1010 Radio

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北朝鮮に対して圧力を強める日本とアメリカ

2008-11-03 | ラジオ
アメリカと日本は核プログラム監視の問題において、北朝鮮への圧力を強め
ている。
そうした立場は今週(先週)ワシントンで行われた、日米協議で顕著なものに
なった。
日米両政府は核プログラムに関する、北朝鮮の宣言の検証手続きの中身を
文書化したいと考えているが、これに対して北朝鮮側は難色を示している。
読売新聞によると北朝鮮当局はアメリカに対して、自国の核施設の稼動を停
止することに注意を集中させる心積もりを伝え、北朝鮮を経済およびエネルギ
ー支援する<
日米中露韓の義務遂行を求めたと言うことだ。

別の言葉で言えば、これは北朝鮮当局は一方的な譲歩をするつもりが無いと
言うことを意味している。
北朝鮮は行動に対しては行動で応じると言う原則を取り続けている。
北朝鮮のこうしたアプローチは説明の付くもので、と言うのも6カ国協議におけ
るパートナーの一部は、自らを負った義務の遂行に決して熱心ではないから
だ。
アメリカもそうで、例えば寧辺にある原子炉は稼動を停止したにも関わらずア
メリカは、北朝鮮をテロ支援国家のリストから除外するのを急がなかった。

その結果北朝鮮は原子炉の解体を中止した。
ロシアの朝鮮問題の専門家はこれに付いて、状況を正常な流れに戻すために
追加的な努力が求められたと指摘し次の様に述べている。
「妥協的な合意が達成されたのは10月始めの。米朝間の2国間協議の枠内だ
った。この合意は止まったままであった和平プロセスを前進させた。
そしてアメリカはようやく6カ国協議で自ら負った義務、北朝鮮をあのネガティヴ
なリストから除くことに同意したのだ」
ロシアの朝鮮問題の専門家は、この様に述べている。

義務の遂行に熱心ではないということは、日本に付いても言えるだろう。
合意に反して日本政府は、北朝鮮に対する人道支援及びエネルギー支援に加
わることを拒否している。
北朝鮮に対する制裁措置も続けられている。日本政府は日朝関係に進展が見
られないのは、北朝鮮の特務機関によって拉致された、日本人の行方に付い
て北朝鮮がしっかりとした説明をしないからだと説明している。
これに付いてロシアでは拉致問題と(?)の問題は全く別であり、(--- ? ---)

北朝鮮の核プログラムに関する宣言の検証に関する合意に付いて、これを文書
化してよりもっとしっかりとしたものにすべきだという要求は、今に至るまで6カ国
協議の議事日程に挙がっていないが、この要求はアメリカと日本の側からの全
面的な圧力という戦術と一致している。
この戦術の基本に置かれているのは、北朝鮮に対して最大限の要求をし、自分
達の側からは最小限の歩み寄りで済ませたいという考え方だ。

(?)は電波が弱くなり聴き取れず

10月31日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル