TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

今日で補習講座終わり

2009年07月31日 17時13分34秒 | 日記
 補習講座が終わった。塾の先生が教える講座。途中で欠席する生徒もいたが、大部分の生徒はついて来た。閉校式では若い塾の先生方の熱いメッセージが印象的だった。閉校式のあとは事後テスト。こちらは、学校側で対応。成果がでるといいなと思う。
無事終わって良かった。
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基礎クラスでの授業

2009年07月30日 17時52分50秒 | 数学
 基礎クラスでの授業。正負の数の計算のところを塾の先生はどう教えたか紹介しよう。学校教育とは違った切り口で、興味深い。

 たった1時間で正負の数の計算を教えるのだから、相当にポイントを絞った授業になった。

 まずは正負の数の乗除を教えた。これには符号の約束があるのだが、学校で習うように、「同符号の掛け算は・・・」などという教え方はしない。
 たとえ話を利用して
(+)×(-)=-
(-)×(+)=-
(-)×(-)=+
(+)×(+)=+
を教えた。(というより、覚えさせた)

 +は男で-は女、男は講師の先生の上司の○○先生。女は○○先生の奥さん。
「○○先生はお小遣いが足りないので、奥さんに値上げを要求しました。どちらの言い分が勝ちますか?」
「先生は、お小遣いが足りないので値上げを頼んだのですが、奥さんの返事は、
『ふーん、で?』でした。」
「○○先生と奥さんが戦ったのです。勝ったのはどっちですか?」
「そうです奥さんですね。」
「男と女が戦った結果は女の勝ち」
「だから(+)×(-)=- です!」

 とやるのです。これは生徒の記憶にのこるやり方だと思った。もちろん数学的には誤りだが・・・。こういうのもありかと思った。

(-)×(+)=- も同じように教えて、
(-)×(-)=+ はどうするのかというと・・・

「先生の奥さんと、先生のお母さんが口げんかしました。さあどうなるのでしょうか?」
「ここで二人の間に○○先生が仲裁に入りました。」
「女と女のけんかには男が仲裁するので、結果は男」
「つまり(-)×(-)=+ です。」

(+)×(+)=+ これは簡単に流して押さえた。

 こうして、符号の約束を「記憶」させて、乗法と除法の練習に入った。

 その後 -(-3)=+3などの指導をした後、プリント教材の四則の混じった計算の練習に入った。

 正負の数の加法の復習はほとんどやっていない。復習が必要なのは、このクラス23人のごく一部5名未満ほどだということが事前のテストで分かっているから、省略したのだろう。
 そのかわり、計算の順序を何度も繰り返し教えていた。これは、指導内容を絞ったいい方法だと思った。われわれはともすると教えすぎになってはいないだろうか。

 指導内容には数学の原理原則から外れた内容もあり、私からすると心配なところもあったが、「復習し、すっきりさせる」という観点から見ればこれでいいのかもしれない。

 基礎クラスの生徒には当面は数学原理はあまり強調しないほうがいいようだ。
これは塾のノウハウなのかそれとも講師の先生のノウハウなのか、聞きたい気もした。












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夏期講座

2009年07月29日 17時22分18秒 | 数学
 今週は夏期講座。教育委員会が主催し、民間の塾から講師を派遣する形の講座。あらかじめクラス分けテストをして、クラスを3つに分けることになった。習熟度別クラスだが、教科ごとのクラス分けではなく、国数英の3教科合計でクラス分けをする。
 夏休み直前の17日に参加者にテストをする。答案は講座を担当する塾の方が取りに来て採点をしてくれる。結果は夏休みに突入してから届く。それをもとにクラスを作った。座席表も作った。ここまでが学校でやる仕事。
 27日に開校式が行われ3クラスに生徒が分かれる。塾からの要請とはいえ成績順のクラスだと、生徒の気持ちは複雑。
 クラスは基礎クラス(1組)、標準クラス(2組)、発展クラス(3組)に分かれる。もちろん「基礎クラス」などという呼び方はしない。

 成績の高い3組に配置された生徒は真剣そのものだし、ちょっとした優越感も見えたりする。成績の低い1組の生徒はちょっとかわいそうな気もする。
 成績が高いか低いかは、一緒のクラスのメンバーを見れば一目で判ってしまう。「あいつと一緒なのか・・・」
 
 私は1組の数学の授業を参観した。生徒たちが講師の先生の話をしっかり受け止めているか心配になる。
 このクラスの生徒の半数以上は普通クラスでも十分ついていけるのだが、人数の関係で配置せざるを得なかった。一日目は何となく心配だったが、2日目になると元気になってくれたようだ。感想には不満らしいことはなかったので安心した。

 というのも、講師の先生は1日目は生徒に3題だけ問題を解かせた。
2日目は1つの課題で、3題~6題ずつ問題を与えていた。2組、3組ではこの問題量を増やすのだろうと思う。こういう点は塾の先生の方が手馴れていて、授業の進め方がうまいな、と感じた。じっくりしぼった問題を解くのだから、生徒たちには「分かった」という気持ちが起こる。
 1組に来てがっかりした生徒の中には、与えられただけでなくすべての問題を解き切った生徒もいた。先生は「早い!すばらしい!」とほめてくれるので、生徒もやる気になっているようだ。

 「ほめる」ということは学ぶ必要があると思った。われわれ教師は生徒をほめることが少ないようである。というより私自身がほめることが少ないようだ。

 授業の内容にについては後日アップする。 





 
 
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教材プリント作り

2009年07月28日 17時45分23秒 | 数学
 教材プリント作りで、図形分野になると図を作らなくてはならない。ということで、昔買ったStudyaid(スタディエイド)を持ち出した。この中のデータベースにある色々な問題の図が使えないか調べてみた。結果は・・・。使えちゃった!
 Studyaidをインストールしたパソコン上で、Studyaidを動かしWordも立ち上げる。Studyaidの問題をコピーしWordに貼り付けることができた。印刷するときれいに印刷できた。その上びっくり、なんとWordに貼り付けたStudyaidの図や文章がWord上で編集できてしまう。
 貼り付けたところをダブルクリック。これでStudyaidが立ち上がり、編集画面となるのだ。以前に東京書籍の数式エディタを紹介したが、もっと強力なツールになることが判った。
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体調が落ち着いたかな

2009年07月25日 10時39分02秒 | 日記
 一眠りしたら体調が落ち着いたようだ。昨日冷房とラーメンのおかげで腹の調子が悪かった。少しはよくなるかと夕方野菜ジュースを飲んだら悪化。胃薬を飲もうと思ったが、もしや風邪ではと思い、正露丸を飲んだ。これは一時的に効く。正解だ。ジャージをはおって、少し汗ばむと気持ちがいい。たぶん風邪だろう。風邪ならこのあと頭痛がくるはず。
 で、やはり来た。風邪だ。ほんのちょっとの頭痛だったが、寝たので直った。冷房病で体調が悪くなったらしい。とりあえず復活。
 梅雨のもどりで天候不良のためか、冷房の風が湿っぽく感じられた。早くからっとした夏になれ! 
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夏期講習終わる

2009年07月24日 18時22分31秒 | 日記
 今日で夏期講習が終わり、来週からは民間の塾による夏期講座が始まる。今日の午前中は夏期講習。午後は夏期講座の準備。それも終わってほっとしたが、お昼に食べたラーメンが・・・。どか大盛りで量が多くて仕方なく残してしまった。いつも行列ができている店だったのでどんなだろうと行ってみた。まだ風邪ひいてたらしく、おなかの調子が良くなかったのか、夕方になっても胃もたれがする。
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夏期講習3日目

2009年07月23日 18時09分49秒 | 数学
 夏期講習3日目は図形の証明。2日目までは順調だったが、図形の証明の指導は難しい。夏期講習の1時間の授業では証明を書けるまでには指導できない。書ける生徒はスラスラ書いていくが、書けない生徒は、三角形の合同条件すら分かってないので個人差が大きい。そこで、個別指導にした。一人一人の証明を見ながらポイントを教えていく。

 作った教材が難しかったようだ。やはり「穴埋め」からやらせて少しずつ証明の書き方を導いたほうが良かったか。でも・・・、たったの1時間で指導するのだからしかたがないのかも。
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補習教室の準備

2009年07月20日 09時18分10秒 | 日記
 明日から始まる補習教室の準備を自宅で。学校で準備する暇がなく、自宅ですることに。とりあえずは出席簿の作成。次はカリキュラムに合わせての教材作りだが、第一日目だけにしておく。
 21日から24日は、学年の補習教室。27日から31日は教育委員会主催で、塾の講師が授業をする補習講座。こちらは基本が中心なので、それ以外のところのカリキュラムと教材を作る。
1日目 文字式と方程式
2日目 図形の基礎
3日目 図形の証明
4日目 確率
である。塾の方は主に数量で計算が主だったからだ。
さてどんな教材を作ろうか・・・。
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郷土芸能保存会

2009年07月20日 09時09分57秒 | お囃子
 郷土芸能保存会の研修で、「仏像のかたちと歴史」という講演を聴いた。講師は区の郷土博物館の専門員の方。修学旅行前なのでいい勉強になった。
 講演後、講師の方に質問した。「腕がたくさんある仏像を見ました、腕が動いているように見えた。仏師は意図して作ったのですか」という質問。
「千手観音」のことだった。講師の先生は「そういう仏像も作ったようです。後ろに歩くような姿の仏像もあります。仏像を誰が見るかによって、作りも違います」
 つまり、主に修行僧が見る仏像は、静止している姿。一般の救いを求めている人たちが見る仏像は時に「動いて見える」ように作られたらしい。
 とにかくもいい勉強になった。

 その後場所を移して、懇親会。ようするに飲み会だが、ここでは、舞台に大太鼓小太鼓、鉦がセットされていて、乾杯後、歓談になったとき、区のあちこちのお囃子連が演奏する。箕輪囃子だけでなく神田囃子もあり、ひょっとこ踊りのお囃子もあった。同じ「流派?」のお囃子は、2つくらいの団体と合同で五人囃子を編成して演奏した。
 私もお隣の箕輪囃子の方たちと一緒に鉦をたたくことになった。笛のメロディーがいつもと違ったが、何とかたたくことができた。いろいろな研修ができてよかった。
 
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歌声喫茶ともしび

2009年07月18日 09時49分54秒 | 日記
 歌声喫茶「ともしび」の出張公演が地元にやってきた。平日昼の公演は何度かあるのだが、夜のは1年に1度。風邪気味で声がよく出なかったが、夜の公演は男性客が多いので「少年?」合唱団が出来上がり、壇上での合唱となった。気持ちがよかった。
 マニアックなのだが、チューナーで音のキーを調べたりした。紙片に記録しておいたのだが、なくした。覚えていたところでは・・・。

ふるさと  F
昴     C
青い山脈  Bm
愛の讃歌  G
黒い瞳の  Em ?

あとは忘れた。「ふるさと」の時は、楽譜が浮かんだりした。

カラオケは人が歌っているときに一緒には歌わないのが普通だが、歌声喫茶はみんなで歌う。
声が枯れてくるけどたくさん歌えて楽しい。
来年は完全退職だから、昼の部に参加しようかな。






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