Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

インテルメッツォ

2005-01-30 22:03:28 | days
1月最後の日曜日は、インテルメッツォが合う日でした。
ぼんやりうっすらと思索するものの、時の流れに逆らうことなく、そのうち明日が訪れる。
路傍の花を氷まみれの世界に幻視することも、無音のそらに思いを馳せて空想を直視することも、
すべてがインテルメッツォに包み込まれて起こっていて、また、編んでいる。
そして僕は、その全てを見守っていた。


なんて、美化だよね。
時間てのは、万物・森羅万象の変化の、客観的な画一化じゃないかと思うのですけど、
哲学的な解釈も科学的な解釈も、きちんと読んだことが無いのでわかりません。
自分で反証してみようってのが、できないのか億劫なのか。その両方だろうなぁ。
それに、「見方」の問題だよね。真空パックとか冷凍とか、長期保存する技術って、
時の流れに抗う技術だとか、時を止める技術というように見ることってできるんじゃない。
普段、長持ちさせるっていうふうに考えてることだけどさ。
より無機的であれば時間の流れに干渉されにくい。無機的な思考をする人間は時代遅れだ、とかさ。
永遠性ってのもあるだろうな。あえて無機化して永遠性を持たせたものも。
「インテルメッツォ」は一日中頭の中に流れてたんです。坂本龍一さんの「BTTB」収録曲。
間奏曲の意味だそうで。
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