自民党内で最も硬派の部類だと聞いたが:
先ほどテレ朝だったかに高市早苗さんが出られて、政見(というのかな)を語っておられたのを細切れで見ていた。高市さんの語りをゆっくりと聞くのは初めてだったと思うが、端倪すべからざる点があり、安倍晋三前総理が支持すると言われた辺りを理解できる気がした。
高市さんは気負うことなく淡々と「極めて真面なことを語っておられただけ」という印象を受けた。中でも「靖国神社参拝を外交問題にしても、されても良くない。国の為に亡くなった方々を慰霊するのは当たり前」と語られたのは立派であると感じていた。正直な感想を言えば、当然のことを言われただけなのだが、それをしようともしない大臣や国会議員ばかりなのが普通ではないのだと思う。それにしても、高市早苗さんがそう言われたのを聞いて感動している私も困ったことかも知れない。
少し女性論に触れてみよう。私は4歳で父を失って、母が厳しくせざる(ならざる)を得ない育て方をしてきたし、中学1年の後半からGHQの秘書の方に“ladies first”(断固として「レデイーファースト」ではない)で仕付けられたので、女性の能力と尊厳と偉さと怖さは人並み以上に承知している積リだ。但し、余計な話かも知れないが、アメリカにおける「レデイファースト」の扱い方や、女性優先や男女同権等は我が国では多少以上に認識不足で誤解されている気がする。
そのような環境の下に育ってきた上に、最初に転進したMeadでは超一流の秘書さんに出会うという幸運に恵まれた。彼女は1934年生まれの青学大出身で、某有名医師の一族の奥方だったそうだったが、不幸にも離婚されてから秘書の仕事を覚えられ、イタリアとアメリカで経験を積んでこられた方だった。「秘書とは」を心得られた真のプロの秘書さんで、至らざるボスとして教えられたことが本当に多かった。彼女は俗に言う「女手一つ」で息子さんを育てておられ、立派に大手商社に入社させられた。彼女からも女性の「尊厳」と「能力」を2年間学ばせて貰えた。
Weyerhaeuserの19年間では、秘書さんには12年間仕えた。彼女は最初は単なる今時の女の子だと見ていた。だが、目覚ましく成長して、私のような気が付かない(気が利かない)男にはない面を十二分に補ってくれて、彼女なくして私は19年半も務められないと思い知る存在に成長した。現に私がリタイアするときに他の秘書さんたちに「貴方はこれから先に彼女無しで暮らせますか」と揶揄されたほど、あらゆる点で補助しあるいは指導してくれていたのだった。
高市さんはそういう秘書型ではなく、全く別の型の女性であると見た。それは人の上に立って、組織を動かせるのではないかと思って見いていた。そのような堂々とした見識と政権を持つ議員かと思って聞いていた。女性は「物事の本質というか剥き出しの面を見る能力があるのだし、男のような小細工を弄することもなく、思った通りのことを直感で言うのが特徴であり、その点が時と場合では怖いものなのだ。高市さんの靖国神社参拝論や原発容認論は聞くべき点がある。未だに菅直人の反原発に引き摺られたようなことを言っていては困る候補もいるのだが。
これから先にEVの時代となり、大型のデータセンターや(富岳も入るのか)AI等々のように多くの電力を必要とする施設が急増する時が来そうなのに、原発反対を唱えるのはポピュリズムよりも質が悪いのではないのか。その点は高市さんは立派なのか、当たり前のことを当たり前に言っているだけかも知れない。アホかと思ったのが元NHKの何とか言う御仁。「貴女は一般的に顔と名前が売れていないのでは」と切り込んで「党内の選挙ですから、そういう問題では・・・」と笑って切り返されてしまった。
私は「党の中の選挙」であるから、何か論評するよりも、外で成り行きを見ているだけしか出来ないと思っている。だが、週刊新潮だったかに影響されて段々に「河野太郎さんは不味いのかな」と思うようになってきた。では「岸田さんが良いのか」と突っ込まれれば「外野は黙って見ているだけにしよう」と答えるしかないと思うのだ。
先ほどテレ朝だったかに高市早苗さんが出られて、政見(というのかな)を語っておられたのを細切れで見ていた。高市さんの語りをゆっくりと聞くのは初めてだったと思うが、端倪すべからざる点があり、安倍晋三前総理が支持すると言われた辺りを理解できる気がした。
高市さんは気負うことなく淡々と「極めて真面なことを語っておられただけ」という印象を受けた。中でも「靖国神社参拝を外交問題にしても、されても良くない。国の為に亡くなった方々を慰霊するのは当たり前」と語られたのは立派であると感じていた。正直な感想を言えば、当然のことを言われただけなのだが、それをしようともしない大臣や国会議員ばかりなのが普通ではないのだと思う。それにしても、高市早苗さんがそう言われたのを聞いて感動している私も困ったことかも知れない。
少し女性論に触れてみよう。私は4歳で父を失って、母が厳しくせざる(ならざる)を得ない育て方をしてきたし、中学1年の後半からGHQの秘書の方に“ladies first”(断固として「レデイーファースト」ではない)で仕付けられたので、女性の能力と尊厳と偉さと怖さは人並み以上に承知している積リだ。但し、余計な話かも知れないが、アメリカにおける「レデイファースト」の扱い方や、女性優先や男女同権等は我が国では多少以上に認識不足で誤解されている気がする。
そのような環境の下に育ってきた上に、最初に転進したMeadでは超一流の秘書さんに出会うという幸運に恵まれた。彼女は1934年生まれの青学大出身で、某有名医師の一族の奥方だったそうだったが、不幸にも離婚されてから秘書の仕事を覚えられ、イタリアとアメリカで経験を積んでこられた方だった。「秘書とは」を心得られた真のプロの秘書さんで、至らざるボスとして教えられたことが本当に多かった。彼女は俗に言う「女手一つ」で息子さんを育てておられ、立派に大手商社に入社させられた。彼女からも女性の「尊厳」と「能力」を2年間学ばせて貰えた。
Weyerhaeuserの19年間では、秘書さんには12年間仕えた。彼女は最初は単なる今時の女の子だと見ていた。だが、目覚ましく成長して、私のような気が付かない(気が利かない)男にはない面を十二分に補ってくれて、彼女なくして私は19年半も務められないと思い知る存在に成長した。現に私がリタイアするときに他の秘書さんたちに「貴方はこれから先に彼女無しで暮らせますか」と揶揄されたほど、あらゆる点で補助しあるいは指導してくれていたのだった。
高市さんはそういう秘書型ではなく、全く別の型の女性であると見た。それは人の上に立って、組織を動かせるのではないかと思って見いていた。そのような堂々とした見識と政権を持つ議員かと思って聞いていた。女性は「物事の本質というか剥き出しの面を見る能力があるのだし、男のような小細工を弄することもなく、思った通りのことを直感で言うのが特徴であり、その点が時と場合では怖いものなのだ。高市さんの靖国神社参拝論や原発容認論は聞くべき点がある。未だに菅直人の反原発に引き摺られたようなことを言っていては困る候補もいるのだが。
これから先にEVの時代となり、大型のデータセンターや(富岳も入るのか)AI等々のように多くの電力を必要とする施設が急増する時が来そうなのに、原発反対を唱えるのはポピュリズムよりも質が悪いのではないのか。その点は高市さんは立派なのか、当たり前のことを当たり前に言っているだけかも知れない。アホかと思ったのが元NHKの何とか言う御仁。「貴女は一般的に顔と名前が売れていないのでは」と切り込んで「党内の選挙ですから、そういう問題では・・・」と笑って切り返されてしまった。
私は「党の中の選挙」であるから、何か論評するよりも、外で成り行きを見ているだけしか出来ないと思っている。だが、週刊新潮だったかに影響されて段々に「河野太郎さんは不味いのかな」と思うようになってきた。では「岸田さんが良いのか」と突っ込まれれば「外野は黙って見ているだけにしよう」と答えるしかないと思うのだ。