10月末、イタリアのワイン評価誌「ガンベロロッソ -GAMBERO ROSSO」で高い評価を獲得しているイタリアワインが集まった「GAMBERO ROSSO trebicchieri 2016 Tasting」が都内で開催されました。
ガンベロロッソは1987年に始まり、2016年版で29回目、2017年版で30周年を迎えます。
ワインの評価をグラスの数で表し、最高は3グラス![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/xmas_wine.gif)
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(イタリア語でトレビッキエリtrebicchieri)。
次は2グラス、1グラスと下がって行きますが、グラス1つでも、ガンベロロッソに選ばれることは大したことなのです。
今回の私のテーマは、コストパフォーマンスのいい3グラスワインを探すこと。
評価の高いワインは価格も高いよね…と思われがちですが、
いやいや、ここは3000円以下で探してみましょう!
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Cavicchioli Lambrusco di Sorbara V. del Cristo 2014
(Emilia Romagna)
辛口のランブルスコで、色はRosato(ロゼ)。淡いカラーで微発泡。
イチゴの風味がありますが、酸がしっかりとしていて、味わいはサッパリしています。
プロシュートや生クリームのパスタ、サーモンなどにもお勧め。アルコール度数11%。
来日していたイタリア人生産者が、「ビハッポウは ビハッピー Be Happy ダヨネ?」と言ってました。
オヤジギャクですが、これは使えますね(笑)
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姿も美しく、高級感ある辛口のランブルスコは、ちょっと改まったシーンでも活躍しそう。
参考上代 2600円 (輸入元:飯田)
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Castello di Cigognola Brut “More”2011(Lombardy)
ピノ・ノワール100%でつくる白のスパークリングワイン。オルトレポ・パヴェーゼです。
瓶内熟成36カ月。使用ブドウといい、製法といい、実にシャンパーニュ的ですね。
キリリとした辛口で、生牡蠣、魚介の天ぷら、春先なら木の芽のてんぷらもいいなぁと思いました。
これも姿が美しいので、華やかな席にピッタリ。
乾杯用でもいいですが、食中酒として楽しむのがいいように思います。
参考上代 3000円 (輸入元:オーバーシーズ)
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Abruzzo Pecorino 2014 Tenuta I Fauri(Abruzzo)
ゴマを思わせる風味が個性的で、味わい深い白ワイン。
ペコリーノ種をセメントタンクで醸造し、樽は使っていません。
ペコリーノチーズはもちろん、クリームソース系の料理にもオススメとのこと。
参考上代 2300円 (輸入元:八田)
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右)![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/xmas_wine.gif)
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Pala Vermentino Stellato 2014(Sardinia)
ふっくらした果実の厚みがあり、陽気で大らかな白ワイン。
幅広いフードに合わせられそうです。
参考上代 2800円 (輸入元:フードライナー)
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(2014) Castel de Monte Rosso V.Pedale Riserva 2010
右)![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/xmas_wine.gif)
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(2015) Castel de Monte Rosso Bolonero 2012 (Puglia)
これら3本は同じワイナリー TORREVENT(トッレヴェント)の赤ワインで、右のボーロネーロ2012がベーシックタイプ、真ん中のヴィーニャ・ペダーレ・ロッソ・リゼルヴァ 2010がワンランク上のリゼルヴァ、左のワインNero di Troia Ottagono Riserva 2011がプレミアムクラスです。
ブドウ品種は、左2本がネーロ・ディ・トロイア(ウーヴァ・ディ・トロイア)100%、右がネーロ・ディ・トロイア70%+アリアニコ30%。
醸造は、右がステンレスタンクのみ、真ん中は熟成にステンレスタンク8カ月+オーク樽12カ月、左は大樽にてMLF後、木樽で12カ月+セメントタンクで8カ月熟成。
右2本はDOC、左はDOCG、希望小売価格は 1500円、2600円、3650円と差があります。
なのに、DOCワインの2本が3グラスで、DOCGワインが2グラス。
この3本の中で、私のイチオシは、真ん中の“リゼルヴァ2012”。
果実味と酸とタンニンのバランスがよく、おいしく飲めるフルボディ。これで3000円以下は優秀です。さらにボーロネーロも1500円でトレビッキエーリ!こちらはバランス軽めのミディアムボディ。
(輸入元:モトックス)
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今回は、3000円以下という価格にフォーカスしてみましたが、5000~6000円となると、本当に素晴らしい内容のワインがたくさんあり、イタリアワインはコストパフォーマンスいいなぁ~!と改めて感じさせられました。
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ガンベロロッソ 「イタリアワインガイド」 日本版も発売
グラス数だけでなく、15ユーロ以下のトレビッキエーリワインも一覧で紹介されていますので、お手頃でおいしいワインを探したい人の参考になると思います。
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ガンベロロッソは1987年に始まり、2016年版で29回目、2017年版で30周年を迎えます。
ワインの評価をグラスの数で表し、最高は3グラス
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次は2グラス、1グラスと下がって行きますが、グラス1つでも、ガンベロロッソに選ばれることは大したことなのです。
今回の私のテーマは、コストパフォーマンスのいい3グラスワインを探すこと。
評価の高いワインは価格も高いよね…と思われがちですが、
いやいや、ここは3000円以下で探してみましょう!
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(Emilia Romagna)
辛口のランブルスコで、色はRosato(ロゼ)。淡いカラーで微発泡。
イチゴの風味がありますが、酸がしっかりとしていて、味わいはサッパリしています。
プロシュートや生クリームのパスタ、サーモンなどにもお勧め。アルコール度数11%。
来日していたイタリア人生産者が、「ビハッポウは ビハッピー Be Happy ダヨネ?」と言ってました。
オヤジギャクですが、これは使えますね(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/5e/682e07cff69199785f6efdd3996e0494.jpg)
姿も美しく、高級感ある辛口のランブルスコは、ちょっと改まったシーンでも活躍しそう。
参考上代 2600円 (輸入元:飯田)
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ピノ・ノワール100%でつくる白のスパークリングワイン。オルトレポ・パヴェーゼです。
瓶内熟成36カ月。使用ブドウといい、製法といい、実にシャンパーニュ的ですね。
キリリとした辛口で、生牡蠣、魚介の天ぷら、春先なら木の芽のてんぷらもいいなぁと思いました。
これも姿が美しいので、華やかな席にピッタリ。
乾杯用でもいいですが、食中酒として楽しむのがいいように思います。
参考上代 3000円 (輸入元:オーバーシーズ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/31/914f81e6ee0c0154b624637b44b3ccc2.jpg)
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ゴマを思わせる風味が個性的で、味わい深い白ワイン。
ペコリーノ種をセメントタンクで醸造し、樽は使っていません。
ペコリーノチーズはもちろん、クリームソース系の料理にもオススメとのこと。
参考上代 2300円 (輸入元:八田)
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右)
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ふっくらした果実の厚みがあり、陽気で大らかな白ワイン。
幅広いフードに合わせられそうです。
参考上代 2800円 (輸入元:フードライナー)
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これら3本は同じワイナリー TORREVENT(トッレヴェント)の赤ワインで、右のボーロネーロ2012がベーシックタイプ、真ん中のヴィーニャ・ペダーレ・ロッソ・リゼルヴァ 2010がワンランク上のリゼルヴァ、左のワインNero di Troia Ottagono Riserva 2011がプレミアムクラスです。
ブドウ品種は、左2本がネーロ・ディ・トロイア(ウーヴァ・ディ・トロイア)100%、右がネーロ・ディ・トロイア70%+アリアニコ30%。
醸造は、右がステンレスタンクのみ、真ん中は熟成にステンレスタンク8カ月+オーク樽12カ月、左は大樽にてMLF後、木樽で12カ月+セメントタンクで8カ月熟成。
右2本はDOC、左はDOCG、希望小売価格は 1500円、2600円、3650円と差があります。
なのに、DOCワインの2本が3グラスで、DOCGワインが2グラス。
この3本の中で、私のイチオシは、真ん中の“リゼルヴァ2012”。
果実味と酸とタンニンのバランスがよく、おいしく飲めるフルボディ。これで3000円以下は優秀です。さらにボーロネーロも1500円でトレビッキエーリ!こちらはバランス軽めのミディアムボディ。
(輸入元:モトックス)
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今回は、3000円以下という価格にフォーカスしてみましたが、5000~6000円となると、本当に素晴らしい内容のワインがたくさんあり、イタリアワインはコストパフォーマンスいいなぁ~!と改めて感じさせられました。
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ガンベロロッソ 「イタリアワインガイド」 日本版も発売
グラス数だけでなく、15ユーロ以下のトレビッキエーリワインも一覧で紹介されていますので、お手頃でおいしいワインを探したい人の参考になると思います。
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