TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

大晦日

2015年12月31日 16時27分59秒 | 日記

大晦日になった。
今年一年を振り返る。

買ったもの
 m-stick パソコン 19800円
 簡易ビデオプロジェクター 30000円くらい
 簡易DVDプレーヤー  2500円くらい
 Kindle Fire      5000円くらい

その他 本、参考書

勉強したこと
 空間図形
 平面幾何学の公理

勉強では英語をあまりやらなかった。反省。

貯金を取り崩したことが多い。

 将棋五段の免状にはずいぶんお金が・・・。108000円
 免状のことは後日アップする。

取り組んだこと
 小遣いの総額を明らかにして、節約を心がけた。 
 11月まではだめだったが、12月は節約出来た。

自分の部屋は片付いていない。www

来年はもうすこししっかりしなくては・・・

・・・と思っているうちに、年老いて人生が終わってしまうかも。
来年もよろしく!!
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高校入試問題から3

2015年12月31日 02時10分40秒 | 数学

=================================================
右の図のように (図は省略)

10段の階段があり、初めにAさんは床の上にいる。
Aさんは、1枚の硬貨を投げるごとに、
表が出れば階段を1段上がり、
裏が出れば2段上がる。
たとえば、3段目に上がるには、
「表が3回」「最初に表、次に裏」「最初に裏、次に表」
となる3通りが考えられる。

(1) Aさんが4段目に上がる効果の表裏の出方は何通りありますか。

(2) 硬貨を3回投げた時点でAさんが5段目にいる確率を求めなさい。

(3) 10段目に上がる場合は
 「9段目に上がり、次に表が出る場合」か
 「8段目に上がり、次に裏が出る場合」の
 いずれかである。
 したがって、
 (10段目に上がる場合の数)=(9段目に上がる場合の数)+(8段目に上がる場合の数)
 と考えられる。
 これを参考に、10段目に上がる硬貨の表裏の出方が何通りあるか求めなさい。
=====================================================

(3) の解答の前に、「和の法則」について
-------------------------------------------------------------------------------------
2つの事柄A、Bは同時には起こらないとする。
Aの起こり方がa通りあり、Bの起こり方がb通りあるとすると、
AまたはBが起こる場合は a+b 通りある。
-------------------------------------------------------------------------------------
「和の法則」を教えれば、理解はスムーズであろう。


解答(3)
(3) 10段目に上がる場合は
 「9段目に上がり、次に表が出る場合」か
 「8段目に上がり、次に裏が出る場合」の
 いずれかである。
どちらの場合も同時には起こらないので、和の法則が使えて、
(10段目に上がる場合の数)=(9段目に上がる場合の数)+(8段目に上がる場合の数)
 
同様に段数を下げれば
(9段目に上がる場合の数)=(8段目に上がる場合の数)+(7段目に上がる場合の数)
(8段目に上がる場合の数)=(7段目に上がる場合の数)+(6段目に上がる場合の数)
(7段目に上がる場合の数)=(6段目に上がる場合の数)+(5段目に上がる場合の数)
・・・・・・・
(4段目に上がる場合の数)=(3段目に上がる場合の数)+(2段目に上がる場合の数)
(3段目に上がる場合の数)=(2段目に上がる場合の数)+(1段目に上がる場合の数)

が得られる。
(1段目に上がる場合の数)=1 は明らか
(2段目に上がる場合の数)=2 は表表の場合と裏の場合の2通りである。
これより
(3段目に上がる場合の数)=(2段目に上がる場合の数)+(1段目に上がる場合の数)=2+1=3
(4段目に上がる場合の数)=(3段目に上がる場合の数)+(2段目に上がる場合の数)=3+2=5
以下
(5段目に上がる場合の数)=5+3=8
(6段目に上がる場合の数)=8+5=13
(7段目に上がる場合の数)=13+8=21
(8段目に上がる場合の数)=21+13=34
(9段目に上がる場合の数)=34+21=55
(10段目に上がる場合の数)=55+34=89

 答 89通り

実はそれぞれの場合の数、1、2、3、5、8、13… はフィボナッチの数と同じに
なっていることに注意しておこう。

これで終わりであるが、「和の法則」の他にも「積の法則」も中学校で教えたいものである。

次回は積の法則について。
とりあえず

おわり



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高校入試問題から2

2015年12月30日 02時31分51秒 | 数学

=================================================
右の図のように (図は省略)

10段の階段があり、初めにAさんは床の上にいる。
Aさんは、1枚の硬貨を投げるごとに、
表が出れば階段を1段上がり、
裏が出れば2段上がる。
たとえば、3段目に上がるには、
「表が3回」「最初に表、次に裏」「最初に裏、次に表」
となる3通りが考えられる。

(1) Aさんが4段目に上がる効果の表裏の出方は何通りありますか。

(2) 硬貨を3回投げた時点でAさんが5段目にいる確率を求めなさい。

(3) 10段目に上がる場合は
 「9段目に上がり、次に表が出る場合」か
 「8段目に上がり、次に裏が出る場合」の
 いずれかである。
 したがって、
 (10段目に上がる場合の数)=(9段目に上がる場合の数)+(8段目に上がる場合の数)
 と考えられる。
 これを参考に、10段目に上がる硬貨の表裏の出方が何通りあるか求めなさい。
=====================================================

解答
(1) 表を1、裏を2として、表表表表なら1+1+1+1=4で4段目に上がる。
 1と2の和の組み合わせで合計が4になるような場合を考えれば良い。
 2の多い方から考えると数えやすい。
 合計が4になるのに
 2が2つの場合は 2+2 の1通り
 2が1つの場合は 2+1+1、!+2+1、!+1+2 の3通り
 2がない場合は  1+1+1+1 の1通りである。
したがって
 5通りとなる。

(2) 硬貨を3回投げると8通りの場合がある。
 表を1、裏を2とすると
 111
 112
 121 
 122
 211 
 212
 221
 222
である。

このうち5段目にいる場合は、122、212、221の3通り
したがって、確率は3/8
 
(3) については、場合の数の「和の法則」を教えると分かりやすかったのだが、
今の中学校の教科書にはこの記述がない。
以前は「場合の数の求め方」のページもあったが、今は確率を求めるという
中に吸収されていて独立した記述はない。

和の法則などについては次回。

つづく






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第九シンフォニー

2015年12月29日 13時11分06秒 | 音楽・カラオケ

12月26日、友人の誘いで第九シンフォニーを聴きに渋谷へ。
オーチャードホール。日韓交流の企画。
東京フィルとソウル・フィルの合同演奏。


大編成。


名演だった。

終了後はキリンホールで一杯。




事前にスコアで予習。CDをiTunesでKindleに入れて聴いた。


高校時代に買ったスコア。50年前。380円。





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高校入試問題から1

2015年12月28日 11時41分41秒 | 数学

鳥取県の入試問題に次のような問題があった。

=================================================
右の図のように (図は省略)

10段の階段があり、初めにAさんは床の上にいる。
Aさんは、1枚の硬貨を投げるごとに、
表が出れば階段を1段上がり、
裏が出れば2段上がる。
たとえば、3段目に上がるには、
「表が3回」「最初に表、次に裏」「最初に裏、次に表」
となる3通りが考えられる。

(1) Aさんが4段目に上がる効果の表裏の出方は何通りありますか。

(2) 硬貨を3回投げた時点でAさんが5段目にいる確率を求めなさい。

(3) 10段目に上がる場合は
 「9段目に上がり、次に表が出る場合」か
 「8段目に上がり、次に裏が出る場合」の
 いずれかである。
 したがって、
 (10段目に上がる場合の数)=(9段目に上がる場合の数)+(8段目に上がる場合の数)
 と考えられる。
 これを参考に、10段目に上がる硬貨の表裏の出方が何通りあるか求めなさい。
=====================================================

(1)、(2)は簡単だが、(3)の問いで
(10段目に上がる場合の数)=(9段目に上がる場合の数)+(8段目に上がる場合の数)
この式が良く分からないという生徒がいて困った。

 じつは12月からある中学校で「授業支援ボランティア」というのをやっていて、
週4回ほど中学校に通っている。
 この問題は生徒達が使っているワークブックの中の問題である。

この件は勤めが終わる頃(多分3月末まで勤務)
アップする予定。

つづく
 

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文字式の基本の基本3

2015年12月27日 07時50分51秒 | 数学


「式x+1にx=3代入する」でxに3を当てはめ、
当てはめた計算の結果を「式の値」であると確認します。

式の値を求める問題をいくつか解きます。

x=3 のとき、次の式の値を求めなさい。
x+2 x-1 
などを求めます。

xに代入する値が指定されていれば、式の値を求めることが出来ます。
では指定されてなければどうでしょうか?

x に代入する値が指定されなければ、式の値を求めることが
出来ません。ですから、

x+2やx-1は
x+2、x-1のままです。これ以上変化はありません。

つぎに、x の値に指定がなくても、変化できる式の例を紹介します。
どんな場合でしょうか?

つづく



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文字式の基本の基本2

2015年12月26日 17時19分27秒 | 数学


□+1で□のなかに数が入ります。
□が3だったら
□+1=3+1=4

この類題をやったあと、
□をxで表すことにします。

x+1で、xが3だとします。すると
x+1=3+1=4
x+1=4 を確認して、この4を「式x+1の値」というと教えます。
つまりxが3だと、x+1は4という値になるということです。

xが3だとして、
x+2やx+5、x-2とx × 2などを計算します。
この問題を通してx+2とx × 2が違うことを実感します。

xが3だということをx=3と書きます。
そして、xが3だとしたときx+1のxに3を当てはめることを
「式x+1にx=3を代入する」と教えます。
当てはめた計算の結果を「式の値」であると確認します。

次からは式の値を求める問題をいくつか解きます。

x=3 のとき、次の式の値を求めなさい。
x+2 x-1 
などを求めます。

xに代入する値が指定されていれば、式の値を求めることが出来ます。
では指定されてなければどうでしょうか?

つづく

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クリスマスコンサート

2015年12月25日 04時25分58秒 | 音楽・カラオケ

クリスマスコンサートに参加した。
コンサートは、かつて勤務していた中学校で一緒だった音楽の先生が退職してピアノ教室を主宰し、その発表会でピアノ以外での演奏をということで参加させてもらっている。発表の場をいただき感謝している。

リハーサルのあと、昼食は会場近くで買った弁当。


White Chrisrmas を演奏。リハーサルのときに「1曲だけではつまらないでしょ?」ということで、
Jngle Bell をぶっつけで。楽しく伴奏に合わせて演奏させてもらった。

コンサート終了後、子供達と一緒にもらったお菓子は、そのまま孫に。


コンサートのあとギター弾き語りで参加していた先生と飲む。




楽しかった。







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文字式の基本の基本1

2015年12月25日 04時11分32秒 | 数学



まずは□にいろいろな数をあてはめることから。

□+1で□のなかに数が入ります。□が3だったら□+1は?
というような設問から導入。

□+1で□のなかに数が入ります。
□が3だったら
□+1=3+1=4

この類題をやったあと、
□をxで表すことにします。

x+1で、xが3だとします。すると
x+1=3+1=4

xが3だとして、
x+2やx+5、x-2などを計算する。



つづく

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家庭教師の記録7

2015年12月24日 10時23分07秒 | 日記
高校三年生の2学期に入った。
9月1日(火) モスにて。章の問題Aつづきより。章の問題Bに入る。
9月8日(火) 章の問題B、おうぎ形の弧の長さの復習。
9月15日(火) 役所の手続きのため休み。
9月22日(火) モスにて。英語、小笠原諸島。数学、連立方程式導入。
9月28日(月) 横浜旅行のため、変更。連立方程式に入る。

10月6日(火)連立方程式の基本の解き方。プリントで。
10月13日(火)連立方程式、係数をそろえる形に入る。正負の数の引き算でつまずく。
10月20日(火)体調不良でお休み
10月27日(火)英語レポート。正負の数の加法と減法の復習を25マス計算で。
連立方程式、減法で消去するタイプの復習。係数をそろえるタイプの復習。
11月4日(水)孫の七五三で変更したが、本人の自転車パンクで欠席。
11月10日(火)英語レポート。連立方程式基本から復習。本人、ノートを見返して復習をしていたそうだ。
よく覚えていた。ハイタッチをすると喜ぶ。
次回はこちらの都合もあり、本人もレポートで忙しいので休みにする。むりに毎週ということでなく、
来たい時にということで確認。
11月17日(火)休み。
11月24日(火)モスにて。英語のレポート。数学の質問に答える。 2xは2×xのことだが、どうしてなのか、に答えた。
 そのついでに分配法則についての話しをし、同類項がまとまるのは分配法則が働くからだと教えた。

12月1日(火)体調不良のため休み。
12月8日(火)文字の復習、明日ポート用に作ったもの。連立方程式の復習。中学校時代のことを話す。不登校の原因は自律神経失調による。ペンションで暮らすことも。
12月15日(火)連立方程式加減法一般形まで。
12月22日(火)本人、体調不良で欠席。
12月29日(火)年末のため中止。

2学期終わり



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