新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

カリスマ経営者の言行録

2022-08-21 07:49:01 | コラム
カリスマ経営者 いまも生きるメッセージ」

President誌 22年9月2日号に掲載の記事から、私が「これだ」と感じたものを勝手に抜粋してみた次第である。

本田宗一郎氏:
*「独創的な新製品をつくるヒントを得ようとしたら、市場調査の効力はゼロになる」
*「需要がそこにあるのはない。われわれがそこに需要をつくりだすのだ」
*「石橋を叩いて渡るという言葉は嫌いだ。石橋だと言うことが分かっていれば、叩かずに渡ればいいんだ」
*「必要がない人間はいない。人間に好き嫌いのある人は、真の経営者になれない」

藤沢武夫氏:
*「製品は絶対に嘘はいわない。言い訳もしない」
*「明日のことを言うヤツはバカだというけれど、そうじゃない。明日の約束をしないヤツに、希望は湧いてこないんです」

盛田昭夫氏:
*「名前よりも実をあげることがビジネスだ。実業という文字の通り、とにかく実らなければならない」
*「われわれが会社を始めたときに、どうしたら食えるかということを教えてくれた人はいない。自分で考えた」
*「いまは小さいが将来見込みがあるからこれをやろうと、決心できるのはトップ・マネジメントだけなのに、自信がないのか自分は動かない例が多い」

井深大氏:
*「人真似、猿真似は止めておこう。真似では勝利は得られない」
*「仕事の報酬は仕事だ。それが一番嬉しい」
*「ものを作る苦労を知っている人は、失敗を人のせいにしない」

土光敏夫氏:
*「要は生活を質素にムダなくやればいいわけで、豪邸に住んで派手な生活をするような人は、あまり信用できない。真に強い人は、一人でなんでもやって行けるものですよ」
*「問題がないのは、望ましいことでなく、恐ろしいことだ」
*「ムリです、できない、と簡単に諦める。果たして懸命に知恵を出したのか?汗を出したのか?どちらも出せない者は去れ」

佐治敬三氏:
*「夢大きく膨らませてみい。膨らませることしか、これからの将来はない」
*「消費は美徳というたら怒られますけど、生活を楽しむことが美徳にならなきゃいかん」

稲盛和夫氏:
*「自分が思い描いた夢は必ず実現する」
*「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」
*「もうダメだ、無理だというのは、通過点に過ぎない。すべての力を尽くして限界まで粘れば、絶対に成功するのだ」

小倉昌男氏:
*「経営者にとって一番必要な条件は論理的に考える力を持っていることである。なぜなら、経営は論理の積み重ねだから」
*「経営は攻めの姿勢が大事である。守りの経営ではじり貧になるのは間違いない」
*「善い循環を起こす出発点は何だろうか。基本的な条件は「よく働くこと」である」