新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

8月28日 その2 スワローズ対ベイスターズの優勝争い?

2022-08-28 13:22:19 | コラム
上原浩治は今夜の3戦目次第だと言った:

今朝ほどのTBSの関口の時間に出てきた上原浩治が「スワローズが優勝するかどうかは今夜のベイスターズとの3戦目次第」と言っていた。一時はスワローズがベイスターズを17.5ゲームも引き離していたものが、多くのCOVID感染者を出したこと等もあって、今回の3連戦前ではベイスターズが4ゲーム差までに迫っていた。ところが、スワローズが奮起して昨夜まで2連勝して6ゲームと引き離しに成功していた。

そこで、今晩に上原が言う3戦目があるのだ。私は12球団の何れも贔屓にしておらず、ただただジャイアンツを好ましく思っていない野球愛好者である。そこで、この両ティームの優勝争い(なのだろうか)では、折角リーグの2連覇がかかっている以上、スワローズに勝たせてやりたい思いはある。だが、今夜の試合については、先頃取り上げたばかりの「スワローズには前日の試合での打ち過ぎによる心身両面の疲労が残っているのでは」との不安材料がある。

それと言うのも、何故か肝腎のこの試合のテレビ中継が無かった昨夜は不慣れなスマートフォンを駆使して試合の途中経過を調べていた。それが9対1と解った時点で調べるのを止めて寝てしまった。今朝新聞を見れば、何と23安打に7本塁打で16点も取っての大勝利だと知った。「これは不味い」と感じていた。即ち「23本も打ち続ける間の緊張感と長すぎるオフェンスの時間で、以外にも勝利者の方が疲労したのではなかったか」という懸念というか問題があるのだ。

換言すれば、ろくに打てておらず負けてしまったベイスターズの方が草臥れていなかったのかも知れないと、経験上も言えるのだ。余り自慢にならない経験だが、負け試合では自分の思うようには展開せずに、相手にいいようにやられる一方で、何をしていたか分からないうちに試合が終わっていて、殆ど疲労感が残っていないから言えるのだ。言うなれば、ベイスターズの方は体力も気力も十分に残してあり、昨夜の仕返しをしようと懸命に当たってくるだろうと予想している。

そもそも、以前にも指摘したことで「ベイスターズには12球団全体でも珍しいほど優れた打者、佐野・牧・宮崎・雑ではあるがソトが揃っているのだ。但し、ラミレス前監督以前からの雑な野球から未だに抜けきっていないのが悪材料だ。一寸信じられないような非常識で緻密さを欠いた試合運びをするので、中々上位に浮かび上がってこられなかったのだ。投手陣にも今永はいるが、本当の意味でのエースはいないと見ている。

尤も、投手陣が不備という点ではスワローズも似たようなものだが、打つ方には何といっても村上宗隆がいるし、塩見も山田も未だ未だ注目すべき存在だ。加えて、8番打者の長岡もいれば、9回になると「ここぞ」という時に打つ中村悠平もいる。スワローズに残された最大の利点は「昨年リーグ優勝し、日本シリーズも取った」という実績だ。私の好みの言い方では「勝ち方を知っている」のは何物にも代え難い利点である。

という次第で、幸い今夜はNHKが中継する試合を楽しみにしている。


何時か役に立つかも知れない英語の表現

2022-08-28 10:55:08 | コラム
英語ではこう言えば良いだろう:

「タクシーを呼んで下さい」:
解説)これは寧ろ笑い話のような話で、屡々失敗の例として引用されているものである。フロント(デスク)に行って“Please call me a taxi.”と言って頼んだら“Hey, taxi.”と言われてしまったというのだ。「チャンと、私にタクシーを呼んで下さいとなっているじゃないか」と言われそうだが、ここが英語の面倒なところなのである。それは「誰のためのタクシーを呼ぶのか」が抜けているので、“Hey, taxi.”となってしまったのだとの教訓なのだ。

正解は“Please call a taxi for me.”であり、「私が乗るために」と乗る人を特定する表現を入れなければならないのが、英語という言語の理屈っぽくて、我々にとっては面倒な点なのだ。即ち、思考体系の違いなのだ。同様に「奥様のヘレンに宜しく」を“Say hello to Hellen, please.”は文法的にも言葉遣いにも誤りはない。だが、ここでは“Please say hello to Helen for me, please.”と、for meを入れておかないと、誰が宜しくと言っていたかが特定されていないことになるのだ。

勿論、for me無しでも通用するだろうが、ここではfor meと言っておくのが無難なのが英語のしつこいところなのでご注意を。

「一寸(店内を)見るだけですが、宜しいですか」:
解説)少し日本語が丁寧すぎたかも知れない。これは、その店で何か買うかどうかがハッキリと決まっていないときに、こう言って予め了解を取っておくと良い台詞。“Let me take a look around, first.”か“May I just take a look around, first?”でも良いと思う。アメリカでは「冷やかし」は問題にならないと理解しているが、一応こう言って断っておくようにしていた。ドイツでは、店内に入ったら冷やかしは許されないと聞いていたが、デユッセルドルフでは咎め立てされなかった経験があった。

だが、アトランタの靴屋だったと記憶するが、チャンと断った上で散々見て歩いていたら、店主と思しき老人に「何時まで見ているのか。もういい加減に買いに入ったらどうだ」と凄まれたこともあった。結局、何も買わずに退散した。

「今、何時ですか」:
解説)「“What time is it, now?”以外に何があるか」と言われそうだ。だが、彼等アメリカ人の中には“What time do you have?”のような尋ね方をする人もいるので困る。私が思うには「彼らは時間とは自分の物だ」と認識しているような傾向があり、その自分の時間をどのように使うかは当人次第だと考えているようなので、「貴方はどのような時間を持っていますか」という訊き方になると思っている。

因みに、“Do you have time?”となると「時間がある?」と尋ねていることになる。そこで、“Yes, I have time in plenty.”などと答えると、“Let’s sit down to have a chat.”などと「一寸(お茶でも飲んで)話をしようじゃないか」などとなるのだ。

私は初めてアメリカに行った1972年に、到着したサンフランシスコ空港で乗り継ぎ便を待っているときのことだった。同じ便で隣に座っていたアメリカ人に再会して、時間があるのなら“I’ll buy you a drink,”と誘われたようだった。それが「一杯おごるよ」だと知らなかったのでドギマギしたのだった。これを覚えておけば、こう言って何方かを「一杯飲もうよ」と誘うことも出来るようになるのだ。