新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

9月18日 その2 第5波が少し下火になってきたようだ

2021-09-18 09:34:46 | コラム
でも、またカタカナ語が:

菅首相の努力の甲斐あって、COVID-19の感染拡大の傾向が収まる方向にあるのは大変結構なことだと思っている。だが、私は未だ未だ気を許しても良い時ではないと見ているので、感染の危険性が少しでも高まりかねない時間がかかりそうな遠いところに出掛けようとは思わない。先日は25分もかけて「すし三昧」まで歩いたときには人通りの少ない路地を選んだし、某国産品と食事にかぶれた婦女子でごった返す大久保通りの特定の部分は避けた。

そこに、この度は報道機関が「ブースター接種」と「ブレークスルー感染」という合成語を使い始めた。私は多少の英語の単語の知識はあるのだが(これは謙遜ではなくて、単語軽視の勉強法を守ってきたので、その単語の流れの中での使い方は承知していても、単語そのものの意味を知らない場合が多々あるのだ)残念ながらこの二つのカタカナ語+漢字の熟語の意味は直ちに理解できなかった。意味は何とか報道機関の解説で知り得たのだった。

「ブースター接種」とは「2回目の接種を終えた人に6乃至は8ヶ月後にワクチン接種をして免疫性を補完する」ということだった。“booster”には「応援する」というような使い方があるとは知っていたが、殆ど使われたのを見ても聞いてもいなかった。アメリカでは「応援団」のように使われているのだが、ジーニアス英和には“booster shot”即ち、効能促進剤と出ていた。難しいものだ。

そこでOxfordで探してみた。それは3番目に出ていた“an extra small amount of a drug that is given to increase the effect of one given earlier, for example to protect you from a disease for longer”とあった。なるほど、これを日本語にして接種と合成すれば「寿限無寿限無」のようになってしまうだろうから、カタカナ語にして漢字の熟語と組み合わせたのだなと了解した。

「ブレークスルー感染」は少し厄介だった。ワクチンを2度接種してあっても感染するという例が出始めたので、その現象を指しているらしい。そこで、breakthroughをジーニアス英和で見れば「大発見、躍進、進展、打開、突破」等が出ていて、Oxfordには“an important development that may lead to an agreement of achievement”とあった。良く解らなかったが「ウイルスがワクチンによる抗体を突破して感染する」という意味かなと考える事にした。と言うよりも、この合成語のようにしないことには、また「寿限無」になると懸念したのだろうか。

私は2回目の接種を受けてから本日で丁度満3ヶ月なので、未だ効果は残っている期間内にあるようだ。だが、ブレークスルー感染が発生している以上、総裁選挙も大事だろうが、厚生労働省か東京都か知らないが彼らに特命して、可及的速やかに3度目の接種の施行を進めて貰いたいのだ。また、河野太郎ワクチン担当大臣には小石河連合も大事だろうが、また貿易赤字が増えるワクチンの追加輸入を、厚生労働省に、上から目線でもなでも良いから、厳しく命じて貰いたいものだ。


大谷翔平君は偉い

2021-09-18 08:25:46 | コラム
金村義明氏は「ホームラン王は諦めた」と言っていた:

私も金村氏に同感だった。私は長い間アメリカの会社の一員として勤務していたので、大谷翔平君が甚だ遺憾ながらあのような不振(スランプとは違うと思う)に陥ってしまったことの背景(実態?)が少しは解るように思えるし、金村義明氏の今朝早くのテレ朝での断定的な発言も解る気がする。もしかすると、迂闊に何か言うべきではないような、ややこしい問題なのかも知れない。

シカゴホワイトソックス(CWS)との三連戦(なのか)の中継放映は見ていた、全部ではないが。引っ張り一本の状態になっていることは既に述べた。だが、それにしても、金村氏は穏やかに表現していたが、あのCWSの投手の明らかに当てに行った投球は酷すぎた。金村氏はエンジェルスの投手が前日に三つの死球を与えたことの報復であると述べていたが、懸命にホームラン競争に打ち込んでいる相手テイームの最強打者に当てに行って負傷させたいかの如き振る舞いは、いくら何でも酷すぎると思う。

私は何か含むところがなければ良いがと願いたい。大谷君は既に右手首にも当てられている。「好い加減にしたら如何ですか」とでも言いたい気がする。返す返すも惜しまれるのが、あのオールスターゲームの際のホームラン競争参加だった。私は「あれに出ればバッテイングを崩される(「崩す」のではない)」と予想して見せた。金村氏は「あの脚の裏側に当てられた後で一塁でSHEETSと和やかに談笑してい見せたときでも、大谷の心中は穏やかではなかったと思う」と語っていた。

大谷翔平君の心中は察するに余りあると見ているし、良く耐えていると思う。来年また挑戦すれば良いじゃないか。