MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

学校図書館や調べ学習に関して素人だと痛感

2013年11月30日 | 日本子どもの本研究会
今日は日本子どもの本研究会主催の講演会に参加してきました。

この研究会には最近登録をしました。
理由は子どもの本に関する勉強だけでなく
教員や学校図書館関係の勉強もできるからです。

4年前に司書の仕事に関心を持ち、2年前に司書資格を取得。
下の子の出産があったので、すぐに働くことはできませんでしたが
子供がある程度大きくなった時に、司書の仕事ができたらいいなと思っていました。

しかし、研究会に足を運ぶと、現場の教員や司書の方と自分に温度差を感じます。
読み聞かせボランティア関係の講演の時は、わりと話しに入りやすいのですが
教育の現場に関する講演となると、自分は全くの素人であることを痛感するのです。

浦島状態になっている文学研究の方が
少しは深く掘り下げて読んだ時代があったからか、まだイメージはわくのですが
図書館系となると、司書の勉強位しか経験がありません。
10年前に取得した司書教諭の勉強はすっかり抜けてしまっています。

公共図書館は利用をするので、なんとなく仕事内容がイメージできるのですが
学校図書館での授業内の利用に関してはイメージがわきません。

道路をよく運転する人と、ペーパードライバーのような温度差に衝撃を受け
ここに参加するのは、脱ペーパーになってからの方がいいのでは?と思いました。
専門性が高すぎます・・・

けれど、道路(司書の仕事)のことを全く知らないでいたら
走りたいと思ったとき、全く運転の仕方がわからず
尻込みしてしまいそうな気もするので
少しでも道路のことを知っておきたいという気持ちはあります。

しかし、そうすることで自分がネガティブになってしまわないか?

きっと今すぐにでも子どもを預けて司書としてガッツリ働く気なら
いい刺激を受けられると思うのですが
読み聞かせボラを中心にしており、もうしばらく子育て中心でいたいと思う私には
あまり合っていないような気がしました。

研究会自体はとても勉強熱心な方も多く
いい刺激をもらうことができ、勉強になっているのですが
もう少し絵本関係の勉強を深めた方が
今の自分に合っていそうな・・・

手広くするよりも、ある程度絞った方がいいのか。
手広くする方が、いろいろなものが繋がって世界が広がるのか。


悩むところです。

歳の差兄弟、一緒に同じ絵本を楽しむ

2013年11月29日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
夕方、下の子(娘)と散歩から帰り、おやつを食べた終わったころ
娘が絵本を持ってきました。

「まど~」「まど~」と言って絵本を持ってきました。
五味太郎さんの『まどから★おくりもの』というしかけ絵本です。
窓のところに穴?が開いている絵本なのですが
非常によく考えて作られています。ストーリーに一貫性があり、読んでいて心地いいです。

まだ買って2日くらいですが、絵本のタイトルの一部を覚えて
リクエストしてくるのだから、よっぽど気に入ったのでしょう。

この絵本を何度も娘に読んでいた時、上の子(息子)が外から帰ってきました。
私が娘に絵本を読んでいるのを見て

「あっ!ちょっと待っていて!!」

と言い、急いで手洗いうがいを済ませ
私の横にやってきて、娘に読んでいる絵本の続きを聞きに来ました。

上の子と下の子は6歳離れているのですが
まだ1歳くらいの子が読むような絵本も息子は好きで
私が娘に読んでいると、聞きに来ます。

3人で同じ絵本を楽しんでいる時間は、とても幸せな時間です。

学年差がそこそこあるので、遊びが別々になってしまうかな?
と思ってしたのですが、共通の遊びがあり
一緒に楽しそうに遊んでいます。

息子が一人で昆虫の写真絵本を読んでいると
虫に興味のある娘が、なにかな?といった様子でのぞきにきたり
娘が1歳頃から読める絵本を一人眺めて「ぶどう!」と言うと
息子が「ぶどうじゃないよ!」と言ってきたり
絵本を通じて、歳の差兄弟が楽しそうにコミュニケーションをとっています。

どうやら二人は「絵本仲間」のようです(笑)


ちなみに、本棚に片付けるように言っても
だいたい毎朝になると絵本が床に落ちています。

朝起きてからも、ちびっこギャング達が絵本をパラパラみているのです。
忙しい朝は片付けよりも、学校へ行くのが優先なので
私が片付けることが多いのですが

「この間は興味なさそうにしていた絵本だけれど、時々手に取って眺めているんだなぁ」

と、意外な子ども達の一面を発見しながら、絵本を本棚へ戻していきます。

子どものことなら親は何でもわかっていると思いがちですが
実は表に出てこない部分もたくさんあるので

「親は意外と子どものことをわかっていないのでは?」

と思ってしまいました。

読み聞かせメンバーと、気持ちを一つにして・・・

2013年11月27日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は学校での読み聞かせボラはなかったのですが
別学年のペープサート実演と、メンバーとのクリスマスおはなし会の練習があったので
学校まで足を運びました。

学校のボラの方がやるペープサートを見るのは初めてでした。
ペープサートというのは、うちわのようなものに絵を描いたものを持ってやる
紙の人形劇みたいなものです。

すごいなぁと思ったのは、演じ手の息が合っていること。
何度も練習をしていないと、あそこまで息が合わないと思います。
あとは演じ手達の気持ちが一つになっているのも伝わってきました。
きっと聞き手の子供たちも軟化を感じてくれたことでしょう。

ペープサートが終わった後、メンバーと一緒にクリスマスおはなし会の会場で
実際練習をしてみたところ
大型紙芝居が白く光ってしまったり、絵本の後ろの背景が落ち着かなかったり
いろいろ気になる点がみつかりました。

どうしたらよくなるか、知恵を出し合います。
こういう時、一人で頑張るよりも
みんなで力を合わせる方が、いいアイデアが思い浮かぶのです。


おはなし会で子ども達に喜んでもらいたい!!


その一心で知恵を出し合うメンバー達・・・

心地いい一体感を感じることのできる一日でした。

昔読んだ絵本を親子で味わいながら読む

2013年11月26日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
今日息子が寝る前に、3歳ごろに好きだった絵本をリクエストしてきたので
お互い久しぶりに読んでみました。

昔はもっと単純に読んでいたのに
今は人生経験(体験)が増えたからか
読みが豊かになったようで
絵や文章の細部に意識がいきわたるようになりました。

こういう時に、あまり成長を感じない息子も
成長しているのだなぁと感じます。

そして私も

この絵本、前は好きではなかったけれど
こういう部分はいいなぁ。よく考えて作られているなぁ。

と思ったりも。

私自身、読んでいる絵本の数が、以前より少し増えてきたので
まだまだではありますが
以前とは違った、豊かな読みができるようになった気がします。

親子ともに、昔読んだ絵本への印象の変化を楽しむことができ
充実した時間を過ごすことができました。


最近は読まなくなった絵本も、すぐに処分しないで
しばらく本棚に入れておきたいですね。

数年後、その絵本の魅力に
改めて気づくことができるかもしれませんから!

母校のゼミに参加

2013年11月25日 | 母校&恩師
今日は母校のゼミに参加してきました。

先日参加した一葉研究会に出席されていた先生が
ゼミに来てもいいとおっしゃってくださったので、早速足を運んでみたのです。

風邪気味で、体調がイマイチだったのですが
後期もあと少しなので、どうしても足を運びたくて・・・

顔を出してみたところ、前期から出席していればよかった!
こんな良質はゼミに参加できる学部生の方が羨ましいと思うほど、いい内容でした。

私は通信制の大学に在籍していたので、学部時代は短期のスクーリングで演習単位を取ることが多く
沢山のゼミの中から好きな内容のゼミを選ぶという選択肢がほとんどありませんでした。

もっと学部時代に卒論へつなげるための基礎を徹底的につけておきたかったです。
いまさら言うのもなんですが・・・

今からでも遅くない!という気持ちで、基礎固めをしていこうと思います。
ブランクもかなりあるので、学んだ内容もかなり忘れています。
なので、初心に戻って学ぶ方が私には合っているのかもしれません。

これは、文学だけでなく、絵本関係に関しても言えることです。

凝ったことや難しいことをするのでなく
初心にかえって学ぶことが、今の私には大事なのだと・・・

間違えてもいい。恥をかいてもいい。
今は、いっぱい失敗をして、そこからたくさんのことを学びたいです。

樋口一葉研究会 第二十二回大会へ

2013年11月23日 | 樋口一葉
今日は樋口一葉の命日。
いつも命日に行われる、樋口一葉研究会へ行ってきました。
最後に行ったのは下の子がお腹にいた時だったので、2年ぶりの参加です。

今回、一葉研究会に久しぶりに参加しようと思ったのは
また一葉研究会の空気を吸いたい!
あの会場に行きたい!そう思ったからです。

院生の方の研究発表と、関西の大学の教授の講演の2本立てで
院生の方はなかなか度胸のある方で、頑張って質問に答えていました。
講演をされた先生も、注釈への疑問をなげかけており、
発表も講演も質疑応答がとても充実した内容で、足を運んでよかったと改めて思いました。

一葉に関して浦島状態の私ではありましたが
今年度は絵本関係の講演会や勉強会に参加していたこともあり
研究会の雰囲気自体は抵抗がありませんでした。

しかし、質問ができなかったことは反省です。
今までの私なら質疑応答では必ず挙手をしていたというのに
今回は浦島状態に甘んじて、すっかり聞き手に回ってしまっていたので・・・

確かに一葉とはすっかり離れてしまった私ですが
ゲスト感覚で参加するのはどうかと思うのです。

次回は質問をする気持ちで参加しようと思います。


ここまでは有意義な時間を過ごせ、嬉しかったのですが
講演の後に、残念な報告を受けました。

以前からお世話になっていた先生の病状が、かなり悪化してきたとのこと。
私はこの先生から、研究会に参加する度に助言をしてもらっており
先生と研究会でお会いできるのをいつも楽しみにしていました。

「留学生と集まったりして勉強をするといいですよ」

専業主婦の世界でもがいていた私に
勉強仲間を作るよう提案してくださいました。

自分一人じゃなくて
仲間と勉強をすると頑張れる。

最近絵本の勉強をしていて、改めてそう思いました。

やっと先生の言葉が身にしみてわかってきたというのに
私は先生の助言のおかげで、会に参加し続けることができたのに・・・


今の私にできることは、
先生からいただいた助言を活かしていくことです。

先生、どうか見守っていて下さい。

読み聞かせメンバーの雰囲気がいい感じに

2013年11月22日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
ここ数日、読み聞かせメンバーとメールで意見交換をしていました。

全体をまとめるメールは私が出していますが
メンバーが積極的に意見をCCメールしてくれたり
なかなかいい雰囲気になってきました。

私があれこれ決めるより、みんなで意見を出し合う方が
いい流れになっていく気がします。

なので、メンバーの意見をを尊重し、思いやり、助け合うことを
今後もモットーにしていきたいです。

この気持ちが、今回メンバーに伝わったような気がします。

「失敗しないように」という雰囲気だと、メンバーの読みが固い感じなのですが
「楽しくやろう!」という雰囲気だと、メンバーが活き活きしてきます。

後者の気持ちがいい雰囲気に繋がっていったのだと思います。


実は、少し肩の力が抜けるようなアドバイスをいただきました。
読み聞かせ関係のブログを書いている方からです。

どうしたらいいか悩んでいた時に
そのブログに読み聞かせにおいてとても大事なことが書いてありました。
そのおかげで、大切なことに気が付きました。

コメントを書いたら、お返事をいただけて・・・
とても嬉しかったです。

ひとりじゃないんだなって思えました。
ありがとうございました!

生演奏付の絵本の朗読講演に行ってきました

2013年11月22日 | 講演会や勉強会
他校から「絵本作品の朗読講演があるので来ませんか?」

という誘いが読み聞かせボラ経由であったので
ためしに聞いてみようと思い、行ってきました。

そこでは、日本の楽器を使った生演奏と
女優さんの絵本の朗読が一緒になり
絵本も原作とは異なる、特別に作った仕掛け絵本で読んでくれました。

しかし、ステージと私の距離がかなり離れていたからか
朗読した絵本を家でよく読んでいたからか
私は朗読中、絵本の世界の中に入ることができませんでした。

普通の絵本の読み聞かせとは別物だと思って
楽しめたらよかったのですが・・・

朗読講演を聞いて感動する人もいっぱいいると思うのですが
私は、絵本そのもので読んだ時の方が
作品の深いところまで入っていくことができました。
そして、深い感動を得ることができました。

なぜ、今回の絵本の朗読講演は楽しめなかったのか
私なりの考えてみました。

・自分たちで作った絵本の挿絵が多すぎる

自分の想像の世界の中で絵を動かしたかったので
絵本以外の挿絵をたくさん出してほしくなかった。
挿絵は原作では絵が厳選されて載っていたので。

・感動的な場面で浸りたいとき、音楽が邪魔に感じた

作品の状況と音楽がミスマッチしていたというか
私のこの作品に対するイメージと
そこで演奏されていた音楽のイメージが異なっていた。

演奏自体は単体で聴く分には、とても素敵なのですが
この作品を読むときには音楽(BGM)がない方がいいと思った。

・舞台と席と、距離がありすぎた

体育館の一番後ろの席で聞いていたが
絵本の世界に包み込まれるようにして入っていくのには
体育館は広すぎたかな・・・距離も大事だと思った。


感動した!すごくよかった!という人の方が多いでしょうが
絵本はやっぱり挿絵の数も、言葉も、余白も、考えられて作られているので
それらを大切にして読むほうが、深い感動が得られると思いました。


よく、ストーリーテリング(おはなしを語ること)などで言われるのが
演じるより落ち着いて語る方が、聞き手はおはなしの世界に入りやすいと言います。

私も昔は演じながら絵本を読んでしまうタイプでしたが
最近は、素朴に読んでもらえる方が、絵本の世界に入りやすくなりました。

自分の中で想像を膨らませておはなしの世界を楽しむことができるから
絵本やおはなしは楽しいのでしょう。

とはいっても、原作はイマイチだったのに
映画やアニメにしたら、質が高まり人気が出たという作品もあるので
手がける人次第なのでしょうか・・・?!

あとは、個人の好みも大きいかもしれませんね。

否定的なことをつらつらと書いてしまいましたが
これらをきっかけに、子ども達が実際の作品を読んでみたいと
絵本を手に取ってくれたら、万々歳です。

そこから、本の世界への道が開けたら嬉しいですね。

読み聞かせメンバーとの練習が中止に・・・

2013年11月20日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は小学1年生のクラスに入って絵本の読み聞かせをしました。

1冊目はちょっと真面目な絵本。
最初は集中して聞いてくれなかった子もいましたが
目で「みているよ~」というサインを送ったところ
少しずつ集中して聞いてくれるようになりました。

2冊目はちょっと面白い絵本。
これは全員集中して聞いてくれました。

こうしてみると、絵本の内容によっては
読み聞かせに興味を示してくれる子がいることがわかります。
なので、できるだけいろいろなタイプの絵本と出会えるよう工夫をしていきたいです。


さて、今日は絵本を読んだ後にクリスマスおはなし会の練習をする予定でした。
しかし、体調を崩して休んでしまったお母さんもいれば
早くに帰らなければいけないお母さんもいたり
下の子がぐずってしまって困っていたお母さんもいました。

練習は必ずしも万全の環境でできるわけではありません。
こんな状態だったので、今日は練習を早くやめ
また別の日にやることに決まりました。

こうした状況の中で、どうやって練習をすすめていくかは
今後の大きな課題になります。
なぜなら、今後もこうしたことが頻繁にあると思われるからです。

まずは、早い段階から練習を始めていて正解だったと思いました。
今日は少しでも実際に使う大型絵本でほんの少し練習ができたの
雰囲気も少しつかめました。

本番まであと1カ月弱。
風邪などのウイルス系の病気が流行る時期なので
不安はありますが、誰が休んでもなんとかおはなし会ができるよう
練習を積んでいこうと思います。

絵本の読み聞かせボラのサポート講座<実技>

2013年11月19日 | 講演会や勉強会
今日は2週間前にあった自治体主催の「おはなしサポート講座〈実技〉」に行ってきました。

↓下記リンクは前回の講義の内容と感想です↓
絵本の読み聞かせボラのサポート講座<講義>

実技は10人くらいの人が、サポート講座受講者の前で絵本を読むもので
私もその中の一人だったのですが、すごく緊張しました。

目の前にいるのが子ども達ならリラックスできるのですが
大人だと、真面目な顔をして聞いているので
なんだか試験を受けているような気分だったので。

けれど、最後は聞き手もついてきてくれて
私も自分らしく読めました。
やっぱり聞き手の反応は読み手の読みやすさに繋がりますね。

絵本を読んでいるときに語尾が消える癖が今回も出てしまい
講師の方に

「お腹から声を出すように」

と指摘されました。

これは4年くらい前、ストーリーテリングの先生にも指摘されたことで
語尾が消え、ゴニョゴニョとなってしまう癖があるので
改善するよう言われたのですが
どうやったら改善できるのか、よくわからないままここまで来てしまいました。

自分の子供に読んでいるときはまぁいいやと思っていましたが
学校の子友達の前で読むようになったのだから
この点は改善していかなくてはいけません。

来月、ストーリーテリングの講座があるので
(今の時期はこうした講座が多いのです)
そこで私の話す癖を少しずつ直していけたらと思います。

けれど、自分で読んでいて
以前よりもここはよくなった!!という点もありました。

4年くらい前は、もう少し芝居がかった読み方をしていたのですが
最近はだいぶそうした読み方が自分の中から抜けていき
だいぶ淡々と読めるようになってきたのです。

4年前、ついつい芝居じみた読み方をしてしまう自分に気が付き
この癖を直すのは大変だと言われていましたが
少しずつ直ってきていることが自覚でき、安堵しました。

今後は語尾まで丁寧に読むことを意識して
絵本を読んでいけたら・・・と思います。

わらべうたの会に娘と参加

2013年11月18日 | わらべうた&手遊び
今日は久しぶりに娘とわらべうたの会に参加しました。

春から地域でやっている会にお金を払って親子で通っているのですが、
会場が遠いため、最近は欠席ばかり・・・

しかし、欠席続きだとこのまま参加しなくなりそうだったので
思い切って今日は参加してみたところ
久しぶりの参加だったのにもかかわらず
スタッフの方が気持ちよく対応してくれました。

やっぱり実際みんなで歌ってみると
何とも言えない穏やかな気持ちになれて・・・
今日会で歌ったわらべうたを、家でも娘に歌ったところ
とても喜んでくれました。


 おでこさんをまいて めぐろさんをまいて
 はなのはしわたって こいしをひろって
 おいけをまわって すっかりきれいになりました


顔のいろいろなところをなでながら
鼻の汚れをとってあげるわらべうたです。
以前から知っていましたが、最近歌っていませんでした。

鼻の汚れとりだけでなく、頬にクリームを塗る時も歌ってあげたところ
とても気持ち良かったのか、何度もリクエストしてきました。

こういう娘の姿を見ていると、億劫だと思わないで
日々の生活の中で、自然と取り入れて
気軽に歌ってあげたいなと思います。

とはいっても、私は一般の人に比べたら
わらべうたを知っている方で、歌っている方なのですが・・・

それでも「もっと!!もっと!!」と言ってくる子供たちを見ていると
まだまだなんだなと思うのでした。

講演会や勉強会で質問をすること

2013年11月17日 | 講演会や勉強会
先週息子の小学校で某大学教授の講演会があり、参加してきました。

話している内容のことで、わからない点があったので
質疑応答の時に質問をしたところ、
具体的な回答をいただくことができてスッキリ!
質問をしてよかったなぁと思いました。

私はこうした講演会で、疑問があると必ず質問をします。

院生時代、研究会や学会ではどんどん質問をするよう心がけていました。
そのおかげで、大勢の前で質問をすることへの抵抗がなくなり
最近はどんな質問をすると、会場の雰囲気がよくなるかなども
少しずつわかるようになってきました。

といっても、そんな私も
最初はチンプンカンプンな質問ばかりしていたのです。

結婚して子供が生まれてからも、一葉研究会ではよく質問をしました。
けれど、緊張しすぎて何を質問していたのか、途中で忘れてしまったり
質問したい内容をうまく整理できず、あやふやな質問をしてしまったり
恥ずかしい思いを何度もしてきました。

その姿は、英語がうまく話せないのに、身振り手振りを加えて
片言な英語でなんとか気持ちを伝えようとしている人のように映ったことでしょう。

それでも、参加している先生方は私をバカにしたりせず
あたたかく見守ってくださいました。

中には会が終わった後、私に直接
アドバイスをしてくださる先生もいらっしゃいました。

研究会の場は度胸試しの場でもあるということを
参加している方々はわかっていたのです。


当時のことを思い出すと
あのころがあったからこそ、今の自分がいるんだなと思います。

できないながらも、精一杯意思表示をしてきて
よかったなと思いました。

知らないことを知ることができると
世界が一気に広がるからです。

まだまだな点は否めませんが
度胸だけは少しはついたかな・・・と思う今日この頃です。

今の優先順位は1に子供、勉強は後回し

2013年11月16日 | 我が子のこと
今日は日本子どもの本研究会の勉強会と
クレヨンハンスの絵本の学校があったのですが
子ども達の様子がおかしかったので、どちらもお休みしました。

先月から息子が日曜に習い事を始めたからか
週末ゆっくり家族で過ごすことも少なくなったので
ここいらで少し休んで、家族でのんびり過ごす日を作ろうと思ったのです。

子どもの様子を見て決めていたら、きりがない!

と思う人もいるかもしれません。

けれど、私の本業は専業主婦。
家族の体調や心の状態などに、できる限り意識を向けることも仕事です。

親が忙しい環境に慣れてもらいたい気持ちもありますが
最近家族でゆっくり過ごす時間がとれていなかったので
あえて休み、家族みんなでクレープを作ったり、湯船に入ったりして過ごしました。

講演会に参加していたら、絵本や図書館関係の事を
もっと多く学べたと思うのですが
それは子供がもう少し大きくなってからでもできると思うので
小さいうちは、できるだけ子どもを優先してあげようと思います。

読み聞かせボラの大先輩方(私の母親位の方)からよく言われるのです。

「お子さんが小さいのだから、焦らないでいいのよ」

と・・・

なので、あと数年は焦らず、子どもの様子を見ながら
勉強を進めていこうと思います。

勉強をする時間も大事だけれど
ゆったりとした気持ちで子どもと絵本を読む
何にも代えがたい時間も、それら以上に大事にしていきたいので・・・

読み聞かせボラの練習に試行錯誤

2013年11月13日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は読み聞かせボランティアの仲間との自主練の日でした。
小学校のクリスマスおはなし会まであと1ヶ月を切ったので
集まれる人だけ学校に集まって、絵本や紙芝居を読む練習をしたのです。

一人で読む場合はこんなに何度も集まってやったりしませんが
何人かで息を合わせて大きなおはなし会で読む場合は
それなりの練習が必要です。

クリスマスは大型絵本で読み聞かせをするのに
今日は大型絵本を実際使って練習できなかったことが悔やまれます。
絵本の解釈を統一することに力を入れすぎました。

けれど、メンバーと一緒に絵本の解釈について話し合ってみると
その絵本の深さをお互い認識できるので
これはこれでとってもいいのですが
実物で練習することの方が、本番に向けての練習としてはよかったかなと思ったり・・・

何をするのも手探りなので
もっと上の先輩方に相談をしてみようと思いました。
場数の足りない1年生のお母さんたちのメンバーだけでは
どうしていいかわからないところが多すぎので。

とはいっても、紙芝居はなかなかいい感じで舞台を使って読むことができました。
実際舞台を使ってみると、雰囲気がよくわかりますし
止め方や抜き方などで、作品の印象が大きく変わることを実感できてよかったです。

紙芝居の紙が舞台に引っかかってしまったり
紙を抜くときに、他の紙もくっついてきてしまったり
紙芝居の舞台を使って読むのにはコツがいるなぁと思いました。


練習の進行が100点満点でない日があってもいいと思うようにすることにします。
手探りで模索していくことで、大きな発見をしたり
新たなものを産むことができるかもしれないので・・・

今日やったことや次回やることなどを休んだ人にもメールし
ちょっと疲れました。

ちなみに、このメールを送る作業が一番疲れます・・・
携帯電話が苦手だからかもしれません(笑)

練習のスケジュールを組んだり連絡したりは大変ですが
自主練に来てくれる人がいるだけありがたいなと思いました。

小さな子がいたりして大変な中
時間を割いて練習をするために学校へ足を運んでくれるのですから・・・

ついてきてくれる仲間のちょっとした言葉に勇気づけられます。


私は昔からグループ内でリーダーシップをとることが多いのです。
この作業はとても疲れるのですが
うまくいくと、達成感がとても大きいので、ついついやってしまう自分が・・・

幹事の醍醐味を感じることが多いからでしょうか。


クリスマスおはなし会がうまくいったら
達成感が得られるかも・・・
それがモチベーションに繋がったら嬉しい。

力を抜くところは抜いて、入れるところは入れて、やっていきたいです。

読み聞かせボラのおはなし会で読む絵本を黙読

2013年11月12日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は子供たちが寝た後に、おはなし会等で読む絵本の黙読をしました。
家の子供たちに読むときは、音読をするのですが
声を出して読むことに気を取られて、作品を深く読むことができなかったりするので
一人の時はじっくり文章や絵を読み、絵本のストーリーを味わうようにしています。

こうすると、しみじみと絵本のストーリーのよさがわかるのです。

言葉の選び方が上手だなとか、主人公の表情が少しずつ変化していっているなとか
なんて微笑ましいんだろうと思ったり、私も食べてみたいなと思ったり・・・

すっかり絵本の世界に入り込んでしまいます。
そのあとに子ども達が目の前にいることを想定して音読します。

こうやって内容に親しむと、先にどんな展開が待っているかわかるので
ゆったりとした気持ちで絵本を読むことができます。

あまり事前に読まないで読んだ絵本は、内容が頭に入ってないので
なんとなく宙に浮いているような感じで読んでしまい
その絵本の中に込められたメッセージをうまく届けられなかったりします。

院生時代の指導教授がよく言っていました。

何事も準備が大事。
ゼミでの発表も準備をしていないとあたふたしてしまうけれど
準備をしていれば何を聞かれても大丈夫と自信が持てる。

クリスマスおはなし会は1ヶ月ほど先ですが
早めに準備しているのは、やっぱり直前になってあたふた読んでしまうと
そのあたふたがこどもに伝わってしまうと思うので
時間をかけて、仲間とじっくり作品を鑑賞するようにしています。

そうすると、ちょっと工夫をして読むところなどにも
気を配ることができるのです。

そうなると、練習が大変かな?と思うので、練習は自由参加にしています。

ボラをやっている人はいろいろな人がいるので
出席しないと居づらくなるような雰囲気を作らないよう心がけています。

この辺の加減は難しくて悩みますが
どの程度まで読み込んでいくかは、メンバーの意見を尊重しようと思います。
小さな子がいるお母さんも多いので。

完成度の高いおはなし会にするのも大事ですが
楽しくボラを続けられるようにすることも大事なので
そこの調整をうまくやっていけたら・・・と思います。