MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

息子が少しずつ図書館を利用するように・・・

2015年04月29日 | 我が子の読書
私は地域の図書館(分館)へ週に1回ほど足を運び、
絵本などを10冊~20冊ほど借りて自宅に帰ります。

上の子が幼稚園児の頃から、一緒に図書館へ行き、本を借りていたので、
上の子は小学生になったら、自分で本をどんどん借りてくるだろうと思っていたのですが、
図書館には全く寄りつきません・・・

そのくせ、私には「図書館から本借りてきた?」

と何度も聞くので、「そんなに本を借りたいなら、自分で借りてくればいいのに」
と、いつも思っていたので
「図書館で借りたら?」と声をかけるものの、借りる気配がありません。

どうしてだろう?と不思議でならなかったのですが、
最近やっとその原因がわかりはじめてきました。

数ヶ月前に図書館で息子の好きなレゴブロックに関する本を
図書館で予約したのですが、最近やっとその本を読む番が回ってきたときのことです。

息子が読みそうな本は、いつも私が自分のカードで借りていたので、
私は自分の本を借りることができず、困っていました。

すると息子が

「ママ、オレのカードを使って本を借りていいよ」

と言ってくれたので、図書館のサイトから、
息子のカードを使って、探していた絵本とCDの予約を入れることになったのです。

しかし、原則的にはカードを持っている本人でないと、
本を借りたり受け取ったりはできないと伝えたところ、
一緒に図書館へ行き、予約した本とCDを受け取ることに同意してくれました。

そして図書館に着くと、息子は嫌そうな雰囲気ひとつなく、
自分のカードを出して、図書館員の人から資料を受け取っていました。

どうやら息子は、図書館で本を探すのは苦手なものの、
希望する資料の予約や取り寄せてをパソコンで行い、
図書館で受け取ることに関しては、抵抗がないようです。

私としては、本棚をブラウジングし(見て探し)、
本を手に取ってくれるのが一番いいと思うのですが、
そうしたことが苦手な子(人)もいることがよくわかりました。

自分が読みたいと思っている本を事前に予約し、
受け取るだけならできるので、今後はWeb予約を行い、
息子が図書館に本を受け取りに行く習慣をつけたいです。

そうしたことを繰り返すことで、図書館に行くことの
敷居が低くなったら・・・と思います。

自分が興味のある本を探すのが苦手な子の、本探しのお手伝いは
とても大事であることを、感じずにはいられない一日でした。

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【今日(昨日)読んだ絵本】

★ 新田太郎 監修 『くらべる100年「もの」がたり 4 町の道具と乗り物』 学研教育出版、2015年。
「絵本の形をした写真の図鑑。子どもが一人で読むのに最適!物語が苦手な子におすすめ。」

★ すぎうらさやか 絵・文 『あかずきん』 白泉社、2009年。
「娘が図書館で選んだあかずきんの絵本。見た目はかわいいのですが、ストーリーがデフォルメされていて私にはイマイチ。」(171/200 絵本)

増え続ける絵本の置き場 4 ―面だし絵本棚を活用する―

2015年04月21日 | 絵本とインテリア
先日書いた「増え続ける絵本の置き場 3 ―手持ち絵本を厳選する―」の続きです。

先日リビングの絵本棚の画像を公開したところ(1)、
ご意見をいろいろいただいたので、
やっぱり絵本好きな人の絵本棚はどうなっているのか興味があるのだなぁ~
と思いました。(私も興味があります!)

なので、あまり部屋の画像を公開するのは好きじゃないのですが、
狭い部屋の中で、どんな風に絵本を置いているのか?どんな工夫をしているのかを、
少しだけ紹介したいと思います。

画像はキッチンの対面カウンターの下の面だし本棚(本の表紙を見せて置ける本棚)です。



幅80センチのタイプで、重ねないで入れた場合、だいたい12冊~14冊入ります。

ちなみに、画像の左側に見えるのは子ども新聞入れ。
息子のお気に入りで、子ども新聞はいつもここに入れており、
右側にはストーリーテリング(おはなし)の本を置いています。

以前は面だし本棚が二つあったのですが、二つを別々の場所に置いていたからか、
「壁があるから、空いているからここに置こう」という置き方になってしまい、
子ども達が素通りし、せっかくの面だし本棚も威力を発揮しませんでした。

なので、子どもが食事のローテーブルの前に座った時、自然と目が行く場所に、
面だし本棚をひとつ置くようにしています。
面だし本棚がひとつだけでも、置く絵本を厳選すれば、十分効果を発揮してくれます。

ここには図書館で借りた本、最近よく読んでいる絵本、
絵本の配本サービスから届いた絵本、下の子がよく読んでいる絵本、
手に取ってくれたら嬉しい絵本などを厳選して置き、
常に季節感や、関心事が集まった雰囲気をかもし出すよう心がけています。

こうした面だし絵本棚の絵本の後ろにも2,3冊重ねて絵本を重ねて入れる人もいますが、
子どもが絵本を出したり戻したりがしにくいと思うので、
重ねても2冊までにする方がいいです。

大量に絵本を収納する本棚ではなく、絵本の表紙を見せるための本棚なので、
表紙を見せることにこだわらない方は、普通の絵本棚を買った方が、
絵本の収納力があり、場所もとらないですみます。

あの絵本もこの絵本も・・・と、欲張って入れると、
せっかくの面だし絵本棚がゴチャゴチャした印象になり、
絵本の表紙が埋もれてしまうので台無しです。

面だし絵本棚はゴチャゴチャさせずにスッキリ見せる。

子どもが絵本を取り出しやすいことも一つですが、
インテリアの一つでもあると考えてみると、イメージがわきやすいかもしれません。

・・・と言っておきながら、私もついつい入れすぎてしまうんですが(笑)

面だし絵本棚は、兄弟がいるなら横幅80~90センチあると余裕がありますが、
スペース的に難しい場合は、横幅60センチくらいでも、
本を厳選すれば十分活躍してくれますし、美しい絵本の表紙を存分に楽しむことができます。

ちなみに、こうした家具を買う時は、ものすごく大きなものよりは、
レイアウトが変わった時に、他の部屋でも使えるサイズにしておくと、
子供の成長に合わせて、置く場所を変えて使い続けられると思います。

我が家の面だし絵本棚も、もともとはここにあったのではなく、別の場所にありました。
ローテーブルの位置が変わった時に、ローテーブルの近くに置くことにしたため、
キッチンカウンターの下にやってきたのです。

もし面だし本棚を購入したいと思っている人がいたら、
サイズや使い勝手などを、よく考えて検討することをおすすめします。

見た目を気にする人は、他の家具と隣り合わせにして置いた時のバランス、
欲を言うと、部屋の雰囲気に合っているかもチェックし、
絵本が置ける数にこだわる人は、横に何冊置けるか、
重ねておくと何冊まで入るかなども、チェックしておくと失敗しにくいです。

面だし絵本棚を使わなくても、絵本の表紙を見せることはできるのですが、
面だし絵本棚だと、子どもが絵本を取り出しやすく、片付けやすいので、
子どもが小さい家ではかなり重宝すると思います。

表紙を見せる分、収納力には欠けますが、絵本の表紙が目に飛び込んでくる生活は、
心を豊かにさせてくれることでしょう。

限られた空間に、芸術的な絵を気軽に飾ることができるので、
手持ちの本の表紙をいつまでも眺めていたい方にもおすすめです。

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【注】

(1) 過去ログ「増え続ける絵本の置き場 2 ―絵本棚作りの工夫―」参照。

【今日(昨日)読んだ絵本】

★ ローズマリー・マカーニー文 /西田佳子 訳 『マララさんこんにちは 世界で一番勇敢な少女へ』 西村書店、2014年。
「久々にグッときた写真絵本。マララさんのことをとても身近に感じられます。高学年の読み聞かせにも。」(169/200 絵本)

★ アーノルド・ローベル 作 /三木卓 訳 『ふたりはいっしょ』 文化出版局、1972年。
「がまくんとかえるくんシリーズが好きな息子。短いので、寝る前や隙間時間に読んであげられていい。」(170/200 絵本)

娘と幼稚園&小学生向けのおはなし会へ

2015年04月17日 | 絵本中心のおはなし会
昨日幼稚園の帰りに、娘と図書館へ行ったときのことです。

図書館のドアに

「今日のおはなし会は○○でやります」

と書いてあり、幼稚園児~小学生低学年向けのおはなし会が、
行われている日だということに気が付き、急いでおはなし会会場へ。

図書館が主催している、学童のお子さんの出席率の高いおはなし会でしたが、
こどものともなどの絵本が多く、娘にもわかる絵本が多かったので、
じっと立ちながら、食い入るように絵本を見ていました。

この日は参加者が多かったので、大型絵本を使って読んでもらったので、
子ども達がぐいぐいひきつけられていました。

やっぱり人数が多い場合は、絵が大きい方が
子ども達も絵本の世界に入りやすいような気がします。

大型絵本はそもそも、100人ぐらいの子を前にして読むために
作られたものらしいのですが、30人~50人ぐらいでも、十分楽しめます。

(縦長の部屋だと後ろに座っている子にも絵がよく見えていい)

今まで参加していた、1才から3才くらいまでのおはなし会に
もう参加できなくなってしまったので、寂しく思っていたのですが、
今後は幼稚園児~小学生低学年向けのおはなし会に、
ちょこちょこ参加しようと思いました。

上の子に長い絵本を読んでいるのを、横で聞いているので、
福音館の「こどものとも」くらいの長さの絵本は普通に聞けるので。


あと少し娘と一緒におはなし会に参加できるのかと思うと嬉しいです。

おはなし会終了後は、図書館で息子と娘の本を借りて帰ったのですが、
早速息子は借りてきた絵本を開き、夢中になって読んでいました。

これからはカレンダーに、おはなし会の日を書き込んでおこうと思います。

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【今日(昨日)読んだ絵本】

★ ヨシタケシンスケ 作 『りんごかもしれない』 ブロンズ新社、2013年。
「面白い思考の持ち主の男の子が、リンゴを様々な角度から見ます。兄弟のページが面白い!自宅向き。」(167/200 絵本)

★ ヨシタケシンスケ 作 『ぼくのニセモノをつくるには』 ブロンズ新社、2014年。
「『りんごかもしれない』に比べると少し難しい。読むならさまざまな視点をもてるようになる、高学年ぐらいからの方がよさそう。」(168/200 絵本)

増え続ける絵本の置き場 3 ―手持ち絵本を厳選する―

2015年04月16日 | 絵本とインテリア
先日書いた「増え続ける絵本の置き場 2 ―絵本棚作りの工夫―」の続きです。

今回はスペースの関係上、手放さざるを得なくなってしまった絵本について書いてみます。

私は数年前まで、

買った絵本はすべて家のリビングの本棚に入れて、
子ども達が気軽に手にとれるようにしたい!

小さいころ読んだ絵本もすべてとっておき、大きくなっても
気軽に手にとれるようにしたいし、私が読み聞かせボラでも絵本を使いたいし、
いずれ子どもが大きくなって、孫が生まれたら、絵本をプレゼントしたい!
老後は文庫を開きたい!


と、思っていました。

しかし、我が家のリビングは決して広くはないこと、
家の中の収納スペースが少ないこと、部屋が全体的に少なく狭いこと、
年の差のある異性の兄弟がいるため、物の量が多いこと・・・

さまざまな理由から、今の住まいでは難しいと判断し、
少しずつ手持ちの絵本を厳選していくことにしたのです。

(夢は完全に諦めたわけではありませんが)

我が家の場合、上の子は興味を示さなかったけれど、
下の子は興味を示した絵本などもあるので、線引きは非常に難しいのですが、
赤ちゃん絵本に関しては、上の子も下の子もほとんど関心を示さなかったものは
もうこれからも手に取らないと思うので、そうしたものから整理をしています。

リビングから一旦クローゼット内の書庫に移し、保留の状態にしておくのです。



半年から1年くらいかけて、手放してもいいと思えるようになったら、
年下の友達の子に、もし読むなら渡すよと声をかけたり、
小児科や児童館や保険センター、保育園や幼稚園などに声をかけ、
絵本を必要としている場合は寄付をします。

行き場がみつからないときの最終手段はブックオフ。
いずれにしても、捨ててしまうことはほとんどありません。
子どもが幼稚園で毎月もらってくる総合絵本は、処分してしまいますが。

手持ちの絵本を厳選するのは、あまり楽しい作業ではありません。
手放さなければいけない絵本が出てくるので・・・

しかし、この作業をしないと、新しい絵本を入れるスペースがなく、
新たに絵本を買うことをためらってしまうので、厳選してスペースを作るよう心がけています。

今はリビングに絵本棚がズラリと並んでいますが、
娘がピアノを習い始めたら、リビングにピアノがやってくるので、
子供の成長に伴い、リビングの環境は少しずつ変わっていくでしょう。

けれど、リビングのメインが絵本でなくなったとしても、
本を身近に感じられる生活は、続けていくつもりです。

手持ちの本を100%保管できなくても、子ども達への愛と、
ちょっとした工夫があれば、本を身近に感じてくれると思うので。

司書やボラの方の手によって、見違えるようになった学校図書館を見ると、
「子ども達に本を読んでもらいたい」という思いがあれば、
限られた環境の中でも十分に威力は発揮できると思いました。

100人いれば100通りのやり方があります。

子ども達に語りかける本棚を作るには、どうすればいいのか、
これからも私なりに精一杯、考えていきたいと思います。

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【今日(昨日)読んだ絵本】

★ ナショナル・ジオブラフィック・ソサエティ 監修 /きたむらまさお 訳 『動物たちのゆかいなしぐさ』 大日本絵画、2007年。
「娘が最近気に入っている絵本(?)。指で引っ張ると動物がリアルに動き出したり、動く図鑑のようですが、話の流れがきちんとあるので読み聞かせにも。大日本絵画の仕掛け本は作りが凝っています。」(95/100 再読)

増え続ける絵本の置き場 2 ―絵本棚作りの工夫―

2015年04月13日 | 絵本とインテリア
先日書いた「増え続ける絵本の置き場 1」の続きです。

前回のブログ記事で、絵本棚の画像を見てみたいといったコメントをいただき、
確かに、絵本好きな人の絵本棚を見る機会はなかなかないので、
少しだけ、我が家の絵本棚の紹介をしてみたいと思います。

下の画像は、我が家の8畳ほどのリビングダイニングの一部で、
こんな感じの低い本棚が、画像の倍くらい並んでいます。



下の子が立ったときに取り出しやすい高さに、
娘の今の年齢によさそうな絵本を入れています。

画像の本棚がある場所に、ほとんどの家はソファーや大型テレビを置いていると思いますが、
我が家はたくさんの絵本をリビングに置きたいたがめ、この二つは置いていません。

ちなみに、本棚がギュウギュウだと絵本が取出しにくいので、
子どもが一人で取り出したりしまったりできるよう、
仕切りの多い収納を使い、絵本が倒れてこないようにしています。

横に長い本棚とかは、絵本がたくさん入るのですが、
絵本を出した時、重みで他の絵本がズシーンと倒れてきて、
子どもだけでは絵本を戻せなくなることがあるので。

絵本は年齢別、ジャンル別などに分けて入れ、
どの辺の自分の読めそうな、好きな絵本があるか、わかるようにしています。

下の子はまだ字が読めないので、背表紙の色や本の大きさを手掛かりに、
絵本を探しているので、本棚の中身はシャッフルしていません。

本棚の背にシールを貼って、同じシールが貼ってある本棚に
絵本をしまうようにしています。

絵本をゆったり入れるならば、本棚がたくさん必要になりますが、
図書館などへ行くと、絵本がたくさんあるのに、絵本を探しにくいことがあります。

我が家は収納に余裕がありませんが、
子どもが絵本を探しやすい、取り出しやすい仕組み作りには積極的です。

絵本を置く場所を少し変える時は、子どもに必ず確認し、
どっちの方がとりやすいかなど聞いてみるなど、
子ども目線な本棚作りを心がけています。

ここまでくると、息子と娘専属の司書といった感じでしょうか(笑)

下の子がもう少し大きくなったら、本に関わる仕事がしたいので、
きっと今自宅でやっていることは、今後やりたいと思っていることに、
繋がっていくのでは・・・と思っています。

面だし絵本棚や、寝室横の本棚、クローゼットの書庫、納戸の隠れ本棚など、
いたるところに本のスペースがあるのですが、その辺は追々紹介していく予定です。

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【今日(昨日)読んだ絵本】

★ マリー=ホール=エッツ 文・絵 山内清子 訳 『モーモーまきばのおきゃくさま』 偕成社、1969年。
「『わたしとあそんで』とリンクする部分のある絵本。大人が読んでも発見がある。ピンク色の表紙は娘のお気に入り。」(166/200 絵本)

★ エリザベス・シュティーメルト 作/ 石原佐知子 訳 『50点先生と27人の子どもたち』 さ・え・ら書房、1981年。
「一つ一つのおはなしが短いので、寝る前の読み聞かせにおすすめ。子どもの共感をそそる児童書。」(30/50 児童書)

増え続ける絵本の置き場 1

2015年04月10日 | 絵本とインテリア
私は子供と絵本を読む時間がとても好きですが、
狭いマンションに住んでいるため、絵本を置くスペースについて、
いつも悩まされています。

今はリビングの壁面にずらりと並んだ低い本棚に絵本を入れているのですが、
定期的に絵本が送られてくるサービスを利用しているので、
あっという間に入らなくなるのです。

このサービスを辞めたら絵本が増えすぎないのですが、
子ども達がとても楽しみにしているので、昔から続けています。

最近は息子に送られてくる本が児童書になってきたので、
絵本より厚さが増し、さらに場所を取るようになりました。



頻繁に読むならまだしも、小学3年生となると、
読むのは多くても一回だけだというのに、
ずっと本棚を占領していたりするので、これまた大変なのですが・・・

時々本の背表紙を見ていたり、パラパラッと開いている姿を見ると、
やっぱりリビングに置いておきたいと思うのです。

リビングにはダイニングテーブルもソファーもなく、
ローテーブルが一つあるだけで、
そこで子ども達は宿題をしたり本を読んだり、ご飯を食べたりしています。

絵本を収納するスペースがないため、泣く泣く赤ちゃんの頃の絵本を手放し、
新しく入ってくる絵本スペースを確保することもしばしば・・・

お気に入りはとっておきますが、
狭い家では全部の本は保管しておけないのです。

これでも、本以外の持ち物はかなり見直して処分をしているので、
本は我が家ではかなりVIP待遇を受けいます(笑)

戸建だったら・・・あと一部屋あったら・・・もっと収納が多かったら・・・

と、欲を言いだしたらきりがないですが、
子ども達は我が家(この狭いマンション)が大好き。

子ども達が大好きな空間になっているだけで、大成功かも?!
と思いながら、今後も家族が過ごしやすい室内環境を整えていきたいと思います。

※ このブログ記事の続きは「増え続ける絵本の置き場 2 ―絵本棚作りの工夫―」参照。

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【今日(昨日)読んだ絵本】

★ 関根栄一 文・横溝英一 絵 『かもつれっしゃのワムくん』 小峰書店 1984年。
「息子が幼稚園の頃から気に入っている絵本。小学生になると細かいところにも気づけるようになります。」(93/100 再読)

★ アリスとマーティン・プロベンセン 作&絵 乾侑実子 訳 『動物げきじょう 21幕』 童話館出版、1997年。
「娘のお気に入り。物語というより、良質なお楽しみ絵本といった感じ。幼稚園児での楽しめるページがあります。」(94/100 再読)

子ども達と過ごす時間を大切にしたい

2015年04月07日 | 私の子育て
またまた久し振りのブログ更新です。

年度末は娘の保育園卒園(?)の準備で、
新年度は娘の幼稚園入園準備でバタバタした日々を過ごしていました。

春休みは子供が家にいるので、あまりパソコンを開きたくないのです。
私がパソコンをしているのは、子どもが寝静まった夜中が多いのですが、
今日は久々に午前中に開いています。

この間書いた原稿が本に掲載されたので(1)、
献本された本をお世話になった方に送ろうと思っていたのに、
手紙を書く気持ちの余裕がなく、まだ手つかずのままです。

春のお便りも何人かに送りたかったものの、
春休みは花粉症に悩まされながら、子ども達とのイベントをこなしていたので、
勉強らしい勉強はほとんどしない毎日でした。

いろいろやってみたいことはあるのですが、
上の子が小3、下の子が幼稚園入園となり、家族で出かけたりするのも
あと少しなんじゃないかと思うと、子どもとの時間を優先してしまいます。

読み聞かせをしている先輩ママさんたちに、よく言われるのです。

「自分の子供を育てているときは、日々追われていて、
 読み聞かせの素晴らしさなんて知らなかった。
 自分の子供に読んであげたかった。」

と・・・

もちろん、自分のお子さんに読んできた先輩ママさんもいますが、
学校での読み聞かせボラ等で、絵本の読み聞かせの楽しさを知り、
絵本の勉強を始めたという人も少なからずいるのです。

だからこそ、絵本の読み聞かせの素晴らしさを今すぐにでも伝えたいのですが、
そうすることで、我が子の気持ちが不安定になってしまったら本末転倒なので、
昨年夏の出来事(2)をきかっけに、子供優先の生活を送るよう心がけています。

勉強をしない日が多いことに、不安を感じることもありますが、
きっと未来の私が今の私を見たら

「子どもが絵本を持ってきてくれるうちは、喜んで読んであげな!
 今の優先順位で間違っていないよ!」

と声をかけてくれるんじゃないかなと・・・

幼稚園は保育園より親子イベントが多く、
クリスマス会やお誕生会などで、私が園児たちに絵本を読む機会が出てくると思うので、
そうしたことも楽しみたいと思います。

そして、絵本の読み聞かせの良さを保護者の方にPRできたら、
これほど嬉しいことはありません。

今年度も楽しい一年となりますように・・・!

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【注】

(1) 過去ログ 「原稿、峠を越える」参照。

(2) 過去ログ 「息子との絵本タイムを復活させたい」 参照。

【今日(昨日)読んだ絵本】

★ ピーター・ゴセージ 作 / 浜島誉志子 訳 『マウイたいようをつかまえる』 偕成社、1989年。
「娘と息子のお気に入り絵本。地味な絵本だが、子どもを惹きつける何かがある。」(91/100 再読)

★ アーノルド・ローベル 作 / 三木卓 訳 『ふたりはいつも』 文化出版局 1977年。
「がまくんにすっかり共感しっぱなしは息子。このシリーズはその日の気分に合わせて持ってくる。」(92/100 再読)