MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

今年も一年お世話になりました

2013年12月29日 | 管理人からのお知らせ
今年も残すところあと二日となりました。
せっかくなので、今年の出来事をブログと絡めて振り返ってみたいと思います。

今年は4月に下の子を保育園に預けることができるようになってから
絵本の勉強に力を入れ始めました。

しかし、春、夏の頃は勉強したことをこのブログにまとめる習慣はまだなく
ブログもほとんど更新していなかったのですが
秋に入ったころから、勉強したことを活字にまとめることで
絵本の勉強に対するモチベーションを上げようと思い、ブログを頻繁に更新し始めました。

私がこのブログを頻繁に更新している時は、勉強をしている時です。

特に、一人で勉強をするというのは孤独な作業で
勉強をさぼっても誰も注意してくれません。

なので、ブログを書くことで、「絵本の勉強をするぞ!」
と宣言し、「言ったからにはやらなければ!」
ということで、自分を追い込んで勉強しているのです(笑)

おかげさまで、ブログに読み聞かせボラのことを書いたりすることで
私の絵本の勉強に対するモチベーションはかなり上がりました。

反省すべき点などもはっきりしてきたので、問題を改善しやすくなったのです。
これは私にとって、大きな進歩でした。
もっと前からブログに感想等を書いていればよかったと思うほど!

ずっと更新をしていなかったブログには、ほとんど人が来ていなかったので
誰も読まないだろうと思っていたのですが
最近はポツリポツリと、読んでくれる人が出てきました。

ブログは読者向けというよりは、自分の気持ちを整理するために書いているため
かなりマニアックな内容も多いのですが
同じような境遇で悩んでいる人たちと、ともに向上し合えたら嬉しいです。

また、絵本の勉強をしていない方でも、
当ブログを読んで、少しでも絵本の読み聞かせに関心を持っていただけたら幸いです。
そのため、マニアックでありながらも、
できるだけわかりやすく書くよう心がけたいと思います。

本年もお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

仕事をしても子育てをしても、人は成長することができる

2013年12月29日 | 母校&恩師
今日は大学時代のサークル仲間が主催してくれた忘年会へ
何年かぶりに参加してきました。

私は通信制大学出身なのですが、
当時、通学の学生達が活動しているサークルに所属していたので
大学には通信の仲間と通学の仲間(サークル仲間)の両方がいます。

人生で一番はじけていた時期と言えば、真っ先に大学時代を思い浮かべるほど
私にとって大学時代は楽しいものでした。
青春を謳歌した仲間とは、何でも話せ
この年齢になっても自分の夢を熱く語り合ったりすることができます。

そんな仲間と久々に語り合い「私は私なりに成長していた」
ということに気が付くことができました。

自分はすっかり社会から取り残されてしまったことに負い目を感じていたのですが
子育てや絵本の読み聞かせボラ等をすることで
自分と向き合い、成長しようと私なりに努力していたのです。

よその子の成長はすぐにわかるのに
自分の子供の成長はいまいちわからないのと似ています。

テストの点が70点だと、間違えた30点ばかり叱られますが
70点はあっていることををほめてあげたいですね。
お母さんも子供も、よく頑張っているのだと思います。

頑張ろう!という気持ちがあるうちは、成長していけると思いました。
ダメだと思ったらこそまで。限界を設けなければもっと成長できる。
私はまだまだこれから!

そんな気持ちになれたのは、サークル仲間が私のことを
気持ちよく受け入れてくれたからだと思います。
みんな素敵な年の重ね方をしていていました。
いくつになっても刺激的な仲間です。

人の持つ温かみの大切さ、
人を受け入れることで生じる安心感。
子どもも大人も、等身大の自分を受け入れてもらいたがっている――

今、無我夢中で子育てをしているお母さんたちの頑張りを
もっと肯定していく活動ができないか?
私にできることは、お母さんたちの声を代弁していくことでは?
そのために私にできることは――

私はこうして息抜きができたけれど
すべてのお母さんがこのような息抜きをできるわけではないので
子育てママが息抜きをするための仕組みが必要だと思いました。

にほんブログ村 子育てブログ 子供への読み聞かせへ←ブログ記事が少しでも参考になりましたら、ポチッとお願いします♪
にほんブログ村

一人読みらしきことをしている息子

2013年12月27日 | 我が子の読書
息子が冬休みに入ってから、私も息子も家で過ごす機会が増えました。

私としては息子には外で遊んでもらいたいのですが
家の中でおもちゃで遊んだり、本をじっくり&パラパラ読んだりして
マイペースに過ごしています。

「最近寝る前に絵本をなかなか読めないから、今読もうか?」

と声をかけたところ、もってきたのは
先日サンタさんからもらった『こども大図鑑 なんでも!いっぱい!』でした。
本の名前をクリックすると本の詳細が載っている別館ブログに飛びます。

恐竜の項目を読まされたのですが、自分で読むほうが楽しいと思ったのか
「自分で読む!」と言って、一人で読み始めました。

私は息子が本を読んでいる時、特に口出しをしないので
彼が何を考えているのか、全くわかりません。

絵を眺めているだけなのか、字を読んでいるのか、適当に飛ばし読みしているだけか
よくわからないのですが、図鑑も本も大好きでよく一人で見ています。

本当は、感想とかを聞きたいのですが
感想とかを聞いてしまうと、私が口を挟んでしまいそうな気がするので
敢えて何も聞かないようにしています。

口出しは宿題だけで十分かなと思いまして(笑)

夜は実業之日本社から出ている『世界の民話』の本を一人で眺めて(?)いました。
この本はストーリーテリングで使えるおはなしがたくさん載っている本なのですが
漢字に振り仮名がついていないので、一人で読んでいてもわからないと思うんです。

字も小さいですし、挿絵もほとんどありません。
けれど、真剣に本を見ているので、少しはわかっているのか・・・
親としては気になるところですが、本人のしたいようにさせています。

そして『あたまをつかった小さなおばあさん』という翻訳児童書も眺めていました。
お風呂に入る時間だったので、本を読むのをやめるよう伝えると
しおりをはさみ、しぶしぶ本を閉じました。


これは私の予想ですが、おそらく息子は私が以前に読んだおはなしなどを
自分で読んでいるのかな・・・という気がします。

いきなり新しい本を読む自信はないけれど
親に読んでもらった本なら、以前読んでもらったイメージを手掛かりにして
本を読むことができると思うので。

息子流の読書を楽しんでいるのかもなぁ・・・と思いました。

しばらく息子流読書を見守りたいです。

勉強に直結するような本とのかかわり方ではありませんが
本とはいい信頼関係を築けているので
この信頼関係の方を大事にしていこうと思います。

こうやって少しずつ、一人読みの世界に入っていくのかな・・・

息子を見ながら、そんなことを感じました。

【管理】別館ブログを立ち上げました

2013年12月27日 | 管理人からのお知らせ
先日話しに出ていた、このブログの別館を作ることを検討していた件ですが
前回の記事はこちら
試しに作ってみました。

まだお試し段階で、続くかわかりませんが
絵本の表紙や作者、値段、その絵本につい手がわかるように
細かく別館には書いています。
まだお試しの段階なので、人には紹介していません。

本当はこちらと一本化できたらいいのですが
gooブログは月に500円を払わないと楽天やアマゾンから画像をもってこれないので
有料となると、今は払えても払えなくなったときに過去ログを残すとき大変なことになるので
しばらくは分けて書こうと思っています。

けれど、分けて書くのは疲れますね(^_^;)
二つもブログを書く余裕はないのに
なにやっているんだろう??と思うのですが
絵本の紹介はやっぱり絵があってなんぼだな~と思うので、ついつい書いてしまいます。

別館のブログへ完全に引っ越すことも考えたのですが
もうしばらく併用して、様子を見てみようと思います。

ランキング参加も考えているのですが
わりとコッソリ細々とやっているブログなので
宣伝しない方がいいかな~と思う反面
ある程度読み手がいた方が書く側のモチベーションも上がるので
その辺はどうしていこうか考えているところです。

別館も絵本のことがわかる程度に書くだけの予定だったのに
いつの間にか熱く語ってしまい、絵本が好きなんだな~と思いました(笑)

けれど、絵本の紹介を書くのなら、もっと勉強をしないといけないなと
同時に思いました。

ブログに書く行為は、読み聞かせのように相手の反応が見えず
ある意味孤独な作業だったりするのですが
ROMしてくださっている方もいらっしゃるので
自分らしいブログを書いていけたらと思っています。

読み聞かせは母子の心が穏やかになる

2013年12月26日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
ここ数日、疲れ気味でイライラすることが多く
日中子どもに絵本をゆっくり読んであげることができませんでした。

しかし、子どもが寝る前に絵本を読む時間は大事にしています。
下の子の寝かしつけに時間がかかる時は、自館の都合上、上の子に読んであげられませんが。

保育園児の娘と接する時間は、普通のお母さんよりも短いので
私はいつも娘との時間は「量より質」を大事にするようにしています。

今日は寝る前に、こんな絵本をリクエストされました。

1)ブルーナ作/いしいももこ訳『ゆきのひのうさこちゃん』(福音館書店)
2)きむらゆういち作『いいこでねんねできるかな』(偕成社)
3)マーガレットワイズブラウン作/クレメントハード絵/瀬田貞二訳『おやすみなさいおつきさま』(評論社)
4)にしまきかやこ作『わたしのワンピース』(こぐま社)

1)『ゆきのひのうさこちゃん』はクリスマスプレゼントにもらった絵本で
ここ数日かなり気に入っています。息子も読んだりするほど(笑)
この絵本の詳細についてはこちら←別館ブログに飛びます

2)『いいこでねんねできるかな』は、きむらゆういちのしかけ絵本シリーズの一つで、
ちょっとカジュアルな絵本ですが、自分でめくるのを楽しんでいます。

3)『おやすみなさいおつきさま』は原書も素敵ですが、瀬田貞二のやさしい語り口調にもウットリ。絵も素敵です。
この絵本の詳細についてはこちら←別館ブログに飛びます

4)『わたしのワンピース』は寝る前にもオススメ。流れ星が描いてある字のないページが私はお気に入り。

こうした絵本を読んでいると、私まで穏やかな気持ちになります。
娘が寝る前に絵本を読んでもらうのを楽しみにしているように
私も寝る前に絵本を読むのを楽しみにしているのです。

寝る前の絵本タイムは癒しの時間。
嫌なことがあったりしても、絵本を読んでいると
気持ちがリセットされ、その日の嫌だったことを忘れることができ
気持ちよく眠りにつくことができます。

それは私も娘も同じです。

眠りについた1歳の娘を見ていると

こうやって絵本を読んでいたことなんて
大きくなったら忘れてしまうんだろうな

と寂しく思う反面

この本を子ども達が大きくなったときに読んだら
子ども達が小さかった時の頃を、鮮明に思い出せるんだろうな

と嬉しく思う気持ちもあります。


私は子育てが苦手で、息子が赤ちゃんの頃、育児ノイローゼになったりしましたが
絵本の読み聞かせに出合ったから、かなり子育ての負担が軽減されました。

自分一人だったらわざわざ絵本を読まないだろうけれど
子どもにもってこられると、読むきっかけができます。

読んでみると、とても楽しい!
子どもに絵本を読んでいるのに自分も絵本を楽しめるなんて
なんだか得した気分です。

子育ては苦手だけれど、絵本を読むのは楽しいから
読み聞かせを励みに、子育てをやっていけるかもしれない。

そう思ったのは息子が1歳半くらいの頃でした。
その頃絵本の読み聞かせに出合ってから、ずっとハマっており、現在に至ります。

育児が苦手だけれど、絵本を読んでいると気持ちが楽になる・・・

そんな私のようなママさんが、もしかしたらいるかもしれません。
子ども達だけでなく、ママさんにも
絵本の読み聞かせの魅力を、伝えていけたらいいなと思いました。

サンタクロースの存在

2013年12月24日 | 我が子のこと
今年もクリスマスがやってきました。

サンタさんの存在をかたくなに信じていた息子も
クリスマスプレゼントに○○を買ってもらうといった話を
友達から聞くようになり、存在を疑い始めました。

しかし、イブの夜はお手伝いを珍しくきちんとし
サンタさんに手紙を書いて玄関に貼り
枕元に靴下を置き、早々と寝てしまったのです。
プレゼントをもらうために、いい子をアピールしていたのでしょう(笑)

どこまで信じており、どこまで疑っているのかはよくわかりませんが
いるかいないか決めつけないで
おそらくいるのではないか?という気持ちで
一緒にクリスマスを楽しめたらと思っています。

ちなみに今年のクリスマスの朝、枕元に置いてあったプレゼントは
息子が一番ほしいものではありませんでした。

だからか、「ヤッターッ!!」
という喜びの声ではなく「これはなんだ?!」といった反応でしたが
早速プレゼントのアナログなスポーツゲームで夢中になって遊んでいました。
息子はスポーツ大好き少年です

それと一緒に米田でんじろうが監修している
『なんでも!いっぱい!こども大図鑑』も添えておきました。
外部リンク参照 MAYU CLUBの別館に飛びます
本好きとしては、ちょっと特別な本もプレゼントしておきたいのです(笑)

小学校登校前の忙しい時間だったので、じっくりと遊べませんでしたが
学校から帰宅したら、朝の続きを楽しむことでしょう。

小学1年生、テレビ&携帯ゲームの人気もありますが
我が家はもうしばらくは、アナログで行こうと思います。

クリスマスの朝、サンタさんに用意しておいたクッキーはなくなっており
息子と娘宛の手紙が置いてありました。
内容は秘密だと言って教えてくれませんでした。

それにしても、事前にサンタさんに手紙を書こうと話していたのに
やっぱり書いたのは直前(イブ)でした。
もうちょっと早めに書いてくれると助かるのですが・・・(笑)

ボイストレーニングをやってみたい!

2013年12月22日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
昨日、趣味の合唱サークルに参加してきました。

もともと歌が好きなのもあるのですが、
歌の発声練習は読み聞かせにも応用できるので
自分の声の状態を知るために、出ていることが多いです。

学生時代はお芝居などが好きで、ボイストレーニングをしていたからか
そこそこきれいな声をしていたのですが
腹筋や呼吸法を大事にした発声をしなくなってから、どんどん声の質が落ちていき
大きな通る声が出にくくなってしまいました。

自治体主催の読み聞かせの研修講座などに行っても
ボイストレーニングまではなかなかやりません。

本当は読み聞かせ専用のボイストレーニングを受けたいのですが
どこでやっているのか、なかなかみつけることができないです。

合唱だと「ホッホッホッホッホッホッホッホッ~」
など、裏声での発声になってしまうので
普通の声で発声をしてみたいです。

我が子に絵本を読むときは、声のことは気にしないで
穏やかな気持ちで子どもに寄り添うように読んでいるのですが
小学校などの人前でとなると、やっぱり声のことが気になります。

とりあえず、しばらくは深く息を吸ってゆっくり吐いたり
舌の体操をするなど、なんとなく声を出すのによさそうなことを
毎日続けて、様子を見ていたいと思います。

1,2歳児が楽しめる絵本を手元に置きたい

2013年12月21日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
上の子(息子)が1歳の頃、私は本にお金をかけたくなくて
絵本がほしくても、買うのをぐっと我慢していたのです。

図書館などですませていたことも多かったのですが
やっぱり手元にあると嬉しいみたいで
下の子(娘)が産まれてからは、。息子が1,2歳の時に
図書館で借りていた本を買うようになりました。

以前は

できるだけ長く楽しめる、少し大きい子向けの絵本を買おう!

と思っていた時期がありましたが、
最近は買う絵本ときたら、小さい子向けのがほとんどです。

娘が大きくなったら、もう1,2歳向けの絵本を買うことが
なくなっていくでしょう。
3,4歳向けの絵本なら、これからも買う機会があります。

私は出来るだけ、今の娘の年齢に合った絵本を
いっぱい楽しみたいす。

そして、いつか乳幼児向けの読み聞かせをするときに
娘に読んだ絵本を使って読むのが夢です。

あとは小1の息子が思いの外、1歳2歳向けの絵本を気に入っているので
昔読んであげられなかった絵本や、図書館で借りた絵本などを
今手元に置いて、読んであげたいという気持ちもあります。

息子と娘が一緒に楽しんでくれる絵本。
それが、1,2,3歳向けの絵本であることが多いので。

娘に絵本を読んでいると、息子も喜んで聞きに来る・・・

このかけがえのない時間を大切にしていけたらと思います。

子ども達、いっぱい甘えたかったのね

2013年12月20日 | 我が子の読書
師走はなにかと雑務が多く
このところずっと忙しい日々が続いていました。

だからでしょうか。1週間ほど前から下の子が
ものすごく甘えてくるようになり、保育園に迎えに行くと
「だっこ!」「だっこ!」と連呼するようになりました。

少し前までは抱っこよりも、一人でお散歩を楽しむのが好きだったのですが
ここ数日、ず~~っと抱っこをしたまま家に帰っていました。

家で何冊も絵本をリクエストされ、10回ほど読むのですが
こちらも疲れきっています。
それでも絵本をリクエストしてくる娘に

「ママ、今日はちょっと疲れているから少し休んだらまた読むね」

と言って私が横になった時
娘も私の横にくっついて、眠ってしまいました。

数時間後、

ちょっと寝るつもりが1時間も寝てしまった!

と、目が覚め、急いで子ども達の寝る支度をしていると
またまただっこコールが始まりました。

しばらく抱っこをし、寝る前の絵本を読んでいると
息子がやってきて、寝る前の絵本を一緒に聞いていました。

この子たちにとって、母親とのゆったりとした時間は
何にも代えがたい、かけがえのない時間のようです。
なんだかんだいって、二人とも小学校や保育園で頑張っているので
家では母親のぬくもりに包まれて、ホッとしたかったのだと思います。

絵本を読み終わった後、『あかいはな』(リンク先参照)のわらべうたを何回か歌っていると
娘は嬉しそうに小さな声で口ずさみながら、スヤスヤ眠ってしまいました。

上の子も、かすかに聞こえてくるわらべうたを聞きながら眠ってしまい
そのあと起きて家事をやろうと思っていた私まで
子ども達と一緒に朝までスヤスヤと眠ってしまったのでした。

ストーリーテリング講座に参加

2013年12月19日 | ストーリーテリング(おはなし)
年の瀬で何かと忙しいのですが
先日ストーリー手リングの講座を受けたので
忘れないうちに感想等を書いておきたいと思います。

私が初めてストーリーテリングに出合ったのは
八洲学園大学で司書の資格を取り始めたころ
確か、今小1の息子が2,3歳の頃だったと記憶しております。

高鷲志子先生の「児童サービス論」のWEB授業を受講していた時
先生が「おいしいおかゆ」や「エパミナンダス」のおはなしを語ってくださいました。

なので、私は30代になってから「おはなし」というものを初めて知ったのです。
初めてお話を聞いた時は、まだおはなし慣れしておらず
頭におはなしが入ってくる前に、どんどん話をしていってしまうため
おはなしをゆっくり味わう余裕がなかったのです。

しかし、おはなしに慣れてくると
おはなしを聞く余裕が出てきて、頭の中でもおはなしの世界を
イメージすることができるようになってきました。

それから1年後くらいに、地元でストーリーテリング(おはなし)の講座があったため
申し込み、数回受講をしたのですが、覚えることがストレスになってしまい
最後まで受講したものの、ストーリーテリングは自分には合わないと思い
おはなしと距離を置くことになりました。

それから下の子の妊娠や出産があり、ストーリーテリングと関わる機会が
あまりなかったのですが、地域で絵本の活動をしている方が
おはなしを語る人だったので、下の子を預けられるようになってからは
おはなし会などに足を運び、聞く側としてお話を楽しんでいました。

上の子も小学生になったので、そろそろお話を語ってみたいな・・・
でも覚えるのはストレスになるから私には合っていないし・・・

と思い悩んでいたところ、おはなしの入門講座があることを教えてもらい、
受講しよう!と思い、先日参加してきました。


講座に参加した感想ですが、おはなしはテクスト(文章)をかなり掘り下げて読むので
文学研究をしてきた私からすると非常に魅力的な作業です。

実際語ってくださったストーリーテラーの方はとっても素敵で
絵も何もないのに、その場で先生がおはなしを語り始めると
おはなしの世界の絵がはっきりと見え
それは絵本の絵よりも豊かな絵で、とても暖かな世界でした。

なので、ものすごくおはなしに興味があるのですが、
小さい頃、ピアノの発表会で頭が真っ白になって
暗譜した曲をすべて忘れてしまった経験がトラウマになり
何も見ないで語ることに自信がないことを先生に相談しました。

先生からは

「それは乗り越えるべき壁」

といったアドバイスをいただき、私は妙に納得してしまいました。

私自身、過去の大失敗をずっと引きずっており、それが怖くて
おはなしに近づくことができませんでした。

けれど、興味はあるんです。
興味はあるのに、その過去のトラウマが邪魔をして
おはなしをやる勇気が持てませんでした。

当時は司書の勉強をしたり、下の子の妊娠出産などもあり
時間的な余裕がなかったのもありますが
今は少し余裕が生まれ、上の子もおはなしに関心を持つようになったので
今ならできるかも?
と、少し思えるようになってきました。

自分の心に嘘をついて、無理しておはなしを覚えようとは思いません。
けれど、本を見ないで子供に話してみたいという気持ちが強くなってきたので
今回、1つでもおはなしを覚えて語れるようになれたら・・・と思っています。

絵本の読み聞かせが好きな私ですが
ストーリーテリング(おはなし)には、絵本の読み聞かせにはない魅力があります。

私はトラウマを乗り越えて、おはなしを語れるようになれるのでしょうか?

その後のことはまだ決めていませんが
やってみたいと思ったら、続けてみようと思いますし
まだちょっと厳しいかも?と思ったら
無理のない範囲でお話を聞いたりして楽しもうと思います。

【管理】別館ブログの作成を検討しています

2013年12月19日 | 管理人からのお知らせ
gooブログを利用し始めてから10年近く経つのですが
ブログの目的が少しずれてきたので、別館ブログを作ることを検討しています。

近年MAYU CLUBは私が勉強のモチベーションを保つために
勉強したことなどをブログに書き留めていたのですが
最近少しずつ読み聞かせ関係のブログに移行してきています。

「読み聞かせの勉強をしている人のブログ」

で行こうと思っていたのですが
以前からブログで書いてきた、樋口一葉研究会などのネタが出てくると
「なんじゃこりゃ?!」と新しい読者の方が混乱しそうな気がしまして・・・

私としては、昔ながらの勉強っぽい部分もブログでは大事にしていきたいです。
しかし、読み聞かせに関心がある人、持ち始めている人が等ブログを読む場合
研究会関係の話等はお固すぎるので、もうちょっと気楽に楽しめる雰囲気に
できたらいいなぁと考えています。

そこで、本館(このブログ)では今まで通り、文学研究、勉強ネタ等を中心とした記事を書き
新たに作る予定の別館では、絵本の紹介や子どもへの読み聞かせ関係について書けたらと思っている次第です。
本館はちょっとお堅い雰囲気で、別館は少しラフな雰囲気というイメージでしょうか。

とはいっても、日ごろからそれなりに忙しいので
二つのブログを管理できるか、非常に怪しいところなので
実現するかはまだわからないのですが、
そんな方向で考えているということをお伝えしておきます。

今後ともMAYU CLUBをよろしくお願いしますm(__)m






読み聞かせメンバーとクリスマスおはなし会を開催

2013年12月18日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日はいつもクラスでやっているおはなし会とは異なる
学年合同のおはなし会を開催しました。

前日に会場セッティングをしたり、とにかく準備が大変で
昨日急に予定が変更になったりしたこともあり、MCも大幅に変更(短縮)。
帰宅後、私自身、熱が急に出て寝込んでしまったのですが
なんとか朝には熱が下がり、朝一番に会場入りしました。

メンバーのみんながとても頑張ってくれて
それぞれの持ち味がとても出て、いい雰囲気のおはなし会になったのですが
私ときたら、100人近い子供たちに少し圧倒されてしまったのです。

いつもなら一人一人の子たちの顔が目に飛び込んできて
表情を見ながら目配りをするのですが、今回はそうもいかず・・・
子ども達の落ち着きがないのも少し伝わってきました。

担当していた紙芝居を読んだ時
子ども達は積極的に反応してくれたのですが
「最後のところをもっとああすればよかった!」
とあとから思ったりも。

いろいろ自分の気になるところが出てきて、落ち込んでいた時
先輩メンバーの方が

「最初からうまくはいかないよ。場数を踏んでうまくなっていくんだよ!」

と励ましの言葉をかけて下さり、少し気持ちが楽になりました。

読み聞かせボラ1年目というのは
すべてが思った通りにはいかないのだと。
その場に立って話すだけでも、十分なのかもしれません。
まるで社会人1年目の新入社員のような気分です(笑)


おはなし会の帰りに、子ども達が

「楽しかったよ!ありがとう!!」

と声をかけて、私の手にタッチをしてくれました。

子ども達のところに、少しでも気持ちが届いたのかもしれない。
私の手のひらも心も、じんわりと温かくなったのでした。

どうして何度も絵本を読む練習をするのか?

2013年12月16日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今週は小学校でクリスマスおはなし会があります。

今年の9月からどんな絵本を読むかをみんなで話し合い
クラスでするおはなし会の後に、何度も練習をしてきました。

私は紙芝居を担当するので、我が子が寝静まった後に
一人で目の前に学校の子ども達がいることを想定して
何度も何度も子ども達に話しかけるフリをしながら、紙芝居の練習をしていました。

「読むの上手だよね!」と周囲から言われますが
正直言って自分は読むのがそんなに上手ではないと思っています。

ゴニョゴニョ言ってしまうところがあったり
文章を読んでも、すぐに理解できず考えてしまったり・・・

なので、いつも人一倍下読みをするようにしています。
何度も読んで自信がついてくると、読むのに必死にならず
自分の絵本への解釈を乗せながら、絵本を読むことができます。

自然体で読めるようになると読み方が安定し
子ども達が絵本の世界に入りやすくなるので
読み手と聞き手が一緒に絵本の世界を楽しみやすくなります。

ゴニョゴニョなりそうなところなども、何度も練習することで、
クリアに聞こえるようにします。

読み手が何度も読むのにつっかかえたりすると
絵本の世界に入りにくなることがあるので
やっぱり極力つっかえないように読むことは大事です。


今日はおはなし会にMC(絵本と絵本の間のおしゃべり)を入れたバージョンで
何度か練習をしてみました。

回りくどくないか?読み手と対話になっているか?

以前、そうした即興が得意そうだと言われたことがあるのですが
実は苦手で、緊張して頭が真っ白になることがほとんどでした。

なので、おはなし会をイメージしながら、
何度も何度も練習をして、頭が真っ白にならない対策をとっているのです。


すべては目の前の子ども達のため――
あの笑顔のためなら、頑張れる自分がいます。

普段はあまり絵本に興味のない子が
嬉しそうなリアクションをしてくれたりすると
やった!!と心の中でガッツポーズをしてしまったりも(笑)


きっと当日は目の前の子供たちが応援してくれる。
読み聞かせメンバーも子ども達と一つになって
おはなし会を楽しむことができるでしょう!

そう信じて、明日はツメの部分を強化した練習に取り掛かりたいと思います。

面白くないと思った絵本を後日リクエストしてきたりも

2013年12月15日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
先日図書館で借りてきたミロコマチコさんの『オオカミがとぶひ』

息子は借りた当日は読んでも「面白くない」と言ってきたのに
今日は寝る前、この絵本を持ってきました。

一見、好みでないと思われる絵本が
子どもの中でどうひっかかっているかは
親の私でもわかりません。

息子はよく「オレ、本よむのすきじゃない」と言っていますが
一人で本をパラパラめくっています。

まぁ、本人からしたら、パラパラめくっているのは
読んでいる行為ではないのでしょうが
私からしたら立派なブラウジングだと思います。

先日は関心なさそうにしていたものの
心のどこかにひっかかっていたのか
今日はもう一度開いてみたいという気になったのでしょう。

息子と本の関係を見ていると
一人読みができなくても、もう十分いい関係が築けているので
そっとしておきたいという気持ちになります。

本を一人読みできなくても
彼は立派な絵本の世界の住人です。

児童書の新刊紹介に参加

2013年12月13日 | 講演会や勉強会
毎月図書館で行われている児童書の新刊紹介に今月も行ってきました。

今年、日本絵本大賞をとった、ミロコマチコ著の『オオカミがとぶひ』があり
手に取って読むことができました。

参加していたメンバーと

「この絵本は絵がいい!遠目で見ても絵がよくわかる」

「自分で読むより読んでもらう方がいい絵本だね」

「なんだか長新太の絵本と雰囲気が似ているね」

などと話していました。
こうした議論ができるのも新刊紹介のいいところです。

頭の固い大人だと「なんだこりゃ?」と思うかもしれませんが
子どもはすんなりこの絵本の世界を楽しめそうな気がします。
子どもの頭の中の世界が広がっている絵本なので。

このような勉強会を定期的に開催していただいて、とても助かっています。
日本子どもの本研究会でも新刊紹介があるのですが
そちらは本を厳選し、深くその本の特徴を語るのに対し
こちらは年齢の幅やジャンルが広く、かなりの冊数を紹介してもらえるので
最近出た絵本を幅広く知るのには向いています。

やはり勉強をする場があるというのは
読み聞かせをする者にとっては助かります。

今日はシリーズ絵本の新しいものが何冊か入っていたので
今度絵本を読んだ時は同じシリーズの絵本も持参しようと思いました。
せっかく図書館司書の勉強をしてきたのですから
図書館を利用するためのしかけを、絵本を読むときに作るよう心がけています。


ちなみに、息子には日本絵本大賞をとった『オオカミがとぶひ』は
イマイチだったようですが、借りてきた乗り物が出てくる新刊は
(たしろちさと著『まちのじどうしゃレース』)
喜んで寝る前に私のところへ持ってきました(笑)