TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

入院生活12 歩行器

2018年02月28日 05時51分09秒 | 日記

1月29日。リハビリには車椅子を押されて通ったが、この日は歩行器の使い方を教えてくれた。

同室の患者さんが歩行器を使っていたのでうらやましかったが、自分も歩行器が使えるほどに快復
したらしい。リハビリの担当者は予定より2日早いと言っていた。
車椅子は卒業して、リハビリからの帰りは実習生に付き添われ、歩行器で病室に戻った。
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入院生活11 手術後

2018年02月27日 03時54分07秒 | 日記

話が前後してしまった。リハビリの前の状態をアップ。

手術の当日は後日アップということに。手術の翌日の午後からリハビリが始まった。
その日の午前までは点滴を受けていたが、朝食から点滴が外され、フットポンプもなしに。
トイレには車椅子を用意してくれることに。待ちに待ったトイレの自立だった。
ナースコールでトイレの要望を伝えると、看護師さんが車椅子を用意してくれた。
まだリハビリ前だったので、看護師さんはやや慎重だったが、
言われた通りに身体を動かして、無事車椅子に移動する事が出来た。
トイレに入ると、身体を支える手すりがあるのはありがたかった。用を済ませてから、
中にある呼びボタンを押すと、看護師さんが迎えに来てくれた。オムツは卒業し、
リハビリパンツというパンツ型のオムツになったが、トイレの問題が解決してホッとした。

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入院生活10 リハビリ

2018年02月26日 02時14分40秒 | 日記

手術の翌日の午後からリハビリが始まった。
30代の男性の理学療法士の方が、車椅子の乗り方から丁寧に
教えてくれた。車椅子でエレベーターに乗り、リハビリテーション科
のある1階へ。ここは10年前に左肩の脱臼でお世話になった場所。
そのことを伝えると、彼も10年前にここで働いていたという。
話が弾むと向こうからいろいろなことを質問して来た。
ちょうど大学から実習に来た学生がいるので、患者とのコミュニケーション
の方法などの見本を示そうとしたのだろう。
ここでは話に乗り元教員であること伝えた。
患者の考え方などを探り、知っておくこともリハビリでは大切だと、
実習生に教えていた。
ベッドでのリハビリを終えて、平行棒をつかみながら歩く練習をした。
まだ左足の付け根が痛いのと、人工骨頭がしっくりしていないようで、
歩きにくかった。療法士の方は鏡を用意してくれて、歩き方の
指導もしてくれた。私は何とか歩こうとするのだが、筋力が
衰えているので以前のようには歩けなかった。

リハビリを終えて、車椅子を押されてまた元の病室に戻るときに、懐かしい
売店を見た。


1階は病室の階から見ると、「街」に見えた。外来の患者や面会の人たち
が行き来していた。ちょうどインフルエンザが流行っている最中だったので、
私も含め、皆がマスクをしていた。

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入院生活9シャワー

2018年02月25日 04時45分26秒 | 日記

入院した日が土曜日だったので、手術をする医師は月曜日までは来ないということで、
いつが手術日なのかが不明だった。やっと1月23日の火曜日だと思うが、
25日木曜日が手術日であると聞かされた。「いよいよか」。
手術をすれば足も動き、トイレも自分で出来るし、すぐにリハビリ開始出来るとのことだった。
手術日が決まったあとは、シャワー体験。
「手術までにシャワーに行きましょう」というのだが、
はてさて、この不自由な身体でどうしてシャワーを浴びられるのだろう。
手術日の前日、「シャワー行きますよ」ということで、2人の看護師さんがやって来て、
ベッドごとシャワー室まで連れて行く。シャワー室からはゴーゴーとシャワーの音がしていた。
母が入院していた病院でも浴室の前では同じような音が聞こえていたことを思い出した。
シャワー室では4人の介助の方がゴムの前掛けとゴム長という出で立ちで待っていた。
寝たままでどうするのかというと、まず、ベッドに大きなバスタオルを敷き、
その上に患者の私の身体を転がしながら病院着やオムツを脱がして乗せる。
バスタオルに乗ったところで、4人でバスタオルの端を持ち、一斉に持ち上げ、
シャワー室のキャスターに移す。キャスターの先には、車の洗車機のようなトンネルがあり
温かなシャワーが吹き出ていた。キャスターで「洗車機」に運ばれて、
仰向けで全身にシャワーを浴び、手から足から背中を洗ってくれた。
さすがに身体の前は自分で洗った。この後身体を拭いてもらい、乾いたタオルでキャスター
から元のベッドに移され、元のように病院着を着せてくれた。
久しぶりにシャワーで温かくなった身体で病室に戻された。
まるで魚河岸で魚を運ぶようだった。手馴れたものだと感心したひと時だった。
介護生活の予行体験をしたような気持ちだった。いよいよ明日は手術か、と思った。

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入院生活8 部屋の変更

2018年02月24日 11時32分57秒 | 日記

入院してから何度も病室が変わった。何回変わったかは、あまり覚えていない。
最初の病室はナースステーションの前の2人部屋。後に手術をした直後、
再びこの部屋に変わった。隣のベッドには中年の女性が寝ていた。次の日には病室が変わった。
2人部屋でお相手は私より5歳ほど年下の男性。部屋の中をパジャマで歩き回っていた。
携帯電話で家族と話しをしたりしていた。付き添いがあれば、
病室のある3階から1階の売店に行けるようだった。トイレも一人で自由に行っていた。
早くこの患者さんのようになれるといいな、と思ったが、まだ手術前でトイレも自由にならない身体だった。
しばらくするとまた病室が変わった。と思ったらまたこの患者さんと相部屋になった。
感じのいい人で、自己紹介をしてくれた。糖尿病があるので、なかなか退院出来ないそうである。
しばらくすると彼はご自分のことを話し始めた。糖尿病は仕事上の付き合いで飲む機会が多くなり、
いつしか病気になったそうだ。
ふと思ったのは、ここは整形外科だったはずなのに、内科なのか、
それともこの病院は内科も整形外科も一緒なのかと思った。
この病室で1日ほど過ごしたところで、彼は病院の紹介で自宅近くの病院に転院した。
「せっかく知り合ったのに残念ですね」と声をかけられた。
まだ手術前だったので、この人がパジャマ姿で部屋を自由に行き来するのを
憧れて見ていた。


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入院生活7食事

2018年02月23日 00時16分55秒 | 日記

入院した次の日の朝、朝食の時間となった。ベッドを横切るようにテーブルが置かれて、
朝食が配膳された。「出来ますか?」と聞かれたので、出来る、と返事をして、
ベッドのリモコンを操作し、ベッドを起こしたが、テーブルは胸の辺りにあって、食べにくい。

リモコンを見るとベッドの高さを調節するボタンもあったので、操作してやっと食べられる位置になった。
まだ食べやすい位置ではなかったので、自由にならない左足をかばいなが、右足で身体を起こし、
枕を腰に当てたら食べやすい位置になった。スプーンや箸が届いていなかったので、
いただいた割り箸で食べた。ご飯ではなくお粥。
その他おかずは食塩の量を少なめにした病院食だったが、美味しくいただくことが出来た。
「しっかり食べて体力をつけるのだ」と心に決め、退院まで食事はすべて完食。
これも母が病院や介護施設で見せてくれたことが手本になっていた。
わが母は半身が不自由ながら、食事は完璧に食べていたのだ。
写真はパラマウントのベッドサイドテーブル。ベッドがパラマウント製だったので多分これだと思う。
写真を撮ってなかったので、ネットで探したもの。

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入院生活6

2018年02月22日 16時47分07秒 | 日記

大腿骨骨折の治療法について、リハビリや整形外科の待合所に
無料のパンフレットがあった。


後から記録を見ると頸部骨折というものだった。


手術で骨折した骨を取り除き金属製の人工骨頭に置き換えるというものだ。写真一番右。


人工骨頭は自分の骨に差し込むだけの仕組みで、
本人の骨がもろいと人工骨頭で骨が砕ける危険があるそうだ。


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自宅療養中2 生活時間の割り振り

2018年02月21日 01時58分03秒 | 日記

自宅に戻ってからは数学の勉強がおろそかになっている。
自宅での生活と入院中の生活を比べてみた。
入院中は
6時過ぎ 病室の灯りがつく。
7時 体温と血圧の測定
 担当看護師交代
8時 朝食
午前中 身体拭き、またはシャワー
12時 昼食
*午前または午後にリハビリ
14時 体温と血圧の測定
18時 夕食
19時 体温と血圧の測定
 夜担当の看護師に交代
21時 消灯

こうしてみると、
朝6時半から12時 約5時間半
昼12時半から18時 約5時間半
夜18時半から21時 約2時間半
途中、身体拭きやシャワー、リハビリで1時間差し引いても
12時間以上の自由時間がある。このうち数学に
4時間ほど使い、あとは身体を休めていた。

一方自宅では、
8時半に起きるが、夜中に眠れないので、
朝寝や昼寝をしたり、テレビを観たり、
ネットを見たりして、なかなか集中できていない。
気がつくと午後になっていたりする。
その間、リハビリのつもりで、食器洗いやごはん炊き
時々おかず作りをしている。布団干しの手伝いも
ある。夜は療養のために20時には就寝。
夜中に目が覚める。

昼間、数学に集中するのは2時間くらいか。

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自宅療養中1 退院

2018年02月20日 07時51分12秒 | 日記

2月8日。久しぶりの我が家。今ほど左足の安定感はなかった。
まず玄関に向かう途中にたくさんの段差があることに気づいた。
こわごわ杖を頼りに歩き玄関へ。玄関で靴を脱いで上がるときもちょっと一苦労。
やっと居間に着いた。幸い我が家のコタツは掘りごたつなので、
足が楽に伸ばせるのがありがたい。昼食は女房と娘の三人で退院祝いの寿司をつまんだ。


病院の食事は毎日お粥だったので、美味しく食べることが出来た。
ひと息ついた後、トイレ。病院のトイレは把手や手すりがあるが、
我が家のトイレには手すりも把手もない。壁に手をついて身体を安定させながら用を足す。
次は、久しぶりのiPadに「会い」に行くため階段を上る。当然ながら階段に手すりはない。
肘を張り両腕を階段の両側の壁につけて、身体を安定させながら、恐る恐る上る。
途中から階段が右に曲がり、壁がなくなる構造になっているので、
四つん這いになってやっと2階にたどり着いた。
こうして懐かしいiPadに出会うことが出来た。

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入院生活5

2018年02月19日 01時36分25秒 | 日記

1月28日、携帯電話と数学の本とシャープペンシルが届いた。この日から「ガロワの理論」勉強開始。
今振り返ってみると、退院後の自宅ではテレビ、iPadなど色々な誘惑があり、ろくに勉強をしていない。
入院中のこの期間は結構集中して数学に取り組めたのではないだろうか。
頭が疲れたらベッドに横たわり、しばらくしたらまたノートを取っていた。
ルーズリーフがなかったので看護師さんに裏紙などのメモを書く紙を頼んだところ、
内緒でA4のプリンター用紙をくれた。これに書き綴った。1月28日、29日それぞれ4ページ書いた。
シャープペンシルの芯が終わってしまったので、筆入れが届くまではボールペンを使った。
筆入れとルーズリーフが届いたのは1月30日だったようだ。
集中できた時間をルーズリーフのページ数で推測してみる。1月31日からノートを取り始め、
この日は12ページ。A4ノート3ページで大体1時間だから、
4時間ほど。続く2月1日は13ページだった。このペースは2月3日までで、
4日は8ページにダウン。5日の途中でルーズリーフが終わり、B5のレポート用紙になった。
5日は両方合わせて9ページほど。2月2日に一人で売店に出かけることを許され、
4日にFMラジオを購入したことも、勉強のペースダウンになったかもしれない。
今自宅で療養しているが、オリンピックのテレビ放送を観たりしてろくに勉強をしなくなってしまった。
娑婆世界で人間は堕落するのだろうか。それでもあれから一滴の酒も飲んでいないのだが。

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