●南端3県の一つナラティワート県ランゲ郡で先に、軍の車両で移動してい
た兵士7人が、過激派による襲撃で死亡した事件を受け、ソンティ国家評
議会議長は、これらの件でイスラム過激派が殺傷事件を続け、治安が極
度に悪化している問題を、短期間で解決できるものではないとの認識を改
めて示した。
陸軍司令官でもあるソンティ議長によると、昨年10月に発足した現在の暫
定政府は、この問題を解決するため住民との融和を図るとの融和路線を打
ち出している。
これはタクシン前政権の強硬路線が、問題の解決にほとんど役立たなかっ
たことによるもので、しかし陸軍司令官でもあるソンティ議長によると、暫定
政府の下で軍当局が努力を続けているものの、過激派による殺傷事件は
現在も頻発し、犠牲者が増加の一途を辿っている。
ナラティワート県の事件ではトラックが通りかかったところで、強力な爆発物
が爆発し、トラックが吹き飛ばされた。
この爆発で兵士の殆どは死亡したと見られているが、まだ息のあった兵士
を過激派が至近距離から発砲し、殺害した痕跡が残っていた。
南端3県は人口の大部分を仏教徒が占めるタイにあって、殆どの住民がイ
スラム教徒と言う特殊性がある。
またその歴史的背景から、これら3県をイスラム教の独立国とすることを目
的とした過激派が以前から暗躍していた。
これら過激派に破壊活動は3年程前から活発になっており、それ以後の殺
傷事件で命を失った兵士、警察官、一般市民は2000人を超えると報じられ
ている。
●先の内閣改造で保健副大臣に就任したワロップ氏は、保健省からの汚職
の追放に力を入れると強調した。
今回の改造では合計3人が副大臣に任命されたが、ワロップ氏を保健副大
臣に任命した理由に付いてスラユット首相は先に、汚職問題の早期解決に
貢献してくれると期待した人選だとと説明した。
昨年9月の政変で実権を掌握した軍部は、それまでのタクシン政権に汚職
が蔓延していたことが、その政権を追放した理由のひとつだ指摘している。
このため昨年10月に誕生した現在の暫定政府は、個々の汚職疑惑の掘り
起こし、再調査にも力を入れている。
保健省に関してはコンピューターの購入計画をめぐり、予算が不正に使わ
れた疑いを指摘されたことがあったが、保健省は新たに特別委員会を設置
し、この問題を詳しく調査している。
この計画には総額9億バーツが投入されたが、この他4億6400万バーツを投
じた救急車購入計画でも、不正の疑いが指摘がされており現在、保健省が
調査を進めている。
●政府首脳を狙った暗殺計画の可能性が一部で報じられたが、スラユット首
相は誰かが首相の命を狙っているといった報告は受けていないと述べた。
報道によるとスラユット首相と、ソンティ国家評議会議長を暗殺するとのプラ
ンが存在する可能性があるとした。
また南端3県では道路わきに仕掛けた爆発物を、携帯電話を使って爆発さ
せると言う事件が多発しているが、スラユット首相が車で移動する際には、
携帯電話の電波を遮断する措置を備えた車が、車列に加わっているとも報
じられている。
しかしスラユット首相は、このような事実は無いと明言した。さらにスラユット
首相は、私は誰かの恨みを買うような思いは無く、また政治家とも対立して
いる訳もはない。このため命を狙われることは無いと考えている。と述べた。
た兵士7人が、過激派による襲撃で死亡した事件を受け、ソンティ国家評
議会議長は、これらの件でイスラム過激派が殺傷事件を続け、治安が極
度に悪化している問題を、短期間で解決できるものではないとの認識を改
めて示した。
陸軍司令官でもあるソンティ議長によると、昨年10月に発足した現在の暫
定政府は、この問題を解決するため住民との融和を図るとの融和路線を打
ち出している。
これはタクシン前政権の強硬路線が、問題の解決にほとんど役立たなかっ
たことによるもので、しかし陸軍司令官でもあるソンティ議長によると、暫定
政府の下で軍当局が努力を続けているものの、過激派による殺傷事件は
現在も頻発し、犠牲者が増加の一途を辿っている。
ナラティワート県の事件ではトラックが通りかかったところで、強力な爆発物
が爆発し、トラックが吹き飛ばされた。
この爆発で兵士の殆どは死亡したと見られているが、まだ息のあった兵士
を過激派が至近距離から発砲し、殺害した痕跡が残っていた。
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南端3県は人口の大部分を仏教徒が占めるタイにあって、殆どの住民がイ
スラム教徒と言う特殊性がある。
またその歴史的背景から、これら3県をイスラム教の独立国とすることを目
的とした過激派が以前から暗躍していた。
これら過激派に破壊活動は3年程前から活発になっており、それ以後の殺
傷事件で命を失った兵士、警察官、一般市民は2000人を超えると報じられ
ている。
●先の内閣改造で保健副大臣に就任したワロップ氏は、保健省からの汚職
の追放に力を入れると強調した。
今回の改造では合計3人が副大臣に任命されたが、ワロップ氏を保健副大
臣に任命した理由に付いてスラユット首相は先に、汚職問題の早期解決に
貢献してくれると期待した人選だとと説明した。
昨年9月の政変で実権を掌握した軍部は、それまでのタクシン政権に汚職
が蔓延していたことが、その政権を追放した理由のひとつだ指摘している。
このため昨年10月に誕生した現在の暫定政府は、個々の汚職疑惑の掘り
起こし、再調査にも力を入れている。
保健省に関してはコンピューターの購入計画をめぐり、予算が不正に使わ
れた疑いを指摘されたことがあったが、保健省は新たに特別委員会を設置
し、この問題を詳しく調査している。
この計画には総額9億バーツが投入されたが、この他4億6400万バーツを投
じた救急車購入計画でも、不正の疑いが指摘がされており現在、保健省が
調査を進めている。
●政府首脳を狙った暗殺計画の可能性が一部で報じられたが、スラユット首
相は誰かが首相の命を狙っているといった報告は受けていないと述べた。
報道によるとスラユット首相と、ソンティ国家評議会議長を暗殺するとのプラ
ンが存在する可能性があるとした。
また南端3県では道路わきに仕掛けた爆発物を、携帯電話を使って爆発さ
せると言う事件が多発しているが、スラユット首相が車で移動する際には、
携帯電話の電波を遮断する措置を備えた車が、車列に加わっているとも報
じられている。
しかしスラユット首相は、このような事実は無いと明言した。さらにスラユット
首相は、私は誰かの恨みを買うような思いは無く、また政治家とも対立して
いる訳もはない。このため命を狙われることは無いと考えている。と述べた。