ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

昨夜の晩酌はイタリア産の…

2014-09-15 11:10:52 | ワイン&酒
昨日、西友で買ってきた5本の直輸入ビール の中で私が昨夜飲んだのは…


アマルコルド モーラ <発泡酒> (イタリア産) 355ml 399円(税別)

この秋、西友が新たに輸入を開始したイタリア産の3種のビール&発泡酒のうちのひとつ。

色が、とても黒い!
飲んでみると、濃厚なコーヒーリキュールのような風味があり、香ばしい甘みも感じました。泡のキメは細かく、クリーミーで上品です。最近飲んだ、オーストリアビールのバーレーワインやボックビールにタイプがとてもよく似ています。

自家製のトリッパの煮込みに合わせようと思ったのですが、コーヒーの風味は香ばしいこのビールなら、料理よりもチーズやデザートの方が合いますね。



ライ麦比率65%のドイツパンにクリームチーズを載せたものと合わせたところ、これはバッチリでした。ライ麦パンの香ばしさと、クリームチーズのなめらかな脂肪分が、濃厚でしっかりした味わいのこのビールによく合いました。
チョコレート とも合いそうです。

アルコールは9%と、ビールの約2倍。
だから、これ1本を1人で飲み切ると、通常のビールよりもほろ酔い感が強くなりますので、要注意(笑)

グラスは、いつものように大ぶりのワイングラスに入れましたが、この“アマルコルド モーラ”なら、もう少し小ぶりのワイングラスの方が良いかもしれません。
このシリーズの別のビールもぜひ試してみたいと思いました。



コロンとした小さなボトルがとてもキュートなので、プレゼントにもピッタリ

(輸入元:西友プロキュアメント)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

直輸入ビール入手@西友

2014-09-14 12:33:14 | ワイン&酒
以前紹介しましたが、現在、期間限定で2本よりどり380円(税抜)セール中の西友の直輸入ビールを、さきほど入手してきました。

セール初日にはまだ売り場にありませんでしたが、翌日から入ったという情報を得ましたので、ようやく本日買いに行ってきました。
しかし、ビール売り場にはなく、まさかの売り切れ?!と落胆し、帰りかけた出入り口の横の直輸入品コーナーで、ようやく出合えました。ビール売り場にも、なにか一言案内があると、親切だと思うのですが…

さて、本日購入してきたのは以下の5本です。



5本で1251円(税込)と、お手頃ワイン1本程度の価格です。
※よりどり品でないものもあります(右端)。それぞれの詳細は 以前の案内記事 を参照してください

今夜、早速どれかを飲みたいと思います。
さて、わたしがチョイスするのはどれでしょうか?

※よりどり2本380円セールは2014年10月3日までです

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

限定!ハチ公の月餅

2014-09-13 13:57:26 | 甘いもん
渋谷駅地下の東急東横のれん街で、かわいい “ハチ公の月餅” を発見!

ちょうど中秋の名月でもありましたし(9月8日)、スイーツ好き&月餅好きとしては、買わずに素通りすることなんてできません


東横ハチ公月餅  新宿中村屋

1個130円、5個入り袋で600円(税込648円)でした。
ハチ公パックはすべて小豆あんのハチ公だったのですが、木の実あんの月餅も欲しかったので、店員さんにお願いして、ミックスにしていただきました。柔軟な対応に感謝です。



東横ハチ公月餅(小豆餡) 1個 46g

こういうのって、動物好きな人には嬉しいですよね。
女性、子どもにも喜ばれること間違いなし!
1個から買える手軽さもいいですね



小豆あんには黒ごまペーストが練り込まれ、しっとりなめらかです。中にクルミも入り、和菓子のあんとは違う風味が“月餅”らしさを感じさせます。中のあんはしっとりですが、外側の皮はドライでパサつく感じがありました。



月餅(木の実餡) 1個 44g

中に木の実がたっぷり詰まった月餅は大好物。大きければ大きいほど、おいしさがアップするような気がします。



中村屋のものには、落花生、りんご、りんごプレザーブ、動物性油脂、白ごま、洋酒、アーモンド、オレンジマーマレード、くるみ、レーズン、パイナップル、冬瓜、バター、白あん、いちじく、カシューナッツ、コーンシロップ、みりんなどが入り、ボリュームたっぷり。
こちらは、しっとりというよりも、ザクザクした食感で、そのためか、外側の皮のパサつきは小豆あんほど感じませんでした。



売り場のディスプレイもかわいらしかったです

※ハチ公を意匠にしたお菓子は、このフロアの多くの菓子店で見かけました。



中国(香港、台湾も含む)では、月餅は中秋節の贈答品に使われ、この時季の月餅ビジネスには巨万のお金が動くようですが、これを当てにしたのがあのスターバックス。約10年くらい前から、中国のスタバでは、スタバらしい洋風の月餅が売り出され、従来の月餅の味に飽きた消費者や若い層を中心に人気があるようです。月餅の表面には色々な模様が施されますが、スタバの月餅の表面は、あのスタバのロゴだそうですよ。これはちょっと食べてみたいかも(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大満足のシュナン&リースリング@豪州ワイン

2014-09-12 10:00:00 | ワイン&酒
先週、都内で開催された オーストラリアワイン試飲会で見つけた、素晴らしい白ワイン

白ワイン好きの私としては、どうしても白品種に目が行ってしまいます。
例えば シュナン・ブラン

シュナンといえば、フランスのロワールのものが多いでしょうか。
ロワールは近年、ビオワインで新たなファンを獲得していますので、そこからシュナン・ブランを好む人も増えてきたかもしれませんんね。


Margaret River Chenin Blanc 2013 Voyager Estate (Australia, 西オーストラリア州)
(参考小売価格 3200円、税別)

ヴォエジャー・エステートシュナン・ブラン は、フランスのロワールとスタイルが若干異なります。豊かな果実味を押し出し、それでいてどこか恥ずかしがり屋なタイプ。
素直、ピュア、まっすぐな味わいです。
果実味はリッチだけど、重たくなく、若々しくボンと弾ける新鮮さがあります。
これはもう、素直においしい。最近、この手の果実味をもつシュナンになかなか出合えていないような気がします。

マーガレット・リヴァー は、西オーストラリア州を代表する生産地。
このシュナン・ブランのブドウ樹は、1970年代に植樹されたものです。



1991年に設立したヴォエジャー・エステートは、当初より自然のバランスに配慮したサステーナブルなワインづくりに取り組み、国際基準の豪州ワイン業界の国家環境保証プログラム“EntWine Australia”の認証も獲得しています。

エチケットにバラの図柄があるのは、ワイナリーにキレイなバラ園があるからで、魅力的なレストランとともに、多くの人を惹きつけているそうですよ。
機会があれば訪問してみたいワイナリーのひとつです。




MacLaren Vale Dry Dam Riesling 2006 d'Arenberg (Australia, 南オーストラリア州)
(参考小売価格 3000円、税別)

2006年という、すでに8年熟成したリースリング
こんなリースリングが今も飲めること、しかも、このプライスとは嬉しいじゃありません?

まったりとした熟成感、コクのあるミネラル感、そして、リースリングならではの美しい酸。
メロウで官能的な顔も見せ、うっとりとさせられました。
アルコール12%、残糖5.2g/L

ダーレンベルグ は、アデレードの南に位置するマクラレーン・ヴェイルに1912年に設立され、現当主は4代目。
非常に幅広いレンジの多彩なワインをつくり、中には樹齢100歳前後になる古木のブドウからつくるワインもあります。このワイナリーはユニークなワインがたくさんありますので、他のものもいろいろオススメです。

(輸入元:ヴィレッジ・セラーズ株式会社)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボルドー・メドックのワイン選びの新指標「クリュ・ブルジョワ」

2014-09-11 12:58:45 | ワイン&酒
先週、クリュ・ブルジョワ・デュ・メドック2011年ヴィンテージ試飲会 が、都内にて開催され、足を運んできました。

ワインに詳しい人でも混乱するのが、この “クリュ・ブルジョワ・デュ・メドック” というカテゴリではないでしょうか?



ボルドーのメドック地区 には格付けがあることは、よく知られていると思いますが、
ラフィット、ラトゥール、マルゴー、ムートン、オー=ブリオン(このシャトーのみ例外でグラーヴ地区)といった1級シャトーを頂点に、第5級までの61シャトーがずらりと並んでいます。

しかしながら、メドック地区には、61に入らないシャトーの方が多いんです。
第1級から5級の格付けは、たしかにワイン選びの目安にはなりますが、これしか見ないのは、非常にもったいこと。

そこで、ワイン選びのもうひとつの指標にしたいのが “クリュ・ブルジョワ” です。

メドックの第1級~5級の格付けは、1855年のパリ万博を機に制定されたのもですが、クリュ・ブルジョワの歴史は中世まで遡ります。

1152年にフランスのアキテーヌ地方(ボルドーを含む地方)の領主の娘エレオノールが、アンジュ伯アンリ・プランタジネットと結婚し、その2年後の1154年、アンリはイングランド王に即位します(ヘンリー2世)。
その際、エレオノールの持参金であったアキテーヌ領がイングランド領となり、1453年にフランスに返還されるまで、英国の支配が続きます。
ボルドーワインはイングランドへの重要な輸出品になりますが、当然、素性のいい上質なワインが求められますから、富を持つ者は優良な土地を手に入れるようになり、クリュ・ブルジョワの概念が形成されるようになりました。

クリュ・ブルジョワがボルドー仲買人組合に正式に認められたのは1932年のことで、当時のシャトー数は400~500。

その後、2000年11月にフランス農水省の省令で正式に認められ、2003年に新たな格付けが発表されました(247生産者)。
ところが、この選定の審査団の中に、格付けに入ったシャトーの関係者が含まれていたことから公正性が問題視され、2007年にこの格付けが無効であると、ボルドー行政控訴院の判断が下されたのです。

そのため、しばしの期間が空くことになりましたが、2009年、現在のクリュ・ブルジョワ・デュ・メドックの公式セレクション認定制度が、ようやくフランス政府公的機関により承認されました。



公式試飲審査は関係者が入らない第三者検査機関により行われ、エキスパート審査委員(プロのテイスター)が協議なしで個人採点を行い、その平均点によって認定が決定されます。

この審査は毎年行われるようになりました、
最新は、今回の2011年ヴィンテージ(第4回公式セレクション)になります。


クリュ・ブルジョワ・デュ・メドックの認定取得条件

ワイン生産シャトーでつくられた赤ワインであること

メドック地区の全アペラシオン(8つ:メドック、オー=メドック、リストラック・メドック、ムーリス、マルゴー、サン=ジュリアン、ポイヤック、サン=テステフ)であること

以下のブドウ品種のブレンドであること(カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロ、一部プティ・ヴェルドとマルベック)

作付面積5~180ヘクタールのワイナリー


申請のあった数量のみが認証され、認証されたワインにはシールが付けられます。



認証シールの QRコード でそのワインの詳細情報が獲得できます

申請された本数以上のワインが出回ることは認められませんから、認証シールの有無で、そのワインの正統性が一目でわかりますね。



“クリュ・ブルジョワ・デュ・メドック 2011年ヴィンテージ公式セレクション”は 256シャトー(メドック地区ブドウ作付面積の27%)、生産本数は2800万本(同生産量の38%)。

そのうち、日本に入っているのは約30%だそうです。
数が多いですから、まずは、お気に入りシャトーをひとつふたつ探し出すのがいいでしょう。
それを年々追っていきながら、新しいシャトーを開拓していくのがオススメです。

試飲会では約90アイテムが出展され、いまひとつと感じたものも中にはありました。
ワインは嗜好品ですし、コンディションの問題もあったかもしれません。
でも、認証シールは一定基準の品質をクリアしている目安 になります。

以下に、私がいいなと思ったいくつかを紹介しますので、よければ参考にしてください。
選んだポイントは、酸味とバランス、エレガントさです。


およそ2000円前後~6000円程度が主要価格帯になると思います

クリュブルジョワは61シャトーよりも買いやすい価格がつけられているのが大半ですが、中には、少々お高めなプライスのものもありました。素性を知ると、なるほどと思うのですが、私たちがクリュ・ブルジョワに求める要素のひとつに、品質と価格のバランスがあると思いますので、コスパの良いものをぜひとも見つけたいものです。

メドックならではの品格を求めたい時、ありきたりでないワインを求めたい時に、クリュ・ブルジョワ・デュ・メドックの中から上手に選べたら嬉しいですね。




クリュ・ブルジョワ・デュ・メドック 公式サイト  www.crus-bourgeois.com

※各種タプレットで認証シールのQRコードを入力するほか、上記公式サイトでもボトルの個体識別番号の入力ができます

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テタンジェ唯一のドメーヌ・シャンパーニュ

2014-09-10 12:01:33 | ワイン&酒
9月2日に開催された「第48回ル・テタンジェ国際料理賞コンクール・ジャポン2014」に合わせ、来日していたクロヴィス・テタンジェ氏(シャンパーニュ テタンジェ社 取締役輸出部長、36歳)をホストに、ピーロート・ジャパン(株)によりプレス向けのレクチャーが開催されました。



レクチャーでは、ピーロート・ジャパン社がこの9月1日から販売する4アイテムを、クロヴィス氏が紹介してくれました。


左より)
Champagne Taittinger Les Folies de la Marquetterie NV
Champagne Taittinger Brut Millesime 2006
Champagne Taittinger Comtes de Ghampagne Blanc de Blancs 2005

Champagne Taittinger Comtes de Ghampagne Rose 2005

この中でもっとも私が気になったのは、Les Folies de la Marquetterie(レ・フォリ・ド・ラ・マルケットリー)でした。


Champagne Taittinger Les Folies de la Marquetterie NV

テタンジェの中で最も新しいシャンパーニュで、初リリースは2005年。
「レ・フォリ・ド・ラ・マルケットリーは、スペシャルでレアなもの」とクロヴィス氏。

マルケットリーは現存する城の名前で、“寄木細工”の意味。
テタンジェ社の本社はランスにありますが、マルケットリー城はエペルネに近い南のピエール村にあります。17世紀にはベネディクト派の修道士によりシャンパーニュ製法の秘訣の一部を発見した場所だともいわれています。

この城を囲むように、寄木細工の模様のように広がる畑が、“レ・フォリ”と呼ばれる単一畑で、テタンジェ家の所有する自社畑になります。つまり、このシャンパーニュは、テタンジェ唯一のドメーヌ・シャンパーニュなのです。
畑の広さは全体で12ha、そのうちセレクトした6haのブドウを使い、年間3~4万本を生産します。

ブドウの比率はシャルドネ45%、ピノ・ノワール55%で、面白いことに、フィールドブレンディング(同じ畑に2種以上のブドウを栽培すること)しています。この方法は歴史的に行われてきたもので、テタンジェでは、熟した度合いを見てブドウを収穫をしています。
「年によっても違い、ルールはなく、とにかく毎日ブドウを見ること」とクロヴィス氏。
ブドウは区画ごとに収穫し、区画ごとに醸造します。

醸造でもこのキュヴェはユニークで、テタンジェでは99%樽を使わないのに、これはオークの古樽を使用し30%)、5カ月間熟成させた後は、瓶内二次発酵を最低5年間行ないます。
また、より豊かなボディになるよう、タフなグリーンハーベストを行なっていますが、こうして収穫したブドウは古いオークの槽での発酵にも合うのだとか。

「伝統的な方法でつくるのは、シャンパーニュ テタンジェのルーツに貢献するため。
 レ・フォリ・ド・ラ・マルケットリーは、職人的、伝統的なシャンパーニュ」


さて、肝心の味わいですが、深みのあるゴールデンカラーに艶があり、泡立ちは非常に元気。酸がイキイキとして、フレッシュ感がありながら、深いコクがあります。これは料理に合いそうですね。特に、洗練された肉料理にピッタリくるでしょう。



右)Champagne Taittinger Brut Millesime 2006

ブリュット・ミレジメ2006 は、またキャラクターが異なります。
シャルドネ50%はグラン・クリュのもののみ、ピノ・ノワール50%は、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのプルミエ・クリュのブドウを使用、最低でも6年間熟成させてから出荷されます。

味わいは、レ・フォリ・ド・ラ・マルケットリーよりもエレガントで軽やかなながら、熟成感のうまみもあり、じんわり染み込んできます。これも料理が進むシャンパーニュです。


左)Comtes de Ghampagne Blanc de Blancs 2005 右)Comtes de Ghampagne Rose 2005

コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン は、テタンジェ社のトップキュヴェ。
グラン・クリュのシャルドネ100%で、最低でも8~10年は寝かせます。
2005年の前の最新ヴィンテージは 2002年 でしたが、現在は2005年に移行しています。
その次のヴィンテージ2006年は、もう間もなくリリースされるそうです。

より複雑なブーケで、舌触りもなめらかでしなやか。ふっくらやさしい口当たりで、口の中でまあるく広がります。
これはもう、完璧にガストロミー向けですね。上質な素材を使った料理に合わせたく、肉なら和牛をシンプルな調理方法で。

コント・ド・シャンパーニュ ロゼ は、30%のシャルドネと、70%のピノ・ノワールからつくられ、すべてグラン・クリュのブドウです。ピノ・ノワールのうち12%はブジィ産の赤ワインを使っているため、ワインの色が濃くなっています。瓶内二次発酵は最低でも7~8年。

赤ワインから来るチャーミングな赤いベリーの風味が印象的で、若々しくジューシーな味わいに魅了されました。これは素直においしく、スーッと飲めてしまいます。美しい色とともに、誰もが笑顔になるシャンパーニュです。かわいらしい甘酸っぱさは、特に女性に好まれること間違いなしでしょう。



左より、レ・フォリ、ミレジメ2006、コント白2005、コント・ロゼ2005
価格は、この順番で、9200円、8200円、18900円、24900円(すべて税込)




秋の食材とともにいただけたら最高!


(輸入元:ピーロート・ジャパン株式会社)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

壺づくりワインのグルジアに注目

2014-09-09 17:06:39 | ワイン&酒
今年の2月に初めて試飲会で飲んだ際、なんとも不思議な感覚にとらわれたのが、
旧ソ連 グルジア(英語ではジョージアと発音)のワインでした。

外観は淡くてぽわんとしているものが多く、味わいに至っては、よく飲みなれている現代のワインとまったく違います。
そう、どこか田舎臭いところがあるんです。
でも、それが決してイヤではなく、奥深いところでそっと感じ取れる繊細さがあり、ほっと溜息が自然にこぼれました。



グルジア は黒海に面した場所にあり、トルコの北東に位置し、ここでも何度か登場しているアゼルバイジャンとも国境を接しています。
この周辺、コーカサス地方はワインの発祥地といわれ、古くから(おそらく8000年前)ワインづくりが行われてきました。



グルジアでは、地面に埋め込んだ粘土製の壺(クヴェヴリ)で醸造するスタイルが伝統的で、それが現代にも残っています。
エチケットに、壺が描かれているワインが多い理由がわかります。
※クヴェヴリによるワインづくりの製法は、2013年にユネスコの無形文化遺産に登録されました

壺を使うワインづくりは、現代の世界各地の生産者が注目し、取り入れるところも出てきました。
グルジアワイン、壺ワインは、ワイン界の最新トレンドともいえそうです。

近いうちにまたグルジアワインを試飲する機会がありますので、後日改めて詳しく紹介したいと思います。



グルジアワインを自分でも勉強したい、飲める店、買える店を知りたい、という方は、9月5日に発売されたワイン雑誌「ワインホワット!?」がオススメ。現地取材もあり、超充実


「wine-what!?」 vol.2 (ATパプリケーション) 1080円

書店のほか、Amazonでも買えます。
今号で私が書いているのは、2500円以下のワイン100本飲み比べなど。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“旨味”を楽しむ極上シャンパーニュ

2014-09-08 12:30:01 | ワイン&酒
昨日は “懐にやさしい優秀スパークリングワイン” を紹介しましたが、本日紹介するのは、
ある概念にフォーカスしてつくられた新着極上シャンパーニュ です。


Champagne Zoémie De Sousa Cuvee UMAMI 2009 (France, Champagne)

エチケットの “旨味” の文字を見た瞬間、むむ?!
“キュヴェ 旨味” は、味覚(酸味、苦味、塩味、甘味)の5番目の“旨味”を理解してつくられたプレステージシャンパーニュ

海外の方にとって、日本の味覚“うまみ”は、なかなか理解されにくい概念ですが、近年の海外での和食ブームもあり、日本の食材や調味料を使う外国人シェフが増え、“UMAMI”という言葉も、日本語そのままで通用するようになってきた背景があるのでしょう。

日本向けの商品かと思ったら、世界市場に向けているそうで、これが ゾエミ・ド・スーザのトップキュヴェになります。
とはいえ、まずは世界に先駆け、日本先行発売になります。

泡立ちがキメ細かく繊細で、自然なタッチでスーッと入ってきますが、上質な果実味とデリケートなミネラルがじわじわと広がり、複雑な“うまみ”が楽しめます。

よく、シャンパーニュの生産者は、「うちのシャンパーニュは寿司に合う、刺身にぴったり」と言いますが、この“キュヴェ UMAMI”は、ていねいに引いた出汁を使った料理に合わせてみたいですね。家庭料理ではなく、一流の和食の料理人が作る料理と。刺身なら昆布ジメの平目などに合いそうです。


専用ボックスにも“旨味”の文字 ―プレゼントにしたら喜ばれそうですね

“キュヴェ UMAMI 2009”は、アヴィズのシャルドネ70%、アイ+アンボネイのピノ・ノワール30%グラン・クリュのブドウのみを使用(買いブドウも含む)。ドサージュ3g/Lのエクストラブリュットで、デゴルジュマンは2013年5月。生産量7000本。輸入元希望小売価格25000円(税別)

ゾエミ・ド・スーザ は、“女性らしさを感じる美しいシャンパーニュ”をコンセプトに、エリック・ド・スーザ(シャンパーニュ・ドゥ・スーザの3代目)が妻とともに2004年に創業した若いブランドです。
ゾエミはエリック氏の母の名前で、他のラインナップのエチケットやネックには、ゾエミさんの横顔が描かれています。


左)Rose Brut Distinguée (シャルドネ92%+ピノ・ノワール8%のアッサンブラージュ)
ロゼ“ディスタンゲ”がジューシーでかわいらしく、気に入りました(8300円、税別)

ゾエミ・ド・スーザでは、エリック氏が栽培&醸造責任者を、エリック氏の長女のシャルロットさん(25歳と推測)が最高責任者および栽培&醸造顧問を務めています。
まさに家族総出でつくるシャンパーニュなんですね。
ビオディナミにも取り組み、契約農家の畑にも足を運び、積極的に関わっているそうですよ。今後が楽しみです。

(輸入元:三国ワイン株式会社)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

懐にやさしい優秀スパークリングワイン

2014-09-07 17:26:17 | ワイン&酒
先週の試飲会で見つけた、懐にやさしい優秀スパークリングワインをいくつか紹介します。

まずは、オーストラリアの大手ワイナリー Hardys (ハーディーズ)から。


右)Hardys Stamp Saprkling NV (Australia)

シャルドネ70%、ピノ・ノワール30%、シャルマ方式(密閉タンク内で二次発酵させて泡を発生)でつくられたスパークリングワインです。

フレッシュで軽快。ピノ・ノワールから来るほどよいボリューム感があり、フードのマリアージュを考えることなく、気軽に飲みたいタイプ。

ハーディーズのスタンプシリーズは、スティルワインもよく見かけますが、スパークリングがあったとは気づきませんでした。
参考価格1124円(税別)というのが嬉しいですね



左奥は、Hardys Sir James Brut de Brut NV(Australia, SA Victoria)
2013年からというサー・ジェームスは、ピノ・ノワール+シャルドネで、瓶内二次発酵24カ月。
キメ細かい泡と洗練された辛口の味わいのエレガント系。
参考価格は1886円(税別)



Hardys Nottage Hill Sparkling NV (Australia)

ノッテージヒルは、スタンプとサー・ジェームスの中間の価格帯の1409円(税別)。
こちらもピノ・ノワール+シャルドネのブレンドで、製法は瓶内二次発酵とのこと。
スタンプよりも少し複雑味が増し、ボディもしっかりしています。

※上記3点のラベルデザインは、近々新しいものに変わるそうです。

(輸入元:アコレード・ワインズ・ジャパン株式会社)



リースリング好きにとって嬉しい スパークリングのリースリング を発見!


HOME CREEK Sparkling Riesling 2013 Southern Boundary Wines (NZ, Waipara G.I.)

ニュージーランド南島ワイパラ地区サザン・バンダリー・ワインズ がリースリング100%でつくるスパークリングで、9月下旬から新発売されるニューフェイス。

泡がクリーミーで、リースリングらしいミネラル感もあり、シャキッとした酸が上品な辛口。アルコール度数11.5%と軽やかなのもgood。残糖度は14.5g/リットル。
希望小売価格は1900円(税別)。


栓がスクリューキャップなのもいいですね



左)フェウド・アランチョ グリッロ フリッツァンテ NV (Italy, Sicila )
右)ファウンド・ストーン ブリュット キュヴェ NV (AUstralia, SE Aus G.I.)

伊シチリアのフリッツァンテ(微発泡)はグリッロ100%。ほんのり甘さのある味わいが可愛らしく、やさしい泡、低めのアルコール(10%)とともに、女性に好まれそうです。
希望小売価格1150円(税別)というのも嬉しいじゃない?

ファウンド・ストーンは、シャルドネ72%+ピノ・グリージョ22%+他のブレンド。
2005年からという若いワイナリーですが、すでに豪州のトップ20に入るハイクオリティのワインを生み出しています。
このスパークリングも、希望小売1250円(税別)というお手頃プライスなのに、キメ細かな口当たりとシトラス系の風味が爽やかな心地よいワインでした。

これら2つも、栓はスクリューキャップ
抜栓時のコルクの飛び出しもなく簡単に開けられ、また、開けたらシャンパンストッパーが必要でしたが、スクリューキャップをキュッと閉めるだけ。これは便利

※3つのワイン(輸入元:株式会社モトックス)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンビニカフェ&スイーツをイートインで

2014-09-06 11:41:30 | 甘いもん
最近ヘビロテしているのが、コンビニのドリップコーヒー&スイーツのイートイン

イートインコーナーのあるコンビニでドリップコーヒーとスイーツを買い、店内でコーヒーブレイクをするんです。近くにカフェがない時、これは便利でした。

例えば今週は、「セブンイレブン」を利用。


セブンカフェ ドリップコーヒー レギュラー 93円(税込100円)

レジカウンターで「ドリップのホットコーヒー1つ、レギュラーで」とオーダーし、空のコーヒーカップを受け取ったら、レジの横にあるドリップマシーンでセルフで淹れるだけ。ボタンひとつでOKという手軽なもの。
味はそこそこですが、税込100円でほっとひといきできるのがいいですね。
フタも付けられるので、テイクアウトしてもOK。

でも、イートインコーナーのある店なら、スイーツと一緒に いただくのが私のオススメ


ミルクたっぷりとろりんシュー  102円 (税込 110円) セブンイレブン



やわらかめの皮の中に、とろ~りやわらかなクリームがたっぷり入っています。
そのまま食べるとクリームがはみ出してこぼれてしまうので、この手のシュークリムは上下さかさまにしてかぶりつくのがポイント。まったりしたクリームに、ほっこりします。
100円コーヒーと合わせて210円というのも嬉しくないですか?
1個236kcal



とろりんカスタードエクレア  125円 (税込 135円) セブンイレブン



シュークリームよりもやや硬めの皮は、チョコレートを載せているせい。
クリームの量は上のシュークリームよりも若干控えめながら、ほどよく詰まっています。
シュークリームの魅力がクリームなら、エクレアの魅力は、クリームとチョコと皮の三位一体のバランスを楽しめること。細長くて食べやすい形が、イートインにピッタリ。
1個233kcalと、シュークリームよりもほんのちょっとカロリーダウンしているのも嬉しいですし、コーヒーと一緒で235円というのも素晴らしいコスパでした。



セブンイレブンは無料wifiも充実しているので、イートインコーナーでメールチェックをはじめ、ちょっとした作業(原稿チェックとか)ができるのも助かります。

イートインコーナーはセブンイレブンに限らず、他のコンビニでもあります。
全体的に、イートインコーナーを備えた店はまだそれほど多くないようですが、日頃よく通る場所にあるコンビニをチェックしておくと、コーヒーブレイクはもちろん、ビジネスにもお役立ちです。

私はコーヒーとスイーツでしたが、何回か利用した時間帯が夕方でしたので、イートインコーナーで1人でお弁当を食べている20代のOL風女性や、カップ麺や豚汁を食べている若手サラリーマンの二人連れなどもいました。中には70歳を超えていると思われる女性がおにぎりとプリンを食べている姿もあり、老若男女、幅広い年齢層が愛用しているようですね。

コンビニのイートインは、今後が期待できるビジネスでしょう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バネ指の手術【経過2】

2014-09-05 14:32:30 | バネ指
右手親指のバネ指 の手術から一ヶ月が経ちましたので、前回からの経過を報告します。

最初からご覧になる方は → バネ指の手術【前編】

前回の経過からご覧になる方は → バネ指の手術【経過1】



さて、一ヶ月経った現在、手術で切開した箇所はすっかりふさがりました。
ただ、縫い合わせた箇所は赤みを帯びて盛り上がり、軽く押さえるだけでも少し痛みます。

洗濯バサミは、大きいものでなければ摘めます。
車のエンジンキーは、なんとか回せます。
手ぬぐいや布巾は、まだ軽くしか絞れません。
ジャムの瓶、ペットボトルの栓も、固いものは手が痛くて開けにくい状態です。
親指を使って押すポットの頭などは、まだ強い力が入りません。

と、まだまだ傷痕そのもの、および内部の痛みがしぶとく残っています。

なので、就寝の際には親指の根元に湿布を貼るようにしています。
湿布のおかげで、少しずつ痛みが薄れてきているように感じます。

内と外の両方の痛みが完全に取れるのはまだ先だと思いますが、ひとまず順調に回復している途中にあることをお知らせします。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビービー・グラーツのカジュアルワイン

2014-09-04 10:00:38 | ワイン&酒
先週は涼しい日が続いていたので、週末は イタリアはトスカーナの赤ワインをチョイス。


CASAMATTA Rosso BIBI GRAETZ (Italy, Toscana)

カザマッタ ロッソ は、イタリアはトスカーナの生産者 ビービー・グラーツがサンジョヴェーゼで仕込む赤ワイン です。
ワインに厚みを持たせるため、2012年から複数年のワインをブレンドし、現在の表記はノンヴィンテージ。

これを最初に口にした時、なんだかそっけなくて、おいしく感じませんでした。
冷たすぎる状態だったのも良くなかったのでしょう。
よって、少しだけ飲んで、早々に終了。
スクリューキャップだから、余裕で飲み残せます。

2日目、期待していないで飲んでみたところ、前日とはまったく別物になってる?!
ふっくらとした果実味に、うま味の乗った酸、しなやかなタンニンが、じゅわ~んと染み込んできます。これはおいしい!



バックラベルにミディアムボディと書かれていますが、ええ、たしかにフルボディではありませんし、アルコール度数12.5%とほどよいですが、納得&満足の飲み心地。
スモークチキンともいい感じでした。チーズも合いそう。

初日のダメダメは、おそらく酸素が足りない状態(還元状態)だったと思われます。
適度に空気に触れたことでワインが開き、本来の状態を取り戻したのでしょう。
温度と空気は大事ですね。
すぐに料理用に回さなくてよかったです(笑)



ビービー・グラーツ は、2000年よりワイン造りを始めた新しい生産者ですが、「TESTAMATTA」(テスタマッタ、IGT Toscana Rosso、サンジョヴェーゼ100%)という赤ワインが注目を浴びたことをキッカケに、知名度が一気に上がりました。
2004年にはイタリアソムリエ協会が選出するベスト・プロデューサーのひとりにもなりました。

そんなわけで、「テスタマッタ」は1万円超というワインですが、「カザマッタ ロッソ」は、その1/10の価格で買えます。私は1000円台前半で購入しました。
なんとオトクで嬉しいじゃありませんか?

(輸入元:サントリーワインインターナショナル)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第48回ル・テタンジェ国際料理賞コンクール・ジャポン結果速報

2014-09-03 11:55:43 | レストラン&店
第48回ル・テタンジェ国際料理賞コンクール・ジャポン2014 の実技審査が9月2日に開催されました。



「ル・テタンジェ国際料理賞コンクール」は、若手料理人にとって、世界で活躍するグラン・シェフへの登竜門となる重要なコンクールで、歴代の優勝者にはジョエル・ロビュションをはじめとした超有名シェフが名を連ねています。

コンクールの創始者は、シャンパーニュ・テタンジェ の創始者でフランス料理に対する高い見識と情熱を持つピエール・テタンジェ(1887~1965)氏の息子のクロード・テタンジェ(1929~)氏。



フランス料理界の今後の発展を願い、クロード氏は父の名を冠した「ピエール・テタンジェ国際料理コンクール」を1967年に創設しました。
その後、同コンクールは2007年に「ル・テタンジェ国際料理賞コンクール」へと名を変え、現在に引き継がれています。



このコンクールでは、まず参加各国内での選抜が実施され、各国の優勝者は、パリで開催される国際ファイナル・コンクールに進みます。

コンクール・ジャポン2014 では、応募者68名の中から書類審査(8月5日実施)を勝ち抜いた、ガストロノミーの将来を担う若手シェフ8人が、9月2日の実技審査に臨みました。
その結果、下記の順位となりました。


審査員には日本のフランス料理界を代表するシェフたちが勢揃い!

第48回ル・テタンジェ国際料理賞コンクールジャポン2014
優勝 川本善広 (ホテルグランヴィア大阪)
2位  林田雅隆 (ロイヤルパークホテル)
3位  小泉臣央 (浦和ロイヤルパインズホテル)


前列左より)林田さん、川本さん、小泉さん

川本さんは、前回、前々回も出場し、2位、3位と一歩及ばず。
「これまでは覚悟が足りなかった。今回は覚悟を持って臨んだ」

ファイナリスト5名(順不同)
 今城浩二 (帝国ホテル大阪)
 武智大輔 (セルリアンタワー東急ホテル)
 寺田昇平 (ミリアルリゾートホテルズ ホテルミラコスタ)
 市原宏文 (阪急阪神ホテルズ 大阪新阪急ホテル)
 忽滑谷哲也(川越プリンスホテル)





ファイナル実技審査内容は2つあり、うちひとつは第一次審査(書類選考)に提出したオリジナル・ルセット8人分の料理を作ること。

2羽のカナール・クロワゼ、デゾセしてファルシしロゼに仕上げる
2種のガルニチュール:1種はシャンピニョン類をベースにしたもの、1種は自由選択
ソーシエールに入れた、ソース・ヴァン・ルージュを添える
料理の盛付け:自由、長方形のプラター(約40×60cm)に盛りつけること

*カナール・クロワゼは1羽約1,2kg~1,5kg
*使用できる食材のリストは参加申込必要書類一式にある




シャンパーニュ・テタンジェ社よりクロヴィス・テタンジェ取締役輸出部長も来日

同コンクールの世界大会となる国際ファイナル・コンクールは11月25日にパリで開催されます。

世界大会での日本人シェフの優勝は、1984年の堀田 大さん(東洋軒)(現在は株式会社マンジュトゥー代表取締役)ただひとり。


左)堀田 大さんはコンクール・ジャポンの審査委員長を務めています

堀田さんが優勝した1984年から、今年はちょうど30年になります。
近年、日本人シェフは世界大会で2位、3位に入ることが多いですが、今年こそ優勝獲得!?
大いに期待したいですね!


いい知らせが届いたら、乾杯はもちろんテタンジェのシャンパーニュで 

---------------------------------------------------------
主催:ル・テタンジェ国際料理賞コンクール実行委員会
協力:シャンパーニュ・テタンジェ社 / 日本リカー株式会社
事務局:フランス文化を識る会

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行きたい!「ギリシャレポーター募集」キャンペーンetc...

2014-09-02 10:00:00 | おいしい食べもん
ドイツパンとワインのマッチング会 で登場させた“ギリシャヨーグルト”がおいしかったので、

家で“卵サンドイッチ”を作った際、マヨネーズの代わりに、ギリシャヨーグルト「パルテノ」 を使ってみました。



ゆで卵をつぶして、パルテノ、塩、こしょう、マスタードを加えただけ の超カンタンレシピ。



パルテノはクリーミーなテクスチャーなので、マヨネーズと同様にしっくりなじみます。
いつもは「酢」も加えるのですが、今回は加えなくてもちょうどいい味に仕上がりました。



マヨネーズのカロリーは、およそ70kcal/10gですが、パルテノは10kcal/10g
卵1個に対して大さじ1杯程度加えましたから(約15g)、105kcalと15kcalの差は大きい!

と、卵サンドのおいしさとヘルシーさに感動していたら、

“9月1日”は「ギリシャヨーグルトの日」 と制定(日本記念日協会認定)されたこと、
これを記念した3つのキャンペーン が開催されるという、嬉しい情報を入手しました

記念日については、 日本初のギリシャヨーグルト「濃密ギリシャヨーグルトパルテノ」が発売された日が“9月1日” だったため、この日を「ギリシャヨーグルトの日」と制定したそうです。

それに伴い、“9”と“1”をキーワードとした3つのキャンペーンが展開されますので、下記をチェックしてください。
ギリシャ旅行が当たったら、本当に嬉しいですね
※キャンペーンサイト http://partheno-gy.jp/gyday/



1)世界一おいしい!ギリシャレポーター募集
  ~絶品グルメ9品とベスト1の絶景をみつけよう~

ギリシャの伝統的な食文化と、サントリーニ島の絶景を思う存分楽しんできていただき、その内容を現地からレポートしていただくキャンペーン。

応募期間:2014年9月1日(月)~2014年11月16日(日)
当選人数:1組2名様
賞品:ギリシャ(アテネ、サントリーニ島)5泊7日の旅
応募方法:キャンペーンサイトの応募フォームより必要事項をご記入のうえ応募完了となります。
詳細:キャンペーンサイト(http://partheno-gy.jp/gyday/reporter.html)へ

2)91時間限定!パルテノ91個プレゼントキャンペーン
91時間の時間限定でパルテノ91個が1名様に当たるキャンペーン。

応募期間:2014年9月4日(木)17:00~2014年9月8日(月)12:00
当選人数:1名様
賞品:「濃密ギリシャヨーグルトパルテノはちみつ付」91個
応募方法:キャンペーンサイトの応募フォームから、TwitterもしくはFacebookにてパルテノに関するコメントを投稿。
詳細:キャンペーンサイト(http://partheno-gy.jp/gyday/present.html)へ

3)91名様限定!パルテノ全フレーバー9個とレシピ本が当たるキャンペーン
91名様限定で、パルテノ全フレーバー合計9個と「濃密ギリシャヨーグルトパルテノレシピBOOK108」1冊が当たるキャンペーン。

応募期間:2014年9月1日(月)~2014年11月16日(日)
当選人数:91名様
賞品:パルテノ全フレーバー合計9個
   (はちみつ2個、ラズベリー2個、レッドグレープ2個、プレーン3個)

  「濃密ギリシャヨーグルトパルテノレシピBOOK108」1冊
応募方法:パルテノシリーズ5個をキャンペーン期間中にお買い上げいただき、対象商品の“アルミフタにあるパルテノロゴ”を切り取り、専用応募はがき、または郵便はがきに貼り応募。
詳細:キャンペーンサイト(http://partheno-gy.jp/gyday/recipe.html)へ



応募キャンペーンだけでなく、パルテノがもらえるサンプリングイベントも開催されます。
名古屋、大阪、東京で配布されますので、スケジュールと場所をチェックしてくださいね。

パルテノガーデン・サンプリングイベント(数量限定)
期間・場所:
2014年10月18日(土)、19日(日) 名古屋・ミッドランドスクエア
    10月25日(土)、26日(日) 大阪・ディアモール
    11月2日(日)、3日(月・祝)東京・六本木ヒルズ

配布物:「濃密ギリシャヨーグルトパルテノはちみつ付」
詳細:キャンペーンサイト(http://partheno-gy.jp/gyday/garden.html)へ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイスのシャスラワインを飲み比べ

2014-09-01 16:08:50 | ワイン&酒
先日、スイスのシャスラワイン8アイテムを飲み比べるワイン会を、輸入元さんの協力の下、開催しました。
参加者は、ワイン好き&ワインに詳しい友人が中心です。



シャスラワインについては、以前に何度かここでも紹介してきましたが、改めてまとめてみます。

シャスラ -Chasselas-

【産地】
シャスラは、スイス、フランスのサヴォワ、ロワール、アルザス、ドイツやオーストリア、ハンガリーのほか、東欧、北アフリカ、アメリカなどでも栽培されている白ブドウ品種です。

シャスラの歴史はミステリアスで、5000年前のエジプトで栽培されていたとも、中東が起源だともいわれます。
非常に古いブドウ品種であることは、栽培地域が広いことが証明しているでしょうか。

エジプト説の一方で、シャスラのルーツはスイスやフランスであると、DNAなどから分析するスイスの研究者もいます。

世界のシャスラの8割はスイスで栽培されていますから、スイス&フランス起源説の方が有力といえそう?

スイス全体では、ヴァレー州(Canton of Valais)が最もブドウ栽培面積およびワイン生産量が多く(35%)、ヴォー州(Canton of Vaud)は第2位(26%)。
しかしながら、シャスラに関していえばヴォー州が最大の産地であり、また、ヴォー州の生産量の65%をシャスラが占めています。

ヴォー州はレマン湖北岸を中心とする地域を中心に栽培地が集中し、ヴァレー州は、レマン湖の南東に栽培地が広がります。

なお、スイス全体で第3位の栽培地域はジュネーヴ州(Canton of Geneve)で、レマン湖の西端のジュネーヴの周辺にブドウ畑が広がっています(9%)。

シャスラの栽培地域はフランス語圏(フランス国境に近い西部地域)に集中しています。
スイス北東部のドイツ語圏では、シャスラはほとんど見られません。

フランス でのシャスラは、テーブルワイン用に使われたり、アルザスでは最も下の品種としてエデルツヴィッカー(複数品種のブレンドワイン)に混ぜられたりと、少々軽く扱われてきました。ただし、スイスに近いサヴォワのクレピーでは、高品質のシャスラのワインを産出することで知られています。
シャスラの起源がスイスとフランスにあるという説は、このあたりと関係が深そうです。

ドイツ では、シャスラは“グートエーデル”(Gutedel)、“すぐれた高貴なもの”と呼ばれます。フランスでは下級扱いされがちでしたが、ドイツでの呼び名は厚遇されているのが面白いですね。バーデン南部のトゥーニベルクの南から、スイス国境の町バーゼルに至る周辺で最も多く栽培されています(地域全体の50%にもなります)。

シャスラの別名はほかにもあり、スイスのヴァレー州ではファンダン(Fendant)と呼ばれ、ヴォー州でもまれにドラン(Dorin)と呼ばれることがあります。
また、フランスでは、シャスラ・ドレ(Chasselas Doré)と、ドレ(黄金の-)が付けられることもあります。

【特徴】
シャスラの果皮は緑で、熟すと黄色味を帯びます。
赤い果皮のRoter Gutedelと呼ばれるものもまれにありますが、基本的には黄緑~黄色のブドウと考えていいでしょう。

品種特有の香りや味わいがニュートラル であり、また、樹勢が強くて多産な性質ゆえ、適切な剪定や収量コントロールを行わなければ、特徴のない軽いタイプのワインになりがちで、他の品種(ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ブラン、ピノ・グリなど)とブレンドされてしまう理由もよくわかります。

しかしながら、シャスラは、品種特有の香りや味わいがニュートラルだからこそ、土地の気候や土壌をよく表現する品種といわれます。

つまり、シャスラは、栽培される場所により、さまざまな個性をもつワインになります。

ただし、ニュートラルとはいえ、基本的には、フルーティーさ、フローラルさ、ミネラル感があり、繊細で上品という資質をもち、よい酸味があります。また、よくできたものは長期熟成も可能なワインになるといわれます。



今回は、シャスラ最大の産地であるヴォー州から6生産者の8つのシャスラワインを用意し、産地ごとに比較しながら飲んでみました。

シャスラの前に、まずはロゼワインで乾杯し、軽く舌慣らしです。


AOC La Côte Vinzel Grand Cru Nizeré 2012 Château le Rosey
(ラ・コート ヴァンゼル・グラン・クリュ - ニゼーレ  シャトー・ル・ロゼー)

ガメイ100%で、直接圧搾により白ワイン的につくられたロゼワイン。
かわいらしい色とチャーミングな酸味が魅力で、タッチが軽やかで上品。
アペリティフに最適ですが、軽い前菜の料理にも余裕で合わせられます。

産地は、ラ・コート地区ヴァンゼル村
次からのシャスラに進む前に、ヴォー州の産地を確認しておきましょう。


【ヴォー州の産地】
ヴォー州の産地は大きく4地区あります(AOC数は28)
La Côte、 Lavaux、 Chablais、 Northern Vaud

今回登場したのは前3つで、ブドウ畑はレマン湖の北側~南東部に広がります。
レマン湖の北岸のちょうど真ん中に州都のローザンヌがあります。
ローザンヌよりも西側はゆるやかな地形ですが、東側は山々がレマン湖の近くまで迫り、傾斜が厳しい地形になります。また、土壌も異なります。

ラ・コート - La Côte-
ローザンヌから西側のレマン湖北岸に広がり、ヴォー州のワインの40%を生産する最大の産地。
石灰質、粘土質、チョークなど、さまざまなタイプで構成される堆積土壌(モレーン土壌)で、湖に近い場所では特に多くの小石を含みます。
ラ・コートのシャスラは、フローラルなアロマを特徴としているといわれます。

ラヴォー -Lavaux-
ローザンヌの東側からレマン湖東端のモントルーの間に広がる生産地区で、畑自体がユネスコの世界遺産に登録されています。
小石、マール、粘土などが混ざるモレーン土壌で、ブドウは、太陽、レマン湖からの反射光、急斜面の石垣の地熱で育てられ、ワインはミネラリッシュな風味が特徴といわれます。特筆すべきは、デザレー村とサンサフォラン村で、スイス最高峰のシャスラワインを生み出します。

シャブレー -Chablais-
レマン湖の東の湖畔に流れ込むローヌ氷河の谷の東側に広がる生産地区です。標高1000mほどの山々の南向き斜面の中腹付近までブドウ畑が広がり、日照時間が長いことが特徴です。大雨や嵐などの自然災害もほとんどありません。土壌は、堆積土、地滑りでできた土壌や、泥灰岩、石膏質、マグネシウムを含むものなど、バラエティに富んでいます。ワインは、ミネラル感があり、骨格がしっかりしたものになるといわれます。


まずは、ラ・コート地区 -La Côte-から。


左)AOC La Côte Vinzel Grand Cru Côte Nil 2011 Château le Rosey
右)AOC La Côte Mont-sur-Rolle Grand Cru 2012 Chateau de Mont

ヴァンゼル村はラ・コートの中でも西寄りに位置し、モン・スール・ロール村はヴァンゼルの東側にある隣村です。

シャトー・ル・ロゼーがヴァンゼルに所有する畑は標高約500mにあり、土壌は砂と粘土に石灰質が混ざります。
ほどよい軽やかなミネラル感と、ふっくらしたピュアな果実味が心地よく、透明感のある味わいに、心が洗われるようです。
“コテ・ニル”とは、“ナイルのほとり”の意味で、シャスラの起源がエジプトにある?という逸話から名付けられています。

シャトー・ド・モンのシャトーとブドウ畑は、なだらかな丘の中腹(標高約500m)にあり、土壌は小石が多く混ざる石灰質。晴れの日が多く、日照時間が長いですが、昼夜の温度差があるため、ブドウは後間を蓄積しながらじっくりと熟していきます。
少し発泡しているかのようなハツラツ感があり、ヴァンゼルのシャスラと比べると、こちらの方がミネラルの厚みがあり、ストイックに感じました。


次は、ラヴォー地区を2セット。


左)AOC Lavaux Villette Grand Cru Le Chasselas Selection 2012 
右)AOC Lavaux Villette Grand Cru La Legende  2012 / Domaine du Daley

ローザンヌのすぐ東に位置するヴィレッテ村の土壌は、小石が多くやや重い粘土で、深いところは石灰分を含んでいます。

ドメーヌ・デュ・ ダレーは1392年創業で、スイスで最も古い醸造所のひとつ。
伝統を大事にしながら、シャルドネ、ヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブランといったフランスのブドウ品種も積極的に取り入れています。

上記2本はキュヴェ違いで、 ヴィレッテ・グラン・クリュ - シャスラ・セレクション は、樹齢の高いシャスラ100%なのに対し、ヴィレッテ・グラン・クリュ - レジェンド(伝説)は、シャスラ80%に、18%のシャルドネと2%のソーヴィニヨン・ブランがブレンドされています。

セレクションは、スイスのシャスラでは通常行われるマロラクティク発酵(MLF)を行なっていません。
まず、ブドウがよく熟したまろやかさを感じます。同時にピュアな透明感があり、しっかりした芯もあります。また、ほのかですが塩味のニュアンスも感じました。バランスよく、そのままでもおいしいけれど、チーズと合わせてみたいですね。

レジェンドは、ブレンドで加えたブドウの影響があり、やや雑味が感じられます。以前このワインを飲んだ時も思いましたが、個人的には、シャスラ100%のワインの透明感のある味わいの方が好みです。これは飲み比べをしたからこそ感じたことなので、このセットのトライは、ぜひ皆さんにも試していただきたいところです。

面白いことに、レジェンドのラベルには、漢字で“伝説”と書かれています。これは当主が自ら書いた文字で、大好きな日本の料理文化へのオマージュだそうですよ。



左)AOC Lavaux St-Saphorin Grand Cru Les Blassinges 2012 Pierre-Luc Leyvraz
右)AOC Lavaux St-Saphorin L’Archevesque 2012 Domaine Loius Bovard

ラヴォー2セット目は、同じ村の生産者違いの飲み比べです。

サンサフォラン は、レマン湖北岸の東寄りに位置する村で、すぐ西隣にあるデザレー村と並び、スイス最高峰のシャスラーを産出するといわれています。
サンサフォランは石灰質が多いモレーン土壌(堆積)で、この土壌構成とラヴォーの恵まれた気候が、筋の通ったミネラルを感じさせるワインをつくります。

ピエール=リュック・レイヴラは所有畑3.2haの小規模生産者で、10カ所に散在する急斜面の畑を手ずから世話をする職人気質の人物。
サンサフォラン・ グラン・ クリュ レ・ブラッサンジュは、酸とキレイな果実味が印象的で、非常にクリーンな味わいです。アロマがやさしく、ボディにほどよい厚みがあり、肉料理にも合わせられるタイプで、全体の均整が取れています。
このワインもそうですが、ピエール=リュック・レイヴラでは、栓はすべてスクリューキャップを使用しています。

創業300年になるルイ・ ボバールはラヴォーで最も古い醸造所のひとつで、当主は12代目。
長い伝統を守りながら、ビオディナミへの試験的な取り組みを始めたり、シャスラをクローン別に少量ずつ仕込み、ワインの違いを比較するなどの研究にも取り組んでいます。三ツ星レストランで多く採用されている造り手です。
ラルシュヴェスクは“大司教”の意味。これもサンサフォランらしい筋の通ったミネラルを、とりわけ強く感じました。



左)AOC Lavaux Dezaley Grand Cru Medinette 2012 Domaine Loius Bovard
右)AOC Chablais Yvorne Grand Cru 2012 Domaine de la Pierre Latine

最後は、ラヴォーの最高峰といわれるデザレーと、シャブレー地区の比較です。

デザレーはサンサフォランの西隣に位置する村で、ヴォー州のワインづくりはここから始まりました。12世紀にシトー派の僧侶がデザレーの急斜面に石垣を積み上げてテラス状のブドウ畑を拓き、それが周辺に広がっていきました。
これらラヴォー地区のテラス式のブドウ畑は、2007年にユネスコ世界遺産に登録されました。

ラヴォーは砂岩が多い堆積土壌ですが、デザレーは礫岩の比率が高くなります。
基底部に石灰質を多く含む砂岩があり、その上にマール(泥灰岩)が重なり、畑は南西向き斜面です。ここから生まれるワインはミネラリティと繊細なフルーティーさを併せ持つのが特徴です。

ドメーヌ・ルイ・ ボバールデザレー・グラン・クリュ メディネッテ は、とろっとソフトな口当たりで、果実味がつややか。ふっくらしたやわらかなボディに、ミネラルが品よく溶け合い、余韻まで長く続きます。
1905年からのデザインのエチケットのクラシカルなデザインが、個人的にとっても好きです。このワインは、ジュネーヴやローザンヌの格式あるレストランのほとんどが扱う名品。おそらく、このエチケットも人気に一役買っているのではないでしょうか。

対するは、シャブレー地区イヴォルヌ村のグラン・クリュ。
ドメーヌ・ド・ラ・ピエール・ラティネでは、所有畑はすべてシャスラ。
イヴォルヌの土壌は、砕石のがれ、マール、地滑りでできた土壌、三畳紀の石灰岩などで構成されており、石灰岩はスポンジ状にやわらかいもの。
ちなみに、オーナーのフィリップ・ジェックス氏はイヴォルヌ村の村長です。

このワインの資質を考えて、最後に持ってきました。今回の8本の中で最も骨格がしっかりしたワインと考えてのことなのですが、飲んでみると、ミネラルの骨格はしっかりしていますが、どこか繊細さ、エレガントさも備えていました。



この日に飲んだすべてのシャスラに 芯のしっかりした強さは持っているけれど、内に秘めた強靭でしなやか力、透明感、繊細さ、控えめな品の良さ、そうしたものを感じました。
食事に合わせやすいタイプのワインでもあります。

スイスワインの生産量の90%以上が国内消費され、輸出量は非常に少ないですが、現在、日本にスイスワインを輸入する会社は12社ほどあるそうです。
今回は、ヴォー州のワインを輸入する「ヴァン・レマン株式会社」さんからピックアップしました。

スイスには、生産量NO.1のヴァレー州や、ピノ・ノワールで名高いヌーシャテル州など、ほかにも魅力的な産地、ワインがありますので、興味を持たれた方は、ぜひ探してみてください。

一見すると控えめかもしれませんが、芯のある静かな強さと、繊細なエレガンスを備えたスイスワインは、力でグイグイ押してくる濃厚すぎるワイン、強すぎるワインに疲れ果てたわたしたちをハッとさせ、ほっとひといきを与えてくれることでしょう。


※今回のワインおよび生産者の詳細は、輸入元ヴァン・レマンさんのHPを参照ください。

ヴァン・レマン株式会社
 http://vinleman.com/



ワインに合わせたお料理はこちら。


オードブルバリエ              スズキとズッキーニのフリット トマトソース和え


伊達鶏のローストと豚バラシチュー     デザート

スズキのフリットの上には溶かしたチーズがかかっていたので、シャスラとバッチリ。
シャスラには白身の肉料理が合うように思います。
しっとりと仕上げた鶏と、こっくりとした旨味のあるソースがからんだ柔らかな豚バラは、シャスラとよく合いました。


デザートは、8月に誕生日を迎えた3名を祝うバースデーケーキでした

参加者の皆さん、ありがとうございました。
スイスワインのヴァン・レマンさん、レストラン ラ・リヴィエールさん、お世話になりました。

レストラン ラ・リヴィエール
 東京都千代田区神田多町2-2 第三ハヤカワビルB1
 Tel.03-3258-1800
 facebook https://www.facebook.com/riviere.hayakawa

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする