●中日第6回東中国海問題をめぐる協議が9日に終了した。双方は東中
国海での不測の事態に対応する、海上連絡機構を構築することで合意。
●中日青年友好フォーラムに出席するため、北京を訪問した日本代表団
の一行と会見した、中国の唐家セン国務委員は8日、日本の若い国会
議員が中日友好事業を推し進める力となり、両国関係の健全で安定し
た発展に寄与して欲しいと述べた。
●中国気象部門によるオリンピック中の、気象情報サービスのシミュレー
ションが8日に始まった。北京市気象局局長は、シミュレーション期間中、
気象部門は天気の変化をよく観察し、天気予報と警報の発表を正しく行
い、予報能力の向上のために努力していくとした。
●第4回北京2008年オリンピック国際フォーラムが北京で開かれ、30人あ
まりの内外の専門家が招かれた。オリンピック国際フォーラムは2003年
に発足したもので、その目的は2008年オリンピックの成功のための、理
論的な支援と科学的分析を行うこと。また北京2008年オリンピック文化祭
における、唯一の最高レベルの政府間学術フォーラムでもある。
●今年は中国ロシア年。中国とロシア双方は緊密に協力し、各地で様々な
イベントが行われた。これまで、予定された207項目のロシア年イベントの
うち、80項目がすでに行われた。
●アメリカのボヒギン商務次官補は、アメリカ側は中国側と共に、知的所有
権保護分野での協力を強化し、海賊版を取り締まっていくと述べた。
●韓国を訪問中のアメリカのヒル国務次官補は、朝鮮半島核問題をめぐる
韓国側との会談で、朝鮮のミサイル試射問題などを解決するには6カ国協
議を早期に再開すべきとの見解で一致した。
●第30回世界遺産会議が8日、リトアニアの首都ビリニュスで開幕した。
出席者は9日間にわたって、世界遺産の保護問題に付いて検討する。
今年、新たに申請された世界遺産の候補は37件で、それには中国安陽市
の3300年前の遺跡殷墟と、四川省のジャイアントパンダの生息地が含まれ
る。審査の結果は今月12日に明らかになる。