MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

読み聞かせボラ、勝手に一人反省会

2017年02月09日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
昨日、年中の娘と一緒にお雛様を出しました。

マンション住まいということもあり、我が家のお雛様はとても小さいサイズです。
毎年、絵本棚の上に飾っています。(1)


娘がお雛様の段飾りの写真を見ながら、お人形を飾ってくれました。

甘えん坊で、ママベッタリ、何事にもマイペースな娘ですが、
こんな細かいものまで、自分で飾れるようになり、成長を感じました。


さて、今日は、先日息子の小学校で、読み聞かせボラをしたときに
感じたことや反省点を綴ってみたいと思います。

もう小学校の読み聞かせボラを初めて、4年近くが経つというのに、
なかなか安定した読みができません。

低学年のクラスで絵本を読むと、子どもたちの反応もあり、
読み手としてはとてもやりやすいのですが、
高学年のクラスで絵本を読むと、リアクションがなく静かなので、
いつも以上に緊張してしまうのです。

その原因を、私なりに探ってみました。

・読む練習が足りていない。(図書館で借りた本は特に)
・練習不足が自身のなさにつながり、緊張してしまう。


家にある絵本は、かなりの回数を読んでいるので、
間違えることが少ないのですが、図書館で借りた絵本は、
手元にある期間が短いので、相当練習しないと読み間違えてしまいます。

1,2回読み間違えたくらいでは、聞き手も気になりませんが、
3,4回間違えると、さすがに聞き手も気になります。

フィギュアスケートなどでも、練習ではうまくいっていたのに、
本番のプレッシャーや独特の雰囲気にのまれて、
失敗してしまうケースを何度かテレビで見てきました。

練習を重ねている人でも、本番は失敗してしまうことがあるのだから
練習を重ねていない人は、もっと本番に失敗するリスクが高いのです

「たくさん練習したから大丈夫。自分を信じて!」

と、思えるほど読んでいないと、緊張に飲まれてボロボロになってしまいます。

今回の私は、まさにその典型的なパターンだったので、
苦手な舞台こそ、練習を積み重ねてから出なければと痛感しました

(家庭で自分の子どもと絵本を楽しむ分には、読む練習などしなくても平気です。)

小4の息子が、スポーツの習い事をしているので、

「試合で勝ちたいのなら、日ごろの練習を大事にしないと」

「稽古は裏切らないよ」

などと、息子によく言うのですが、自分のこととなると、これです・・・

「普段やっているから大丈夫だろう」という、慣れと油断が、自分の中にありました

何度も同じようなミスを繰り返している私ですが(1)
ママベッタリな娘が少しずつ成長しているように、
私も少しずつ、親として、絵本の読み手として、成長していけたらと思います。

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【注】

(1) 過去ログ 「そうはいってもリビングに絵本を置きたい」 に、昨年のお雛様の写真が載っている。

(2) 過去ログ 「図書館での読み聞かせの練習」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 中川李枝子 作 /山脇百合子 絵 『たんたのたんてい』 学研、1975年。
「年中の娘のリクエスト。ちょっと娘には難しかったかも。小1の男の子向け。」(児童書)

森智彦 著 『司書になるには』 ぺりかん社、2016年。
「司書の仕事の流れや内容をイメージできる本。司書になりたい人におすすめ。」

図書館での読み聞かせの練習

2017年01月18日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
明日は公共図書館で、絵本の読み聞かせをします。


この中から何冊か読む予定です。

娘に明日読む予定の本を聞いてほしかったのですが、
自分が読みたい絵本を優先されてしまい、
直前に読む練習ができませんでした。

(大人の都合のいいようにはいきません・・・)

以前から娘に読んでいる絵本なので、読み慣れてはいますが、
図書館で借りてきた絵本は、読む回数が自宅の絵本よりも少ないので、
ブログを書き終わったら、声に出して何度か練習します。

家で読む場合、膝の上や寝っ転がって読むことが多いのですが、
集団に向けて読むときは、絵本の持ち方が全然違うので、
絵が腕で見えなくならないかなど、事前に練習しておくのです。

噛みやすい(読み間違えやすい)部分などもチェックして、
気を付けて読むようにします。

しっかり練習を積んでおくと、本番でかなり自信を持って読めますし、
何かトラブルがあっても、動揺しにくいです。

面倒なことを、丁寧にやる。

私が大切にしていることです。

【追記1】

読み聞かせボラ当日。

午前中、リビングの隣の和室で立膝になり、
姿見の前で読み聞かせの練習をしました。



子どもたちから絵本が見えにくくないか、
読んでいる途中、絵本が曲がったりしないか、
もう一人の自分が先生になり、チェックします。

今日の練習ではいい流れで読めたので、
本番もこの調子で楽しみながら読みたいと思います。

【追記2】

図書館から自宅に戻る。
忘れないうちに、一人反省会を・・・

今回読んだ絵本は、何度か読んでいた絵本だったこともあり、
安心して読めると思っていたのですが、
目の前の子どもたちがざわついており、緊張してしまいました。

そのせいか、絵本を読む口調が少しだけ早くなってしまったので、
今後は「緊張した時こそ、ゆっくり読む」を心掛けようと思います。

(以前もっと早口になっていたので、少しはマシしになりました。)

科学絵本に関しては、細かいところにとらわれすぎず、「見せ場」を大事にし、
サラッと読むところと、じっくり読むところを
自分の中で意識して、読む練習をしてみたいと思います。

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【今日(昨日)読んだ本】

★ ロビン・クライン 作 /安藤紀子 訳 『ペニーの日記 読んじゃだめ』 偕成社、1997年。
「息子のお気に入り。児童書嫌いな子(特に男の子)に読み聞かせしてあげたい一冊。」(児童書)

★ レオ=レオニ 作・絵 /谷川俊太郎 訳 『スイミー』 好学社、1969年。
「娘のリクエスト。うっとする絵にピッタリハマる文。まるで画集を見ているよう。」(絵本)

図書館読み聞かせボラ 一人反省会

2016年07月11日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
先日、家族で日帰り旅行へ行き、動物たちと触れ合う機会を持つことができました。

膝に乗せて、モルモットをナデナデすること30分。


飽きるどころか癒されっぱなしです。

ここ数年の土日といったら、上の子の習い事の付き添いや、下の子の世話、
学校&幼稚園行事などが多く、家族で遊ぶために出かけることが少なかったので、
貴重な時間を過ごすことができました。

樋口一葉研究会の7月の例会は幼稚園行事と重なり参加できず、
「行きたかったなぁ~」と思ったものの、
娘の幼稚園生活もあと2年なので、予定が重なった場合は、
もうしばらく子供優先でいくことにしました。

あと10日もすると夏休みなので、図書館での読み聞かせについて、
忘れないうちに反省点をまとめておきます。

<公共図書館での読み聞かせ・反省>
・なれない場所なので、とにかく緊張した!!
・プログラム構成がイマイチだった。(長い昔話+長い物語)
・手遊びの時、どこを見てすればいいかわからなかった。


公共図書館の読み聞かせには、聞き手としては何度も足を運んでいるものの、
読み手となると見える景色も違く、とても緊張しました。

小学校で読み聞かせをするときは、だいたい10分くらいのプログラムで
絵本1~2冊という構成が多かったので、
30分のプログラムの立て方が、いまいちわからず苦戦しました。

このくらいのボリュームなら大丈夫かな?と思い、
読むときも時間を計って練習したものの・・・

しっとりした昔話8分+手遊び+落ち着いた物語12分でやったところ、
物語の後半の時、聞き手が疲れるような雰囲気がしたので、
物語を少し短くすればよかったなと思いました。(もしくは物語のタイプを変える)

図書館の方に「とにかく慣れです」と言われ、
理屈でどうこうよりも、確かに慣れかもなと思いました。

<今後の課題>・読む予定の絵本を何度も読む。(物語を咀嚼する)
・図書館での場数を踏む。
・選書に時間をかける。
・プログラム構成の本を読む。


選書には時間をかけていたつもりでしたが、30分のプログラム構成の仕方が
まだよくわかっていなかったので、このプログラム構成が載っている本を
少し読んでみようと思います。

あとは、今までのおはなし会のプログラムの記録を見て、
どんな構成で本を読んでいたのかを参考にしてみようかと。

図書館のおはなし会には娘とよく行っているので、
他の人はどんなプログラム構成をしているのかを
参加しながらチェックしてみます

2学期からは子供関係のことで忙しくなるため、
読み聞かせボラの回数を減らす予定なので、
あまり経験は積めないかもしれませんが、
1回1回のおはなし会を、大切にしていきたいです。

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【今日(昨日)読んだ絵本】

★ 飯野まき 作・絵 『おとうふやさん』 福音館書店、2015年(かがくのとも絵本)。
「おとうふやさんの一日がよくわかる絵本。作者の丁寧な取材ぶりが絵本に表れている。」(絵本)

★ いとうみく 作 /佐藤真紀子 絵 『かあちゃん取扱説明書』 童心社、2013年。
「息子に寝る前リクエストされる児童書。小学3,4年生向けで、本が苦手な子にもおすすめ。」

読み聞かせボラ一人反省会

2016年05月11日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
小学校での読み聞かせボランティアも4年目を迎えました。

丸3年読み聞かせをやっていても、ここってどうなの?!
という箇所が多いので、今年度も読み聞かせボラ一人反省点を行います。

<よかった点>

・本の開き癖をしっかりつけておいたので、ページをスムーズにめくることができた。

・焦らず、淡々と読むことができた。
→かなり感情表現を入れて読んでしまう癖があるため、淡々と読むよう心掛けている。

・絵本を読む順番がよかった。
→物語や昔話は聞き手に余韻を残すため、最後に読むようにした。

<よくなかった点>

・自己紹介の時、名前を言った後に「○年○組の○○のお母さんです」と言ってしまった。
→読み手は黒子。誰のお母さんかという情報まで言う必要はない。

・絵本を読む前に「○○に関する絵本を持ってきました」と言ってしまい、本の内容を少し紹介してしまった。
→紹介しないほうが「今日はどんな絵本なのだろう?」とワクワクするので、言わないほうがいい。

・絵本を読んでいるとき、聞き手に読み手の顔が少し見えてしまった。
→絵本の世界に集中できないため、読む前に絵本の位置と読み手の顔の位置を確認したほうがい。

目立ちたがり屋な私は、どうしても前に出すぎなので、
子どもたちに物語(絵本の中身)を届けることが仕事なので、
読み手は黒子に徹することを、肝に銘じたいと思いました。

高学年になると、低学年のころより読み聞かせの時間が減ってしまうので、
今まで以上に、1回1回の読み聞かせが大事になってきます。

来月からは、図書館での読み聞かせを始めるので、
一人反省会を通じ、良いところは引き続き実践し、
よくないところは気を付けて、次の読み聞かせにつなげたいです。


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【今日(昨日)子どもに読んだ本】

★ 稲田和子 再話 赤羽末吉 画 『くわずにょうぼう』 福音館書店、1980年(こどものとも傑作集)。
「何度か娘に読んでいる絵本だったが、娘は誰がどのセリフを言っているか混乱し、確認してきた。長すぎた?」(絵本)

読み聞かせボラでリベンジ!――絵本の世界を一緒に楽しめた

2016年01月20日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
先日小学校の読み聞かせボラに行ってきました。

季節と絵本がマッチングし、学年に合ったものを選書できたおかげか、
子どもたちの集中力がすごかったです。

最近は絵本の字や絵を見ながら読んでいるので、
子どもたちの表情はわかりませんが、子どもたちが今、
どんな気持ちになっているかは、部屋の空気でわかるようになりました。

選書した絵本を、子どもたちを、自分を信じて読んでいると、
絵本の世界を子どもたちと一緒に旅することができるのですが、
今回はとてもいい旅ができたように思います。

実は2年ほど前、このクラスで読んだ時に、選書を失敗してしまい
子どもたちが「???」という反応になってしまったことを、とても反省しました。

読み聞かせ向きの絵本であるけれど、学年に合っていなかったと・・・

しかし、今回リベンジをすることができたので、私も少しずつではありますが、
読み聞かせの現場を通じて、成長したのかもしれないと思えました。

絵本を読み終わり、教室を出るとき、担任の先生から

「声がはっきりしていて、とてもきれいですね!」

とお褒めの言葉をいただき、とても嬉しく思った反面、
語尾が消えたり、滑舌が悪いのが気になる自分がいます。

素直に褒められたことは受け止めつつ、
課題の部分と向き合っていきたいです。

今年は図書館で読み聞かせ活動を始めるので、
研修会などを通じて、滑舌の練習なども、意識的しようと思います。

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【今日(昨日)読んだ本】

★ ロアルド・ダール 作 /クェンティン・ブレイク 絵 / 柳瀬尚紀 訳 『ガラスの大エレベーター』 評論社、2005年。(児童書)

★ グニラ・ヴォルテ 文&絵 /つばきはらななこ 訳 『エマとピーター』 童話館出版、2006年。(再読・絵本)

読み聞かせボラでパネルシアター

2015年11月25日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
先日、息子の通う学校でパネルシアターをやりました。

普段は朝の会の時間を利用した、絵本の読み聞かせだけなのですが、
時々先生方の許可をいただいて、学年全体の読み聞かせイベントを行っています。

イベントを企画するときは、大型絵本、紙芝居、布芝居、パネルシアター(ホワイトorブラック)など、
読み聞かせボラのメンバーで、何をするかを話し合って決めます。

仕事をしながら読み聞かせボラをしている人もいるので、
みんなで練習する時間が、なかなかとれないのですが、
子どもたちに楽しんでもらいたい気持ちは、メンバーともに一緒です。

最初のころ、私はかなり熱心にイベントへ取り組んでいたのですが、
私の熱意がメンバーのプレッシャーになっているような気がしました・・・

そこで、ゆるい雰囲気を大事にしながらも、静かに燃えることを覚え、
気楽に楽しく取り組むような声かけをするようにしたところ、
メンバーとうまくコミュニケーションがとれるようになってきました。

本番が近いのに、練習で失敗してしまったりして、
焦る気持ちでいっぱいになることもありますが、
何度か練習して、タイミングなどを体で覚えていきます。

(パネルシアターは一人でできるものの、今のメンバーとは
 物語を読む人、紙人形を貼る人、音楽を流す人など、3、4人で役割分担している)

そんなわけで、イベントが終わるまでは、ハラハラドキドキしっぱなしでしたが、
今回イベントが無事終わり、一人で読み聞かせをしているときには味わえない、
チームプレイならではの達成感を味わうことができました。

小学校で読み聞かせボラをする前は、ママさん付き合いが苦手な私が、
メンバーとうまくやっていけるか不安でしたが、自然と仲間意識が出てきたり、
たわいもない会話や練習などを通じて、いい関係になっていきています。

子どもの学年が上がるごとに、メンバーも忙しくなっていくのですが、
きっとなんとかして時間を作って、練習をすることでしょう。

子供が6年生になったときは、どんな気持ちでイベントに取り組んでいるのか・・・

最近は小学校の6年間は、意外と短いと感じているので、
子どもたちや仲間たちと、楽しい思い出を作っていきたいです。

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【今日(昨日)読んだ本】

★ ハンス・フィッシャー 作 おおつかゆうぞう 訳 『たんじょうび』 福音館書店、1965年。
「娘にリクエストされたが、年少の娘にはまだ難しかった。『こねこのぴっち』が読みたくなる絵本。」(再読)

★ 『学習漫画 日本の歴史 テストに出る!超重要42人』 集英社、2010年。
「歴史好きな息子にリクエストされる。有名な人物の詳しい紹介が載っていて面白い。」

読み聞かせボラを通じてのコミュニケーション

2015年07月08日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は小学校の読み聞かせボラの日でした。

選書も下読みも十分していたので、読むときに迷いもなく、
子ども達と読み聞かせを楽しむことができました。

子ども達の食いつきもよく、時間の守れたので、
今日は自分に合格点をあげたいと思います。

ちなみに、今日は息子の学年のクラスだったので、知っている子も多く、
たまたま登校時に知っている子に会ったので

「今日○組で読むよ!」

と声をかけたところ

「やった~~っ!!」

と言ってくれて、とっても嬉しかったです。
(こんなことを言ってくれるのも、あと少しかな・・・と思うと寂しいのですが)

我が子だけでなく、近所の子ども達と一緒に、登下校時や、読み聞かせの時などに、
コミュニケーションを深めているからか、
ママさんより子ども達との方がずっと仲がよく、
お互いが、気軽に声をかけられる関係だったりもします。

この間の下校時も、前々回絵本を読んだクラスの子に、

「あの絵本また読んでよ~」

と言われたので

「気に入ってくれて嬉しいな。
 司書の先生があの絵本を学校に入れたみたいだから、図書室でも読んでみて♪」

と伝えておきました。

こんなことを言われると、選書にも力が入ります。
子ども達は面白い本に出合いたがっていることが、よくわかるので。

面白い本がすべてではないですが、自分たちではなかなか出合えないような絵本と
出合う機会を作れたらと思っています。

あとはやっぱり「読み聞かせの時間が楽しい」ことでしょうか。

我が子との読み聞かせタイムも楽しいですが、
学校の子友達との読み聞かせタイムも楽しいです。

「絵本を通じて、一緒に楽しい時間を過ごしたい」

きっとこの思いは、子ども達にも伝わっているんじゃないかな?と思いたいです。

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【注】

(1) 過去ログ 「読み聞かせボラ一人反省会?!」 「読み聞かせボラでの反省点、一部解決!」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ きもとももこ 作 『ピーのおはなし』 福音館書店、2008年。
「『うずらちゃんのかくれんぼ』を描いている人の絵本。私には物足りないが、娘は気に入っている。(180/200 絵本)

★ 中川翔子 作・はたこうしろう 絵 『しりとりのだいすきなおうさま』 すずき出版、2001年。
「息子も娘も好きな絵本。絵をじっくり見て楽しむ絵本。読み聞かせボラにも。」(181/200 絵本)

読み聞かせボラでの反省点、一部解決!

2015年06月19日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
先日息子の通う小学校へ、朝の読み聞かせをしに行ったときの事、
いつもより読む時間が長くなってしまったことを、とても反省していました。(1)

(その時の記事はこちら

昨日、このクラスの先生と話す機会があったのですが、話をしたところ、
「うちのクラスの時計、少し進んでいるんです」
と言われ、「えっ?!」と驚いたのと同時に、やっと謎が解けました。

全部読むのに6分、ゆっくり読んでも7分くらいの絵本が、
8分もかかっていないはずなのに、読み聞かせが終わった後にクラスの時計を見たら、
8,9分かかっていたことになっていたのです。

のんびり読み過ぎた!と深く反省していたものの、
結局はクラスの時計が少し進んでいただけだったのです。

な~~んだ!!と安堵したのと同時に、
今後は腕時計を持参し、自分の時計で時間をチェックすることに決めました。

それ以外に、科学絵本を読むときに、子ども達の顔をいきなり見てしまったことを
とても反省していたのですが、それとは裏腹に

「お母さん、絵本を読むのがすごく上手です!!毎回このクラスで読んで下さい!!」

と言われ(お世辞も入っているでしょうが)、子ども達の顔をいきなり見てしまったことは、
聞いている側は、そんなに引きずっていないことがよくわかりました。

先日の読み聞かせを、子ども達はそれなりの楽しんでいたのです。
あまり引きずりすぎると、それが子ども達に伝わってしまうので、
一旦ここで線引きをし、気持ちを切り替えることに決めました。

先生に褒められて嬉しかったため、帰宅してから息子に

「ねぇ、お母さんって絵本読むの上手?」

と聞いたところ

「う~~ん・・・普通かな」

と言ってきたので、やっぱり息子は正直だと思いました(汗)

そう、子どもに絵本を読むときは、普通に読んでいるだけで、
これといった特別なことは何もやっていません。

息子は読み方が上手かったか上手くなかったかなどは全く気にしておらず、
読んでくれた絵本が楽しかったか、楽しくなかったかということに、興味があるのです。

つまり、読み方も大切ですが、それ以上に選書が大切であることがわかります。

来週は1年生に読むので、何冊かを図書館で借り、
娘に読みながら、どの絵本がいいか、考えているところです。

余裕がないときは、なかなか選書に時間がかけられないこともありますが、
早めに準備ができる時は、前もって借りて、何度か読み、
じっくり選書をしていきたいと思います。

帰りに図書館で、ストーリーテリングをやっているときにお世話になった方と、
たまたま会うことができ、少しおしゃべりをしていました。

こうしてみると、そこまで私は読み聞かせに関して完全に孤立しているわけではなく、
相談しようと思えば相談できる人が、いるではないですか!

今後も悩んだ時は、自分の中に押し込めずに、
メールや手紙、直接会って相談するなどして、解決の糸口をみつけたいと思いました。

読み聞かせボラ、いい感じです。

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【注】

(1)過去ログ 「ペアでする読み聞かせボラの準備」 「読み聞かせボラ一人反省会?!」 「児童書の新刊紹介で悩み相談」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 坂元志歩 著・鱈耳郎 絵 『うんちの正体 菌は人類を救う』 ポプラ社、2015年(ポプラサイエンスランド)。
「息子のお気に入り。宇宙船でウンチバッグが大爆発するなど、面白い事実がたくさん載っている。小3ぐらいから。」(科学絵本?)

★ ヘレン・ピアス 作 /まつおかきょうこ 訳 『ねずみのいえさがし』 童話屋、1984年。
「娘のお気に入り。息子も気にっていた写真絵本。松岡享子さんの訳が写真と合っており、聞きやすい。」(再読)

読み聞かせボラ一人反省会?!

2015年06月12日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
先日小学校で読み聞かせボラをしてきたときの感想と反省です。

(準備の記事はこちら

いつもは一つのクラスに一人で入り、絵本を2冊ほど読むのですが、
この日は新しくはいった方と一緒に入り、1冊ずつ絵本を読みました。

いつもなら時間配分にはかなり気をつかうのですが、
この日は先生から少し時間がオーバーしても大丈夫と許可をもらっていたので、
ゆっくり丁寧に読んでしまったところ、1冊目を終えた時点で、
残り時間がほとんどなくなってしまい反省・・・

2冊目を自分で読む場合は、1冊目を読み終えた段階で時計を見て、
残り時間が少ないときは短い時間で読める絵本に変更をするのですが、
この日は2冊目は他の方が読むので、変更が難しい環境だったので、
もっと時間を気にするべきでした。

家でゆっくり丁寧に読んだ場合、どのくらい時間がかかるかを、
計りなおしておけばよかったです。

次に読む絵本の変更が難しい場合や、誰かと一緒に入る場合は、
今後はいつも以上に時間にゆとりを持たせようと思いました。

あとは、読み手が聞き手の顔を見てしまうことについて・・・

私は最近は聞き手の顔を見て読むのでなく、絵本を見て読むようにしているのですが、
(聞き手が読み手の顔を見ていると、聞き手が絵本に集中できないと思うので)
今回は、地の文に聞き手へ同意を求めるところがあったからか、
子ども達の顔を見て、同意を求めてしまいました。

そこで、突然子ども達の顔を見たので、子ども達も
急に私が振り返ってみんなの顔を見たので少しびっくりしており、
あの時振り返らえらなければよかった・・・としきりに反省しました。

全体的な読みは割と安定しており、選書もよかったと思うのですが、
この2点が自分の中でひっかかってしまい、どうもスッキリしません。

こんな時、聞き手の顔を突然見て、聞き手を驚かせてしまったことを、
読み聞かせメンバーに相談できるといいのですが、相談をしたところで

「そこまで気にしなくていいんじゃない?考えすぎだよ。」

と言われる可能性が高いので、相談しにくいのです。

以前はストーリーテリングの練習に参加していたので、
その時に絵本の読み聞かせをしている方に、相談をしていたのですが、
今年度はお休みしているので、質問をする機会があまりないのが残念でなりません。

とはいっても、できるだけ孤立しないで、この人なら質問に答えてくれるかも?
という人をみつけて相談したいと思います。

※この記事の続きは「児童書の新刊紹介で悩み相談」または「読み聞かせボラでの反省点、一部解決!」 参照。

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【今日(昨日)読んだ本】

★ マーガレット・ワイズ・ブラウン文 /スティーヴン・サヴェッジ 絵 さくまゆみこ 訳 『おとうさんおかえり』 ブロンズ新社、2011年。
「繰り返しが心地いいので、2歳ぐらいから楽しめそう。お父さんを待ちわびる子ども達に。」(177/200 絵本)

★ 那須正幹 作・西村郁雄 絵 『コロッケ探偵団4 誘拐大作戦』 小峰書店、2000年。
「ズッコケ3人組に作者が書いた児童書。小3でも親が読んであげれば内容を楽しめる。」(34/50 児童書)

ペアでする読み聞かせボラの準備

2015年06月09日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今週は読み聞かせボラがある週です。

先週土曜に中央図書館で季節に合う紙芝居をいくつかピックアップしてもらい、
日曜近くの分館でその紙芝居を分館で受け取り、そこからさらに厳選して借り、
その日から読む練習をしていました。

司書の勉強はしたので、図書館サービスの内容はそこそこわかっているので、
図書館をフル活用しています。

今回は私一人でなく、新しくボラに入った読む方も読むので、
選書のバランスを考え、いつもより多くの絵本や紙芝居を借りました。

今日はペアを組む方と少しだけ会い、少し練習をします。

昨日夫に紙芝居を聞いてもらいながら、抜き差しの練習をし、
場面と抜き差しのタイミングが合っているかを確認。

1枚だけ取ろうと思っていた紙芝居が、2枚くっついてなかなかとれなかったので、
はがれやすくするようにしたり、舞台を使う場合と、
舞台が使えなかった場合の両方を想定しての練習しました。

学校での読み聞かせボラは、朝の会の後、授業の前に行われるため、
朝の会に押されてしまい、絵本を読む時間が短くなることもしばしばです。

そんな状態でも対応できるよう、2,3分で読める絵本は欠かせませんし、
8分とかかかる絵本以外にも、5分6分で読めるものも、持っていきます。

朝の会が押しているときは、8分かかる絵本を読むことができないので。

今日の練習で明日のプログラムがよりはっきりします。
ペアの方が忙しい方なので、あまりあれもこれもやらない方がいいかと思ったのですが、
やりたい!とおっしゃってくださったので、無理のない範囲でできることをやろうと思います。

本当は舞台などの備品のチェックは事前にしておきたかったのですが、
今日は練習が入ってしまったのでできず、明日の朝、早めに学校へ行き、
チェックをする予定です。

※この記事の続きはこちら

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【今日(昨日)読んだ本】

★ ピーター・スピア 『雨、あめ』 評論社、1984年。
「梅雨におすすめの絵本。上の子も下の子も大好きで、親子で絵を眺めて楽しんでいる。」(再読)

★ 東京こども図書館編 『ホットケーキ 愛蔵版おはなしのろうそく9』 東京こども図書館、2009年。
「息子が久しぶりに持ってきたおはなしの本。親子で久し振りに読んで楽しかった。」(おはなし)

久々の読み聞かせボラ!

2015年05月20日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は久しぶりに小学校の読み聞かせボラへ行ってきました。

低学年の子たちの反応がとてもよく、
楽しんでくれていたのが、こちら側に伝わってきたので、
「楽しくて聞きやすい絵本」という観点からの選書にしてよかったです。(1)

余裕があったら3冊読みたかったのですが、
朝の会が押していたので、2冊になりました。

既定の時間よりも短くなることを想定して、選書をしたのは正解でした。
絵本をたくさん読んでもらいたい先生もいれば、
授業の準備をしたいから、手短にしてほしいという先生もいます。

なので、1,2冊読んだ後に、まだ時間が少し残っているけれど、
1分くらいオーバーしてしまうかも?という場合は、
必ず先生に確認をとり、OKをもらった時だけ読みます。

低学年の子供たちは、1冊読んでもらうより、
2冊も3冊も読んでもらいたいことが多いので、
6分くらいで読める絵本と、2,3分で読める絵本を読むことが多いです。

昨日息子にボラで読む絵本のことを話したところ、

「『くわずにょうぼう』(2)にしてよ。あれも5月にいいじゃん?」

と言ってきました。

「あの絵本、おもしろいよね。
 でも、『くわずにょうぼう』はちょっと長いから、絵本を聞くのに慣れていない子は、
 飽きちゃうと思うから、中学年くらいになってからの方がいいかな。」

と伝えたものの不満だったらしく、
読み聞かせボラで読む絵本を聞いてくれませんでした。

息子は自分の好みでない絵本や、今そういう気分でないという絵本は、
読んでほしくないタイプです。

こうした息子の態度を見て、

きっとクラスの子の中には、こんな風に思っている子もいるんだろうな。

と思いました。

読み聞かせボラの人たちは、自分が読みたいと思っている絵本を
必ずしも読んでくれるわけではないからです。

なので、できるだけ2冊読むときは、
タイプの違う絵本を持っていき、1冊はイマイチと思っても、
もう1冊は、おもしろい!と思ってもらえるような選書をするようにしています。

最近は絵本を読むとき、子供たちの顔を見ながら読むのでなく、
ひたすら絵本を見ながら読んでいるので、子ども達の表情がわかりませんが、
教室の空気は感じとることができます。

今日もその空気がとてもよかったので、子ども達が楽しんでくれているのが、
絵本を読んでいる私にも伝わってきました。

どんな表情をしているのか見たい気持ちもありますが、
絵本の絵と読んでいる人の顔の両方が見えると、
絵本の内容より私の顔の印象ばかりが残ってしまいかねないので、
物語などの場合は、できるだけ黒子に徹するよう心がけています。

この読み方にもだいぶ慣れてきたからか、

あぁ、聞き手の顔を見なくても、一体感を味わうことができるんだなぁ。

と、感じることが増えました。

まだまだ自分の読み方など、気になるところがありますが、
少しずつ改善していけたらと思います。

とりあえず、今日はいい感じで読めたのでよかったです。

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【注】

(1)過去ログ 「読み聞かせボラの準備」 参照。

(2)稲田和子 再話、赤羽末吉 画 『くわずにょうぼう』 福音館書店、1980年。
菖蒲や柏の葉が出てくる、端午の節句の時期にピッタリの昔話。かなり怖い。
 
【今日(昨日)読んだ絵本】

★ マーグレット・レイ 文/ H.A.レイ 絵/ わたなべしげお 訳 『どうながのプレッツェル』 福音館書店、1978年。
「動物好きな下の子に読んだものの、少し文章が難しかった気がする。年中長くらいからの方がよさそう。絵が大きいので遠目がきく。」(再読)

読み聞かせボラの準備

2015年05月19日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
明日は久し振りに小学校の読み聞かせボランティアがあるので、
どの絵本を読もうか・・・絵本棚とにらめっこをしています。

最近は運動会の練習で子ども達は疲れていると思うので、
楽しくて聞きやすい絵本にする予定です。

今回は低学年だから、この絵本(物語6分)とあの絵本(科学絵本2分)をゆっくり読んで、
先生からOKが出たら、これも(物語2分)読もうかな?


今日の夕食を考えるような感覚で選書をしていますが、
それなりに栄養バランスは考えています。

以前は読み聞かせボラに力を入れていたため、子ども達が不機嫌でしたが、
この1年近くは、我が子の絵本に重点を置いてきたので、
ボラへのブーイングがほとんどなくなりました。

多くの絵本を読んだりするなど、絵本関係の勉強があまりできなかったものの、
子ども達との読み聞かせの思い出はたくさんできたので、
今しかできないことを優先させてよかったです。

あとで子ども達に、明日読む絵本を聞いてもらおうと思います。
けれど、それを寝る前に読む絵本にすると激怒するので、置き換えたりはしませんが(笑)

久し振りの読み聞かせボラが、今からとても楽しみです!

※この記事の続きはこちら

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【今日(昨日)読んだ絵本】

★ 杉山亮 作・廣川沙映子 絵 『わんわん探偵団』 偕成社、2002年。
「息子のお気に入り。読みやすい本田が、謎解きをするので、読み聞かせに向いている。」(31/50 児童書)

★ パット=ハッチンス 作・乾侑美子 『せかい一わるいかいじゅう』 偕成社、1990年。
「娘のお気に入り。自分を主人公と置き換えて絵本を楽しんでいる。兄弟で楽しめる一冊。」 (174/200 絵本)

読み聞かせボラ一人反省会

2015年02月25日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は小学校の読み聞かせボランティアに行ってきたので、
読んだ感想をまとめたいと思います。

横長の絵本だったので、自分と反対側のページの字が見えづらく、
読んでいるとき、言葉が少し揺れていたように思いました。

自宅の本で、下読みは何度かしていたのですが、
もっと読み込んでおけばよかったです。

選んだ本は、今子ども達が教科書で読んでいる作品なのですが、
絵本の絵と教科書の絵は違うため、
絵本の絵を見て作品を味わってもらいたくて選書してみました。

しかし、子ども達は知っている作品は面白くないのか、
食いつきがあまりよくありません。

絵本を読んでいるとき、子ども達の顔を見ないで、
絵本の絵と字を見て読んでいるので、子ども達の表情はわからないのですが、

「長いなぁ・・・」「まだ終わらないのか・・・」「なんだか国語の授業みたい」

と思っているような空気が流れてきたので、
作品の絵を味わってほしいという強い思い入れが
マイナスに出てしまったのかな・・・と激しく落ち込みました。

けれど、クラスで絵本を読み終わった後、前の列にいた息子が、

「俺はこの話、絵本の絵の方が好き」

と言ってくれたので、

もしかしたら、こんな風に思ってくれた子が、
息子以外にも一人か二人、いたかもしれない。

と思うよう、自分に言い聞かせました。

学校での朝の読み聞かせの時は、本が苦手な子も楽しめるような選書を
心がけてきましたが、今回は長かったので、本が苦手な子や、
知っている作品には興味のない子には、退屈な時間だったかもしれません。

一人一人の子どもが何を感じていたのかわからないので、
私は想像することしかできないのですが、
教科書に載っている作品を絵本で読むときは、少し慎重になろうと思いました。

反応はないけれど、何か心の中で感じてくれているんじゃないか・・・

ストーリーテリングを何十年も続けている方が、

「おはなしは反応がわかるからやりやすいけれど、絵本はわからないから難しい」

と言っていた言葉の意味が、よくわかる気がします。

選書に関しては、まだまだ修行が必要ですが、
作品をしっかり読んでおくことは事前にできるので、
字が読みにくい本は、日ごろから読み込んでおこうと思いました。

こういう日もある!まだまだ読み聞かせのチャンスはあるので、
今日学んだことを次の読み聞かせに活かしたいです。

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【今日(昨日)読んだ絵本】

★ こいでやすこ 作・絵 『おおさむこさむ』 福音館書店、2005年(こどものとも傑作集)。
「動物好きな娘はこの絵本の絵がお気に入り。読み聞かせボラで読むなら立春前くらいまで。」(163/200 絵本)

★ ラッセル・E・エリクソン 作/ ローレンス・ディ・フィオリ 絵 佐藤涼子 訳 『ウォートンのとんだクリスマス・イブ』 評論社、2008年。
「息子のお気に入りのシリーズ。男女問わず楽しめる。出てくる料理が面白い!」(29/50 児童書)

読み聞かせボラで人と繋がる

2014年09月17日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
先日書いた記事から、1週間も空いてしまいました(笑)

児童書の新刊紹介もあったので、すぐに記事を書きたかったのですが、
今月は単発の仕事が入ってしまい、そちらに時間をとられています。
暇さえあれば仕事関係の本ばかり読んでおり、休む時間がなくクタクタです。

昨日カレンダーを見たら、次の日に読み聞かせボラと書いてあり、
焦りながら図書館で借りてきた絵本の中から選書しました。

今度の読み聞かせボラの時に読もうと思い、
気になる本を10冊ほど借りておいたのです。

バタバタしながらの選書でしたが、意外とすんなり決まりました。
秋を感じる絵本を一冊、元気が出てくる耀絵本を一冊、
疲れ気味な時期だからこそ、元気が出てくるような本がいいと思ったのです。

体はクタクタで、もう今日は休もうかと思ったのですが、
こんな時こそ子ども達の前に立とうと思い、読んだところ、
元気をたくさんもらうことができました。

今日担当したクラスの中に、知っている子が何人かいたからか、
子ども達に見守ってもらいながら、絵本を読めた気がします。

欲を言うと、もっと絵本を読む練習ができていたらよかったのですが、
バタバタした中でも何回か練習をしたので、今回はよしとします。

終わった後に、読み聞かせボラのメンバーとおしゃべりをしながら、
絵本のことなどを話していたのですが、
イベントを一緒にやるメンバー以外とも、ずいぶん仲良くなりました。

そして、コンスタントに同じ活動をしていると、仲間意識がわいてくるというか、
人間関係を頑張って築こうと思わなくても、
自然と繋がりが気付けていけているいことに気が付きました。

絵本を通じて、たくさんの人と見えない糸で繋がるようになってきたようです。
無理せず、細く長く続けていこうと思いました。

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【今日(昨日)読んだ本】

後ほど・・・。

久し振りの読み聞かせボランティア

2014年09月04日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
やっと夏休みの宿題から解放され、ホッと一息ついています。
夏休みはとにかく大変だったので、しばらく休みたいです・・・

さて、息子の通う学校では、9月から2学期が始まり、
昨日今学期最初の読み聞かせボラに行ってきました。

私は今まで小学校低学年を担当することが多かったのですが、
今学期から中学年も担当することになります。

息子より上の学年というと、あまりイメージがわかないのです。
なので、来年には高学年になる子ども達が読んでもらいたい絵本って何だろう?と思い、
この日は何冊か絵本を持参し、子ども達に絵本を選んでもらいました。

選ばれた絵本は、こどものともの傑作集などは外され、
テーマ性の強い絵本への関心が高かったので、こういう絵本が好きなのか!とわかり、
学年に合わせた選書は今後の課題となりました。

子ども達は笑いなど全くなく、とにかく静かに聞いていましたが、
真剣に聞いているのが伝わってきたので、
読み手がしっかり下読みをしていないと、子ども達にはテーマが伝わりにくいと思いました。

今回私は読んでいて、何度かつっかえてしまった点が反省。
極力つっかえない方が物語の世界に入りやすいですから・・・

なんとなく中学年の好む絵本がわかったので、次回はその手の絵本を熟読してから、
当日に備えたいと思います。

小2の息子にいいと思う絵本が家にあるのですが、なかなか興味を示しません。
けれど、このくらいの年齢になると、興味を示すことが分かったので、
何だか少し安心してしまいました。

心の成長に合わせて、読む絵本も変わってくるのだと・・・

我が子の心の成長も、温かく見守っていこうと思います。

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【今日(昨日)読んだ本】

★ パット=ハッチンス 作・わたなべしげお 訳 『ロージーのおさんぽ』 偕成社、1975年。
「息子と娘が一緒に楽しめる絵本。絵がしっかり物語っており、内容も面白い。」(78/100 再読)