先週は息子のインフルエンザの看病から解放され、
日本子どもの本研究会のが主催する、子どもの本の学校へ行ってきました。
秋冬になると、月に2回くらいのペースで講座が行われるので、
今年はたくさん参加したいと思っていましたが、
秋冬は家族が何かと病気をもらってくるので、今回も「時々参加」でした。
いつも子どもは夫に預けていくのですが、夫のボラ活動と重なってしまったときは、
娘を預けることができません。
(夫は息子の通う習い事のボランティアスタッフをしています)
参加を断念しようと思ったのですが、どうしても聞きたい講義だったので、
思い切って子連れで参加をしたところ、会の方が気持ちよく対応してくださいました。
スタッフの方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。
子どもまで連れて勉強しに来なくても・・・
子どもが大きくなってからでいいんじゃない?
と思う人もいるかもしれませんが、
私にとって、学びはとても大切です。
子供が大きくなってからでも学ぶことはできるので
今は育児に専念をしたほうがいいのかもしれませんが、
子どもの本の空気を吸うと、夢に向かって頑張ろうと思えます。
自宅にいて子育てだけをしていると、児童書の勉強をしている人達との出会いが
なかなかありません。
すると、人との出会いや刺激がなくなり、
学びに対して消極的になり、学びを続けにくくなります。
しかし、自分が学ぶ場所を確保しておくことや、
同じような志を持った仲間と交流することで、
いい刺激を受け、向上する気持ちが強くなります。
私のように専業主婦は、そうした場所に足を運ばないと、
どんどん流されて行ってしまいうのです。
別に勉強しなくても、生活していけるのですから・・・
コツコツためたお小遣いから、参加費や交通費を捻出しているので、
知らないことをいっぱい吸収して帰ろう!
という気持ちになります。
昨日の子どもの本の学校は、翻訳家の前沢明枝さんのお話で、
翻訳者はどんなことを考えて、絵本や児童書を訳をしているのかを、
少し知ることができました。
お話を聞きながら、文学研究と翻訳は、少しばかり似ている気がしました。
とても丁寧に作品を読み込むところ、さまざまな角度から作品を分析するところ、
五感を使って作品世界を感じるところなどです。
こうしてみると、子どもの本の世界と文学研究は、
対極的なように見えて、実は深く関連しているように思いました。
来週も日本子どもの本研究会の研修があるのですが、
その日は子どもも夫もOFFの日なので、
家族で過ごすか、研修に参加するか迷っているところです。
家族で過ごす時間も大事にしたいので、話し合って決めたいと思います。
【追記】
子どもの本研究会の研修会に参加する気満々でしたが、
夫の休日出勤、息子の習い事、両親の訪問により、今回は諦めました。
勉強したいことは山ほどありますが、
子どもたちが小さい時は、親のサポートが必要なことが多いことや、
両親が元気ないうちに、親孝行をしてあげたいので、勉強は後回しにしています。
これからも「行けるときに参加する」のスタンスで、細く長く学び続けたいです。
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【今日(昨日)読んだ本】
★ 松谷みよ子 作 /上野紀子 絵 『さよならさんかくまたきてしかく』 偕成社、1979年。
「寝る前にわらべうたを歌う感覚で読みたい絵本。「あかちゃんのわらべうた」と書いてあるものの、幼稚園時でも楽しめる。」(絵本・再読)
★ 中川李枝子 作 /大村百合子 絵 子どもの本研究会 編 『いやいやえん』 福音館書店、1962年。
「娘に読んでみたが、長い文章はちょっと難しかったかも?年中くらいから楽しめる児童書。」(児童書・再読)