MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

読み聞かせボラ一人反省会

2016年05月11日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
小学校での読み聞かせボランティアも4年目を迎えました。

丸3年読み聞かせをやっていても、ここってどうなの?!
という箇所が多いので、今年度も読み聞かせボラ一人反省点を行います。

<よかった点>

・本の開き癖をしっかりつけておいたので、ページをスムーズにめくることができた。

・焦らず、淡々と読むことができた。
→かなり感情表現を入れて読んでしまう癖があるため、淡々と読むよう心掛けている。

・絵本を読む順番がよかった。
→物語や昔話は聞き手に余韻を残すため、最後に読むようにした。

<よくなかった点>

・自己紹介の時、名前を言った後に「○年○組の○○のお母さんです」と言ってしまった。
→読み手は黒子。誰のお母さんかという情報まで言う必要はない。

・絵本を読む前に「○○に関する絵本を持ってきました」と言ってしまい、本の内容を少し紹介してしまった。
→紹介しないほうが「今日はどんな絵本なのだろう?」とワクワクするので、言わないほうがいい。

・絵本を読んでいるとき、聞き手に読み手の顔が少し見えてしまった。
→絵本の世界に集中できないため、読む前に絵本の位置と読み手の顔の位置を確認したほうがい。

目立ちたがり屋な私は、どうしても前に出すぎなので、
子どもたちに物語(絵本の中身)を届けることが仕事なので、
読み手は黒子に徹することを、肝に銘じたいと思いました。

高学年になると、低学年のころより読み聞かせの時間が減ってしまうので、
今まで以上に、1回1回の読み聞かせが大事になってきます。

来月からは、図書館での読み聞かせを始めるので、
一人反省会を通じ、良いところは引き続き実践し、
よくないところは気を付けて、次の読み聞かせにつなげたいです。


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【今日(昨日)子どもに読んだ本】

★ 稲田和子 再話 赤羽末吉 画 『くわずにょうぼう』 福音館書店、1980年(こどものとも傑作集)。
「何度か娘に読んでいる絵本だったが、娘は誰がどのセリフを言っているか混乱し、確認してきた。長すぎた?」(絵本)

絵本の読み聞かせは何歳まで? ―我が家の場合

2016年05月07日 | 私の子育て
またまた久しぶりのブログです。

子どもたち関係のことで、バタバタする日々が続いていましたが、
今日は夫が子どもたちと外出してくれているので、
「よし、今のうちにブログを書こう!」という気になれました。

コメントのお返事などが遅れていますが、今しばらくお待ちください。


端午の節句は終わりましたが、自宅のリビングでは、まだ気持ちよさそうに
こいのぼりが泳いでいます。(本当は90°向きが違い、物干しにぶら下がっている状態です)

3月4月と忙しく、気持ちに余裕がなかったことから、
家庭での読み聞かせは毎日していたものの、
絵本に関する勉強はあまりできませんでした。

小学校での絵本の読み聞かせは、わりと自分のペースでできたのですが、
今年度から始めた、図書館でのおはなし会は、
他の方と組んでプログラムを作るため、ペース配分に気を付けなければいけません。

早速手帳とカレンダーに、締め切りとなる日を計算して、
忘れないうちに書きこんでおこうと思います。

そうそう、読み聞かせに関することで、GWにこんな出来事がありました。

私の実家へ、子どもたちと泊りに行ったときのことです。

寝る前に絵本を息子に読んでいたら、母に

「もう4年生なんだから、読み聞かせはやめなさい」

と、言われました。

痛い言葉です・・・

「上の子はいずれ『もう読まなくていい』と言っうてくるから時期が来るから、
 本人が読んでと言っているうちは、読んであげたいの。下の子にも読んでいるし、甘えの一つでもあるしね」

と伝えたものの、母は腑に落ちないようでした。

息子や娘が1才になったころ「早く断乳しなさい」と言ってくるなど、
親の世代は、早くやめることが自立につながるといった意識が強いようです。

私は「やめる時期は本人が決める」という考えなので、
あまりこちらから「そろそろやめなさい」と言うことはありませんでした。

はたから見たら、小学4年生になっても寝る前に、
本の読み聞かせをしているなんて、変かもしれません。

私が息子くらいの年齢のころは、本への苦手意識が強く、
マンガばかり読んでいたので、我が子には本を身近に感じてほしく、
小さいころから絵本の読み聞かせを続けていました。

息子が小学3年生くらいになってからは、寝る前の読み聞かせは
毎日ではなく、「読んで」という日は読み
「今日はいい」と言う日は読まないなど、その時々に応じて対応してきました。

読まなくなる時期は、息子が決めると思うので、
それまでは寝る前の読み聞かせを、親子共に気ままに楽しみたいです。

最近は学習漫画以外のマンガ(コロコロなど)も読むようになり、
親としては複雑ですが、本とは細く長くつながっているので、
そういう時期なのだと思い、見守っています。

タブレットゲームなども、宿題を終えた後ならやってもいいことになっているので、
最近は嫌なことを先に終えて、決められた時間内でゲームを楽しんでいます。

本当はやらせたくなかったというのが本音ですが、
ゲーム好きな夫からの反対や、友達との交流にゲームがかなり絡むようになったことなどもあり、
本人の楽しみや、全体のバランスをとる意味でOKにしました。

ゲームに関することは、後日まとまった記事にしたいので、
そこで現在に至るようになったプロセスを、丁寧に書きたいと思います。

一方、年中さんの娘は、相変わらず絵本好きで、
絵本棚から絵本を引っ張りだしては、一人で眺めていたり、
読んでくれともってきたり、相変わらずです。

絵本棚から今まで読んだことのない、少し大きい子向けの絵本を見つけて
「これよんで~」と言ってきたり、何度も読んでいる定番絵本をもってきたり、
この年齢ならではの絵本との関わり方だなぁと思いながら、見守っています。

下の子とはまだまだ絵本が楽しめそうですが、
上の子はいよいよカウントダウンといった感じがしてきました。

口数も少し減り、一人で黙ってこども新聞などを読んでいる姿は、
高学年の男の子のような雰囲気があり、
こうやってだんだん無口になっていくんだなぁと寂しさを感じていますが、
まだ子供っぽいところもあるので、家族で楽しい思い出を作りたいと思います。

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【今日(昨日)読んだ本】

得田之久 文 たかはしきよし 絵 『ぼく、だんごむし』 福音館書店、2005年(かがくのとも傑作集)。
「GWにダンゴムシを見たからか、娘がこの絵本を持ってきた。幼稚園時にもおすすめの科学絵本。」(絵本)