MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

小6の娘、今も寝る前に本の読み聞かせ

2023年04月19日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
子どもの学校が始まり、2週間ほどが経ちました。

娘の通う小学校では、5年生から6年生に上がるときには、クラス替えがなく、
変わるのは担任くらいで、その担任もいい先生だったので、娘も喜んでいました。

そんなわけで、私は安心しきっていたのですが、
春休み明けで、子ども達は学校生活のリズムにまだ慣れなかったり、
最高学年ということで、今までにない学校でのお仕事が増えたりなど、いつもより疲れていたのです。

学校だけでなく、幼稚園や保育園などの集団生活は、楽しいこともありますが、
我慢が強いられることも多く、子どものは思いのほか、疲れてしまうこともあります。

娘のように小6となれば、もう自分で本を読む子が多いのですが、
娘は疲れたときは本を読む気にならず(よっぽど好きな本でない限り、自分から読もうとしない)
本を全く読まない日が続くこともしばしば・・・


生活感のある児童書の本棚のそばに、無印のダメソファと年期の入ったプレイマット。座椅子やローテーブルでも相性がいい。

部屋に本がある環境が整っていても、読書から手が遠くことは、普通にあります。

大人でも疲れているときは、活字だらけの本を読む元気がなかったりします。
子どもも疲れているときや、気分が乗らないときは、読書をする気が起きなかったりします。

そんなときは、絵が多い本や、見開き1ページで内容が簡潔するような本(『ざんねんないきもの事典』のシリーズ等)、
学習漫画タイプの本など、疲れていても読める本が手元にあると、自分で読んだりします。
そうした本だと、読むハードルが下がり、ちょっと読もうという気持ちになったりするのです。

とはいっても、、それでも本を読みたい気分でないときもあります。
本が嫌いなわけではなく、読む元気がないのです。
けれど、読んでもらえるのなら、喜んで聞く場合もあります。

うちの娘がまさにそのタイプで、5年生の時に寝る時間が遅くなることが多かったので、
午後10時までに寝る支度ができたら、好きな本を読んであげると伝えたところ、
頑張って午後10時までに寝る支度をするようになりました。

そう、娘は本を読んでもらいたいのです。

小さい頃から寝る前に絵本の読み聞かせをしてもらっていた娘には、
寝る前の絵本の読み聞かせは至福の時なのです!

自分で読まないので疲れない。
お話を聞くことに集中できる。
楽しい気持ちで眠りにつくことができるなど、寝る前の読み聞かせはいいことづくしです。

(もちろん「もう自分で読むから読まなくていい」というお子さんもいます。
 その辺は個人差があるので、お子さんの気持ちを尊重しましょう)

「小学校高学年になっても読み聞かせをしていたら、自分で本を読まなくなりそう・・・」

と思う人もいるかもしれませんが、自分で本が読める子でも、読み聞かせをしてもらいたかったりします。

母親だって自分で料理は作れるけれど、人に料理を作ってもらうのは嬉しいのと同じです。

娘に夜になると「今日は本読む?」と聞くと「読んで!!」というときもあれば、
「今日はいい」という日もあります。

自分で読めるような簡単な本でも「今日はこれにして!」と、本を指定してくることもあります。
そういう時は、できるだけ本人の希望する本を読むようにしています。
(今、この本を読んでもらいたい気分!というのがあるので、そこは尊重する)

6年生になった今、疲れやすいこの時期は、娘にとって夜の読み聞かせは嬉しいようです。

夜の10時頃に本を読み聞かせするからか、私の寝る時間も遅くなってしまったり、
疲れがひどいときは、娘に本を読んだ後に、そのまま自分も寝てしまうことも・・・

そういう意味では、ちょっと大変なこともありますが、
子どもと一緒に本を楽しむのは、もうあと1年あるかないかだと思いますし、
子どもが本を読んでもらうことを望んでいるので、一緒の本の世界を楽しもうと思います。

同じ本を楽しんでいると、絵本の読み聞かせの時と同じように、
親子で同じ物語体験をすることで、本の感想を一緒に共感し合えたりするので、
親子でかけがえのない時間を過ごすことができます。

私自身も娘に本を読んでいると、とても楽しいので、読もう!と思うのかもしれませんが・・・

思春期に入ると、親と子どもの距離が少しずつ離れていきますが、
本という共通の趣味があると、本の話が親子でできるので、共通の会話が少し増えます。

子どもが「この本面白いよ!!読んでみて!!」と親に言ってきたときは、
できるだけ、すすめられた本を読んでみるといいです。

今、子どもがどんなことに興味があるのかもわかりますし、
その本のどんなところがよかったかを、一緒に話すことができるので・・・

子どもが学校の図書館で借りてきた本を「読んでもいい?」と聞いてみるのも一つの手です。
(子どもが借りている本なので、返却期限を過ぎないように注意!)

その本に関する話を、親子でする機会が生まれます。

ちなみに、親が読んでほしいと思うような本を読んでくれないときは、
読み聞かせの時に、本人の好きな本を読みながらも、
何回に1回かは、親が読んでほしいと思うような本を、読むのはありです。
(本人の許可を取って。この辺は絵本の読み聞かせの時と同じです)

私も基本的には娘が読んでと言ってきた本を読んでいますが、
時々「この本も面白そうだから、少し読んでいい?」と聞き、OKが出たら、
本人が読んで欲しい本を読んだ後に、少し読んだりします。

自分では読むのが難しいけれど、面白い内容の本などは、
読んであげると続きを楽しみにしてくれたりします。

上の子(今、高2の息子)の時も、小6ぐらいまで寝る前に本を読んでいたのですが、
あまり本を読まない子でしたが「本は楽しい物だ」と思っていたようで、読み聞かせは大好きでした。

本人が希望しなかったり、嫌がったら読まない方がいいですが、
こちらが「読もうか?」と提案したりしたときに「読んで!」と言ってきたら、
親の無理のない範囲で読んであげるといいです。

時には本を自分で読むのを面倒に感じ、親にばかり読んでと言ってくるかもしれませんが、
学校での朝読書や、図書の時間に本を読んでいるのなら、そんなに気にすることはありません。

親に甘えを受け止めてほしい時があり、
甘えを受け止めてもらえると、子どもが明日も頑張ろうと思えたりします。

私は我が子に絵本の読み聞かせを始めて15年以上経ちますが、
こんなに読み聞かせを長く続けることになるとは、思ってもいませんでした。

昔も今も、娘がなかなか眠れないときなど「本読もうか?」と聞くと、とても喜び、
安心して眠ったのを覚えています。

幸せな時間を、他の人より少し長くもてていることを、嬉しく思いながら、
今後も本人が「読んで!」と言ってくる間は、本の読み聞かせを続けようと思います。

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読書のための椅子?!ニーチェアXが我が家に仲間入り!

2023年04月12日 | 絵本とインテリア
かなり久しぶりの更新です。

忙しい日々が続いており、なかなかブログの更新ができなかったのですが、
子どもが家にいない、久しぶりの平日休みを取ることができたので、久しぶりに近況を書きたいと思います。

学校司書として働き始め、6年目となりました。
娘の小学校入学と同時に働き始めたのですが、そんな娘も小学6年生となりました。

まだ娘が寝る前に、本を読み聞かせしています(笑)
その辺のことは後日ゆっくり書きたいと思います。

今日は絵本の読み聞かせの話ではなく、狭い我が家のリビングに、新たに取り入れたソファのような椅子、
ニーチェアX(エックス)(注1)(以下ニーチェア)という椅子を、どうして入れたかについて少し書きたいと思います。


休みの日の日中などは、窓ぎわに置いて読書。持ち運びできるところがいい。オットマンも一緒に。

子どもは高2と小6。絵本リビングに、ダイニングテーブルやダイニングの椅子を置くことも考えました。
いろいろ考え、調べ、家族がリビングに何を求めているかを総合して、
どういった家具を取り入れるのが望ましいかを、ここ数年考えてきました。

数年前から気になっていた、ソファのような「ニーチェア」という椅子のことを調べても、
私が知りたいような感想があまりヒットしなかったので(ロッキングの感想はあっても、Xのは少なかった)、
「それなら自分が使用感を書こう!」と思い、導入までのプロセスを書くことにしました。
(なので、今回は読み聞かせ関係の話ではないのです。ちなみに、ニーチェアの回し者ではありません・・・)

我が家はリビングが狭いということもあり、ロースタイルリビングで、
ダイニングテーブルは置かずに、120センチの丸いちゃぶ台をリビングに置いて、食事をしています。

ソファは昨年購入した無印の人をダメにするソファ(注2)(以下ダメソファ)が1つありますが、
ダメソファだと、もたれてダラッとするときはいいのですが、
長時間読書をしたときに、姿勢が悪くなってしまい、読書には向いていません。
(短時間の読み聞かせや、子どもが絵本を読むのに楽しむ分にはOK)

無印の座椅子(小)が2つあり、いつも座椅子に座ってパソコンや読書をしていますが、
この年齢になってきて、読書の時に「腕を支えるアームがほしい!」と思うようになり、
アームのない座椅子での読書がきつくなってきました。

そこで、アームつきの椅子を家に入れて、長時間読書ができるようにしよう!

しかし、ごろ寝タイプの家族は、椅子に座ってくつろぐタイプではありません。
学校や職場で椅子に座っているので、家ではゴロゴロしたいのです。

子ども達もちょっと大きくなってきたので、無垢のダイニングテーブルなんてどうだろう?
名作のYチェア(注3)と合わせたら素敵だろうな~と思ったのですが、
家族はそんな椅子に興味はありません・・・
(私も北欧インテリアとかに憧れたりします)

くつろぎ感のある椅子はアームがついて座面もどっしりしており、重たいことが多いです。
それが家族4人分(4脚)となると、相当の重さで幅もとり、ダイニングテーブルも大きくなります。
我が家の狭いリビングに置くとなると、ロースタイルを諦めなければなりません。

まだ、ごろ寝派の家族のことを考えると、今はそのタイミングではないと思いました。

ソファは重たい物が多く、狭い我が家に置くと圧迫感が出てしまいます。
圧迫感のないソファもあるのですが、私以外の家族は喘息もちで、ハウスダストの数値が高く、
ダニの住処になってしまいがちなソファは、できるだけ避けたいのです。

また、料理や飲み物をこぼすことなども日常茶飯で、
(高2、小6になっても・・・私の革カバンにカレーをこぼされたことも!)
ソファカバーを汚したときに、洗うのが難しいものは、できるだけ避けたいのです。

ソファダイニングも考えたのですが、ソファのようにくつろげないものもあり
カバーが布製なのに、洗いにくい物なども多く、食事中にソファにあれこれこぼされると、
子どもに注意ばかりすることになるので、そうしたソファは今は無理だと思いました。

布団で横になるほどじゃないけれど、座っていて疲れない椅子。
長時間読書ができる椅子を、せめて1脚でいいのでリビングに置きたいっ!!

そこで、いくつか自分の希望する椅子(ソファ)の特徴を書きました。

・長時間読書をしても疲れない
・軽くて持ち運びができ、掃除をするときも動かしやすい
・肩や頭も支えてくれる
・腕を置くアームがついている(読書のためにも絶対条件)
・カバーを汚した時に洗える(洗濯機可ならなおよし、クリーニングでもOK)
・ナチュラルな部屋になじむ
・圧迫感がない
・子どもが使っても危なくない(角などがない)
・ダイニングチェアよりも、ソファに近い座り心地
・できるだけダニの住処になりにくいものがいい(家族が喘息のため)
・木製で、できたらウレタン塗装でなく、オイルフィニッシュかソープフィニッシュがいい

アウトドア用のチェアなどは、たためて軽い物が多く、座り心地がいい物も多いのですが、
木製インテリアになじむ家具を希望しているので、
できたら化繊やプラスチックでないものを・・・と思いました。

何年か前からニーチェアも検討していたのですが、
鉄パイプの部分に少し抵抗があること、アームの木の部分がウレタン塗装ということもあり、
いいなとは思いながらも思い切れず、見送っていました。

しかし、今回アームの部分がオイルフィニッシュの物が限定で出ていることを知り、
「オイルフィニッシュなら!!」と思いながらも、以前よりかなり値上げしていたこともあり、購入を躊躇していました。

すると、気になっていたロッキングタイプ(注3)が売り切れてしまったため、
ここは大きな決断を迫られていると思い、慎重になりながらも、決断を下そうと思いました。
(限定商品のつらいところです・・・)

今までなくても生活できていたのですから、なくてもなんとかなるとは思うのですが、
もう接骨院に通ったり、肩こりがひどくなったり、視力がこれ以上悪くなったりしたくないのです。

ロッキングタイプのウレタン塗装と、スタンダードのXのオイルフィニッシュとだったら、
どっちがいいかなども考えました。(ニーチェアXのオイルフィニッシュはまだ在庫があったため)

他のソファや椅子もありなのでは?と慎重に考えました。

けれど、やはり今はダイニングテーブル&チェアを買う時期ではない。
家族の年齢がもう少し上がり、そろそろ椅子生活にしようとなるまでは、ロースタイルの方がいい。

となると、ソファを買うとしてもリビングの広さを考えると、1つが限度・・・

ロースタイルリビングが好きな家族が、読書をしたり、休憩をするときに座る、
ソファのような椅子が1つだけでもあったら、リビングがもっと快適になる!
リビングに試しにそうした椅子を入れてみたい!

家族には、読書の時に姿勢が悪くなり、接骨院通いになって苦労したことや、
姿勢がよくない状態で読書をしていたところ、近視がかなり進んでしまったことなども話し、
読書ができる椅子をリビングに置きたいと伝えました。

今までずっと現状維持できましたが、ここは思い切って体をサポートしてくれる家具を入れることで、
体の負担を減らそうと思ったのです。

値段が張るものだったので、家計からは捻出することができず、私の貯金で購入することにし、
私以外の家族も自由に使えるようにしました。

すると、ゴロゴロするのが好きな娘が、ニーチェアに居座るようになりました(笑)

彼女の中ではソファ感覚のようで、ニーチェアで宿題をしたり、
本を読んだり、タブレットをしたり、今まで布団でゴロゴロすることの多かった娘が、
リビングでゴロゴロするようになったので、肩や頭も支えてくれるニーチェアは、娘にとっては快適なようです。
(ちなみに、娘の身長は140センチ台。座るときはケットや座布団などで調整しています)

彼女はゆらゆらゆれる、ロッキングタイプを希望していましたが、子どもの頃にロッキングチェアが家にあった私としては。
足をロッキングの部分に挟んで痛い思いをしたので、スタンダードなXでいいかなと思いました。

その代わり、ニーチェアXのメリットを最大限に引き立てたいと思い、
奮発してオットマンも購入しました。
(脚を伸ばして休むと格段に楽になるのは、日頃から経験済み)


斜め後ろから。座るときは画像左下にあるバケツから、ブランケットや座布団、クッションなどを敷くなどして、体型に合わせて調整する。

ダメソファをオットマンに代用することもできるのですが、
男性群はダメソファが好きなので、ニーチェアを使っていても、ダメソファは使える環境にしました。
(息子は、そのときの気分で、ダメソファかニーチェアか選んでいます。オットマンの上でノートパソコンを使っていることも)

ちなみに、10年前だったら(息子6歳、娘0歳)私はニーチェアを買わなかったと思います。
絵本の読み聞かせには向きませんし、子どもが上に乗って遊んでしまいそうですし、落ちたら危ないですし。
当時は個人が長時間読書をするスペースよりも、床のオープンスペースが多いことを重視していたので・・・

子ども達がみんな小学生以上になったあたりから、ニーチェアを検討し始めました。
今は我が家も子ども達が、高2、小6となったので、わりと安心して置けています。

我が家でのニーチェアのメリットを書いておきます。

ステンレスの脚が、木が多いナチュラルな部屋になじむか悩みましたが、持ち手が木製で、
キャメル色のシートだからか、すっかり部屋になじんでいます。
ステンレスの脚のおかげで抜け感があり、圧迫感を感じさせません。(ここは大事!)

ニーチェアXは座面が低いので、ロースタイルリビングの我が家とは相性がいいです。

白いシートにも憧れましたが、家族はボトムスが黒ズボンなので黒い埃がつきやすく、
何らかをこぼしたりすことが多いので、色は汚れが目立たないキャメルに。
(ちなみに、よくシートに埃がつくので、コロコロでシートを掃除しています)

シートは生地が縮んでしまう可能性があるため、洗濯するときはクリーニングにする予定ですが、
家族が裸足の時は、オットマンに座布団を乗せるなどして(座布団カバーを洗う)、使ってもらっています。

大きな膝掛けをシートに敷くと暖かく、肌寒いときはその上にさらに膝掛けをかけると快適なので、
ニーチェアの近くに膝掛けや座布団などを置き、座る人にカスタマイズして座ってもらっています。

ちなみに私は身長150センチ代ですが、
読書の時は頭の位置に、低反発座布団を2枚挟むと、読書の時に頭が楽になります。
膝の上に画像にある、首につけるキャメルのクッションを膝に置いて読書をすると、ちょうどいいです。

私の場合、読書でなければ、頭の位置に座布団を挟まなくても大丈夫です。

座椅子の時は、いつも前屈みになり、背中が丸まりがちだったのですが
ニーチェアだと前屈みになりにくく、首の負担も軽減し、助かっています
(身長や体型によっては、腰や頭の部分に座布団やクッションを入れた方がいいかもしれません)

アームのおかげで、本を持っている肘をアームに置けるので、腕がとても楽です。
座椅子にはアームがなかったので、これはとても助かっています。

デメリットも書いておきます。

たたんだときに自立はするけれど、
自立して置いたときに、1メートルくらいの高さがあるので、ロースタイルの我が家では、畳んでも少し圧迫感があります。
(我が家は畳まず出しっぱなしで、基本は本棚の横で、天気がいいときは窓ぎわ、リビングに置きたくないときは和室に置いています)

畳んで置いてあるだけだと、地震が来たときに倒れてくると思うので、
畳んでおく場合は、倒れてこない場所に置いたり、倒れてくる場所に家族がいないようにした方がいいです。

ステンレスの脚は、スタンダードのニーチェアXでも、床に何かしら敷いた方がいいです。
(ロッキングの場合は、絶対敷いた方がいい)

我が家はこの画像では、下に厚手のプレイマットを敷いていますが(プレイマットに鉄パイプの跡が残ります)
今は鉄パイプの椅子などにつける、プレイマットのような素材の保護キャップをパイプ部分に複数つけ、
プレイマットは取り除いて床に直接置いています。


口コミで見つけた和気産業の保護キャップ(Mサイズ、GK-332,ダークブラウン)を、オットマンも含め、全部で16個つけている。

保護キャップを私はニーチェア1脚に12個もつけているので、ちょっと見た目がごつい感じになるのが残念。
(家族は気にしていませんが、私は気にしています・・・せめて明るい色があればよかったのですが、色は焦げ茶しかありませんでした)
けれど、掃除の時など、ニーチェアを移動させるとき、毎回プレイマットも移動させるよりは楽なので、見た目よりも保護キャップを選びました。

保護キャップをつけると、座ったときに鉄パイプに来る負荷が床に行かずに保護キャップに行くので、床が傷つきません。
保護キャップは少し堅いプレイマットのクッションのような感じです。
(保護キャップが床暖房対応ということもあり、リビングの床暖房を使う我が家には、うってつけでした)

ニーチェアに座ったまま、オットマンやニーチェアの位置を動かしたりすることがあるのですが、
そういうときに保護キャップがあると、直接引きずらないで、フエルトを貼った机や椅子のようにスーッと動かせますし、
動かしたときに傷のことを気にしないですむので、気が楽です。

ラグやプレイマットだと、持ち運びをしたときに、下に敷いている物も運ばないといけないので、
持ち運ぶ予定の人は、ラブやプレイマットを動かすことも考えないといけません。(掃除の時なども)

シートを洗うときは、アームと鉄パイプを固定しているねじを外さないといけないので、
シートは気軽に洗えません。(自宅で洗濯をすると、記事が縮小する可能性があるため、基本はクリーニング)

なので、洗濯可能な大判のケットなどを、元々ついているシートの上に敷くなどして、
大判のケットの方を洗うなど、何らかの工夫が必要かもしれません。
(シートの色を濃いものにすると、汚れが目立ちにくいです)

抜け感があるので、圧迫感はそこまでありませんが、スペースは1畳分ほどとります。
(オットマンがあると、もう少しスペースをとります)

床のオープンスペースがある部屋だと、置いても圧迫感が出にくいと思いますが、
床スペースがあまりない部屋だと(部屋が狭いけれど、大きなソファもダイニングテーブルも置いているなど)、圧迫感が出ると思います。
(そういう場合は使わないときは畳み、目立たない場所に置けば解決するかもしれませんが)

このブログの2枚目の画像からもわかるように、
後ろからだと、頭を乗せる部分の高さがわかるので、ちょっと圧迫感があります。
(頭を乗せる側は、よくいる側の反対にすると、圧迫感がなくなります)

以前は値段が手頃でしたが、今(2023年4月現在)は、ニーチェアは約5万円、オットマンは約3万円です。
安くないので、かなり勇気がいります。(少なくとも私にはかなり勇気がいりました)
もう少し出せば、Yチェアなどが1脚買える値段なので、どんな用途の椅子(ソファ)がほしいのか、よく考えて決めた方がいいです。

デメリットもいろいろ書きましたが、私としてはニーチェアに満足してます。
長時間、読書ができる椅子を探していたからです。

掃除の時も持ち上げやすく、重たくないので他の場所へ持ち運びもしやすい。
アーム部分は木のぬくもりもあり、鉄パイプの部分は抜け感があるので圧迫感がない。

ここに座ると「読書をしよう!」というスイッチが入り、集中もできるので、
読書の時間がより快適になり、生活の質が向上したのでよかったです。

やっぱり頭を支える部分があると、頭を預けられるので、かなり楽です。

子どもがもう少し大きくなっていて、ハウスダストもそこまで気にならず、飲み物などをこぼしたりしないようになっていたら、
違った椅子(ソファ)になっていたでしょう。

我が家の場合、子どもが汚すうちは「一生物の家具を!!」とあまり意気込まずに、
今の自分や家族のニーズを満たしてくれる家具に助けてもらいながら、
絵本リビングで、子ども達と楽しく生活していけたら・・・と思います。

【注】

(1)日本人デザイナー、新居猛(にいたけし)が作った1970年に作った名作椅子。

(2)無印良品での正式名は「体にフィットするソファ」だが、使い心地がよすぎて「人をダメにするソファ」とも呼ばれている。

(3)北欧家具の巨匠(きょしょう)、ハンス・J・ウェグナーが1950年にデザインし、今も作られ続けている名作椅子(CH24)。見た目の特徴からYチェアと呼ばれている。

(4)ニーチェアには、通常タイプとロッキングタイプがあり、ロッキングタイプはその名の通り揺れるので、心地いいと評判がいい。
  しかし、床が傷つきやすいので、ラグなどを下に敷く必要がある。

【昨日、娘に読んだ本】

辻村深月『かがみの孤城』ポプラ社、2017年。
娘が大好きな小説。一度一人で読んだものの、寝る前に読んでもらいたいとのことで、寝る前に少しずつ読んでいる。

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