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ロシア語、ヨーロッパで普及度第4位に(2)

2011-06-30 | ラジオ
イギリスのサイト『ガーディアン・ジョブ』の仕事探しのコーナーでは、ロシア語の知識必要と、いう条件が付けられた求人広告を目にする事がめっきり多くなった。これについて再び代表の話を紹介したいと思う。
「我々は絶えずロシア語を話す人々にとっての雇用状況に注意を向けているが、満足をもって、ロシア語は多くの欧州諸国において仕事をする場合、大きな利点となった、そのように言う事が出来る」
代表は、こんなふうにはなしてくれた。

以前同様、ITや高度な数学、物理学、化学、医学、マイクロ生物学の分野では、熟練したロシアの専門家に対する需要が、今非常に多いというのが現状だ。
また人道分野の専門家達も外国では職を得る、かなりよいチャンスを持っている。英語プラスもう一つのヨーロッパ言語を習得しているロシア語使いは、福祉関係や科学、社会、政治、環境保護関係など様々な国際機関の本部や代表部で人気がある。
このほか教育機関でも、他の分野と比べて勝るとも劣らないほど、ロシア語の人気が高まっている。多くの民間の大学では、スラブ系諸国の学生用に特別のプログラムが行われている程だ。

統計によるとロシア人は、南アメリカ諸国からヨーロッパ、アジアさらにはアフリカまで、事実上、世界のあらゆるところで今、働いている。
尚、国外で仕事を見つけようとしているのは、大抵、モスクワやサンクトペテルブルグの住民でなく、ロシアの他の地方の出身者である事がほとんどであることも最後に付け加えておきたいと思う。

5月11日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル