昨日は ロイヤルホストで開催中のバスク料理フェア でオンリストされている スペインのバスク地方のワイン“ チャコリ”を紹介しましたが、ちょうど9月16~17日に都内で開催されたスペインのグルメ食材とワインの商談会でもチャコリが色々出ていましたので、改めて紹介します。
チャコリの3つの原産地呼称(DOチャコリ・デ・ゲタリア、DO チャコリ・デ・ビスカヤ、DO チャコリ・デ・アラバ )から5つのワイナリーが集まって結成されたプロモーション協会 「カウンタウレックス・アトランティック・ワインズ・フロム・バスク・カントリー」が輸入元を求めて出展していました。

これだけたくさんのチャコリを一度に試飲する機会は初めて!
軽い発泡があり、どれもそれぞれ少しずつ味わいが違いますが、共通しているのは、しっかりとした酸の存在。
ビスケー湾から吹く風のおかげで気温が低めに推移し、ブドウはゆっくり成熟します。
ブドウの糖度は高くなりすぎず、発酵している間も気温が低い状態であるため(“寒仕込み”と言っていました)、ゆっくり発酵が進み、雑味のないワインになるといいます。
チャコリはアルコール度数が低めながら、デリケートなうまみが乗ったワインになる理由がわかりますね。



ワインの性質上、わたしはチャコリはスクリューキャップ栓でもいいと思ったのですが、この団体はコルク栓にこだわっているとのことでした。
中には バリック樽で熟成されたタイプ もありました(42 BY ENEKO ATXA)


爽やかさが魅力のチャコリには、樽は使わないのかと思っていましたが、新しいチャレンジだとか。
他のブースでも樽を使ったチャコリがありました。

Bodegas Itsasnendi
軽やかな辛口の通常タイプ(右2本)のほか、エッチケットに★マークがあるボトル(左端)が樽熟成タイプ。
樽熟タイプは厚みが出て、コクがあっておいしいですが、個人の好みによるでしょうか。

レイトハーベストの甘口タイプ(上の画像) や、黒ブドウの“黒チャコリ”(下の画像)も発見。

Eklipse Bodegas Itsasnendi
黒チャコリがあることは知っていましたが、初めて見ました。
ピノ・ノワール60%に、チャコリ用のブドウ品種オンダリビ・ベルツァ(黒ブドウ)40%をブレンドしていますが、これは赤ワインとして素直においしい!
黒チャコリの生産量は、おそらく多くないでしょうけれど、探すと面白そうです。

赤ワインだけに、アルコール度数も白のチャコリと比べて高め
チャコリのバリエーションが多彩と知れたのは収穫ですが、個人的にはベーシックなものがチャコリらしくて、やっぱり好きです。

ベーシックなチャコリには、ビスケー湾の海の幸がピッタリ。
バスクでよく食べられる料理に、ホウレンソウのグリーンソースをかけた舌平目のソテーがあると聞きましたが、これは試してみたいかも。
白身や貝の刺身、シンプルなシーフード料理など、日本の食卓に並ぶ魚介料理なら、よく合うものが多いと思いますので、チャコリはもっと活躍していいワインですね。

そうそう、チャコリを高い位置からグラスに注ぐ“エスカンシアール”(escanciar)というパフォーマンスがあるのですが、カウンタウレックスの方に聞くと、観光レストランなどでは見られるけれど、通常は、ほかのワインと同様にそのまま注ぐそうですよ。
でも、お願いすれば、やってくれるかもしれませんね
※チャコリについては以前の記事も参照してください → コチラ
KANTAUREX ATLANTIC WINES FROM THE BASQUE COUNTRY
http://www.camaradealava.com/kantaurex/
Bodegas ITSASNENDI
http://www.bodegasitsasmendi.com/
※イチャスメンディの一部のチャコリは 株式会社フィラデスが輸入しています
チャコリの3つの原産地呼称(DOチャコリ・デ・ゲタリア、DO チャコリ・デ・ビスカヤ、DO チャコリ・デ・アラバ )から5つのワイナリーが集まって結成されたプロモーション協会 「カウンタウレックス・アトランティック・ワインズ・フロム・バスク・カントリー」が輸入元を求めて出展していました。

これだけたくさんのチャコリを一度に試飲する機会は初めて!
軽い発泡があり、どれもそれぞれ少しずつ味わいが違いますが、共通しているのは、しっかりとした酸の存在。
ビスケー湾から吹く風のおかげで気温が低めに推移し、ブドウはゆっくり成熟します。
ブドウの糖度は高くなりすぎず、発酵している間も気温が低い状態であるため(“寒仕込み”と言っていました)、ゆっくり発酵が進み、雑味のないワインになるといいます。
チャコリはアルコール度数が低めながら、デリケートなうまみが乗ったワインになる理由がわかりますね。



ワインの性質上、わたしはチャコリはスクリューキャップ栓でもいいと思ったのですが、この団体はコルク栓にこだわっているとのことでした。
中には バリック樽で熟成されたタイプ もありました(42 BY ENEKO ATXA)


爽やかさが魅力のチャコリには、樽は使わないのかと思っていましたが、新しいチャレンジだとか。
他のブースでも樽を使ったチャコリがありました。

Bodegas Itsasnendi
軽やかな辛口の通常タイプ(右2本)のほか、エッチケットに★マークがあるボトル(左端)が樽熟成タイプ。
樽熟タイプは厚みが出て、コクがあっておいしいですが、個人の好みによるでしょうか。

レイトハーベストの甘口タイプ(上の画像) や、黒ブドウの“黒チャコリ”(下の画像)も発見。

Eklipse Bodegas Itsasnendi
黒チャコリがあることは知っていましたが、初めて見ました。
ピノ・ノワール60%に、チャコリ用のブドウ品種オンダリビ・ベルツァ(黒ブドウ)40%をブレンドしていますが、これは赤ワインとして素直においしい!
黒チャコリの生産量は、おそらく多くないでしょうけれど、探すと面白そうです。

赤ワインだけに、アルコール度数も白のチャコリと比べて高め
チャコリのバリエーションが多彩と知れたのは収穫ですが、個人的にはベーシックなものがチャコリらしくて、やっぱり好きです。

ベーシックなチャコリには、ビスケー湾の海の幸がピッタリ。
バスクでよく食べられる料理に、ホウレンソウのグリーンソースをかけた舌平目のソテーがあると聞きましたが、これは試してみたいかも。
白身や貝の刺身、シンプルなシーフード料理など、日本の食卓に並ぶ魚介料理なら、よく合うものが多いと思いますので、チャコリはもっと活躍していいワインですね。

そうそう、チャコリを高い位置からグラスに注ぐ“エスカンシアール”(escanciar)というパフォーマンスがあるのですが、カウンタウレックスの方に聞くと、観光レストランなどでは見られるけれど、通常は、ほかのワインと同様にそのまま注ぐそうですよ。
でも、お願いすれば、やってくれるかもしれませんね

※チャコリについては以前の記事も参照してください → コチラ
KANTAUREX ATLANTIC WINES FROM THE BASQUE COUNTRY
http://www.camaradealava.com/kantaurex/
Bodegas ITSASNENDI
http://www.bodegasitsasmendi.com/
※イチャスメンディの一部のチャコリは 株式会社フィラデスが輸入しています
