MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

一難去って、また一難 でも・・・

2020年11月30日 | 仕事(学校図書館司書)
昨日、だいたい書き上げた原稿を(1)
今日また少し手直しを死、先ほど学校側に送りました。

原稿を声に出して読むと、おかしいなと思うところがみつかるので、
最終チェックのときは、声に出して読んでいます。

息子や娘の前でも読み、おかしいところがないかチェックをしてもらいました。

小3の娘が「この文章だと、〇〇という言い方は変じゃない?」

と言ってきたときは、いろいろな絵本の読み聞かせをしてきたからか、
耳から聞く、文章の美しさや音の響き、全体のバランスなどをよくわかっていると思いました。
(本人が上手な文章を書ける書けないは別として)

子育ては小さいころは特に大変ですが、子どもが小中学生ぐらいになると、
母親の大変さも、少しずつわかってくれるようになりります。

今日原稿からやっと解放されたものの、来週に学校でビブリオバトルのお手本をするので、
ビブリオバトルで紹介する本を選んで読み、紹介できるように練習しなければなりません。
(このままだと、大掃除も仕事が年末年始の休みになってからになりそうです・・・)

なかなか気が休まりませんが、息子はもうすぐ期末テストが始まるので、
学び続ける母の姿を見て、何かを感じてくれたら嬉しいです。

息子や娘が赤ちゃんの頃は、子育てでイッパイイッパイで
働くタイミングが来ても、子育て優先で何度も諦め、
社会とも十年以上離れてしまい、このままじゃ永遠に働けないと思っていた時期もありましたが、
今できることを、コツコツやっていたら、司書として働くチャンスをつかめました。

まだ司書歴3年目で、今の学校は1年目なので、手探りでやっているペーペーですが、
細く長く、頑張りすぎない程度に頑張れたらと思います。

【注】

(1)過去ログ「もう1本の原稿、ほぼ終了!!」参照。

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新型コロナウイル予防対策と学校図書館

2020年06月03日 | 仕事(学校図書館司書)
今日は仕事の話です。

連日、学校の図書便りを作成し、疲れています・・・

けれど、図書便りなどの文章をゼロから書くことに抵抗がないので、
こういうとき、昔から文章を書いていてよかったと、つくづく思います。

司書資格を取得するときに、図書便りの書き方の勉強はしなかったですし、
実際現場に出て初めてやることが、ものすごく多い仕事です。

センスが問われることが多いので、現場では、
勉強したことや人生経験は無駄にならないと思います。

司書は本の貸し出しと返却だけしているわけでなく、
新しく購入する本の選書や発注、図書担当の先生との打ち合わせ、図書便り作成、図書委員会のサポート、
授業で使う資料収集、授業支援、オリエンテーション、レクチャー、ブックトーク、書架整理、本の展示、館内装飾、
小学校だと図書の時間に絵本の読み聞かせなど、とにかくいろいろな種類の仕事をこなします。

図書館に関することはすべて司書がやっていると言っても過言ではありません。
家にいるときも、生徒におすすめする本を読んでいたりと、日々勉強の毎日です。

最近スーパーなどで見られる、レジ前の透明シートなどの間仕切りも、
学校に合った透明なゴミ袋などや、図書館準備室にあった廃材を利用して、自分で作ります。

長時間生徒が図書館に滞在しないよう、すぐに本を手に取れるような展示などをしていると、
子供が小さいときに、自宅の絵本リビングで絵本の展示方法をあれこれ実践していた経験が、とても役に立っています。

5月まで学校が休校でしたが、6月から学校が再開したので
新型コロナウイルス予防対策として、図書館内でソーシャルディスタンスを保つことや、
入館前の手洗いやマスク着用など、利用方法の変更などを図書便りにまとめ、図書担当の先生に読んでもらいました。

図書館を利用している生徒たちや、図書館内で働く図書委員が密にならないようにするには
どうしたらいいか、図書担当の先生と話し合い、具体策をみつけていったりも・・・

返却された本は消毒するため、今までとは違う返却方法になります。
生徒数の多い学校なので、本の消毒も大変です。

本の返却はカウンターでなく、ブックポスト(段ボールで作ったもの)にしてもらい、
2日間放置したあとに消毒をして、1日乾かしてから、書架へ戻します。

今は、生徒への貸し出しはまだ行っていないので、
先生方が借りた本だけを消毒していますが、もう少しすると、生徒が借りた本がたくさん戻ってくるので、
消毒作業は忙しくなりそうです。

図書館が数日後、完全に開館したらもっと忙しくなるでしょうし、
その頃には新入生に、図書館の利用の仕方のオリエンテーションもしなければなりません。

閲覧席や、図書館内のいたるところの消毒もあるので、気が遠くなりそうですが、
優先順位を考えて、少しずつ準備を進めていきたいと思います。

生徒達が当たり前のように学校へ行き、当たり前のように図書館が利用できるように・・・

【今日(昨日)読んだ本】

 中川李枝子 作 / 大村百合子 絵 / 子どもの本研究会編集 『いやいやえん』 福音館書店、1962年。

「娘が寝る前に持ってきた児童書。保育園でのお話だが、小学校低学年の子が読んでもらってもたほしい本」

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新しい職場で本の貸出し準備

2020年04月07日 | 仕事(学校図書館司書)
新しい職場になり、2日が経ちました。

勤務時間はほとんど変わらないのですが、通勤時間が以前より40分近く短くなったので、
家を午前8時過ぎに出ても、職場に間に合うので助かります。
娘が学校へ行くのを見送ってから、家を出ることができるのも嬉しいです。

東京は、緊急事態宣言が出されましたが、私の住んでいる地域は、
短時間ですが登校をすることになっています。

おそらく、明日登校したら、来週以降はもう登校できず、そのままGWまで休校になるのでは?
と予測しているので、明日なんとか生徒たちに本を貸出しできたらと思っています。

地域の図書館が新型コロナウイルス対策で閉館しているので、生徒たちは本を借りる機会がないのです。
学校のある日しか学校図書館で本を借りられないので、生徒が学校に来れるときが、
本を借りられるチャンスの日です。

初出勤の日から、ずっと新しい名簿をもとに、生徒が学校に来たときに、
すぐに本を借りられるよう、貸し出し環境を整えてきました。

2年前の私だったら、どの仕事を優先したらいいのか、わからなかったと思いますが、
2年間の小学校での司書生活のおかげで、何を優先したらいいかが少しずつわかるようになったので、
管理職の先生に相談し、明日本の貸し出しをしてもいい許可をいただきました。

明日は忙しくなりそうですが、3密にならないよう工夫をして、
貸出しを行いたいと思います。

小学校と中学校では、司書の仕事は全然違うと思っていましたが、
「子どもたちに本を読んでもらうようにするには、どうしたらいいか?」

といった部分は同じなので、今までの経験をいかせることがわかり、少し自信が持てました。

新型コロナウイルスにかからないよう、気を付けながら貸出ししたいと思います。

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小学校の司書から、中学校の司書に

2020年04月03日 | 仕事(学校図書館司書)
久しぶりの連続投稿です。

私事ですが、2年間働いていた小学校での学校司書の仕事をやめ、
今年度から、中学校で学校司書として働くことになりました。

中学校では、図書の時間もありませんし、絵本の読み聞かせもありません。
絵本の読み聞かせ好きな私が、読み聞かせのない中学校の司書の仕事をなぜ選んだのか?
少し書いてみたいと思います。

個人的には、もう少し今の小学校で働き、経験を積み、
子どもたちの成長を見守りながら、学校図書館の環境を整え、
授業支援や読書支援に力を入れていきたいと思っていました。

しかし、昨年度まで働いていた小学校は、自宅から1時間ほど離れた場所にあるため、
午後4時半に終わっても、学童によってから、家に帰ると、6時前くらいになっています。

フルタイムで働いている人なら、それでも早い方だと思いますが、
私の場合、パートタイマーなので、学童クラブに入れなかったときのことを考えて、
午後5時ごろに帰ることのできる仕事につきたいと思っていました。

学童クラブに入れなかったときは、習い事を増やして乗り切ることも考えましたが、
本人が習い事には行きたくないと言うので、習いごとで乗り切ることは諦めました。

6時間目が終わって、家に帰って友達と遊んで、5時に帰ってきたら母親が家にいる・・・

いかにも小学生がいるパートタイマーの働き方という感じですが、
そうした働き方なら、娘への負担も大きくないと思い、5時ごろには帰宅できる仕事を、
司書以外でもいろいろ探し、受けたりもしました。

しかし、夏休みの勤務や、融通が利かないシフトなどがネックとなり、
最終的には子育てに理解のある、家から近い中学校を勤務先に選びました。

子どもがいる主婦からしたら、午後5時前に帰ることができ、土日もお休みで、
長期休みもお休みなんて、仕事としては、かなり好条件です!

本当は家の近くの小学校で、こうした条件の学校があるのが一番だったのですが、
残念ながらそうした小学校が近場ではなく、私が住んでいる地域では、今回学校司書の募集は、
私が行くことになった中学校一校のみでした。

なかなか私の住んでいる地域では、学校司書の募集がなく、
来年度に地元の学校司書として働こうと思っても、求人が出なかったりすることもあります。

今の私にとっては、自分が希望する仕事をピンポイントですることよりも、
小3の娘が、安心して過ごせる環境の方が大切だったので、小学校で働くのは、
娘が大きくなってからでもいいと思い、家から近く、午後5時前に帰れる仕事を選びました。

別の職種で、契約社員や正社員も考えましたが、どうしても残業の壁があり、
希望に沿った仕事があっても、家からの通勤時間が1時間ぐらいかかってしまうところもあり、
夫の帰宅が午後11時~12時くらいで、親のサポートも得られない我が家では厳しく、断念しました。

夫ばかりが好きな仕事をするのでなく、私だって好きな仕事をしたいし、経済的に独立したい!
そう思っていましたが、小3だと子供によってはきついことがよくわかりました。

ちなみに夫は早く帰る気はさらさらないようで、子供に我慢してもらうというスタンス。
仕事しながら子育てをするのなら、そのくらいの割り切りが必要なのかもしれませんが・・・

中学校での司書生活は、小学校とは全然違いますが、
私自身、学生時代から教育現場への関心は高かったので、
教育現場で働けることは、幸せなことだと思っています。

絵本から少し離れますが、絵本の読み聞かせを楽しんで育ってきた子たちを、
図書の時間がない中で、どんな風に図書館に興味を持ってもらい、来てもらうようにするには、
どうしたらいいか、本を読んでもらうようにするには?また利用したいと思ってもらえるには?
先生方に関心を持ってもらうには?

学校司書は非正規が大半で、収入もよくありませんが、小3の娘の子育てとの両立を考えると、
今までとは違う世界ではあるものの、関心のある世界なので、楽しそうな気がします。

うまくやっていけるか?不安がないと言えばウソになりますが、
今までもそうした不安を乗り越えてやってっきたので、今度もきっと乗り越えていけると信じて、
来週から始まる仕事に向けて、モチベーションを高めていこうと思います。

といっても、あまり高めすぎると、また本のことが頭から離れなくなり、
眠れなくなってしまったり、図書館の夢ばかり見てしまったりするのですが・・・

通信制大学時代の仲間に、以前そのことをポロっとこぼしたところ、

「それが正常!」

と言われてしまいました(笑)

新型コロナの件で、いろいろ制限がありそうですが、こんな状況だからこそ、
できる図書館サービスを実践できたらと思います。

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