Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

vsカタール

2011-01-22 00:43:04 | スポーツ
アジアカップ準々決勝の相手国は、
開催国のカタールでした。
完全アウェイの戦いの勝者は、カタールなのか、日本なのか。

3-2で日本の勝利でした。おめでとう!
香川選手が2ゴールにアシスト気味なのが1つ。大車輪の活躍でしたが、
まだ、ボールを取られたりする場面があるので、そういうところの危機感を強くして
プレーしたらもっとよくなりそうだな、なんて思っています。

今日の前半なんかはちょっと躍動感に欠けるサッカーだったように見えた。
頭良くサッカーをするのはとても大事なことだけれど、
頭だけのサッカーは難しい局面をうまく打破しずらいし、
ゴール前の混沌を創りずらいです。
解説も言っていたけど、無駄とも取れるプレーってのも大事なのよねぇ。
人生においても無駄って大事だしね。
たとえば、娯楽映画を見るのだって無駄っていえば無駄でしょう、
でも、それが契機となって良い展開になったりすることもある。
わからないものなんですよね。
そういうのが、サッカーにも当てはまるということです。
人生で起こることのすべてが、サッカーのグラウンドでも起こる、って
そんな言葉ありませんでしたっけ。
まんざらウソでもない言葉じゃないですか。

次は、イランか韓国と準決勝です。
腰を据えて戦いぶりを見させてもらって、そしてそして応援します。
力を出し切って、なおかつ怪我をしないことを祈っています。

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vsサウジアラビア

2011-01-18 00:35:22 | スポーツ
今大会のサウジアラビアは何かがおかしいようです。
グループリーグ2敗して敗退が決まった状態での最終戦。
日本相手に0-5の完敗です。
かと思えば、ヨルダンなんていう国が強い。
こうやって凋落と勃興が起こるものなのかなぁ。

最初の数分こそ、試合がどうなるかと緊張気味にみていました。
それはきっと選手も同じことだったでしょうが、
日本代表の選手たちの技術と集中力がそれに打ち勝ったかのように、
岡崎選手がうまく先制してくれました。
彼はこの試合ハットトリック。
また、センターフォワードの前田選手が2得点1アシスト。
すばらしい活躍です。

こういう相手とのこういう試合はインディ・ジョーンズみたいな娯楽映画を観るよりも
気楽に楽しめちゃうものだと思います。
そんな今日の試合での一番の見どころは、
後半の終盤に、相手のコーナーキックのこぼれ球からつかさずカウンターにいった場面でしょう。
あのカウンターではたった3人で、疾きこと風のごとく相手ゴール前まで攻め入りました。
シンプルかつスピーディなこと、これまでの代表チームで見たことがありません。
日本代表チームっていうのは、カウンターのチャンスでも、一から組み立ててゆっくりまた攻め入る
っていうことが多かったんですよね。カウンターでの本当の速攻ってほとんどなかったですよ、
少なくともここ3,4年は。
そんなカウンターができていたのが嬉しかったですね。

ブラジル代表でさえ切れ味鋭いカウンターをやるんだから。
どんなときもドーンと構えるサッカーなんて強豪チームでもやらないんだから。
それを日本がこれまでやっていたのは恐ろしいことです。

さぁ、次は準々決勝の、開催国カタールが相手です。
めちゃめちゃ嫌なチームですね。
でも、このザッケローニ監督率いる新生日本のレベルは高いです。
面白い試合になるでしょう、妙な審判がさばかないかぎり。
アウェイだから、そこのところが気になりますわ。

それでも、楽しんで良い結果を残してください、日本代表!
応援しています。
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vsシリア

2011-01-14 03:46:35 | スポーツ
アジアカップ2011の第二戦、シリア戦をテレビ観戦。
初戦のヨルダン戦はスルーしていたので、
今年のサッカー観戦初めがこの試合になりました。
そのヨルダン戦は、なんと引き分けたようで。

それでザッケローニ体制になってどういったサッカーを見せてくれるかなと
そこに注目していたのですが、派手じゃないけど、地味すぎもしないできちっと動いたり球を回したりと、
成熟したサッカーをしているなぁという印象。
たぶん、8,9年くらい前にイタリア代表が来日して日本と試合をしたことがあるのですが、
その時のイタリア代表の雰囲気にすごく近いなと思いました。
そんな遡らなくても、W杯のイタリア代表を思い浮かべればいいんですが。

規律によってしばられていながらも、規律だけを守っているサッカーじゃないんですよ、今の日本は。
これが数年前の日本代表だったら、個性を発揮できなかったと思います。
今や各々が個性を発揮しながらも規律を優先していますね。
それだけ、ここ何年かで出てきた選手が、技術も頭も優れているということなのでしょう。
それだって、カズだのナカタだの先人達が培って歴史を切り拓いていろいろ教えてくれたからなんでしょう。

今回のシリア戦で、前半やっと1点を先制しながらも後半にGK川島が退場しPKを決められて同点とされ、
その後10人になりながらもPKを取り返して勝ち越し、そして試合終了という厳しい流れではあったものの、
サッカーのやり方自体にはほとんど問題はないような気がしました。
ただ、その精度を高めていくこと、ザッケローニ監督のサッカーをもっと素早くやっていくことが
課題なのかなと思いました。

みんながクレバーにサッカーをやるものだから、僕はそこをあえて危惧して
この言葉を贈りたいと思います。

「クレバーかつクレイジーに」

PKを与えた時の守備の混乱ぶりはクレイジーでしたが、そうではなくて、
攻撃の時に相手陣内で混沌を生み出すために必要なのが、クレイジーさなのではと思い、
この言葉を記しました。
まぁ、でも、勝ち越し点になった本田圭選手のPKはクレイジーでしたよ。
ど真ん中いきましたもん。相手GKの足の間でしたもん。
それ以前に、「おいおい、本田が蹴るのかよ…」と嫌な予感さえしましたよ、…結果オーライ!

今日は後半から、たぶん実況やら解説やらを聴いた感じだと、
監督の指示で二列目の飛び出しとそれにともなう
スルーパスが使われ出したみたいですが、
あれも、使いだしたらずっとそれ一辺倒にするのもちょっと芸が無いというか、
次戦では、今日の前半のような試合運びの中に4,5本混じらせておくくらいでいいんじゃないのかね。
といいつつ、ど素人だからわかりませんが。

今のチームは松井にしろ、本田圭にしろ、香川にしろ、自分で打破するタイプがそろっています。
そんな関係からバランスをとってなのか、逆にサイドバックの長友や内田が
強引に行くシーンが見られないのがちょっと残念。
今日は香川選手の出来(運かも)が良くなかったようなので、彼を変えて、
パサーの柏木選手あたりを早い段階でみたかったです。
攻撃にもうちょっと有機性がみられるといいのかもしれないですよ。
有機性というのは、それぞれがうまく絡み合うこと。
ボールを持っていてもいなくても、それぞれの動きがお互いを活かしあい、
クリエイトする動きが見たいです。
シンプルなプレーでいうと、ワンツーですね。

次戦は不調といえども恐ろしい相手のサウジアラビアです。
気を引き締めて戦えばきっと勝てるでしょう。
今日だって、印象よりも苦戦していません。
ちゃんと誇りを持っているようにみえました。

というわけで、頑張って予選を突破してほしいです。
応援していますよ、日本代表!

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世界バレー3位決定戦・アメリカ戦

2010-11-14 21:46:03 | スポーツ
世界バレー3位決定戦のアメリカ戦は、
フルセットの末に日本が勝利して、32年ぶりのメダルを獲得しました!
おめでとう!

あのパフォーマンスですからメダル獲得は当然の結果ですよね。
あれだけの頑張りを見せてくれて、
素人目にもわかる女子バレーのレベルアップ加減。
昨日、ブラジルフルセットで負けたときには、
もうご褒美としてメダルをあげたいくらいだと思いましたが、
彼女たちは、自分たちの力の限りを尽くしてアメリカを圧倒し、
銅メダルを手に入れたんですからねぇ、
素晴らしいと言うよりも他に言葉がありません。

観ていて元気が湧いてきた~。
おいらも頑張らないかんって思うよなぁ、こういうのを見ると。
選手たちは「みなさんの応援のおかげで…」なんて言いますけど、
そんなみなさんは彼女たちの頑張りのおかげで熱のこもった応援をしたくなるわけだし、
僕と同じように、元気をもらって、日々の活力を得ることになるわけで。
これぞ、好循環ですね。
そういう好循環の輪の中にいるような感じで、おいらも嬉しい。

やれるだけのことを全力でやる。
努力は十二分にすることで、自信につながる。
練習は嘘をつかない。

僕は運動選手ではありませんから、鍛えたいのは脳みそと健康力です。
それにだってきっと通じる部分はあると思うのです。

前向きな力が湧いてきた。そんな日曜の夜。

全日本女子は、みんな可愛いし、格好いいし、プロフェッショナルでした。
本当におめでとうございました。
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世界バレー・ブラジル戦

2010-11-13 21:41:36 | スポーツ
世界バレー決勝ラウンドに全日本が駒を進めたわけですけれども、
その初戦の相手、決勝戦のかかった相手が、
世界ランク1位のブラジルだったんですねぇ。

すごいラリーをものにしたセットもあり、一時はセットカウント2-0で
ブラジルを凌駕していたわが全日本ですが、
そこから、22-25という点数のセットを2度やって2セット落としてしまい、
勝負は第5セットへ…。

残念ながらブラジルに圧倒されて決勝戦進出はなりませんでした。
が、しかし、全日本の選手の一人一人のプレーといい、
その繋がり、チームワークといい、光り輝いていましたね。
根性も座っていたし、技術のレベルも相当に高く見えたし、
ジャイアンツの原監督風に言えば、王者ブラジルと胸を突き合わせて戦っていました。
そして、そういう戦いができるっていうのは、
それだけ全日本のレベルが向上したっていう証左であることは間違いありません。

ブラジルとの差はなんだったか?
体格差はもちろんありましたが、
日本のレシーブ能力はブラジル以上のものがあったと思います。
身体能力の差ももちろんあるでしょうけれど、
サーブや連携の細やかさではブラジルに負けていません。
じゃ、精神力の差だ、なんて、言う方がいらっしゃるかもしれませんが、
僕は精神力だなんて言いたくないですね。
精神力でなんでもできるなんて考えると思考停止に陥ってしまって、
もっと改善の余地があるものも、そのどこを改善するかがわからなくなります。
じゃ、僕はどこを改善したらよいと言うのか。
じゃーーん、「体力」ですよ。
サッカーでも同じようなことを僕は言いますが、ああいうフルセットにもつれて、
それでなおプレーの質を落とさないためには体力だと思います。
いや、技術や連携はもういいよっていう話ではありませんからね。

明日はアメリカと3位決定戦のようですね。
心して、応援テレビ観戦したいです。

今日は負けたけれど、本当に良いものをみたなぁっていう、
心的エネルギーをもらった心地がしました。
心地がしたどころか、本当に活力が宿ってきています。
その活力を、今夜は読書へ向けて、僕の国語能力や知識の向上につなげたいと思います。

明日もがんばってね、全日本!
選手がみんな年下でビビる!
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世界バレー・中国戦

2010-11-06 21:16:55 | スポーツ
世界バレー女子の中国戦は、セットカウント3-1で日本が敗れました。

途中からしか見られなかったのですが、
非常に残念な結果でしたね。
競り負けて2セットを落として、競り勝って1セット取って、
最後はぐだぐだにやられてしまいました。
たしかに、あんな緊迫感のある試合をしていたら、心も体も疲れるでしょうけれど、
それは中国も同じことなんですよね。

尖閣問題に揺れる日中関係の中で、「わざと負けろ」なんて指令が出ていたら、
そんなこというやつには拳骨を張ってやりますが、どうですか、これは全くないと言えますか。
なーんて、そんなことはないでしょう。

全日本女子の粘りと研ぎ澄まされた集中力で作るゲームをもっと見てみたいです。
今大会を、選手たちが可愛いだけで終わりの大会にはして欲しくないですね。
ぱたぱたした動きなのにすごいプレーが多い沙織ちゃんとかね、
だめよ、あななたち、そんな愛嬌振りまいてちゃ。
そんなんじゃメダルなんて手が届かないわよ。

どうしてか、おかま言葉ですが…。

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世界バレー・セルビア戦

2010-11-03 21:39:41 | スポーツ
世界バレー女子、第一ラウンドのPool-A全勝対決、セルビア戦。
日本がセットカウント3-1で勝利しました!
3セットともジュースからセットをとり、何度も逆転してのものでした。
すごか~。

日本の選手では、木村選手が群を抜いて素晴らしかったですね。
決める決める。なんでそんなに良い所で決められるのっていうくらい決める決める。
そしてブロックの井上選手もやりましたわ~、止める止める。
まさかってところで止める止める。

そして最年少の江畑選手はこの大会で未知の経験をして、
それを消化するのに大変だろうと思います。
答えがそう簡単にでるものではないでしょうから、
辛いだろうと察するところですが、えぇい、でも秘かに楽しんじゃいな!って言いたいですね。

日本は第一ラウンドは全勝で終えました。
強豪のポーランドとセルビアを押さえてのものなんだからすごいことです。
選手はぎりぎりのところ、紙一重の差で勝負をモノにしているように見受けられます。
だけれど、今日のセルビア戦なんかは、競馬で言う、「永遠のハナ差」、つまり、ちょっとの差でも、
いつまでも抜かれないもの、みたいな強さも感じられる。

さぁ、土曜日からは第二ラウンドです。うん?中国戦なのかな?
これだけのパフォーマンスを見せ、多彩なオプションを持つ日本が、
世界とどれだけ渡り合えるか。見どころですね。
選手たちは高い目標に向かって、難易度の高いプレーを望まれているでしょう。
それでフルセットにもつれこむなどの、精神的にも体力的にも消耗する状況になったりする。
そういった限界の部分で発揮できる力というのは、やはりそれまでの経験や練習によって
培われた何かなんじゃないのかなー。
若い選手には足りないかもしれないそういう能力というか特技というか、
ベテランから若手へそれらが伝承されていって欲しいですね。
そのためには、やはり長いこと戦うことですね。
長いことっていうのは、大会期間をフルに戦うことです。
途中で敗退せずに次のラウンドへ残って行こうよっていうことです。
是非最終ラウンドまで残って欲しいです。
選手の皆さんはすべて出し切って欲しいですし、
すごくたくさんの人たちが応援していますから、
そういうのが少しでも力になればいいです。
Take It Easy! JAPAN!

毎度栗原選手の出場を心待ちにしていますが、
好きな攻撃は誰かをフェイントにしての山口選手のアタックです。
よくあんなことできますよねー。
緻密に組み立てられた日本のバレー、見ごたえがあります。
そして、応援しています。

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世界バレー・アルジェリア戦

2010-10-31 20:52:26 | スポーツ
いやー、女子のバレーボール面白いですねー。
今日の、アフリカ女王のアルジェリア戦も素晴らしい強さで
日本はストレート勝ちしました。
おめでとう!

今日のヒロインは”リオ”こと迫田選手でしたね。
スピード感、しなやかさ、キレ、そういった言葉を合わせると似合うような、
決定力のあるアタックを打ち込んでいました。
いいですね~、日本女子、いろいろな駒がそろっています。
今日は出場しませんでしたが、山口選手たちもいますし、
世界の一線級のチームにぶちあたっていく上での、
「これはどうだ!」「じゃぁこれは!」っていう
カードの枚数の多さが楽しみです。層が厚いです。

そして、不動のセッター竹下選手に代わって、
中道選手が第3セットでセッターを見事に務めあげていました。
若干、アタックまでに余裕のあるトスに見受けられるのが数本ありましたが、
その数本はすべて得点しましたので、オーライでしたよね。
でも、目指すバレーは竹下選手のあげるギリギリのトスからの
ハイスピードの攻撃でしょうから、
そこは満足しないで精進していってくれるでしょうね。
そうはいっても、今日の結果は素晴らしかったです。

…、とか、なんとなくえらそな意見をぶちまけている僕ですが、
彼女たちの一つ一つのプレーに胸躍らせて見ていますからね、
多感な10代なみにきらきらした目で見ていますよ~、…って気持ち悪いね!

気を抜くことなく、それでいて気を張り詰め過ぎることなく、
次戦を戦ってほしいです。
どうなんだろう、選手のコンディションのピークはまだ先を見据えての
プレーなんだと思うんですけど。
第二ラウンドあたりでってことを計算しているんじゃないのかなー。
そうすると、まだまだスゴイプレーをみられそうです。
選手のコンディションとともに、チームの熟成ってものもあるでしょうしね。
いろいろなオプションがあってめまぐるしいバレーです。

がんばってね~。

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世界バレー・ペルー戦

2010-10-30 21:36:34 | スポーツ
女子世界バレーの第2戦、
ペルー戦はセットカウント3-1で日本の勝利でした。
おめでとう!みんな良い笑顔ですよねー、
見ていてこっちも120%嬉しくなっちゃう。

昨日のポーランド戦は0-2の3セット目から見始めて、
あれよあれよとフルセットまでもっていって逆転勝利しましたよね。
すごかったですよ、特にその精神力と体力のタフさ。

いつもそのシルエットの美しさにハっとさせられる栗原恵選手も、
ひざの手術後でまだ本調子ではないのか、スタメンではありませんが、
僕が見ていた時間帯ではかなりコート内に立っていて、得点も決めていました。
今日はちょうど、何かのCMで栗原選手を大々的に扱っているのを見ましたが、
メグカナ旋風を起こした当時の黒髪の初々しい栗原選手がかわいかったですね~。
かわいい女の子が戦う素敵なお姉さんに成長したんですな。
これからも頑張って欲しいし、怪我には見舞われないよう、選手としての幸運が
訪れればいいなって思います。
ま、それは、どの選手にもそうですけどね。
狩野舞子選手や大山加奈選手は怪我に泣いて引退してしまいましたが、
できることならば、みんな、テレビゲームみたいに「怪我はなし」という条件で
精一杯プレーした上で切磋琢磨してほしいものです。
…、無理だけどねぇ、それは。プレースタイルによって、腰に負担がかかったり
ひざに負担がかかったりってあるようですからね、その怪我を気にして、その選手の
良い所が消えるっていう場合もあるのでしょう。
諸刃の刃だなぁ。

さてさて、今日のペルー戦。昨日の試合もそうでしたが、
なんだか1年ぶりくらいに女子バレーの試合をみるせいか、
見どころがよくわからなくなっています。
今日の試合でいえば、山口選手がするすると絶妙のタイミングで
アタックを決めていたのが印象的でしたが、
もはやバンチリードブロックシステムのなんたるかなどはわかりません。
男子のバレーに近いスピードのバレーをやるっていうことも
情報としてはわかるのですが、プレーの中からはよくわかりません。
バックアタックが速いとか、トスが早いとかあるのでしょうが、
アメリカとか中国とかの一流どころと対戦してそれがどれくらい通用するものなのかが
わからないと見えてこないような気がします。
あ、これは、チームの問題ではないですよ、見ている僕の「バレー観戦眼」の問題です。

そうそう、山本(旧姓・大友)愛選手が全日本に復帰しています。
結婚して引退したときには、OGからいろいろ文句を言われていたような記事を読んだ
記憶がありますが、またこのレベルまで自分を高めてカムバックしたってことで、
「これでどうよ!」と胸を張れることだと思います。
毎試合、出し切って欲しいですね。
また、ベンチに荒木選手や栗原選手がいるのも頼もしいんですよ。
彼女らが温存されていると、
スペードのエースがまだ残されているんだぞっていう感覚になったりします。
まぁ、スタメンの選手が力で劣ることはないんですが。

ともあれ、明日も応援しながらテレビ観戦したいです。
がんばれ~、女子~。

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vs韓国

2010-10-12 22:14:26 | スポーツ
サッカー日本代表の年内最終戦なのかな、アウェイでの韓国戦。
ともにアグレッシブなプレーをしてのスコアレスドローとなりました。
面白かったです。

ザッケローニ監督のサッカーとは一体どんなサッカーなのかと
非常に楽しみにして、そのカラーを見定めようと躍起になって見ていましたが、
わかりませんでした。

攻撃サッカーをやるといっても、守備はしっかりしている。二人以上で囲むんだっけ?
攻撃は縦への意識が高いですね。
最終ラインで球を回しているときでも、たとえば岡田監督以前だったならば、
0-0でも負けていても、まるで勝っているゲームでの球回しのように見受けられたのですが、
ザッケローニ監督のチームでは、臨戦態勢で球を回している感じがする。
より肉食獣的な攻撃をするようになっています。
比べるならば、トルシエ監督時代の攻撃時の感じに似ていなくもない。あれ以来の攻撃への貪欲さが
みられましたね。ただ、トルシエ監督のサッカーは相当守備的なので、意識は貪欲だったとしても、
攻撃のコマがたりなかったりして迫力や選択肢に欠けるところがありました。
そして、鑑みるに、今の日本代表は今までで最強なんだろうというように見えますね。
加えて、ザッケローニJAPANは船出したばかりですし、この試合を観たところ、
これからどんどん伸びていくチームだとわかります。
楽しみっていったらないですよ。日本代表ファンとしてはたまらない時代を迎えつつあります。

もひとつ、ザックJAPANの印象を言えば、岡田、オシムに比べて型にはめていない。
ジーコに比べて規律があるように見えるし、高すぎる理想を掲げていないように見える。
トルシエに比べてシンプルでコンパクトで洗練された守備と攻撃意識の高さが見られる。

サラリーマンサッカーなどと揶揄され、中田英寿さんをして「想像力が無い」と評される
日本代表のサッカーがどうやら変わりそうな気配ですね。
ザッケローニさんのような監督が、長友選手や本田選手などの海外組が活躍するタイミングで
出会うことになったこの僥倖を僕は一人、日本の鄙で噛みしめているのでした。

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