このところロシアの主要な輸出品目である、原油の国際価格が再び
1バレル60ドルの大台に乗っている。
1バレル32ドルという(?)に比べて、ほぼ2倍の価格だ。
一連の専門家たちのなかには、これによって世界的な金融経済危機
によって、ロシアが被った主な後遺症というのは除々に克服され始め
るのではないかという見る向きもある。
しかしロシアの第一副首相はロシアテレビのインタビューの中で、気
を抜いてはならないと警告し、幾つか好ましい傾向は見られるが、安
心するにはまだ早いと述べ、次の様に続けている。
「私達は全体として2008年の末とは、別の状況をめぐっている。
状況は好ましい方向へと変わってきている。しかし幻想を抱いてはな
らない。
これまで何年もロシア連邦予算の歳出は、原油価格の高騰に支えられ
て高いものだが、これは実際根拠の薄いものたった。
今後そういったことが起きた場合、それがとても皆に警告を与えることだ
ろう。
もし状況が良い方向に急激に変わるとしたら、もしロシアの主要な輸出
品目である金属や、原油、ガスなどの価格が上昇したとしても、私達は
そうしたことに安心しないことが必要であり、そうだとしてもロシア経済が
掛かっている病気が抑えこまれた訳ではないのだ」
第一副首相はこの様に指摘し、現在の比較的好ましい経済状態を、危機
克服措置に取組むばかりではなく、戦略的な発展課題を忘れないように
するために用いるよう訴えた。
また今、政府のプランに挙げられるべきはイノベーション的な、発展の道で
あって、それこそが未来に向けた仕事となるだろう。この様に
強調した。
※(?)は何と言ってるのか不明
5月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
1バレル60ドルの大台に乗っている。
1バレル32ドルという(?)に比べて、ほぼ2倍の価格だ。
一連の専門家たちのなかには、これによって世界的な金融経済危機
によって、ロシアが被った主な後遺症というのは除々に克服され始め
るのではないかという見る向きもある。
しかしロシアの第一副首相はロシアテレビのインタビューの中で、気
を抜いてはならないと警告し、幾つか好ましい傾向は見られるが、安
心するにはまだ早いと述べ、次の様に続けている。
「私達は全体として2008年の末とは、別の状況をめぐっている。
状況は好ましい方向へと変わってきている。しかし幻想を抱いてはな
らない。
これまで何年もロシア連邦予算の歳出は、原油価格の高騰に支えられ
て高いものだが、これは実際根拠の薄いものたった。
今後そういったことが起きた場合、それがとても皆に警告を与えることだ
ろう。
もし状況が良い方向に急激に変わるとしたら、もしロシアの主要な輸出
品目である金属や、原油、ガスなどの価格が上昇したとしても、私達は
そうしたことに安心しないことが必要であり、そうだとしてもロシア経済が
掛かっている病気が抑えこまれた訳ではないのだ」
第一副首相はこの様に指摘し、現在の比較的好ましい経済状態を、危機
克服措置に取組むばかりではなく、戦略的な発展課題を忘れないように
するために用いるよう訴えた。
また今、政府のプランに挙げられるべきはイノベーション的な、発展の道で
あって、それこそが未来に向けた仕事となるだろう。この様に
強調した。
※(?)は何と言ってるのか不明
5月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル