に至らないような投球を続けていると見た。それに加えるに、昨日取り上げた金村義明や山下大輔が指摘していたように、前半のフォームが崩されているし、引っ張るだけの打ち方になってしまっているので、相手投手も攻めやすいのかと見ている。それにベンチにいる大谷の表情が暗いのも「あれでは宜しくないな」と気になった。
私は我が国の新聞やテレビには「やれホームラン王だの、ベーブ・ルース以来の記録だの、MVPだなど」と軽々しく騒ぎ立てるな」言いたい思いで見ている。大谷自身も「ホームラン王のタイトルは欲しい」と語っていたほど意欲がるのだから、雑音でしかないような騒ぎ立てをせずに、ソッとして上げる方が良いと思うのだ。私は繰り返して「マスコミの過剰な騒ぎ立てと褒めあげが、過去において碌な結果を生んでいなかったではないか」と指摘した。相手にする他球団だって、評判の人気者を何とか打たせまいと抑えにかかるだろう。
タイガースの新人で一時は新人王どころがホームラン王にでもなりそうな勢いだった佐藤輝明は、持ち上げすぎか持ち上げられ過ぎが祟ったのか、インサイド攻めにバッテイングを崩されて二軍落ちしたではないか。彼と大谷を同日に論じる訳にはいかないが、凄いところを見せて目立ちすぎると、標的にされやすいのではないかと危惧している。エンジェルスには大谷の引っ張りだけになった打ち方の改善を忠告できるだけのコーチはいるのだろうか。アメリカのコーチは「ご指導を」と申告しない限り、救いの手を差し伸べないと聞いているが。
大谷翔平君、奮起せよ。