学習教室に行ったら、いつもの中学生を見るのではなく、
高校生を見て欲しいと言われた。
それも、簿記の検定試験の勉強を。
「見れるのはあなたしかいない」と職員の方におだてられ、
渋々引き受けた。
問題の形式をつかみ、解き方が分からないときは解答を読む。
私にはチンプンカンプン。
高校生はまじめに学校の授業を受けていたようなので、
あまり手間もかからず、解答が出来た。答えが合うとほめた。
簿記の何たるも知らず、高校生と付き合っているうちに、
高校生の勉強の手助けにはなったような。
簿記の内容は分からなくても、生徒の手助けが出来れば良い。
「さすがです」ますます職員の方にほめられた。
おだてに乗りやすい性格の私。
後日、図書館で簿記の本を借りに行ったり、過去問の古本を
購入したり。数学以外の勉強の課題が湧いてきてしまった。

