新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

2022年3月の新宿区の人口

2022-04-06 08:18:16 | コラム
22年3月の新宿区の人口は前月比373人の減少で340,556人だった:

 新宿区の22年3月の人口は△373人と前月に続いて減少し340,556人となったが、辛うじて永年維持してきた34万人台に止まっていた。この人口を21年3月の344,879人と比べれば4,323人の減少で、その比率は△1.25%だった。日本人は307,162人と対前月比で156人の減少ではあったが、1年前の307,122人からは40人の増加だった。

外国人の減少傾向は変わらず、3月には△217人で33,394人となっていた。21年3月には37,757人だったのだから、△4,363人でその減少率は11.6%だった。外国人が全体の人口に占める比率は9.8%で2月の9.9%とほぼ同様の水準だった。因みに、21年の3月には10.9%だったので1.1%の低下だった。確かに、体感的には今年になってから百人町/大久保界隈では明らかに外国人が少なくなっているし、日本語学校に出入りしている若者の数も少ない。

だが、イスラム横丁には相変わらずの賑わいで、外交官ナンバーと地方のナンバーの車は駐車違反を続けている。一方では、大久保通りの山手線内側のKoreatownは晴雨に拘わらず老若の女性たちで賑わっているのには、個人的に嘆かわしい思いをさせられている。

当方は持病を抱える者として、オミクロン株だかBA.2の感染力を怖れて、外出する際には極力一ヶ所には長時間街中に滞在しないよう心掛けている。だが、高田馬場駅周辺や新宿駅西口の繁華街に目を転じれば、人々は「COVID-19何するものぞ」と見下しているのか、相変わらず大勢が歩き回っている。だが、そこではイスラム教徒その他の外国人は殆ど見かけないのだ、大久保通りの周辺の雰囲気とは大違いなのには、寧ろ羨ましい気さえするのだ。

毎日報じられている東京都23区と全市町村の感染者の数には顕著な変化がある。それは、昨年の半ば頃までは新宿区は不名誉にも世田谷区に続くナンバー2の地位を占めていた。だが、今や我が新宿区は上位10番目からも転落してしまっているのは結構なことだと思わずにはいられない。だが、この事実はウイルスが他の10区ほどで猛威を振るっていることなのだ。私にはそうなって来た原因などは想像も出来ないが、もしかすると東京都の新型コロナウイルス対策に何処か抜け穴でもありはしないかと密かに危惧している。

そう言えば、このところ小池都知事のテレビへの露出度が明らかに減少している。何故だろう。

参考資料:新宿区広報 4月5日号