MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

図書館のクリスマスおはなし会へ

2015年12月18日 | 絵本中心のおはなし会
先日家の近くの図書館でクリスマスのおはなし会があり、
年少の娘と一緒に行ってきました。

前回のおはなし会は、私の予定の関係で行くことができず、
娘に何度となく「おはなしかいにいきたい!」とせがまれていたので、
今回行けてとても満足だったようです。

おはなし会のプログラムはクリスマスということもあり、
ペープサートや紙芝居タイプの大型絵本など、イベント用の物が多く、
普段は見かけないものばかりで、私はすっかりハイテンション!

「今度○年生のイベントの時に使ってみたい!」

などと、内心思いながら聞いていました。

しかし、そんな分析ばかりしていては面白くありません。
純粋におはなし会を楽しむことも大好きなので、面白いシーンでは
「あはは!」などと声を出して何度も笑ってしまいました。

大人は、絵本を読む側になることが多いですが
聞く側にはなかなかなれません。

以前、一人でおはなし会の見学をしていた時も楽しかったですが、
今回は子供たちの中に紛れて、一緒に聞いているので、
同じお話を一緒に聞く楽しさを、以前よりも実感しています。

こんな風に娘と一緒におはなし会を楽しめるのは、あと数年です。
小3の息子とは、一緒におはなし会へ参加することはもうありません。

習い事などもいい経験になると思いますが、たまには親子で一緒に
図書館のおはなし会へ行くのも、いい経験と思い出になると思います。

子どもだけでなく、大人も楽しめ、気分転換できてしまうのですから!

この日、おはなし会で借りた絵本を、娘は寝る前にもってきて、
読んで!と何度もリクエストしてきたので、横で聞いていた息子も参加し、
家の中でも、おはなし会を楽しむことができました。

素敵な絵本を選書し、読んでくださった読み聞かせボラの方々や、
手作りプレゼントまで用意してくださった図書館員の方々のおかげで、
楽しい時間を過ごすことができたので、私も学校で絵本を読むことで、
おはなし会の恩返しをしていきたいと思います。

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【今日(昨日)読んだ本】

★ 本田カヨ子 文 /なかのひでこ 絵 『とのさまサンタ』 祐学社、1988年。
「男の子も女の子も楽しめる。ユニークなクリスマス絵本。読み聞かせボラでもおすすめ。」(192/200 絵本)

★ ロアルド・ダール 作 /クェンティン・ブレイク 絵 /柳瀬尚紀 訳 『チョコレート工場の秘密』 評論社、2005年。
「小3の息子のリクエスト。挿絵の多い、文庫のような児童書。リズミカルな文章にぴったりのさし絵が面白い!」(38/50 児童書)

娘と図書館のおはなし会に参加

2015年11月06日 | 絵本中心のおはなし会
昨日、娘と一緒に図書館のおはなし会に参加しました。

月に2回、近所の図書館で行われている
小学校低学年を中心としたおはなし会に、娘と毎回参加しています。

小学校の低学年のお兄さんお姉さんの中にいても、
絵本を愛する心は、小学生に負けていません。

0,1,2歳のおはなし会のときは、あんなに赤ちゃんが集まっていたというのに、
幼稚園に入ると、図書館のおはなし会から足が遠のくママの多いことに、
さびしさを感じています。

幼稚園での読み聞かせとは選書も違いますし、親も子供度一緒に絵本を楽しむことができるので、
親子で参加すると楽しいと思うのですが・・・

おはなし会では、普段は手に取らないような、家にある絵本を読んでくれることがあるのですが、
そうした絵本を自宅で読むきっかけ作りができたりもして、とてもいいです。

私が普段選ばないような絵本に出合えるともろもいいですし、
幼稚園ではなく、図書館という空間も、娘にとっては楽しいようです。
借りたい本は手続きをすれば、その場で本を借りることができるので・・・

図書館のおはなし会で、娘はすっかり常連さんになってしまいました(笑)

おはなし会の帰りは、好きな絵本を10冊ほど借りて家に帰り、
家で留守番していた息子が、絵本の入った袋に飛びつき、
夕食前も夕食後も、ひたすら本を楽しんでいます。

こんなに本が好きなのに、活字だらけの本は苦手で、
夏休みの課題図書になるような、長い本は読んでくれません。

けれど、本が好きなら、いつかそうした本も読んでくれると思うので、
今は気長に見守っています。

図書館へ行った日は、必ず息子と娘が好きそうな絵本を選び、借りて帰るのですが、
お土産感覚で、ママが絵本を借りて帰ってくるのを待っているようです。

リビングの床の上は、ぐちゃぐちゃ絵本で散らかり、
イライラすることも多いですが、それだけ絵本と親しんでいると思うようにしています。

それに、わが子のために本を選んだり、おはなし会へ行ったりなんて、
どんなに長くてもあと数年・・・

特に、小3の息子に関しては、あと1年くらいだと思うので、
今のうちに、本を通じて家族のコミュニケーションを深めていきたいです。

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【今日(昨日)読んだ本】

★ F・アッシュ 絵と文 /山口文夫生 訳 『どこへいっていたの、お月さま』 評論社、昭和62年。
「『ぼくお月さまとはなしたよ』のシリーズ本。シリーズでも質がとてもよくておすすめ。ほのぼのした気持ちに」(190/200 絵本) 

娘とイベントおはなし会に参加

2015年07月05日 | 絵本中心のおはなし会
ここ2週間ほど、家族の浴衣と甚平作りで毎日忙しく、
ブログや絵本日記をお休みしていました。
(寝る前の読み聞かせはしていましたが)

先日無事出来上がり、家族そろって盆踊りで着ることができ、満足しています。
母親が作った手作り浴衣や甚平を着てくれるのは、小さいうちだけだと思うので・・・

やっと裁縫から解放され、今日は以前から娘と約束をしていた
おはなし会のイベントへ行ってきました。

このところ、幼稚園児向けのおはなし会に娘と行けず、
寂しい思いをさせていたので、参加できてよかったです。

おはなし会に参加する子どもの保護者として足を運びましたが、
おはなし会には顔見知りの方も何人かおり

「こんにちは!○○です」

と声をかけて下さる方もいらっしゃいました。
こういうのって、とっても嬉しいです!

私が住んでいる最寄駅から、二駅離れたところでのおはなし会だったからか、
娘の友達や近所の子などはいませんでしたが、イベント形式のおはなし会だったので、
母子ともに新鮮な気持ちで楽しめました。

一方、参加者として楽しむ一方、小学校低学年くらいまで楽しめる、
30分強のおはなし会だったにもかかわらず、
小さい子が飽きない工夫をいろいろされてるところなどは、とても勉強になりました。

私の場合、集団読み聞かせをするのは、学校や幼稚園など、
同じ年齢の子を対象とすることが大半なので、
その年齢に合わせた絵本をチョイスすることが多かっただけに。

読み聞かせのことでいろいろ勉強したいことはあるのですが、
娘が幼稚園の間は、親子で参加できるおはなし会などに、積極的に参加したいと思います。

そうしたことができる時期は、限られているので・・・

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【今日(昨日)読んだ本】

★ ヘレン・ピアス 作 /まつおかきょうこ 訳 『よかったね ねずみさん』 童話屋、1984年。
「3冊セットの写真絵本の最後の巻。3冊続けて読むと楽しい!リズムの良い訳もいい感じ。」(再読)

★ ハンス・アンドレウス 作 /掛川恭子 訳 /平野恵理子 絵 『バンブルムース先生とゆかいななかま』 童話館出版、1998年。(35/50 児童書)

娘と幼稚園&小学生向けのおはなし会へ

2015年04月17日 | 絵本中心のおはなし会
昨日幼稚園の帰りに、娘と図書館へ行ったときのことです。

図書館のドアに

「今日のおはなし会は○○でやります」

と書いてあり、幼稚園児~小学生低学年向けのおはなし会が、
行われている日だということに気が付き、急いでおはなし会会場へ。

図書館が主催している、学童のお子さんの出席率の高いおはなし会でしたが、
こどものともなどの絵本が多く、娘にもわかる絵本が多かったので、
じっと立ちながら、食い入るように絵本を見ていました。

この日は参加者が多かったので、大型絵本を使って読んでもらったので、
子ども達がぐいぐいひきつけられていました。

やっぱり人数が多い場合は、絵が大きい方が
子ども達も絵本の世界に入りやすいような気がします。

大型絵本はそもそも、100人ぐらいの子を前にして読むために
作られたものらしいのですが、30人~50人ぐらいでも、十分楽しめます。

(縦長の部屋だと後ろに座っている子にも絵がよく見えていい)

今まで参加していた、1才から3才くらいまでのおはなし会に
もう参加できなくなってしまったので、寂しく思っていたのですが、
今後は幼稚園児~小学生低学年向けのおはなし会に、
ちょこちょこ参加しようと思いました。

上の子に長い絵本を読んでいるのを、横で聞いているので、
福音館の「こどものとも」くらいの長さの絵本は普通に聞けるので。


あと少し娘と一緒におはなし会に参加できるのかと思うと嬉しいです。

おはなし会終了後は、図書館で息子と娘の本を借りて帰ったのですが、
早速息子は借りてきた絵本を開き、夢中になって読んでいました。

これからはカレンダーに、おはなし会の日を書き込んでおこうと思います。

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【今日(昨日)読んだ絵本】

★ ヨシタケシンスケ 作 『りんごかもしれない』 ブロンズ新社、2013年。
「面白い思考の持ち主の男の子が、リンゴを様々な角度から見ます。兄弟のページが面白い!自宅向き。」(167/200 絵本)

★ ヨシタケシンスケ 作 『ぼくのニセモノをつくるには』 ブロンズ新社、2014年。
「『りんごかもしれない』に比べると少し難しい。読むならさまざまな視点をもてるようになる、高学年ぐらいからの方がよさそう。」(168/200 絵本)

娘とおはなし会に参加した後で

2014年05月28日 | 絵本中心のおはなし会
今日は2週間ぶりに、娘と図書館のおはなし会に行ってきました。

いつもはかなり食いついている娘ですが、
今日はあまり好きでない絵本だったのか、
おはなし会の途中で、遊びだしてしまいました。
おはなし会の後、借りたいという絵本も1冊だけ。

けれど、この1冊はとても気に入ったようで、
読んでもらっている時も、自分から答えを言ったりし、大興奮でした。

娘は知らない人に対して、警戒心が強いというのに、
絵本を読んでくれる人に対しては、警戒心がないようです。
おそらく、知っていることを答えたくて、仕方なかったのでしょう。

一方私は、おはなし会終了後、読み聞かせボラの方に、
先日の学校でのボラで気になっていた、科学絵本の読み方について、(1)
相談をしたところ、いいアドバイスをいただけました。

科学絵本の説明文は飛ばしたり、わかりやすく説明したり、
アイコンタクトなどのコミュニケーションもとることもOKだそうです。
読み飛ばすのは原則はどうかと思いますが、年齢や時間、バランスを考えて判断するのがよさそう。

私は図書館での読み聞かせボラの活動はしていませんが、
そこで活動をしている人たちとは、ストーリーテリングの会などで会っているので、
絵本の読み聞かせの相談など、とてもしやすくて助かっています。
厳しい言葉もいただきますが。

改めて、地域の読み聞かせボランティアの方たちと、繋がっているということは、
いいことだなぁと思いました。

おはなし会の帰り道、娘がパン屋さんに寄りたがるので、
お店でパンを買って、座りながら食べていたところ、
年配の方に声をかけてもらったり、なんだか嬉しい出来事の多かったです。

夜になって子ども達が寝てたので、これからレポートの仕上げにかかります。(2)
昨日の夜、だいぶ整理したので、今日で終わることを願うばかりです。

やっぱり少しだけタフになったかな・・・?!

無理しすぎない程度に頑張ります!!

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【注】

(1)質問したいと思っていた内容については、過去ログ 「今日の読み聞かせボラ ―絵本の世界に入る子どもたち 参照。

(2)過去ログ 「先月書いた原稿が掲載される」 の前半参照。

【今日読んだ本】

★ ルース・スタイルス・ガネット 作/ルース・クリスマン・ガネット 絵/渡辺茂男 訳/子どもの本研究会 編 『エルマーとりゅう』 福音館書店、1964年。
「『エルマーのぼうけん』を読んだ子に。冒険の続きを楽しめる。りゅうの性格もよくわかる。」(20/50 児童書)

★ 中村至男 作 『どっとこどうぶつえん』 福音館書店、2012年(月刊予約絵本 こどものとも年中向き 通巻314号)。
「クイズ感覚で楽しめる、コンピューターみたいな絵本。幼稚園~小学生向き。ボラもOK。」(116/200 絵本)

★ 三浦太郎 作・絵 『バスがきました』 童心社、2007年。
「娘のお気に入り。女の子も楽しめる乗り物絵本。クイズ感覚。幼児の読み聞かせボラでもOK。」(39/100 再読)

★ 瀬間なおかた 作・絵 『でんしゃでいこう でんしゃでかえろう』 ひさかたチャイルド、2002年。
「息子が小さい頃好きだった仕掛け絵本。後ろからも読める。絵をじっくり見ると発見が!」(40/100 再読)

娘と一緒におはなし会へ

2014年05月15日 | 絵本中心のおはなし会
昨日、2週間ぶりに娘と図書館のおはなし会へ行ってきました。(1)

おはなし会といっても、素話を聞くのでなく、読んでもらう絵本を楽しむ時間で、
私は読む側でなく、参加者側です。

いつもは乳児向けの読み聞かせを見学するのですが、
まだ体調が万全ではなかったので、乳児向けの会の見学はお休みし、
幼児向けの会から娘と参加しました。

先月から図書館のおはなし会に参加するようになりましたが、
娘はおはなし会がすっかり気に入っているようです。

大好きな外遊びをしていても「図書館のおはなし会に行くよ!」
というと、ピタリとやめて、すんなり図書館に向かうのですから!

そして、いつもの席(読んでくれる人の前)に座り、絵本を楽しみます。

手遊び関係は「さわらないで!」「じぶんでやる!!」という雰囲気満々で、
私のことを払いのけてしまうほどです。
手遊びは親子のスキンシップが目的だと思っていましたが、こういう楽しみ方もあるのですね。

母親の存在なんかすっかり忘れて、食い入るようにして絵本を見聞きしている娘を見ると、
少し寂しさを感じたりもしますが、これも成長の一つかと。

以前は20~30分のプログラムは、少し長いなと感じていたものの、
最近はちょうどいいようで、飽きもせずに聞いてくれているのは、
やっぱり図書館ボランティアの方の選書やプログラムの組み方が、上手いからだと思います。

選書やプログラムの組み方の重要性を、再認識させられました。
親子で楽しもうと思っていても、ついついこういった点に目がいってしまう私・・・

帰り道、娘と一緒にお弁当を食べたり、公園で遊んだりしていると、
ゆったりとした時間が流れていることに気が付きます。

今はイヤイヤ期で、私を困らせる言動が多いですが、
一緒に川で魚を見たり、鳥が飛んでいるのを見たり、たんぽぽを摘んで遊んだりしていると、

来年から幼稚園に入るから、午前中にこうした時間はとれなくなるだろうから、
こんな時間が過ごせるのは、今だけなんだろうなぁ・・・


と、しみじみ思うのです。

来年から幼稚園の行事や役員、係りなどで忙しくなるので、
働く準備として、今のうちにできる絵本関係の勉強はしておきたいと思うものの、
今こうして娘と過ごす時期を大切にしたい気持ちも強くなります。

とはいっても、今は親子で参加するおはなし会が、
娘にとっても私にとっても、とても有意義な時間なので、今後も参加し続けるつもりです。

この経験が、子ども達との思い出にも、今後の私の学びの肥やしにもなってくれたら、
これほど嬉しいことはありません。

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【注】

(1)前回のおはなし会については 「夫が娘とおはなし会に参加」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ あらかわかおる 作・あらかわみつる 絵 『すずめ ちゅん』 福音館書店、2009年(月刊予約絵本「こどものとも0.1.2.」通巻174号)。
「心地よい響きと繰り返し。乳幼児にとって身近なすずめが主人公。結もよい。」(97/100 絵本)

★ かんざわとしこ 作・やぎゅうげんいちろう 絵 『たんたん ぼうや』 福音館書店、1998年(0.1.2.えほん)
「文のリズムがよく、2,3歳の子も十分楽しめる。」(98/100 絵本)

森枝雄司 写真・文/はら さんぺい 絵 『トイレのおかげ』 福音館書店、1996年(たくさんのふしぎ傑作集)。
「このシリーズは難しい印象があるが、『トイレのおかげ』はとても読みやすく面白かった!」(99/100 絵本)

夫が娘とおはなし会に参加

2014年05月01日 | 絵本中心のおはなし会
夫が一足先にGW休みに入りました。

カレンダー通りだと、まだ今日は平日なので、
図書館で行われるおはなし会も、いつも通り行われます。

私は日ごろ娘と図書館のおはなし会に行けますが、
夫は平日仕事なので行くことができません。

そこで夫に、図書館のおはなし会に参加しないかと、提案をしてみました。

日頃から、娘がおはなし会でこんな絵本に興味を持ったなど、
話をしていたからでしょうか。

夫は何の抵抗もなく、おはなし会に行くと返答してきました。

きっと娘と触れ合う時間を、とりたかったのだと思います。

雨の中、夫と私と娘は、図書館へ向かい、
図書館でおはなし会が始まるのを待っていました。

いつもは私と娘が、子ども用スペースに座りますが、
今日は夫と娘がくっついて座っているので、不思議な感じです。

娘も何の抵抗もなく、パパのお膝に座っており
「ママ!!ママ!!」などとは言われることなく、
すっかりパパとおはなし会を楽しんでいました。
嬉しいような、寂しいような・・・?!

絵本を一緒に楽しむことが、当たり前になっている夫と娘を見て、
なんだかとても、嬉しい気持ちになりました。

いつも、夫の悪いところばかりが目についていましたが、
今日のおはなし会を通じて、夫のいいところに気付くことができてよかったです。

恐るべし絵本パワー!!

読み聞かせをやっていて、よかったと思えた一日でした。

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【今日読んだ本】

★ 長谷川摂子 文・ 柳生弦一郎 絵 『おでかけ ばいばい』 福音館書店、2006年。
「遠足の季節におすすめな繰り返し絵本。乳幼児向けのおはなし会でも。」(86/100 絵本)

★ パット=ハッチンス 作・絵/わたなべしげお 訳 『ベーコンわすれちゃだめよ!』 偕成社、1977年。
「物語る絵。エンドレスで読めて楽しいので、何度も繰り返して読んでほしい絵本。」(21/100 再読)

工藤直子 文・小沢良吉 絵 『おしゃれねこ』 サンリード、1984年。
「オシャレな女の子におすすめ。春に読みたい。ボラで読むなら小学生から。」(22/100 再読)

「空の星」 石井桃子編・訳 J・D・バトン 画 『イギリスとアイルランドの昔話』 福音館書店、1981年 所収。
「おてんばな女の子に。クライマックスのドキドキする部分は耳で聞きたい。」(23/40 おはなし)

小学生向けのおはなし会を見学して

2014年04月18日 | 絵本中心のおはなし会
今日は娘を保育園へ迎えに行く前に、図書館で行われている、
小学生向けのおはなし会を見学してみました。

息子が幼稚園年長さんの時に、何度か見学をしたことがあったのですが、
あの時とはだいぶ見方が変わり、小学校での読み聞かせの時間と、
図書館のおはなし会は、だいぶ違うことがよくわかりました。

まず一つ目は、持ち時間です。

朝の読み聞かせは10分~15分くらいなのに対し、
図書館でのおはなし会は、30分も持ち時間があるので、
かなり長い絵本を楽しむことができます。

時間帯も朝に学校で読むよりも、放課後のおやつの時間の方が、
子ども達がくつろいでいる印象を受けました。

二つ目は、場所です。

朝の読み聞かせは教室なので広く、横に長く子ども達が並ぶのに対し、
図書館は若干狭いので、読み手と聞き手との距離も近いです。

教室だと、30名以上の子供が見ることを想定して選びますが、
図書館だと10人くらいの子を想定して選べるので、
遠目がかなりきく絵本でないものも選べるので、読む絵本の選択肢が広がります。

最後は、聞き手です。

朝の読み聞かせは学校のある学年のクラスの子と決まっているので、
聞き手の学年を参考に選書できますが、
図書館だと始まるまで誰が来るかわからないので、
幼稚園年長~小2くらいまでの聞き手を想定し、みんなが楽しめるものを選びます。

まだまだ違う点はあるかもしれませんが、
場所や時間帯、聞き手でこんなにもおはなし会の雰囲気が変わるなんて・・・・
と驚きました。

読み手の方は、私が以前から気になっていた、
子ども達の顔を見ながら絵本を読むのでなく、
絵本を見ながら子ども達に読むことも実践されていました。(1)

子ども達の落ち着きがなく、絵本に集中していないときも多く、
最後まで持つか、心配しながら見ていたのですが、
聞き手が集中していなくても、読み手は動じることなく、
絵本を見ながら読んでいました。

すると、落ち着きのなかった子ども達の気持ちが、
また絵本に戻っていくじゃありませんか!

絵本を読んでいて、子ども達の顔は見えないけれど、
聞き手が聞いてくれていることを信じて、読んでいる感じがしました。

しかも、余裕がなくて字を追っている感じが全くありません。
それどころか、かなり読み込んでおり、読み方がかなり安定しています。

絵本を見ながら読んでいても、しっかり読み込んでいると、
こういう風に伝わるのかぁと思いました。

小学校でも自分がボラの当番でないときは、
他の人が絵本を読んでいるのを見学をしたりしてきましたが、
私の住んでいる自治体の、図書館の読み聞かせボラの方は、
かなり研修を積んでいるので、見ごたえも聞きごたえもありました。

改めて、人が読んでいるのを見るのは大事だと思いました。(2)

自分の未熟さを痛感し、辛く感じることも多かったのですが、
未熟だからこそ、吸収し、改善できるものがあると思うと、
発展途上も悪くない気がします。

やり方次第で、よくなる可能性が十分あるということですから!

今日は、来月の読み聞かせボラに向けての課題ができました。
動じずに、子ども達と自分を信じて、物語を届けるために、
しっかり絵本を読みこむことです。

今年度最初の読み聞かせボラは、来月からになりますが、
しっかり絵本を読み込むためにも、少し早めに準備に取り掛かろうと思いました。

【注】

(1)「子どもの顔を見ながら絵本を読むのはよくない」というアドバイスを受け、最近読み方を気を付けるようにしていた。
過去ログ 「今日の読み聞かせボラを振り返る」 参照。

(2)先日のおはなし会でも同じようなことを感じた。過去ログ 「語り中心のおはなし会へ」 参照。

【今日読んだ本】

★ とよたかずひこ 作・絵 『ももんちゃん ぎゅっ!』 童心社、2011年。
「親子でほっぺをくっつけたくなる絵本。『くっついた』に似ている。絵が大きいので、おはなし会もOK。」(70/100 絵本)

ジェニー・スー・コステキ=ショー 作/宮坂宏美 訳 『おんなじ、おんなじ!でもちょっとちがう!』 光村教育図書、2011年。
「ちょっと違うところが楽しい!インターナショナルな絵本。ボラでもOK。」(71/100 絵本)

★ 長谷川摂子 作・ふりやなな 画 『めっきらもっきら どおんどん』 福音館書店、1985年。
「ダイナミックな絵に、面白い文。夏にオススメ。絵が大きく教室でもOK。」(12/100 再読)

娘と図書館のおはなし会へ 2

2014年04月11日 | 絵本中心のおはなし会
※この記事は、「娘と図書館のおはなし会へ 1」 の続きです。

娘と久しぶりに、図書館のおはなし会へ行ったときのことです。

早速図書館に足を運ぶと、親子連れはもちろんのこと、
この図書館で読み聞かせボラを担当する方たちが、何人か見学に来ており、
パッと目が合いました。

「あっ!こんにちは!」

そのときの挨拶は、参加者とボランティアでなく、
絵本の読み聞かせの活動をしている、仲間同士の挨拶という感じでした。

いつもは一人で絵本の勉強をしている私を見ているからか、
娘を連れて図書館に来ている姿は、読み聞かせ仲間には新鮮だったようで、

「今日は娘と一緒に参加するんです」

と、私が嬉しそうに伝えると、

「一人で見学をしていることが多かったものねぇ!」

と、その昔、私がおはなし会を一人で見学していたことを
知っている人が答えました。

言葉としては出てこなかったけれど、そこからは
「親子で参加できてよかったね」というメッセージが伝わってきました。

靴を抜ぎ、児童スペースに上がって少ししてから、おはなし会が始まったのですが、
娘はてっきり私の膝に座ってくれると思っていたものの、
私の膝を嫌がり、一人でちょこんと私の横に座りました。

保育園では、いつも一人で座って聞いているからかな?
それとも、ちょっとお姉さんぶっているのかな?


一緒に手遊びなどをしてくれませんでしたが、
手遊びをしている人をじっと見て、楽しそうに真似をしています。

いずれにしても、手遊びに興味心身であることには、間違いありません。

絵本の読み聞かせの時も、ボラの方が「はいどうぞ」
と、絵本の出てきた食べ物を、手渡してくれた時、
娘はしっかり受け取り、パクパク食べる真似をしていました。

私以外の人とでも、抵抗なくそうしたやりとりをしている姿を見て
なんだか知らない間に成長していたことに、気づかされました。

帰りは、この日に読んでもらった、お気に入りの絵本を嬉しそうに手に取り、
「このえほんはわたしのもの!」とでも言わんばかりの顔で、
娘は絵本を貸出カウンターに持って行ったのでした。

よっぽど気に入ったのでしょう。

図書館で読んでもらった絵本を、家で読んだ時、
おはなし会の出来事がよみがえってきたのか、
おはなし会で読んだ絵本で、家にあった絵本をもってきたりしていたので
楽しかったおはなし会を、家でも再現しているようでした。

そしてこの時は、私のお膝に座って絵本を読んでもらっていたので、
娘にとっては、私以外の人に読んでもらう時は、ちょっと聞き方が違うことにも気が付きました。


なんだか日常では気づくことのできない、娘の意外な一面を、
おはなし会を通じて知ることができたように思います。

その日の夜、夫にそのことを話すと、

「保育園を早退したり、休んだりしたとしても、おはなし会に行く価値があるね。」

と、珍しくもおはなし会に対して、肯定的な意見をしてくれました。

家で子ども達とのんびり絵本を読むのもいいのですが
おはなし会などで、図書館員の方や、ボラの方に絵本を読んでもらうと、
私も娘も聞き手に回れるので、一緒に絵本を楽しむことができていいです。

もちろん、私が読み手に回った時も楽しめますが、
なかなか聞き手の立場で楽しむことができないので、
娘がどんな気持ちで楽しんでいるのかが、わたしにもよくわかりました。

図書館が主催するおはなし会に、今後も毎週参加をしたいのですが、
小学校の読み聞かせボラと重なっている日が多いので、
全部は行けないかもしれませんが、参加できる日は、極力親子で参加したいです。

娘とかけがえのない時間を過ごすことができ、
いつものイヤイヤのことを、少し忘れて、かわいいなぁと思えたので、
やっぱり親子で絵本を読んでもらう機会は、とても大事だと思いました。

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【今日読んだ本】

『おすしのさかな』 ひさかたチャイルド社、2010年(自然にタッチ!)。
「このシリーズは興味深い写真絵本。ただ、絵が少し小さいので、ボラに向かないものもある」(61/100 絵本)

「星の銀貨」 佐々梨代子・野村滋 訳 『こどもに語る グリムの昔話3』こぐま社、1991年。
「少し宗教色を感じるお話だが、子どもは普通に楽しんでくれそう。」(17/40 おはなし) 

「チイチイネズミとチュウチュウネズミ」 石井桃子 編・訳/J・D・バトン 画 『イギリスとアイルランドの昔話』福音館書店、1991年 所収。
「言葉がどんどん重なっていくので、お話でしか味わえない楽しさがある。」(18/40 おはなし) 

娘と図書館のおはなし会へ 1

2014年04月09日 | 絵本中心のおはなし会
今日は久しぶりに娘と図書館のおはなし会に行ってきました。

娘が0歳の時はよく一緒に行っていたのですが、
1歳になり、保育園に行くようになってからは、足が遠のくように・・・

しかし、やっと保育園の近くにある図書館で、
今年度から、幼児向けのおはなし会が始まることになったので、
午前に保育園を早退し、おはなし会に参加しました。
民間の保育園に通っているので、子どもの欠席、遅刻、早退は自由なのです。

わざわざ保育園を早退して、おはなし会に参加するなんて
保育料がもったいない!と思うかもしれませんが、
子どもと一緒におはなし会に、親子で参加することは、私の長年の夢だったのです。

小2の息子が幼稚園児で、2歳の娘がまだ生まれる前のことを少し、
お話ししたいと思います。

息子が幼稚園に通い始めたころ、
私は週に1回、地域の図書館のおはなし会を見学していました。

どのような選書をしているのか知りたかったこと、
いろいろな絵本に出合いたかったこと、
わらべうたや手遊びを覚えたかったことなど
理由はいろいろありますが、ようは絵本の勉強をしたかったのです。

楽しそうに手遊びをしている参加者の親子たちを見ると、
一人で手遊びをしている自分が、なんだか寂しく思えてなりませんでした。

いつか下の子が生まれたら、一緒におはなし会に参加したい!

そう思いながら見学をしていたので、娘がおなかにやってきてくれた時は、
おはなし会のボラの方たちも、とても喜んでくれました。
当時、おはなし会を見学しに来ているのは私くらいだったので。

子どもが生まれたら、もう一人でおはなし会を見学するのでなく、
親子でおはなし会に参加できるからです。

マタニティの時は、妊婦健診とおはなし会の曜日が重なり、
1年近くおはなし会を見学できませんでしたが、
産後に親子連れで足を運んだ時は、保育園に入るまで、
ほぼ皆勤で、毎週おはなし会に参加していました。

そのくらい、親子で参加するおはなし会が、大好きだったのです。

けれど、息子が小さいときは、引っ越してきたばかりで、
近所に図書館があることすら知らず、
図書館でおはなし会が定期的に、行われていることすら知りませんでした。

もっと早くに図書館やおはなし会に出合っていたら・・・と思わずにはいられません。
だからこそ、保育園を早退してでも、親子でおはなし会に参加したいのです。

来年度、娘は幼稚園に入園予定なので、
親子でおはなし会を定期的に楽しむのは今年度だけ。

なので、絵本の勉強のことは、その時は忘れて、
おはなし会を存分に楽しみたいと思います。

※この記事の続きは 「娘と図書館のおはなし会へ 2」 参照。

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【今日読んだ本】

石亀泰郎 写真・ 文化出版局編集部 文 『イエペはぼうしがだいすき』 文化出版局、1978年。
「ずっと気になっていた写真絵本。子ども目線な内容に釘づけ。2歳~幼稚園児向け。」(57/100 絵本)

こうやま のりお 著 『めざせ!給食甲子園』 講談社、2013年。
「日頃食べている給食の魅力を再確認できる一冊。ノンフィクション。本嫌いでも楽しめる内容!」(15/50 児童書)

★ 斉藤洋 作・大沢幸子 絵 『なん者ひなた丸 津波返しの術の巻』』 あかね書房、1992年。
「シリーズもの。この巻は少し物足りなさを感じたが、くも丸と犬丸の件はよかった。」(16/50 児童書)

「ちいちゃい、ちいちゃい」 石井桃子 編・訳/J・D・バトン 画 『イギリスとアイルランドの昔話』福音館書店、1991年 所収。
「「ちいちゃい」という言葉がたくさん出てくる。耳で聞いてみたいお話!!」(16/40 おはなし)