1010 Radio

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ラジオ・タイランド(8月10日放送)

2006-08-13 | ラジオ
●外務省は戦闘の継続、激化に伴い危険な状態が続いているとしてイス
 ラエル、レバノンへの旅行を控えるよう呼びかけている。外務省は戦争
 に伴い、これら2カ国に居るタイ人に対し、可能な限り早期に退避するよ
 う呼びかけたが、隣国のシリアに留まっているタイ人40人に対しても退
 避するよう伝えている。
 イスラエル軍がレバノンに侵攻し攻勢をかけているのに対し、レバノン
 のヒズボラが抵抗を続けていることから、戦闘がエスカレートする状態
 が続いている。このような状況のなかで外務省によると3人が負傷した。

 外務省は現在もレバノンに留まっているタイ人35人、イスラエルに留ま
 っているタイ人68人に対し、帰国に必要な支援を提供することにしてい
 る。内務省はヒズボラのロケット弾による攻撃で、イスラエル北部の被
 害が今後、拡大する恐れがあることから、このエリアに住むタイ人に対
 し、特にニュース等に注意するよう呼びかけている。

中東戦争全史

学習研究社

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●先の閣議で全国の100に及ぶ病院に、鳥インフルエンザの患者や感染
 が疑われる患者を専門に治療する部屋が設けられる予定。これらの病
 院には、それぞれ20万バーツの予算が割り当てられることになっている。
 また鳥インフルエンザに付いては、保健省が人への感染の防止策、農
 業省がなど家禽への防止策に力を入れているが、感染拡大をより効
 率的に予防するため、これらの省がこれまで以上に密接に協力すること
 が合意された。

 また保健省副大臣によると、人用の鳥インフルエンザワクチンの開発が
 進められているが、これはまだ完成していないためタイでは、鳥インフル
 エンザの患者には使用されていないとした。
 感染が疑われる患者や感染者に対しては、鳥インフルエンザに効果があ
 るとされる抗ウイルス薬が処方されている。この薬は感染から48時間以
 内に服用開始すれば、大きな効果があるとされている。

 また保健大臣によると、先にウタイターニー県とピチット県て死亡した2人
 が検査の結果、鳥インフルエンザに感染していたことが判明したが、これ
 らの患者が簡易検査など初期の検査で陰性だったことから、ウイルスが
 転移している可能性があるとした。また転移の原因としては病院や輸入
 された、鳥用ワクチンを使用されたことが考えられるとした。



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