今年も残すところあと1ヶ月弱となりました。
少しずつですが、プチ大掃除をやっています。
絵本棚の上を使って、ちょっとしたフォーカルポイントを作成。
絵本リビングの絵本も一部、ウォークインクローゼットの書庫スペース(注1)に移そうと思ったのですが、
小5の娘から「まだ移さないで」と言われ、リビングは相変わらず絵本だらけです(笑)
けれど、娘はいまだに絵本を時々読んでいます。
おやつを食べるような感覚で、その時の気分で思い出したかのように絵本棚から絵本を取って読む姿を見ると、
いつでも手の届くところに絵本があるころが、この子にとってはとても大切なことなんだなぁと気づかされます。
角川つばさ文庫や青い鳥文庫(注2)など、今風な小学生向けの小説ばかり読んでいる娘は、
昔読んだ(読んでもらった)絵本が今も好きです。
リビングをもう少しすっきりさせたいな~と思いながらも、
こうやって好きな時に絵本を手に取れる環境は、絵本リビングならではの環境だと思うので、
相変わらずリビングの絵本は多いものの、もう少しこの環境を維持していこうと思います。
私は職場の学校図書館に入れようか検討している本を、時々公共図書館で借り、
後日読むために家の本棚に入れておいたりするのですが、
勝手に息子が借りてきた本を本棚からとり、読んでしまっているときがあります・・・
高校生になって本を読まなくなったものの、面白そうな本が家にあると読むんだなぁと思いました。
そして、夫(父親)に「この本読んだ方がいいよ」と勧めたりしているのです!
夫は本を読まない人なので、息子からしたら、本ぐらい読まないと!と思っているようで、
父親に自分が面白いと思った本を紹介したりしています(笑)
夫も息子がそこまで勧めるならと、勧められた本を読んだりします。
私が勧めても絶対に読まないのに、子どもに勧められると違うようです。
家に本が置いてあっても、気にもしない人もいますが、
小さい頃から本と関わってきて、本はおもしろいと知っている子どもは、本を信頼しているので、
「本は読まない」ではなく「面白い本なら読む」というスタンスなのだと思います。
スマホ好きになってしまった息子も、結局はまだ本が好きなのだなぁと気づかされました。
今後も時々こうやって本に戻ってきてくれることを願うばかりです。
話が変わりますが、先日、小さい頃によく子どもたちに読んだクリスマスの本を
ウォークインクローゼットの書庫から出してリビングに置いたところ、
子ども達が「懐かしい~!!」と言って、喜んでクリスマスの絵本を読み出しました。
こうした子どもたちの反応を見ていると、絵本にはたくさんの思い出が詰まっているのだなぁと気づかされます。
そして、彼らの中には「本はおもしろいもの」だということが、根付いていることにも気づかされます。
職場でも生徒たちに数ヶ月に1回とかではありますが「〇〇の絵本はありますか?」と聞かれます。
中学校の図書館なので、絵本の量は小学校よりも少ない、置いていないこともあるのですが
「時々ふと読みたくなる」という声を生徒たちから聞くことがあるので、以前よりも少し入れるようにしました。
小5の娘が家で昔読んでもらった絵本を読みかえすのと同じような感覚で、
中学校の生徒たちも、絵本をふと読みたくなるのかもしれません。
リビングにはたくさんの絵本があり、とてもすっきりしたリビングとは言えませんが、
子ども達が望む間は、好きな絵本をすぐに手に取れる絵本リビングを続けたいと思います。
もう少し大きくなったら「もう書庫に移動していいよ」と言ってくる時が来ると思うので、
そのころに少しすっきりしたリビングを目指しても、遅くはないかなと思いました。
【注】
(1)書庫スペースと言っても、服がかかっている上の棚に、もうほとんど読まないが保管しておきたい本を置いているだけ。
(2)新書サイズの小学校3年生~6年生ぐらいをターゲットに作っている、カジュアルな児童書。
漢字にルビがふってあり、今風な挿絵が入っているので、漢字が苦手な子やあまり本を読んだことがない子も読みやすい。
学校図書館では小学5,6年生に人気がある。
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