岸田内閣にとっての危機ではないか:
今朝の新聞に掲載された週刊誌の広告では、恰も岸田総理が深く旧統一教会との関係があったかのようだった。その週刊誌は後で買って読んでみようとは思っている。
それ以前に、私は8月13日にこの旧統一教会(世界平和統一家庭連合)について下記のように述べてあった。
"私は既に指摘してあったように、山上徹也が安倍晋三元総理を殺害して、パンドラの箱を開けたのだと思わずにはいられなかった。彼らマスコミはあらためて、統一教会の実態と我が国で何をしたったのかと何をしたかを詳細に世間に報じ始めたのだった。
だが、同時に「何故か?」と痛感したことがあった。それは「我が親愛なるマスコミは山上徹也の件がなければ、家庭連合について取材してあった、あれほどの膨大な(とでも言いたくなる)情報を流す意図が無かったのか」ということなのである。如何に無知な私であっても、合同結婚式とそれに伴う哀しい話や霊感商法や教会に吸い上げられる寄付のことくらいは承知していた。だが、今回報道し始めた政治との関連などは、関西風に言えば「聞き初めや」なのだった。”
実は、この時には「対応を誤って、岸田内閣の危機にならなければ良いのだが」などとも閃いていた。言うまでもない事で、私は「報道機関は当時の統一教会については十分に取材が出来ていて、多くを語れる(報道する)にたる材料を持っていたはずだろう」と見ていた。それにも拘わらず、山上徹也があの大事件を起こすまでは、全くと言って良いほどこの関連の報道はしていなかったようだった。私などは不勉強にして「世界平和統一家庭連合」という名称に変わったことすら知らなかった。
だが、彼らは今となっては連日連夜の如くに自民党議員と旧統一教会との関連の旧悪(なのだろう)と萩生田光一政調会長の現悪までを、堰を切ったかのように報道しているのだ。そこまで承知していたのであれば、何故もっと早く警鐘を鳴らして、自民党に彼らとの関係を断つべしと伝えなかったのかと、奇異に感じている。その何もしてこなかった彼らマスコミの姿勢を見ると、彼らの関連性も疑いたくなる方もおられるのではないのかな、などと考えている。
ある事情通の方からは「現在の公職選挙法がある限り、無償で働いてくれる人たちを送り込んでくれる彼らの存在が立候補者にとっては、何物にも代え難いほど有り難いのだ。だから依存するので、それを止めようがないだろう」と聞かされていた。また、彼らは当然のように政権を持っている方の支援をするが、立憲民主党以下の野党に対してはつれない動きしかしていないようだ。だからこそ、野党どもは平然として鬼の首を取ろうと動き出せるのだろう。
私如きが時の総理総裁に「こうなされば宜しいでしょう」などと申し上げる立場にはないので、岸田総理がCOVID-19から極力早期に回復され、十分に慎重に検討された「世界平和統一家庭連合」と、COVID-19への対策とを同時に打ち出されて、直ぐそこに迫ってきたのではないかと怖れている国家・国民の器機を回避する為に可及的速やかに行動を開始して頂きたいのだ。そうすることが、ご自身の危機をも解消する最上の手法となるのだから。