恩師の顔 2002年02月28日 | 母校&恩師 もうすぐ3月。 3月は卒業式やらいろいろイベントがあるけれど それが終わったら4月になってすぐ院の行事が待っています。 大学が通信制だった私にとっては、他大学の院は不安もいっぱいあるけれど 反面楽しみだったり・・・ ゼミとかついていけるかなぁと思ったり 私って論文のことわかっていないかもと思ったり 今までお世話になった恩師はどんな気持ちで院に進学したのかなぁって思ったりします。 時々短大時代の恩師に会うと 恩師も未だに論文を書くにあたって、ありきたりでなく 違った角度からの論文を心がけているようで 学生の先生でありながらも、別な面では研究者として 机に向っているんだなと最近思うようになりました。 短大時代は先生方が研究をしながら講義をしているなんて思ってもみなかったんです・・・ 時々学校から出版される「**国文学」とかに論文が載っていると 「難しそうだなぁ」 と思い、目も通さなかったけれど(先生ごめんなさい) きっと論文発表とかで徹夜の日々とかが続いていたんだろうなと思いました。 私が発表することとはレベルが違うし、発表される分、へんな論文は書けないだろうし・・・ 当時はわからなかったけれど、今はちょこっとわかる気がします。 今度恩師と話す機会があったら、そんな話をしてみたいですね。
専門だけでなく・・・ 2002年02月26日 | 通信制大学(通教) 久しぶりに学部の友人にあって、いろいろと話していました。 彼女も大学院へ進学予定で、私とはまったく違った方向へ進むのですが お互い話していて共通していたのが 「院生はただでさえ研究室に閉じこもりがち もっと外部からのいい刺激をうけるべきだ」 ということでした。 私は女性文学の研究だから、明治時代がどんな時代であったかも把握していなければいけないし、当時の女性についても知っておかなければ、正直論じることなんてできないのが現状。 だからこそ、社会学の視点からみていくことも大事だし、 研究書とにらめっこももちろん大事だけれど たまには全く違ったことをして、そういったところと文学をリンクさせたりしたいと思っています。 そのためにも、人間味のある生活をしたいと思っています。 生活の中にたくさんのヒントが存在する。 だから生きることに積極的になりたいなぁと… それらをベースに樋口一葉を研究していきたいです。 先日もある本を読んでいたら、 これは一葉の**とリンクするなぁと思ったり… 日常にたくさんのことが溢れているので 日常からのスタートをきっていこうと思います。 私自身がいろいろなことに興味を持ってとりくむこと。 正直院生になったから毎日一葉の論文を読むとか そういったことは考えていないんです。 もちろん最低限読むし、他の論文にも触れるけれど それだけではいい論文は書けないなと… WEBからもさまざまなヒントが得られそうです。
袴 2002年02月22日 | 通信制大学4年生2回目(通教) ずっと袴を頼むのを躊躇していたのですが 卒業の条件がそろってきたので、思い切って頼んできました。 袴を着るのは2回目です。 短期大学卒業の時、袴を着て 「大学を卒業するときにまた袴を着たい」 その願いが実現しそうです。 不合格レポートも無事合格し、 本当にもう送られてくるものは3月10日頃につく予定の 卒業見込みの書類だけです。 着々と進学先での勉強を進めながら あぁ、もう卒業なんだという不思議な気持ちにおいやられます。 卒業を目指して頑張ってきたのに いざ卒業となると、なんだかもう少しいたいなぁと思ってしまう今日この頃です。 諮問のときに通教の教授が 「卒業式は僕達が卒業証書を渡すんだよ」 と笑みを浮かべながら言っていたのを思い出しました。 まだ実感はわきませんが、これからなのかなというところです。 袴を着たときに、きっとあの短大の卒業式での願いを思い出すのでは・・・ そんな気がしました。 また2年後に袴が着れたらなと思う今日この頃です。
学部で学んだこと 2002年02月21日 | 通信制大学4年生2回目(通教) 最近、自分が大学で何を学んだかを振り返ります。 すると、何一つこれといってきちっと学べたものがないことに気付きました。 私は通教では樋口一葉をメインとしてきましたが その樋口一葉ですら、自分の中でまだまだ曖昧なのです。 それを知ったとたん、落胆してしまいました。 けれど、それに気づけたことが 私にとっての通教で得たことなのでは?? と思うようになりました。 実際の研究は学部(大学)ではまだまだであること。 それが見えてきたんです。 大学卒業を目の前に、 やっぱり卒業はスタートラインなんだと、 そう実感せずにはいられませんでした。 けれど勉強以外もたくさん学べたから、 きっと大学は総合的なことを学ぶところ、 いろいろな経験ができたことは これからの人生の糧となっていくと思います。 この気持ちを忘れたくない・・・ そう思うのでした。
離れた友 2002年02月16日 | 通信制大学4年生2回目(通教) 数年前、カナダにホームステイをしていました。 そのときに一緒に勉強をした仲間と数年ぶりに会いました。 みな仕事につき、話題の中には英語の話もたくさん出てきました。 卒業したらもう英語を話す事など忘れてしまったかな?? と思っていたら、みんなTOEIC等の勉強をしているではありませんか! 正直ビックリしました。 もう就職しているので、英語からかけ離れていると思っていたのに・・・ 久しぶりにいい刺激を受けた気がしました。 また海外に行きたい・・・ 留学生達や、現地の人と話したい、 そのためにも英語も頑張ろうと思いました。 離れていても、みんなどこかで頑張っている・・・ そんなことを実感しました。
試問 2002年02月09日 | 通信制大学4年生2回目(通教) 今日は試問の日でした。 先日提出した卒論に先生が目を通し それについて講評をしてくれるのがこの日。 試問はとても大事だと思います。 カモシュウやスクなどでは 答案用紙はもどってきません。 ただ、成績が残るだけで どこがどうよくて、どこがどう悪かったのか そういったことがわからないけれど、 試問は、論文のいいところや、よくないところを 直接先生から聞けます。 そしてこちらも意見が言えるのです。 形だけやるのでなくて やっぱりすごく大事な日。 一生懸命書いた論文を こんな風に大事に扱ってもらえるなんて ちょっと贅沢な日かもしれませんね。 私にとっては 通教最後のしめくくりであり、 これからのスタートにもなったわけです。 通教は卒業になるけれど 私にとってはこれがスタートなんです。 スタートできたのは、 通教のおかげです。
まゆみの通教3年間 2002年02月08日 | 通信制大学(通教) 日大通教に編入してから3年が経ちました。 国文学の勉強を続けたい!大学を卒業したい! そんな理由で編入したと思います。 「とにかく2年間で卒業!」 と3年次のときは思っていましたが、4年次になる前に 「教職をとりたい!」 ということで、教職を履修し始めたのです。 しかし、教育実習が翌年になるということで 4年次を2回するハメに…そして卒業も1年遅れることになりました。 でも、1年遅らせる価値が十分にありました。 4年次(2回目)は教育実習と卒論をメインとしていました。 他はすることがあまりなかったんです。 ならこの二つを徹底的にやってやる!! そう思ったんです。 そして卒業後の進路も考えました。 就職などもよぎったのですが、 やっぱりこの勉強を続けたい! そう思って進学という方向で勉強を進めました。 *4年次(2回目)の取得単位* ~第1回科目修得試験~ 漢文学1…4単位 スピーチコミュニケーションI…2単位 ~教育実習事前指導~ 教育実践指導…(1回目) ~夜間スク~ 放送英語…教育実習と試験が重なったため棄権 ~GWスク~ 文章表現演習…1単位 ~5月から6月にかけて~ 教育実習…2単位 ~第2回科目修得試験~ 国語科教育法II…2単位 ~夏期スクーリング~ 文章表現演習…1単位 ~教育実習事後指導~ 教育実践指導…(2回目)1単位 ~秋夜間スクーリング~ 国文学演習…1単位 ~12月4日~ 卒業論文提出 ~総合面接試問~ 卒業論文+試問…(8単位) 4年次(2回目)での修得単位 14単位(22単位) 4年次2回目を振り返ると、 少しのびのびしすぎたかな?? という気もしました。 その分アルバイトやボランティア、聴講などに専念していたのですが 今まで50単位とかをとっていたのに、4年次(2回目)は少ない!! けれど私の代は2回目の4年生は履修届が届かず、 自分で追加履修をする形式になっていたので、 「お金がかかる」 ということで、履修しなかったんです…(^^; あとはもうとる科目がなかったことと、 他学科の科目も30単位を超えてしまったので 卒業単位に加算されないので履修するのをやめてしまいました。 ほとんどが演習。この中でとらなければいけなかったのは 授業科目でいうならば漢文学Iだけ。 あとはおまけでした。 けれど演習で鍛えたかったので、履修してよかったです。 教育実習、これに苦戦しました。 卒業延期を決め、履修しただけありました。 教育実習を体験してから、頭で考えていることと 実際やってみることは異なることを改めて実感。 でも初めて教壇に立って生徒の前で授業をしました。 教員とはなんて大変なんだろう! そう痛感し、そしてとても遣り甲斐のある職業だとも思いました。 卒業論文では、初めてあれだけ長い論文を書き 論文の書き方を勉強しながら、図書館で文献探し、 そして自分の論を論じるにはどうしたらいいのかと 毎日苦戦していました。卒論日記からもそれが窺えます。 これが最後の通教でのイベントだったことも納得。 私は卒論を書いて本当によかったと思っています。 卒論が選択の方にも、卒論を書くことをオススメします。 大学でなにを勉強したかを論文に託すことができるからです。 そして聞かれたときも、論文内容を答えればいいわけです。 書き上げたときの感動はひとしお。その分大変でしたが、 本当によかったです。
部報 2002年02月03日 | 通信制大学4年生2回目(通教) 通教生は、部報が命。 そう言ってもおかしくないと思います。 これに試験の日程や、スクーリングの〆切などが記載されているから、見落としてしまうと、大事な手続きができなくなってしまいます。 なので私はよく部報の読み落としがないかをチェックしたものです。 それでもよく読み落としをしていたのですが・・・ 今日、部報が届いて目次をみると もう来年度のことが記載されていました。 なんだか留年でもしない限り、関係のないページだったので 少し寂しくなりました。 そっかぁ。来年度はスクーリングに出ないんだ… あれだけ部報を読むのが面倒だったのに、 いざ読む項目がなくなると、なんだか寂しくなりました。 不思議なものですね。