1010 Radio

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EUに対し新たな欧州案全保障条約締結を提案するメドヴェージェフ大統領

2008-11-24 | ラジオ
メドヴェージェフ大統領は11月21日、ポルトガルのリスボンにおいてソ
クラテス首相と実務会談を実施した。
メドヴェージェフ大統領はポルトガル訪問後、南米4カ国を訪れAPEC会
議に出席することになっている。
リスボンでの会談では新たなヨーロッパ安全保障条約は、世界金融危
機(?)、またロシアと欧州連合との協力に付いて意見が交わされた。
これに付いてロシアの声の記者は、リスボンから次の様にコメントして
いる。
ロシアとポルトガルの首脳会談において重要なテーマとなったのは、ヨ
ーロッパの安全保障に関する、新たな条約の画定に対するメドヴェージ
ェフ大統領の提案の実現における両国の協力だ。

これに付いてロシア大統領府は、ヨーロッパ全体の運命を決定付けるよ
うなあらゆるテーマに関する、EU全体の立場は多くの点において国際政
治における、ポルトガルのような中立的な国家の立場に左右されると指
摘している。
こうしたロシアの考えは最近行われた、キプロス大統領のも桑訪問によ
っても表明されている。
キプロス大統領は新たなヨーロッパ安全保障体制構築の考えを、然るべ
き(?)の画定に支持を表明している。

今回の会談でもう一つ重要なテーマとなったのは、最近アメリカのワシン
トンで開かれたG20サミット会議に付いての意見交換だ。
当然のことながらロシアは世界の金融情勢に付いて、ポルトガルの意見
に関心を持っている。

ロシアとポルトガルの間には長期的な友好関係が結ばれ、政治対話も定
期的に行われている。
そこで経済協力も躍動的に発展している。特に燃料エネルギー、運輸、観
光、人道分野などでは目覚しい発展が見られる。

ロシア・ポルトガルの実務会談では投資分野での、大規模な共同プロジェク
トの実現の(?)に付いても意見が交わされた。
すでに両国の間では双方の、実業界の結びつきを強化するような措置が検
討されている。
現在のポルトガルはハッキリとした、独自のイニシアチブを示す国となってお
り、これにまでロシアも中心的な役割を果たしている、大陸東部に位置する
隣国とも、そして地中海沿岸諸国とも、より親密な関係を築いていくことを歓
迎する姿勢を示している。

ロシアもポルトガルも二国間でも、またロシア・EU関係の枠内においても戦
略的パートナーシップを発展させていく意向だ。

(?)は聴き取れず

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11月22日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル