新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

大いに疑問に思う

2024-09-23 06:47:35 | コラム
柘植芳文外務副大臣が中国に今後のことを協議に行くとは:

10歳の児童が殺害され、「日本人学校がスパイ養成所で軍事教練をしている」とかの書き込みを多数SNSに載せている中国に協議に行くとは何事なのだろうか。”Better late than never.”ではあるが。「もう既に外交ルートで抗議してある」とでも言うのだろうか。言うべき事は充分に言ってあったのだろうか。

柘植芳文氏の経歴を見ると、必ずしも外交交渉や折衝の専門家とも思えない。長年国際的な交渉を仕事としてきた者としては「柘植副大臣には不慣れであるかも知れない話し合いの場には、固い決意と覚悟を決めて望んで貰いたいのだ。『当たって砕けろ』ではなく、二の矢三の矢を準備して柔軟な姿勢で願いたい」というものだ。

私は我が国が中国に対してはサプライチェーン等々で色々な点で弱いところがあるのだろうと指摘してあったし、強硬に出て行けないことくらいは容易に想像が付く。「謝罪の文化も習慣もない」中国が謝ってくることは先ずないだろうということも既に指摘した。今後の事を協議して事を穏便に済まそうというのだろうか。

確かに、この件について九人衆は会見で触れてはいた。上川外務大臣は代理出席だったが、中国に行った訳ではなかった。こんな事で済まそうというのだろうか。


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