正負の数の減法
□+(+5)=+8 から□を求めることを減法といい
□は
(+8)-(+5)という式で表される。
教科書のようにこれを
数直線で説明すると難しさを感じる生徒がいるので
カードを使って説明しよう。
□+(+5)を表すカード
「□にあてはまる数は?」と聞くと「+3」という答が返ってくる。
わざと間をとって「本当かな?」
といって、おもむろに白いカードを裏返す。
で、もとの白いカードにする。
「白いカードと+5が合わさって、今+8になっているね。」
「ここから+5を引くということは・・・どういうこと?」
(と言って、実際に+5のカードをゆっくり取り除こうとする。)
「今、+5を引いてますよ。」
「これ引いたら、+8はどうなるの?」
生徒「+3になる。」
「+8から増えるの?減るの?」
生徒「減る」
なんちゃって・・・。実はこのやりとりはやりませんでした。
(増えるの?減るの?というところ)
ここをやっておくとうまく教えられたかも・・・。
で、「+5を引く代わりに、+5がなくなればいいんだから・・・」
と言って、-5のカードを見せる。
(「+5をなくすためにどんなことすればいいかな?」と聞けばよかった。)
「これで白いカードが残るよね。」
とか何とか言いながら
(+8)-(+5)
=(+8)+(-5)
=+3
とまとめる。
+5を引くことは、-5をたすことと同じ。
どうでしょうか?