今年の2月に初めて試飲会で飲んだ際、なんとも不思議な感覚にとらわれたのが、
旧ソ連 グルジア(英語ではジョージアと発音)のワインでした。
外観は淡くてぽわんとしているものが多く、味わいに至っては、よく飲みなれている現代のワインとまったく違います。
そう、どこか田舎臭いところがあるんです。
でも、それが決してイヤではなく、奥深いところでそっと感じ取れる繊細さがあり、ほっと溜息が自然にこぼれました。



グルジア は黒海に面した場所にあり、トルコの北東に位置し、ここでも何度か登場しているアゼルバイジャンとも国境を接しています。
この周辺、コーカサス地方はワインの発祥地といわれ、古くから(おそらく8000年前)ワインづくりが行われてきました。



グルジアでは、地面に埋め込んだ粘土製の壺(クヴェヴリ)で醸造するスタイルが伝統的で、それが現代にも残っています。
エチケットに、壺が描かれているワインが多い理由がわかります。
※クヴェヴリによるワインづくりの製法は、2013年にユネスコの無形文化遺産に登録されました
壺を使うワインづくりは、現代の世界各地の生産者が注目し、取り入れるところも出てきました。
グルジアワイン、壺ワインは、ワイン界の最新トレンドともいえそうです。
近いうちにまたグルジアワインを試飲する機会がありますので、後日改めて詳しく紹介したいと思います。

グルジアワインを自分でも勉強したい、飲める店、買える店を知りたい、という方は、9月5日に発売されたワイン雑誌「ワインホワット!?」がオススメ。現地取材もあり、超充実

「wine-what!?」 vol.2 (ATパプリケーション) 1080円
書店のほか、Amazonでも買えます。
今号で私が書いているのは、2500円以下のワイン100本飲み比べなど。

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外観は淡くてぽわんとしているものが多く、味わいに至っては、よく飲みなれている現代のワインとまったく違います。
そう、どこか田舎臭いところがあるんです。
でも、それが決してイヤではなく、奥深いところでそっと感じ取れる繊細さがあり、ほっと溜息が自然にこぼれました。



グルジア は黒海に面した場所にあり、トルコの北東に位置し、ここでも何度か登場しているアゼルバイジャンとも国境を接しています。
この周辺、コーカサス地方はワインの発祥地といわれ、古くから(おそらく8000年前)ワインづくりが行われてきました。



グルジアでは、地面に埋め込んだ粘土製の壺(クヴェヴリ)で醸造するスタイルが伝統的で、それが現代にも残っています。
エチケットに、壺が描かれているワインが多い理由がわかります。
※クヴェヴリによるワインづくりの製法は、2013年にユネスコの無形文化遺産に登録されました
壺を使うワインづくりは、現代の世界各地の生産者が注目し、取り入れるところも出てきました。
グルジアワイン、壺ワインは、ワイン界の最新トレンドともいえそうです。
近いうちにまたグルジアワインを試飲する機会がありますので、後日改めて詳しく紹介したいと思います。

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