昨年の会津フェアで買ってきた会津の酒「純米吟醸 Go Beyond」(榮川)に
「ワイングラスでおいしい日本酒」金賞受賞のネックハンガーがかかっていました。
2020年「ワイングラスでおいしい日本酒アワード メイン部門」金賞受賞
※2020年のこの部門の金賞は83アイテムありました
右端が 「榮川 純米吟醸 Go Beyond」
これを飲む際、「はて?どんなワイングラスを用意したらいいのかしら?」と悩んだのですが、よくある形のものなら問題ないでしょう、と思い、よくある形のワイングラスで飲んでみました。
「榮川 純米吟醸 Go Beyond」は冷やして飲むのがオススメということなので、冷やしてからワイングラスに注いで飲みましたが、うーん、普通?
もしかして、普通の形のグラスじゃない方がいいのでは?
手持ちのワイングラスの中で、ちょっと特殊な形状の「フランチャコルタ用グラス」(イタリアのフランチャコルタワイン協会の公式グラス)に入れて飲んでみたところ、断然いい!
左が普通のワイングラスで、右がフランチャコルタ用グラスです
わかりにくいかもしれませんが、フランチャコルタグラスは、底がシャープにすぼまり、上部が広く開いています。
日本酒を底の部分に高さ3センチほどだけ注ぐと、上部の開いたボウル部分に香りが華やかに広がりながら、口の中に入ってきます。
このグラスで飲むとおいしい! 大成功!
しかし、「ワイングラスでおいしい日本酒」とうたっているのに、ワイングラスについての説明がないのは困ります。
このアワードの公式HPを見ると、
「リーデル日本酒用ワイングラスを使いブラインド官能テストで7段階評価」とありました。
つまり、「リーデル日本酒用ワイングラス」で飲んでおいしい、ということみたいですね。
ワイングラスで知られるリーデル社では、それぞれのワインに合う大きさや形状のグラスを出していますが、日本酒用のグラスもあります。
リーデル社の日本酒用グラスを調べると、15ほどありました。
私の飲んだのは「純米吟醸」なので、純米用のグラスを見ると、フランチャコルタグラスと形状がよく似ていますが、高さが低めです。
底がすぼまっていて上部が広く開いているグラス ー これが純米向けみたいですね。
大吟醸は、少しスリムで背がやや高めのグラスが適しているようです。
リーデル社の専用グラスは高価なので、家で手軽に楽しみたい方は、手持ちの中で似た形状のグラスで代用するといいのではないでしょうか?
私は純米酒が好みなので、今後はフランチャコルタグラスを活用しようと思います