MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

日本子どもの本研究会 会員研修に参加!

2017年02月27日 | 日本子どもの本研究会
今朝、予定より早くバルコニーの造作家具の解体が終わり(1)、
部屋が少し明るくなりました。

ちょっと面倒なことも、エイッとやってしまえばスッキリ!
目に見えて変化が出てくることは、ついつい頑張ってしまいます。


外は曇っているものの、不思議と明るく感じます。

子供関係のことで忙しかったり、バルコニーの大掃除も大変だというのに、
昨日、久しぶりに日本子どもの本研究会の会員研修会へ行ってきました。

ここ数ヶ月、土日はいつも子供の世話だったので、
数ヶ月前から、どうしても春の研修会に出たいことを、夫に念を押して伝えていましたが、
夕方から夫が個人的な用事があると言われ、今回もダメかと思っていたのですが・・・

講座終了後に急いで帰宅し、夕方から娘の世話を私がするならOKとのことで、
講座終了後は、会場の方と話しもせずに、超特急で帰って来ました。

そのあとに子供の世話をしながら、バルコニーの掃除をしていたのです。

さすがに今朝は体中が痛かったですが、勉強会に参加でき、
多くの刺激を受けることができ、気持ちが元気になりました。

勉強会は、下記のようなテーマで行われました。

「本が苦手」という子を本好きにするには
―基本図書を組み込んだブックトークの実演&情報交換―


<特別トーク>
・子どもの本を選ぶとき ―絵本から読み物へといざなう―
講師/ほそえさちよ(編集者)    (敬称略)

<ミニ・ブックトーク実演>
・―読み聞かせ等と組み合わせて紹介する方法を探ろう―
太田和順子・代田知子・吉田美佐子(小学生~中学生向き)

<参加者との意見交換>

この3本柱で行ったのですが、私が一番よかったのは、
ほそえさちよさんの特別トークでした。

自分でも、子どもが絵本から児童書へ移行することは、
ハードルが高いと感じてきたので、移行するのにおすすめの本などを
紹介してもらい、とても参考になりました。

絵本の読み聞かせ関係の講演会などでは、
こうした話はあまり聞けないので・・・

質疑応答の時に質問をしたところ、気持ちよく答えてくださり、
モヤモヤしていたものが吹っ飛び、とても心が軽くなりました。

日本子どもの本研究会が主催する研修会や講座は、
個人的には絵本の読み聞かせだけでなく、小学校や中学校の
図書館ボランティアなどをしている人にもおすすめです。
(「会員研修会」と書いてあるのに、会員でなくても参加できます)」

今日は午前が片づけ、午後は用事と忙しかったため、、更新がこんな時間になってしまいましたが、
子どもや家事優先で、時間のあるときに、ブログを更新できたらと思います。(2)

更新が滞ったり、ご迷惑をおかけすることも多々あると思いますが、
ブログを細く長く続けたいと思うので、今後も温かく見守っていただけると嬉しいです。

※3年前に研修会員参加した時の記事→「丘修三さん講演会&子どもの本研会員研修会」

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【注】

(1) 過去ログ 「家の中の整理、専業主婦の今がチャンス!」 参照。

(2) 過去ログ 「読み聞かせの時間を減らしたものの・・・」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 福本友美子・江口絵理 著 /スギヤマカナヨ 絵 『図書館のトリセツ』 講談社、2013年。
「図書館へ行くのが苦手だった息子が、この本の影響で、図書館に興味を持つようになった。」(児童書)

★ ジョン・バーニンガム 作 /あきのしょういちろう 訳 『トラブロフ バラライカにみせられたねずみ』 童話館出版、2010年。
「娘のリクエスト。年中には文章がちょっと難しい。読んでもらうなら1年生から。」(絵本)

子どもの本の学校 多摩校 最終日

2016年02月22日 | 日本子どもの本研究会
先週は息子のインフルエンザの看病から解放され、
日本子どもの本研究会のが主催する、子どもの本の学校へ行ってきました。

秋冬になると、月に2回くらいのペースで講座が行われるので、
今年はたくさん参加したいと思っていましたが、
秋冬は家族が何かと病気をもらってくるので、今回も「時々参加」でした。

いつも子どもは夫に預けていくのですが、夫のボラ活動と重なってしまったときは、
娘を預けることができません。

(夫は息子の通う習い事のボランティアスタッフをしています)

参加を断念しようと思ったのですが、どうしても聞きたい講義だったので、
思い切って子連れで参加をしたところ、会の方が気持ちよく対応してくださいました。
スタッフの方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。

子どもまで連れて勉強しに来なくても・・・
子どもが大きくなってからでいいんじゃない?


と思う人もいるかもしれませんが、
私にとって、学びはとても大切です。

子供が大きくなってからでも学ぶことはできるので
今は育児に専念をしたほうがいいのかもしれませんが、
子どもの本の空気を吸うと、夢に向かって頑張ろうと思えます。

自宅にいて子育てだけをしていると、児童書の勉強をしている人達との出会いが
なかなかありません。

すると、人との出会いや刺激がなくなり、
学びに対して消極的になり、学びを続けにくくなります。

しかし、自分が学ぶ場所を確保しておくことや、
同じような志を持った仲間と交流することで、
いい刺激を受け、向上する気持ちが強くなります。

私のように専業主婦は、そうした場所に足を運ばないと、
どんどん流されて行ってしまいうのです。

別に勉強しなくても、生活していけるのですから・・・

コツコツためたお小遣いから、参加費や交通費を捻出しているので、
知らないことをいっぱい吸収して帰ろう!
という気持ちになります。

昨日の子どもの本の学校は、翻訳家の前沢明枝さんのお話で、
翻訳者はどんなことを考えて、絵本や児童書を訳をしているのかを、
少し知ることができました。

お話を聞きながら、文学研究と翻訳は、少しばかり似ている気がしました。

とても丁寧に作品を読み込むところ、さまざまな角度から作品を分析するところ、
五感を使って作品世界を感じるところなどです。

こうしてみると、子どもの本の世界と文学研究は、
対極的なように見えて、実は深く関連しているように思いました。

来週も日本子どもの本研究会の研修があるのですが、
その日は子どもも夫もOFFの日なので、
家族で過ごすか、研修に参加するか迷っているところです。

家族で過ごす時間も大事にしたいので、話し合って決めたいと思います。

【追記】

子どもの本研究会の研修会に参加する気満々でしたが、
夫の休日出勤、息子の習い事、両親の訪問により、今回は諦めました。

勉強したいことは山ほどありますが、
子どもたちが小さい時は、親のサポートが必要なことが多いことや、
両親が元気ないうちに、親孝行をしてあげたいので、勉強は後回しにしています。

これからも「行けるときに参加する」のスタンスで、細く長く学び続けたいです。

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【今日(昨日)読んだ本】

★ 松谷みよ子 作 /上野紀子 絵 『さよならさんかくまたきてしかく』 偕成社、1979年。
「寝る前にわらべうたを歌う感覚で読みたい絵本。「あかちゃんのわらべうた」と書いてあるものの、幼稚園時でも楽しめる。」(絵本・再読)

★ 中川李枝子 作 /大村百合子 絵 子どもの本研究会 編 『いやいやえん』 福音館書店、1962年。
「娘に読んでみたが、長い文章はちょっと難しかったかも?年中くらいから楽しめる児童書。」(児童書・再読)

みなと子どもの本の学校研究会 ―山の木文庫での実践と実演

2015年06月07日 | 日本子どもの本研究会
今日は、日本子どもの本研究会が主催の
みなと子どもの本の学校に足を運びました。

講座タイトルは「子どもと本との出会い ―地域・学校・図書館で子どもたちと本の出会いを作る―」
講師は山の木文庫スタッフの、荒木たくみさんです。

子どもの本研究会は、司書や教員の方向けの講座が多い印象があったのですが、
今回の講座は山の木文庫さんでの実践と実演の紹介だったので、
読み聞かせボランティアをしている私にとって、とても参考になる内容でした。

すごいと思ったことは、文庫と学校と図書館が、連携をとっていることです!

山の木文庫さんが小学校の授業でおはなし会をする前から、
学校や図書館におはなし会のプログラムを知らせ、
図書館側がおはなし会で使用する本を集め、それらの本を学校が図書館へ取りに行きます。

よって、おはなし会終了後には、おはなし会で使った本が学校に置いてあるため、
子ども達がすぐに本を借りることができるので、
読みたい!借りたい!と思った旬を逃しません。

公共図書館が本を集めたり団体貸し出すをすることはわかりますが、
学校側がわざわざそうした本を、図書館まで取りに行くのです。

学校の先生方に理解してもらうことに至るまでは、文庫側にいろいろ苦労があったようで、
文庫スタッフの方々の、子ども達への愛がひしひしと伝わってきましたし、
その愛を学校側も感じ取り、動くことになったのだと思いました。

それら以外にも、親子の読書会、お母さん対象の絵本講座、ボランティア講座など
文庫スタッフがいろいろな活動をやっており、スタッフのお互いを高め合う勉強会や、
先入観を持たずに何でもまずはやってみる姿勢など、とにかく文庫の雰囲気がいいのです。

楽しいおはなしも語っていただき、子どものように楽しんでいる自分がいました。

山の木文庫の雰囲気を、私も少しおすそ分けしてもらい、
小学校の読み聞かせボラで活かしたいと思います。

そして文庫スタッフの方が、仲間を作ることを提案してくださったので、
積極的に仲間を作っていきたいと思いました。

私のように、まだ幼稚園児の子がいる場合は、
何かあった時に、代役がいないと穴をあけてしまうので、仲間が必要です。

何かと一人でやることの多かった私にとって
「仲間」という言葉は、今回とても輝かしく感じ、
言葉だけでなく、その存在も大切にしたいと思いました。

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【今日(昨日)読んだ本】

★ モーリス・センダック 作/ じんぐうてるお 訳 『まよなかのだいどころ』 冨山房、1982年。
「娘のリクエストで久しぶりに読んだら、文のリズムがとても心地よかった。まさに親が読んであげる絵本。」(再読)

子どもの本の学校 みなと校 ―この1年の絵本から

2014年06月29日 | 日本子どもの本研究会
まだ病み上がりなので、手短に・・・(1)

昨日まだ体調が万全でない中、日本子どもの本研究会が共催する、
子どもの本の学校(みなと校)へ行ってきました。(2)

5月~6月の間に5回あるので、3回くらいは行く予定だったのですが、
息子の学校行事や研究会などと重なることが多く、
出席できたのは最終日の絵本の講義のみでした。

内容は2013年に出た絵本の紹介だったのですが、
毎月図書館でやっている、児童書の新刊紹介(3)に参加していたからか、
知っている絵本が、そこそこあったのでビックリ!

以前は『こどもの本棚』(4)の新刊紹介や選定図書を読んでも、
知らない本ばかりだったのが、最近は少しずつ知っている本が増えてきたので、
毎月参加している新刊紹介の力は、かなり大きいと思いました。

ただ、本の内容は出てきても、正確な本の名前が出てこないことが多かったので、
本のタイトルを書いたり、声に出して読んだりする癖をつけるよう、心がけたいです。

書いたり記録したりしないと、忘れてしまう率が高くなるので。

感想として・・・

日本では毎年たくさんの絵本が出版されているというのに、
良質な新刊が極端に少ないのはとても気になりました。

図書館の新刊紹介でも、良質な絵本や、面白い!と思うものは
翻訳絵本の方が多いなと感じたりも。
特に高学年向けの絵本となると、海外のものがほとんど。

先日、アーサー・ビナードの『ここが家だ』(5)という絵本を読んだのだが、
政治家全員にこの絵本を読んでもらいたいです。
日本人のだと、ここまでズシーン!とくるものが少ない気がします。それとも私が勉強不足なだけかしら?

書きたいことは山ほどありますが、まだ病み上がりなのでこの辺で・・・

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【注】

(1)過去ログ 「【管理】少しだけブログ更新をお休みします」 参照。

(2)過去ログ 「子どもの本の学校 多摩校」 参照。

(3)月に1回、図書館が主催する、子どもの本の新刊紹介に参加している。
過去ログ 「久し振り!児童書の新刊紹介に参加」 参照。

(4)日本子どもの本研究会が発行している、子どもの本の月刊書評誌。

(5)ベン・シャーン 絵/ アーサー・ビナード 構成・文 『ここが家だ ――ベン・シャーンの第五福竜丸』 集英社、2006年。
アメリカの原爆実験で被害を受けた日本人のことを綴った絵本。かなりヘビーだが、心にグッとくる。

【今日読んだ本】

★ 渡辺茂男 作・山本忠敬 絵 『パトカー ぱとくん』 福音館書店、1998年(こどものともコレクション2009)。
「息子からのリクエスト。じぷたとストーリーが似ている。違うところを探すと面白い。」(57/100 再読)

オリヴァー・ジェファーズ 作&絵/ 青山南 訳 『あっ、ひっかかった』 徳間書店、2014年。
「面白い!読み聞かせボラで読んだら、子ども達がい大笑いしそう。ユーモア―たっぷりの絵本」(140/200 絵本)

丘修三さん講演会&子どもの本研会員研修会

2014年03月02日 | 日本子どもの本研究会
今日は昨日に引き続き日本子どもの本研究会のイベントがあり(1)
午前中は児童文学作家の丘修三さんが
養護学校教諭時代の話や、ご自身の書いた作品について講演してくださいました。

謙虚で真面目で優しい作家さんで
元養護教諭だからでしょうか?
何でも相談したくなるような雰囲気を持っています。

見た目も雰囲気も、私の大好きな田島征三さんと似ているなぁと思いました。(2)

障害を持った子どもを描いた児童書が多数あるので
今度図書館へ行ったときに借りる予定です。(2)

そして午後は会員の仲間と一緒に子どもの本についてディスカッションをしました。
子どもの本の学校の多摩校は、講義(講演)がメインなので(3)
一冊の本のことを深く話し合う機会がなかっただけに、今回はそういう時間が持てたので、大満足!

ベテランさんが多い中にも関わらず、
我ながら中に入ってよく意見をすることができたと思いました。
昨日に続いての参加は大変でしたが、頑張って足を運んでよかったです。

家に帰ったらバタンキュウ!
しかし息子に、今日講演をしてくれた丘修三さんの本を買ったことを伝えたら(4)
「読んで!読んで!」と大騒ぎするので、疲れているものの、一遍だけ読みました。

本の内容が小1の息子には早すぎると思いましたが、地の文が語り口調だったので
聞きやすかったことと、学校が舞台になっていることが、
息子の関心をそそったようで、よく聞いてくれました。

そのあとに『コンビニ大図鑑』(5)という、学校で借りてきた本をリクエストされ
絵本や児童書ではないのですが、読んだところ
いろいろ質問してきたりして、楽しそうに聞いてくれました。

絵本や児童書の勉強もとてもいいのですが
こうして子どもと一緒に読めることが一番の幸せです。

バタンキュウだったというのに、子ども達に本を読んだら元気になってしまいました(笑)

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【注】

(1)過去ログ(前日の記事) 「子どもの本の学校 多摩校」参照。

(2)田島征三(たしま・せいぞう)絵本作家&画家。力強く、土臭さを感じる絵本が多く、常に新しいことにチャレンジする姿勢を持つ。
代表作は、いまえよしとも文・たしませいぞう画 『ちからたろう』 ポプラ社、1967年。田島省三『ふきまんぶく』偕成社、1973年。田島征三 『とべバッタ』 偕成社、1988年。など。

(3)丘修三作・かみやしん絵 『ぼくのお姉さん』 偕成社、1986年。丘修三作・かみやしん絵『風に吹かれて』偕成社、1988年or1989年。などを指す。

(4)過去ログ 「子どもの本の学校 多摩校」 参照。

(5)丘修三作・片岡まみこ画 『みつばち』 くもん出版、2005年。四編の物語が入っている児童書。地の文が子どもの語りになっているので読みやすい。

(6)PHP研究所編 『経済がよくわかるコンビニ大図鑑 お店のなかを探検しよう』 PHP研究所、2004年。

子どもの本の学校 多摩校

2014年03月01日 | 日本子どもの本研究会
今日は日本子どもの本研究会が主催している
子どもの本の学校に参加してきました。(1)
今年度最後の講演会だったので、足を運べてよかったです。

元教員の方が、子どもと本の出合いをどう繋いでいったかを
教員生活を振り返りながら、講演してくださいました。

先生側のお話となると、教員でも司書でもない私には
わからないことも多いですが、絵本だけでなく、児童書を知るいい機会になっています。

ブックトークもあり、ぐいぐいひきつけられ
改めて、もっと本を読もうと思いました。

帰り道、質問をしたものの、もっと知りたかったことがあったのに、聞きそびれてしまったことを思い出したて後悔しました。
自分がどんな立場で、今後どうしたいのかをはっきりさせないとなぁと痛感。
何がやりたいのか、相手に伝わっていなかったと思うので・・・

学校図書館司書の仕事はとても興味があるのですが
謙虚で控えめな人が多い中、私の様な目立ちたがり屋には
合っていない仕事なのかなと思ったり、悩むところも多いです。

おしゃべりをした時に、そういう相談をすればよかったなぁ。
司書の人ならちゃんと空気を読んで話をするんだろうなぁ。

などと思い、落ち込んでしまいました。

けれど「場違いだと思っても、行かないよりずっといい!」
というのが私の考えです。
行ったことで得られることの方が多いのですから。

明日も日本子どもの本研究会の研修会があるので
気になる絵本を持参して参加しようと思います。

連続参加で家族に迷惑をかけますが
2月は看病を頑張ったので、大目に見てくれているので
楽しみながら頑張りたいです!

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【注】

(1)毎年秋から冬にかけて、学校図書館関係、学校での調べ学習、絵本作家さんなど、児童書と関わっている人の講演会が行われている。少人数で、教員や司書の方の参加が多い。
会については、過去ログ 「日本子どもの本研究会 子どもの本の学校へ」 「学校図書館や調べ学習に関して素人だと痛感」参照。


学校図書館や調べ学習に関して素人だと痛感

2013年11月30日 | 日本子どもの本研究会
今日は日本子どもの本研究会主催の講演会に参加してきました。

この研究会には最近登録をしました。
理由は子どもの本に関する勉強だけでなく
教員や学校図書館関係の勉強もできるからです。

4年前に司書の仕事に関心を持ち、2年前に司書資格を取得。
下の子の出産があったので、すぐに働くことはできませんでしたが
子供がある程度大きくなった時に、司書の仕事ができたらいいなと思っていました。

しかし、研究会に足を運ぶと、現場の教員や司書の方と自分に温度差を感じます。
読み聞かせボランティア関係の講演の時は、わりと話しに入りやすいのですが
教育の現場に関する講演となると、自分は全くの素人であることを痛感するのです。

浦島状態になっている文学研究の方が
少しは深く掘り下げて読んだ時代があったからか、まだイメージはわくのですが
図書館系となると、司書の勉強位しか経験がありません。
10年前に取得した司書教諭の勉強はすっかり抜けてしまっています。

公共図書館は利用をするので、なんとなく仕事内容がイメージできるのですが
学校図書館での授業内の利用に関してはイメージがわきません。

道路をよく運転する人と、ペーパードライバーのような温度差に衝撃を受け
ここに参加するのは、脱ペーパーになってからの方がいいのでは?と思いました。
専門性が高すぎます・・・

けれど、道路(司書の仕事)のことを全く知らないでいたら
走りたいと思ったとき、全く運転の仕方がわからず
尻込みしてしまいそうな気もするので
少しでも道路のことを知っておきたいという気持ちはあります。

しかし、そうすることで自分がネガティブになってしまわないか?

きっと今すぐにでも子どもを預けて司書としてガッツリ働く気なら
いい刺激を受けられると思うのですが
読み聞かせボラを中心にしており、もうしばらく子育て中心でいたいと思う私には
あまり合っていないような気がしました。

研究会自体はとても勉強熱心な方も多く
いい刺激をもらうことができ、勉強になっているのですが
もう少し絵本関係の勉強を深めた方が
今の自分に合っていそうな・・・

手広くするよりも、ある程度絞った方がいいのか。
手広くする方が、いろいろなものが繋がって世界が広がるのか。


悩むところです。

日本子どもの本研究会 子どもの本の学校へ

2013年10月19日 | 日本子どもの本研究会
今日は日本子どもの本研究会が主催する、子どもの本の学校に参加してきました。

子どもの本の学校は毎年秋から冬にかけて多摩市の関戸図書館で行われるのですが
昨年は娘が0歳で預けることができず参加を断念。
今年は預けることができるようになったので参加してみました。

童心社の編集長の下園昌彦さんの講演では
編集者とはどのような仕事なのか、児童書が生まれるまでのエピソードの紹介や
童心社はどのようなことを大切にしているかなどを熱く語ってくださいました。

下園さんは人前で話すのは苦手だとおっしゃっていましたが
まっすぐで一生懸命な姿勢は、こちらにひしひしと伝わってきて
参加者は下園さんが語る話にくぎ付け!
人の心を打つとは、こういうことなのだなぁと改めて感じました。

講演会等は参加費用がかかりますが、参加費用以上のものを得られます。
なんだかこう、絵本の世界が広がっていく感じがするのです。
いつも子ども達に読んでいる絵本が、こんなに多くの人によって
作られていることがわかると、今まで以上に絵本が愛おしく感じます。

今回も自分がいかに無知かを痛感しましたが
また一つ、知らない世界を知ることができ、嬉しく思いました。

休日だというのに、子供たちの面倒を見てくれていた夫にも感謝です。