読書。
『勝負師の極意』 武豊
を読んだ。
誰もが知るJRAのジョッキーで、
ずっとその伝説を更新し続けている武豊氏の競馬エッセイ集。
天才と騒がれ続け、2010年の落馬事故以降スランプに陥るも、
その後見事に復活を遂げてきた武騎手だからこその、
勝負師としての気持ちの持ちようっていうのはあると思うのです。
でも、それも、現役ジョッキーとしては
きっと企業秘密のようなところもあるだろうながらも、
そんな中で、ちらりと見せてくれたいくつかの心のスタンスが
本書にはありました。
ジョッキー人生を振り返りながら、
思い出の馬やレースを語るスタイルなのですが、
そこに武豊騎手ならではの視点というものがあります。
文章はほんとうに誰にも読みやすいタイプの散文で、
ただ、競馬についての知識があった方が読みやすいです。
オグリキャップの話、ディープインパクトの裏話、
騎手人生で一度だけ「この馬にはどうやっても勝てない」と思ったという、
全盛時のナリタブライアンの話、などなど、
競馬ファンだったなら、その当時の記憶の肉感的な感覚とともに、
各レースをありありと思い浮かべながら談議を交わすかのような、
ある意味でホットな読書になるでしょう。
本音で語りながらも、しれっと隠していることが山ほどありそうなのが、
勝負師・武豊騎手です。
その騎乗哲学、競馬人生の哲学が公にされないのは、
まだまだ現役でいこうという気持ちの表れなのではないでしょうか。
武騎手が若い頃には、
40歳くらいで引退するなんて、本人が本当に言ったのかどうかわかりませんが、
そうスポーツ紙か何かの記事にあったような気がします。
年間200勝を達成していた時期なんかは、連対率がすさまじくて、
馬券でははずせない人でした。
今年も今のところ、リーディングの10傑に入っているようで、
まだまだ盛んな現役の伝説騎手です。
『勝負師の極意』 武豊
を読んだ。
誰もが知るJRAのジョッキーで、
ずっとその伝説を更新し続けている武豊氏の競馬エッセイ集。
天才と騒がれ続け、2010年の落馬事故以降スランプに陥るも、
その後見事に復活を遂げてきた武騎手だからこその、
勝負師としての気持ちの持ちようっていうのはあると思うのです。
でも、それも、現役ジョッキーとしては
きっと企業秘密のようなところもあるだろうながらも、
そんな中で、ちらりと見せてくれたいくつかの心のスタンスが
本書にはありました。
ジョッキー人生を振り返りながら、
思い出の馬やレースを語るスタイルなのですが、
そこに武豊騎手ならではの視点というものがあります。
文章はほんとうに誰にも読みやすいタイプの散文で、
ただ、競馬についての知識があった方が読みやすいです。
オグリキャップの話、ディープインパクトの裏話、
騎手人生で一度だけ「この馬にはどうやっても勝てない」と思ったという、
全盛時のナリタブライアンの話、などなど、
競馬ファンだったなら、その当時の記憶の肉感的な感覚とともに、
各レースをありありと思い浮かべながら談議を交わすかのような、
ある意味でホットな読書になるでしょう。
本音で語りながらも、しれっと隠していることが山ほどありそうなのが、
勝負師・武豊騎手です。
その騎乗哲学、競馬人生の哲学が公にされないのは、
まだまだ現役でいこうという気持ちの表れなのではないでしょうか。
武騎手が若い頃には、
40歳くらいで引退するなんて、本人が本当に言ったのかどうかわかりませんが、
そうスポーツ紙か何かの記事にあったような気がします。
年間200勝を達成していた時期なんかは、連対率がすさまじくて、
馬券でははずせない人でした。
今年も今のところ、リーディングの10傑に入っているようで、
まだまだ盛んな現役の伝説騎手です。