MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

成長する絵本リビング

2019年08月21日 | 絵本とインテリア
子どもたちの夏休みも残り10日となりました。

もうすぐ2学期。

今年度から、息子は給食でなく、お弁当に変わったので、
夏休みはお弁当作りが、娘の学童と息子の部活の日だけだったので楽でしたが、
2学期が始まると、冬休みまで、毎日お弁当作りをしないといけないので、少しブルーです。

子ども達も9月の間は、学校のリズムに慣れるのに苦労して、
疲れただのいろいろ言ってきそうですが、その辺の気持ちは汲んであげたいと思います。

今週は娘の友達が5人とママさん2人が一緒に遊びに来てくれて、大いに盛り上がりました。


子ども達が主役になれる絵本リビング。遊びに来た子たちが、勝手に本を手に取って読んでいるほど。

本は場所こそとりますが、家に本があると、子供が本を手に取る回数は増えると思います。

本当は絵本棚にもうちょっと隙間を作って、すっきりした印象にさせたいのですが、
娘はまだ、その日の気分でいろいろな絵本を手に取って読んでいるので、
今の時期は、まだすっきりした印象より、収納量を重視しています。

息子はもう絵本棚から絵本をほとんどとらないので、娘にもそうした日がいずれ来るでしょう。
そのときは、絵本の整理が必ずできるでしょうし、絵本リビングを縮小し、
ダイニングテーブルやソファを置くことも視野に入るかもしれません。

ダイニングテーブルの方が姿勢がよくなる、膝がつきでない、ダラダラしないなど、
メリットがありますが、我が家は夫も私もロースタイル好きで、
外ではデスクワークばかりだから、家ではゴロゴロしたいという意味で、座卓が好きです。

娘はまだ小2なので、勉強も座卓の方が落ち着くようです。
息子は勉強は椅子に座って、自分の机でしますが、ご飯の時は座卓でリラックス。

「家に帰るとホッとする」「ゴロっと横になれる」と、子供達は言うので、
できるだけ、家では精神的にのんびりできる空間を作っています。

ソファがほしいと思うこともありますが、ソファに場所をとられることを考えると(リビングが狭いので)、
移動が楽で、気軽にカバーを洗える座いすの方が、今のライフスタイルには合っている感じです。

ダイニングテーブルは、下の子がいす生活になってきて、家族が「椅子」がいいとなってきてから、
考えてもいいかなぁと・・・

家族がリビングに何を求めているかは、成長と一緒に変化していくと思うので、
家族の声を反映して、今後もリビングを作っていきたいと思います。

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絵本リビングの効果は?

2019年08月16日 | 我が子の読書
久しぶりのブログです。

やっとお盆休みに入りましたが、毎日のように児童書を読んでいて、なかなか気が休まりません。
けれど、思い切って絵本リビングのレイアウトを変えてみました。


座いすが二つに。プレイマットはドタバタできる面積を増やすため、あえて右寄せ。

実は、絵本棚の右側が1列ほどなくし、娘のローデスクを2ヶ月ほど置いていたのですが、
「すみっこは寂しい」と言うので、ローデスクの位置を変更し、絵本棚を追加しました。

追加と言っても、押し入れで使っていた絵本棚(おもちゃ棚)を移動させただけなので、
もう何年も新たに絵本棚を買ったりはしていません。

絵本棚の二段目の上が、少し欠けた状態なので、
ここを以前の絵本棚ようにするか、ディスプレイスペースにして楽しむか、悩み中です。

小2の娘はしょっちゅう絵本棚から絵本を出して、一人で読んでいます。
私にところに持ってきて「読んで」と言うこともしばしば。

中1の息子は、自分の児童書のコーナーの本を読むことが多いです。
図書館の本も好きで、自分では借りてこないのですが、私が仕事で読もうと借りてきた本を、よく手に取って読んでいます。


左が娘の児童書コーナー、右が息子の児童書コーナー。真ん中のファイルボックスに、図書館で借りてきた本を入れている。

けれど、分厚い読み物は二人とも好きではなく、図鑑の類ばかり読んでいます。
あとは趣味関係の本など。

本当は文学っぽい本も読んでほしいのですが、好んで読みません。
唯一、息子が星新一のショートショートだけは好んで読むので、
絵本の配本をしてくれる童話館にお願いして、送ってもらっています。

あとは、月に一回、息子は好きな本を買っていいことにしているので、本人に書店で本を選んでもらっています。

「自分で選んだ本なら読んでくれるかも?」という淡い期待を込めて・・・

自分で選んで買っても、読まれない本もありますが、その辺はあまり口うるさく言いません。
代わりに私が読んで、自分では選ばない本を楽しんでいます。

娘は息子のおさがりの本や、息子に配本されたけれど、息子が読まなかった本なども、よく「読んで」と、もってきてくれます。
語りで使う、昔話などの本も持ってくるので、絵本やお話しの世界の楽しさは、よくわかっているようです。

2ヶ月に1回、娘がほしい本を選んでもらい、絵本の配本サービスから送ってもらっています。

娘が学校の図書館で借りてくる本は、ゾロリなどが多いですが、
自分で読む本は「この本読みたい!」と思う本の方がいいと思うので、口出しはしません。

息子は小学生新聞が大好きで、もう中学生なのだから、中学生新聞を読んでほしいのですが、
週に1回しか届かないのは嫌なようで、今も毎朝小学生新聞を読んでいます。

先日、部活の合宿から帰ってきたのですが、合宿中の小学生新聞を引っ張り出してきて、
じっくり読んでいるので、新聞は大好きなようです。

大人が読む新聞にしてもいいのかなと思っているのですが、
最近娘が小学生新聞に興味を持ち始めたので、もう少し小学生新聞で様子をみてみようと思います。

読むものの中身も大事だとは思いますが、子供が本に親しむことや、
本に抵抗を感じないことは、とても大事だと思うので、
今後も本が好きになる環境を、整えていきたいです。

【昨日読んだ本】

ジョン・バーニンガム 作/ 谷川俊太郎 訳 『アルド・わたしだけのひみつのともだち』 ほるぷ出版、1991年。(絵本)

「娘に読んだが、読み聞かせする絵本というより、子供が一人で読むほうがよさそうな絵本。心に響くので大人にもお勧め。」

アストリッド・リンドグレーン 作/ 大塚勇三 訳 『長くつ下のピッピ』 1990年、岩波書店(岩波少年文庫)。

「児童に勧めたいと思い、自分で読んだ本。大塚勇三の訳がすごい。海外文学はのびやかでいい。」(児童書)

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