【人工股関節置換】手術の順番は大事です から続きます
昨年6月に受けた左の人工股関節置換手術から1カ月ごとに経過を書いてきました。
1カ月では前回とそれほど変わらないこともありますが、
いつのまにかできている? 苦にならなくなっている? というものが出てきます。
術後7カ月の私が実感しているひとつは、「自転車の運転」です。
6カ月の時は、漕ぎ始めの時に左大腿骨に痛みを感じていましたが、今は気にならなくなり、スムーズに漕ぎだすことができます。
自転車での方向転換も自由自在にでき、手術前の95%くらいまで復活したように思います。
もうひとつ実感しているのは、「歩き方」です。
術後は左脚の方が長く感じたため、歩行の際に身体が左に傾いてしまい、身体を左右に揺らしながら歩いていました。
それが、ほぼ傾かずに歩けるようになりました。
以前は、知らない人が見ても、明らかに足腰が悪い人の歩き方でしたが、今の私の歩き方だと、おそらく何も思われないのではないでしょうか。
家の中にいると気づきませんが、外に買い物に出て、自分の歩きを見ると、ちゃんとスタスタ歩けています。
ウイルス感染拡大の状況下では、用もなく外歩きはしにくいですが、回復期に散歩的な外歩きをすることはいいことだと思います。
なお、6カ月の時点でまだ感じていた膝や越周辺のこわばり、左大腿骨側面から前面の痛みは、お正月にふと思い出した「あるもの」を使ったところ、劇的に痛みが出ないようになりました。
「あるもの」とは、「ボール」です。
リハビリの時に理学療法士さんから教えてもらい、100均のテニスボールを買いに行ったところ、在庫がなかったので、ゴムのサッカーボールやペットのおもちゃ用ボールを買ってきました。
それを思い出し、左の膝上から大腿骨周辺を、側面を中心にコロコロマッサージしたところ、痛みが軽減され、足も軽く上がります。
ボールコロコロは手軽にできるのでいいですよ~
写真ではサッカーボールの黒の模様がありますが、コロコロしたせいで黒色がだんだんと薄くなり、さらには消え、今はただの灰色のゴムボールになってます(笑)
ボールは、リハビリの後には使わなくなっていましたが、今さらながら大活躍
誰でも使えるので、一家に一個常備しておくことをオススメします
ずっと気にしている「左足での片足立ち」ですが、片足立ち自体はできます。
まだ少し傾きはありますが、普段の生活の中で長時間片足立ちをすることはありませんので、今の状態まで回復しているのな充分じゃないでしょうか。
まだできないことは、「小走り」。
信号が変わる際に小走りして渡りたい、と思っても、走れません。
でも、次を待てばいいですからね
電車がホームに来ていて、間に合うなら乗りたい!という場面もありますが、今は電車に乗る外出は避けているので、これも問題ありません。
人工股関節手術後でもできるスポーツに「ウオーキング」や「ハイキング」があります。
が、「ジョギング」は、基本的にはNGのようです。
スポーツに関しては個人差があるそうなので、気になる人は医師に確認するといいでしょう。
ということを考えると、「小走り」もあえてしない方がいいのかも?
次の診察の時に、スポーツについて聞いてみようと思います。
次回は、術後8カ月リポートをお届けしますね