MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

読み聞かせボラでの反省点、一部解決!

2015年06月19日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
先日息子の通う小学校へ、朝の読み聞かせをしに行ったときの事、
いつもより読む時間が長くなってしまったことを、とても反省していました。(1)

(その時の記事はこちら

昨日、このクラスの先生と話す機会があったのですが、話をしたところ、
「うちのクラスの時計、少し進んでいるんです」
と言われ、「えっ?!」と驚いたのと同時に、やっと謎が解けました。

全部読むのに6分、ゆっくり読んでも7分くらいの絵本が、
8分もかかっていないはずなのに、読み聞かせが終わった後にクラスの時計を見たら、
8,9分かかっていたことになっていたのです。

のんびり読み過ぎた!と深く反省していたものの、
結局はクラスの時計が少し進んでいただけだったのです。

な~~んだ!!と安堵したのと同時に、
今後は腕時計を持参し、自分の時計で時間をチェックすることに決めました。

それ以外に、科学絵本を読むときに、子ども達の顔をいきなり見てしまったことを
とても反省していたのですが、それとは裏腹に

「お母さん、絵本を読むのがすごく上手です!!毎回このクラスで読んで下さい!!」

と言われ(お世辞も入っているでしょうが)、子ども達の顔をいきなり見てしまったことは、
聞いている側は、そんなに引きずっていないことがよくわかりました。

先日の読み聞かせを、子ども達はそれなりの楽しんでいたのです。
あまり引きずりすぎると、それが子ども達に伝わってしまうので、
一旦ここで線引きをし、気持ちを切り替えることに決めました。

先生に褒められて嬉しかったため、帰宅してから息子に

「ねぇ、お母さんって絵本読むの上手?」

と聞いたところ

「う~~ん・・・普通かな」

と言ってきたので、やっぱり息子は正直だと思いました(汗)

そう、子どもに絵本を読むときは、普通に読んでいるだけで、
これといった特別なことは何もやっていません。

息子は読み方が上手かったか上手くなかったかなどは全く気にしておらず、
読んでくれた絵本が楽しかったか、楽しくなかったかということに、興味があるのです。

つまり、読み方も大切ですが、それ以上に選書が大切であることがわかります。

来週は1年生に読むので、何冊かを図書館で借り、
娘に読みながら、どの絵本がいいか、考えているところです。

余裕がないときは、なかなか選書に時間がかけられないこともありますが、
早めに準備ができる時は、前もって借りて、何度か読み、
じっくり選書をしていきたいと思います。

帰りに図書館で、ストーリーテリングをやっているときにお世話になった方と、
たまたま会うことができ、少しおしゃべりをしていました。

こうしてみると、そこまで私は読み聞かせに関して完全に孤立しているわけではなく、
相談しようと思えば相談できる人が、いるではないですか!

今後も悩んだ時は、自分の中に押し込めずに、
メールや手紙、直接会って相談するなどして、解決の糸口をみつけたいと思いました。

読み聞かせボラ、いい感じです。

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【注】

(1)過去ログ 「ペアでする読み聞かせボラの準備」 「読み聞かせボラ一人反省会?!」 「児童書の新刊紹介で悩み相談」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 坂元志歩 著・鱈耳郎 絵 『うんちの正体 菌は人類を救う』 ポプラ社、2015年(ポプラサイエンスランド)。
「息子のお気に入り。宇宙船でウンチバッグが大爆発するなど、面白い事実がたくさん載っている。小3ぐらいから。」(科学絵本?)

★ ヘレン・ピアス 作 /まつおかきょうこ 訳 『ねずみのいえさがし』 童話屋、1984年。
「娘のお気に入り。息子も気にっていた写真絵本。松岡享子さんの訳が写真と合っており、聞きやすい。」(再読)

親子のスキンシップに読み聞かせがオススメ

2015年06月17日 | 講演会や勉強会
昨日子育て関係の講演会が近場であったので、
子ども達が学校や幼稚園へ行っている間に参加してみたところ、
「親子のスキンシップには読み聞かせがいい」という話が出て、嬉しくなりました。

「絵本の読み聞かせをしよう!」という講演タイトルだったら、
読み聞かせに関心がない人は来ないと思うんです。

けれど、別の講演タイトルなのに、講演の中で読み聞かせをさりげなくすすめていると
「読み聞かせがオススメ」という印象で、抵抗なく聞くことができました。

子育て中のお母さんって、ただでさえ忙しく、
これ以上家事や育児の量を増やしたくないと思うのが、自然だと思います。

読み聞かせは絶対ではなく、親子のコミュニケーション手段の一つだと思うので、
手段の一つとして考えておくと、気持ちが楽だなぁと感じました。

専門家としての発言よりも、子どもを育てたことのある方の子育て体験談の方が、
生活に密着しており、参考になるんです。

あとは、抽象的なことに関しては、難しい言葉で説明するよりも、
目に見えてイメージしやすい例をあげてみることなども参考になりました。

講演内容もよかったのですが、講演の仕方に興味がいってしまうのは、
私に分析癖があるからでしょうか(笑)

今回の講演はたまたま隙間時間を利用して行けたので、
かまえないで気軽に聞いていたのですが、その聞き方が私にはよかったようです。

かしこまって話す(聞く)よりも、何気ない会話の中に、
読み聞かせの話題が入る方が、読み聞かせへの敷居が低く感じるのでしょう。

講演を聞いた後、聞き手に「自分は全然できていないダメ母だわ・・・」
といった印象を与えるよりも、
「今日からやってみようかしら?」といった、印象を与える方がいいです。

そこで、良質な絵本がどうこうと言われると、ウンザリすると思うので、
まずはお金をかけないで、家にある絵本や図書館の絵本などで・・・
と言ってもらえる方が、気楽さがさらに上がると思います。

そうした絵本でも、親子のコミュニケーションはとれるので。

コミュニケーションという意味では、絵本の質にはさほどこだわらなくても
いいと思うのですが、良質な絵本の絵や文は、子どもの想像力が膨らむので、
子どもの想像力などに関心がある方は、絵本の質にこだわってみるのもいいかもしれません。

世の中のお母さん(お父さん)たちが、絵本の読み聞かせを、
子育ての負担が減るツールの一つ、コミュニケーションの一つくらいに考えて、
ちょっとやってみようかなと思ってもらえると、とても嬉しいなと思いました。

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【今日(昨日)読んだ本】

★ ト―ベン・クルーマン 作 /金原瑞人 訳 『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』 ブロンズ新社、2015年。
「息子のお気に入り。本の作りや絵に作者のこだわりを感じる。小学校中学年以降の、自宅での読み聞かせにおすすめ。(特に男の子)」(179/200 絵本)

★ モーリス・センダック 作 /じんぐうてるお 訳 『まよなかのだいどころ』 冨山房、1982年。
「ハッチンスやセンダックの絵本が好きな娘がよくもってくる絵本。寝る前に兄弟で楽しめる絵本。(再読)

樋口一葉研究会 第二十八回例会に参加して

2015年06月15日 | 樋口一葉
先日、樋口一葉研究会の例会に(聞く側として)参加してきました。(1)
(プログラムの詳細についてはこちら

この1年くらいは子育て中心で、すっかり専業主婦モードだったので、
話している内容についていけないのでは?と思いましたが、
研究発表も講演も興味深い内容で、すんなりと聞くことができました。

前半で、一葉の初期作品から仏教表象を探して発表をされた、川島みどりさん。
あれ?どこかで聞いたことがある名前・・・と記憶をたどっていったところ、
学生時代、お世話になったことのある方ではないですか!
(例会と懇親会の場で気づかなかったことが残念でなりません。)

国文(日文)出身の院生の大半は、中高の教員になる人が多かっただけに、
ずっと文学研究を続けてこれられたことがわかり、とても嬉しく思いました。

私はそこから外れてしまいましたが、10年以上樋口一葉研究会に参加し続けてきたからか、
お世話になった方との思わぬ再会という、参加賞をいただけたようです。

恩師の渡部芳紀先生がよくおっしゃっていた
「継続は力なり」という言葉が、ピッタリと当てはまる体験でした。

後半で、明治中期の木版口絵や挿絵について講演をされた、出口智之さん。
作家の指示を参考にした画家の挿絵と、指示後に作品内容を変更したときに生じる、
作品内容と挿絵の相違点などを、挿絵の写真をパワーポイントで紹介してくださいました。

日本の近代というのは、いろいろなものがギュッと詰まっており、
さまざまな個性が見え隠れしており、とても面白い時代です。

私はここ数年、絵本や児童書を通じて、絵や挿絵への関心が高かったので、
読者層や時代は違いますが、絵についてとても考えさせられる講演内容でした。

樋口一葉研究とは、かけ離れた日常を送っている私ですが、
こうした研究会に出ると、考えさせられることがとても多いことに驚かされます。

専門分野にこだわりながらも、そこから少し離れて全体を見回すことや、
初心に帰ることなどを今後も大切にしたいと、改めて思いました。

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【注】

(1)大学院生時代から参加している個人作家の研究会。過去ログは、左側のカテゴリーにある「樋口一葉」または、「樋口一葉研究会 第二十七回例会へ」 「樋口一葉研究会 第二十二回大会へ」 「樋口一葉研究会から会報が届く」 「昨日は一葉研究会の大会でした」 「菅聡子先生の訃報」 「樋口一葉研究会、続けるか?」 等参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ ふしはらのじこ 文・絵 『ふたごのゴリラ』 福音館書店、2015年。
「娘のお気に入り。ゴリラの生態までよくわかる物語絵本。双子のゴリラの気持ちに読み手が共感していくのがわかる。」(178/200 絵本)

児童書の新刊紹介で悩み相談

2015年06月12日 | 講演会や勉強会
今日は今年になって初めて、図書館主催の児童書新刊紹介(1)へ参加しました。

明日は樋口一葉研究会があるので、今日は明日に響かないよう過ごす予定だったのですが、
どうしても先日の読み聞かせボラでのモヤモヤが解消されなかったため、(2)
司書の方に相談をしてみようと思ったのです。

久し振りに図書館に新しく入った絵本を何冊か紹介してもらったところ、
「この本は今度1年生に読もう」「あの本は3年生の時がいいな」
「これは絶対息子が気に入るぞ!」と思う絵本がいくつかあり、早速借りました。

そのあと、児童書担当の司書の方に相談をしたところ、
「ここにいる方たちに聞いてみては?」と提案してくださったので、
ずうずうしくも、相談に乗ってほしいことを参加者の方々に伝えたところ、快くOKしてくれました。

先日読み聞かせボラで、科学絵本を読んでいた時に、
つい読み手である自分が、今まで絵本を見て読んでいたというのに、
同意を求めるところで、子ども達の顔をいきなり見てしまったこと・・・


みなさん私の気持ちに寄り添いながら、さまざまなアドバイスをしてくださいました。


「子ども達は意外と引きずらずに忘れちゃうかも」

「読む側は子どもの表情って記憶に残るから気になっちゃうよね」

「黒子に徹してきたら、最後まで黒子の方がいいかも」

「自然にコミュニケーションをとりながら読んでみたら違和感ないかも?」

「科学絵本っていろんな読み方ができるから、いろんな読み方があっていいと思う」

「今度は違う読み方をして、比べてみたらどう?」


参加者の方たちと話を深めていくと、私の中にあるひっかかりが取れていき、
そのかわりに、いくつもの道が目の前に広がっていくのがわかります。

一人の読み手の考えを尊重して、意見してくださっていることが、
とてもよく伝わってきて、先日子どもの本研の講座で、山の木文庫さんの荒木さんが
「スタッフとお互いを高め合う」と言っていたことを思い出し(3)
「お互いを高め合うってこういうことを言うんだ!」と実感することができました。


読みきかせの悩みは一人で抱え込まないで、
同じような境遇の仲間にできるだけ相談しよう!


自分は一人のようで、一人じゃないと思いました。

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【注】

(1)(1)月に1回、図書館に入った絵本等を司書の方が図書館利用者に紹介してくれる集まりに参加している。
最近は子ども関係のことが忙しく、なかなか参加できなかった。
過去ログ 「久し振り!児童書の新刊紹介に参加」 「児童書の新刊紹介で意見交換」 「児童書の新刊紹介での楽しみ」 等参照。

(2)過去ログ 「読み聞かせボラ一人反省会?!」 参照。

(3)過去ログ 「みなと子どもの本の学校研究会 ―山の木文庫での実践と実演」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ あまんきみこ 作・垂石眞子 絵 『わたしのかさはそらのいろ』 福音館書店、2015年(こどものとも絵本)。
「梅雨時期にピッタリな絵本。幼稚園~小学校低学年。集団読み聞かせに向いている。」(178/200 絵本)

★ とだこうしろう 『とけいのえほん』 戸田デザイン研究所、1995年。
「娘のお気に入り。時間の流れを絵を見ながら楽しめる絵本。」(再読)

読み聞かせボラ一人反省会?!

2015年06月12日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
先日小学校で読み聞かせボラをしてきたときの感想と反省です。

(準備の記事はこちら

いつもは一つのクラスに一人で入り、絵本を2冊ほど読むのですが、
この日は新しくはいった方と一緒に入り、1冊ずつ絵本を読みました。

いつもなら時間配分にはかなり気をつかうのですが、
この日は先生から少し時間がオーバーしても大丈夫と許可をもらっていたので、
ゆっくり丁寧に読んでしまったところ、1冊目を終えた時点で、
残り時間がほとんどなくなってしまい反省・・・

2冊目を自分で読む場合は、1冊目を読み終えた段階で時計を見て、
残り時間が少ないときは短い時間で読める絵本に変更をするのですが、
この日は2冊目は他の方が読むので、変更が難しい環境だったので、
もっと時間を気にするべきでした。

家でゆっくり丁寧に読んだ場合、どのくらい時間がかかるかを、
計りなおしておけばよかったです。

次に読む絵本の変更が難しい場合や、誰かと一緒に入る場合は、
今後はいつも以上に時間にゆとりを持たせようと思いました。

あとは、読み手が聞き手の顔を見てしまうことについて・・・

私は最近は聞き手の顔を見て読むのでなく、絵本を見て読むようにしているのですが、
(聞き手が読み手の顔を見ていると、聞き手が絵本に集中できないと思うので)
今回は、地の文に聞き手へ同意を求めるところがあったからか、
子ども達の顔を見て、同意を求めてしまいました。

そこで、突然子ども達の顔を見たので、子ども達も
急に私が振り返ってみんなの顔を見たので少しびっくりしており、
あの時振り返らえらなければよかった・・・としきりに反省しました。

全体的な読みは割と安定しており、選書もよかったと思うのですが、
この2点が自分の中でひっかかってしまい、どうもスッキリしません。

こんな時、聞き手の顔を突然見て、聞き手を驚かせてしまったことを、
読み聞かせメンバーに相談できるといいのですが、相談をしたところで

「そこまで気にしなくていいんじゃない?考えすぎだよ。」

と言われる可能性が高いので、相談しにくいのです。

以前はストーリーテリングの練習に参加していたので、
その時に絵本の読み聞かせをしている方に、相談をしていたのですが、
今年度はお休みしているので、質問をする機会があまりないのが残念でなりません。

とはいっても、できるだけ孤立しないで、この人なら質問に答えてくれるかも?
という人をみつけて相談したいと思います。

※この記事の続きは「児童書の新刊紹介で悩み相談」または「読み聞かせボラでの反省点、一部解決!」 参照。

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【今日(昨日)読んだ本】

★ マーガレット・ワイズ・ブラウン文 /スティーヴン・サヴェッジ 絵 さくまゆみこ 訳 『おとうさんおかえり』 ブロンズ新社、2011年。
「繰り返しが心地いいので、2歳ぐらいから楽しめそう。お父さんを待ちわびる子ども達に。」(177/200 絵本)

★ 那須正幹 作・西村郁雄 絵 『コロッケ探偵団4 誘拐大作戦』 小峰書店、2000年。
「ズッコケ3人組に作者が書いた児童書。小3でも親が読んであげれば内容を楽しめる。」(34/50 児童書)

ペアでする読み聞かせボラの準備

2015年06月09日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今週は読み聞かせボラがある週です。

先週土曜に中央図書館で季節に合う紙芝居をいくつかピックアップしてもらい、
日曜近くの分館でその紙芝居を分館で受け取り、そこからさらに厳選して借り、
その日から読む練習をしていました。

司書の勉強はしたので、図書館サービスの内容はそこそこわかっているので、
図書館をフル活用しています。

今回は私一人でなく、新しくボラに入った読む方も読むので、
選書のバランスを考え、いつもより多くの絵本や紙芝居を借りました。

今日はペアを組む方と少しだけ会い、少し練習をします。

昨日夫に紙芝居を聞いてもらいながら、抜き差しの練習をし、
場面と抜き差しのタイミングが合っているかを確認。

1枚だけ取ろうと思っていた紙芝居が、2枚くっついてなかなかとれなかったので、
はがれやすくするようにしたり、舞台を使う場合と、
舞台が使えなかった場合の両方を想定しての練習しました。

学校での読み聞かせボラは、朝の会の後、授業の前に行われるため、
朝の会に押されてしまい、絵本を読む時間が短くなることもしばしばです。

そんな状態でも対応できるよう、2,3分で読める絵本は欠かせませんし、
8分とかかかる絵本以外にも、5分6分で読めるものも、持っていきます。

朝の会が押しているときは、8分かかる絵本を読むことができないので。

今日の練習で明日のプログラムがよりはっきりします。
ペアの方が忙しい方なので、あまりあれもこれもやらない方がいいかと思ったのですが、
やりたい!とおっしゃってくださったので、無理のない範囲でできることをやろうと思います。

本当は舞台などの備品のチェックは事前にしておきたかったのですが、
今日は練習が入ってしまったのでできず、明日の朝、早めに学校へ行き、
チェックをする予定です。

※この記事の続きはこちら

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【今日(昨日)読んだ本】

★ ピーター・スピア 『雨、あめ』 評論社、1984年。
「梅雨におすすめの絵本。上の子も下の子も大好きで、親子で絵を眺めて楽しんでいる。」(再読)

★ 東京こども図書館編 『ホットケーキ 愛蔵版おはなしのろうそく9』 東京こども図書館、2009年。
「息子が久しぶりに持ってきたおはなしの本。親子で久し振りに読んで楽しかった。」(おはなし)

みなと子どもの本の学校研究会 ―山の木文庫での実践と実演

2015年06月07日 | 日本子どもの本研究会
今日は、日本子どもの本研究会が主催の
みなと子どもの本の学校に足を運びました。

講座タイトルは「子どもと本との出会い ―地域・学校・図書館で子どもたちと本の出会いを作る―」
講師は山の木文庫スタッフの、荒木たくみさんです。

子どもの本研究会は、司書や教員の方向けの講座が多い印象があったのですが、
今回の講座は山の木文庫さんでの実践と実演の紹介だったので、
読み聞かせボランティアをしている私にとって、とても参考になる内容でした。

すごいと思ったことは、文庫と学校と図書館が、連携をとっていることです!

山の木文庫さんが小学校の授業でおはなし会をする前から、
学校や図書館におはなし会のプログラムを知らせ、
図書館側がおはなし会で使用する本を集め、それらの本を学校が図書館へ取りに行きます。

よって、おはなし会終了後には、おはなし会で使った本が学校に置いてあるため、
子ども達がすぐに本を借りることができるので、
読みたい!借りたい!と思った旬を逃しません。

公共図書館が本を集めたり団体貸し出すをすることはわかりますが、
学校側がわざわざそうした本を、図書館まで取りに行くのです。

学校の先生方に理解してもらうことに至るまでは、文庫側にいろいろ苦労があったようで、
文庫スタッフの方々の、子ども達への愛がひしひしと伝わってきましたし、
その愛を学校側も感じ取り、動くことになったのだと思いました。

それら以外にも、親子の読書会、お母さん対象の絵本講座、ボランティア講座など
文庫スタッフがいろいろな活動をやっており、スタッフのお互いを高め合う勉強会や、
先入観を持たずに何でもまずはやってみる姿勢など、とにかく文庫の雰囲気がいいのです。

楽しいおはなしも語っていただき、子どものように楽しんでいる自分がいました。

山の木文庫の雰囲気を、私も少しおすそ分けしてもらい、
小学校の読み聞かせボラで活かしたいと思います。

そして文庫スタッフの方が、仲間を作ることを提案してくださったので、
積極的に仲間を作っていきたいと思いました。

私のように、まだ幼稚園児の子がいる場合は、
何かあった時に、代役がいないと穴をあけてしまうので、仲間が必要です。

何かと一人でやることの多かった私にとって
「仲間」という言葉は、今回とても輝かしく感じ、
言葉だけでなく、その存在も大切にしたいと思いました。

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【今日(昨日)読んだ本】

★ モーリス・センダック 作/ じんぐうてるお 訳 『まよなかのだいどころ』 冨山房、1982年。
「娘のリクエストで久しぶりに読んだら、文のリズムがとても心地よかった。まさに親が読んであげる絵本。」(再読)

難しい!早寝と寝る前の読み聞かせの両立 2

2015年06月02日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
※この記事は「難しい!早寝と寝る前の読み聞かせの両立 1」の関連記事です。

今日は娘の寝る支度が早くできたので、絵本をたくさん読むことができましたが、
娘のサポートに徹する母親の姿が気に入らなかった息子は、
1時間以上も癇癪が続き、寝る時間がすっかり遅くなってしまいました。

そのせいか、宿題も適当で、計算式はめちゃくちゃ、漢字も全く書けておらず・・・

私への反発だとすぐわかったものの、やり直しはせず、
今日はもう寝るよう伝え、険悪な雰囲気の中、息子は寝る支度をしました。

しかし、モヤモヤした状態で寝るのは、お互い好きではありません。

息子の言動にはイライラしたものの

「短い絵本、1冊読んであげるから」

と言ったところ、最近好きな絵本を1冊持ってきました。

絵本を読んでもらった後は、気持ちが落ち着いたようで、
どうして宿題を適当にやったのかを聞いたところ、
勉強をするのが面倒で嫌だと、自分の気持ちを話してくれました。

勉強が面倒というよりは、相手をしてくれなかったことが嫌だったようです。

小3ならではの勉強の壁にぶつかり、その辺の話を聞いてもらいたかったのでしょう。
私も夫に愚痴を聞いてもらいたい時があります。
(でもたいてい聞いてくれずイライラするのですが)

話を聞いた後は、宿題を一緒にやり直し、満足した顔をして寝てくれたので、
時々は寝る時間を少しオーバーしても、
絵本を読んだり、話を聞いてあげることが大切な時もあるなと思いました。

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【今日(昨日)読んだ絵本】

★ ひぐちみちこ 作・絵 『いいきもち』 こぐま社、****年
「切り絵でできた、ほのぼのした内容の絵本。幼稚園などでの読み聞かせにも。」(再読)

★ マーガレット・ワイズ・ブラウン 作/ ***絵 ***訳 『あかいひかりとみどりのひかり』 童話館出版 ****年
「信号に興味が出てきた幼稚園児に。落ち着く絵本なので、寝る前の読み聞かせにもおすすめ。」(再読)