小3の息子は歴史マンガが大好きで、私が図書館で借りてきた
『学習漫画 日本の歴史』(以下『日本の歴史』)を、暇さえあれば読んでいます。
小3~小6くらいの男の子は、戦国武将など、歴史が好きな子が多いようです)
※歴史本の本棚。右側が自宅の本で、左側が図書館の本。
リビングの本棚を整理したことで、歴史本のスペースを確保。
あまりに歴史好きなので、場所はとるものの、
数か月前、フルセットで『日本の歴史』を買おうと思いました。
しかし、いざ買おうと紀伊国屋や近所の書店で読み比べたとき、
集英社か、小学館か、それとも他の出版社のか、なかなか決めることができませんでした。
せっかく買ったのに、「やっぱり○○のにすればよかった!」「買った直後に改訂版が出た!」
となるのは嫌なので、今は図書館で借り、様子をみています。
そう、歴史マンガといっても、出版社によって特色がそれぞれ違うのです。
良し悪しは、読み手が何を求めているかで違ってきます。
小学館の日本の歴史は昔ながらの絵のタッチで、
説明が着も少なく読みやすいのですが、
最初に読んだのが、集英社のタイプでした。
なので、集英社の『日本の歴史』を
1巻からでなく、大好きな戦国時代から、図書館で借りて読んでいます。
(近所の図書館にはないため、私が他館から取り寄せて借ります)
小学館の歴史マンガは昔ながらの絵のタッチでわかりやすく、
とても読みやすそうだったのですが、
息子は説明書きの多い、集英社のタイプでも平気だったので、
まずは集英社の『日本の歴史』を何冊か借りて読んでいます。
集英社のを一通り読み終わったら、小学館のタイプも借りてみるつもりです。
ポプラ社や学研などもありましたが、絵がちょっと今風すぎたので見送りました。
娘も読むことを考えたら、流れがつかみやすい小学館のほうがよさそうですが、
息子は説明書きの多い集英社のほうが好きそうな気がします。
学習指導要領に沿っているか?年号の表記が新しいか?など、
チェックポイントはいろいろありますが、
子どもの好みがあると思うので、図書館で借りたり、書店で立ち読みするなどして、
読み比べてみることをお勧めします。
私も人物事典などの別冊を買うとき、小学館か集英社でとても悩みましたが、
結局は図書館で借り、息子が何度も読み返していた、
集英社の人物事典をを購入しました。
あとは、集英社の『日本の歴史』は
私が所属する日本子どもの本研究会の選定図書だったので、
そこも購入の決め手になっていたりします。
歴史が苦手、時代背景がよくわからない、女の子の場合は、
説明書きの少ない、小学館のほうが読みやすそうです。
(私は小学館のほうが読みやすかった)
以前は、学習漫画に少し抵抗のあった私ですが、
昔の時代のことを、活字だけで想像するのは難しいので、
マンガの絵の力を借りて、好きな分野のことを知ることは、
いいことだと思ったので、今の私の中では、学習漫画は「あり」です。
ちなみに、集英社と並行して読んでいるのが、
朝日新聞社が出している『日本の歴史』。
こちらは主人公たちと一緒に歴史の旅に出るので、
初めて歴史マンガを読む子や、女の子におすすめです。
いろいろな出版社から出ている歴史マンガを読み比べてみると、
出版社によって特徴が異なることも知る機会にもなりますし、
いろいろな角度から歴史を楽しむことができます。
最終的にはどこの『日本の歴史』を購入することになるのか、
それとも買わないで、図書館だけで済ませてしまうのか、
今はまだ結論が出ていません。
小学校高学年になってから買うのもあり、
毎月1冊ずつ買ってあげて、揃えていくのもあり、
いろいろな出版社の日本の歴史を借り続けるのもあり。
今、日本の歴史への関心が強いので、旬を大切にしながら
ワクワクする本棚作りをしたいと思います。
※このブログ記事の続きは
こちら。
【追記】 2016年秋に集英社から、学習漫画『日本の歴史』がリニューアルされて発売されました。
巻ごとに絵を描いている人が異なり、多くの知識を得るよりも、歴史の流れを大事にしているように思いました。
個人的には集英社の『日本の歴史』に関しては、リニューアル前のほうが気に入っているので、
購入は見送りました。
購入を考えている方は、いき実際に手に取って読んでみることをお勧めします。
←いつも応援ありがとうございます。いろいろな角度から読書を楽しみたいです。
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