読書。
「門」 夏目漱石
を読んだ。
出だしから終わりまで、何も進まず、何も解決せずに終わる物語。
日常の断片なんですな。
罪悪感をせおう善良な夫婦のなにげない会話の数々が良かったです。
この小説の主人公は宗助といいますが、『崖の上のポニョ』の主人公と
同じ名前です。宮崎駿さんは、映画を作るときにこの「門」を読んでいた
といいます。それで、主人公が同じ名前になったんでしょう。
崖の上の坂井という人物も出てきます。タイトルもそこからとったのかもしれません。
この本の解説で柄谷行人さんが、欠陥のある小説だみたいに書かれていましたが、
そういうところがあったとしても、面白かったです。
「門」 夏目漱石
を読んだ。
出だしから終わりまで、何も進まず、何も解決せずに終わる物語。
日常の断片なんですな。
罪悪感をせおう善良な夫婦のなにげない会話の数々が良かったです。
この小説の主人公は宗助といいますが、『崖の上のポニョ』の主人公と
同じ名前です。宮崎駿さんは、映画を作るときにこの「門」を読んでいた
といいます。それで、主人公が同じ名前になったんでしょう。
崖の上の坂井という人物も出てきます。タイトルもそこからとったのかもしれません。
この本の解説で柄谷行人さんが、欠陥のある小説だみたいに書かれていましたが、
そういうところがあったとしても、面白かったです。